今回は 「武田元繁と有田合戦」 を掲載しました。この 「有田合戦」 は西国の 「桶狭間の合戦」 とも呼ばれ、歴史を大きく左右した有名な戦です。毛利元就はこれを機に躍進し、我が郷土の”安芸武田氏”はこの戦いに破れ、大きく衰退のみちを歩むこととなり、ついに、それから24年後に滅亡してしまいます。
「北広島町有田で命運をかけ凄まじい戦いがくり拡げられたことであろう」 そういう思いで現地の取材をしました。武田元繁が戦死した”又打川”傍の戦死地を示す碑や熊谷元直、己斐宗瑞などの墓碑,一帯の古戦場跡は 「地元の人に聞けば、容易に判るであろう」 と思い、少し詳細な”道路地図”を持参しましたが意外な事に訪ねた地元の方でも余り知られていませんでした。当地で入手した 「観光ガイドブック」 にも掲載されていません。
「さてどうしよう!」少々困惑したのですが--中国自動車道千代田インターから出たところのに ”道の駅 舞ロ-ドI,C,千代田” があったのでそこで聞いてみることにしました。運よく、そこには 「北広島町観光協会」 の事務所がありました。趣旨を説明し訪ねた結果、概ねの位置が判りました。車で近くまで行き、その後はほとんど徒歩で探し訪ね目的の場所に到達、写真撮影がかなった時は安堵しました。
有田城跡に立てば”兵(つわもの)どもの夢の跡”を一望できます。なお、有田から北西約5km?に位置する同町今田にはこの戦いで元繁が最初に落城させた今田氏の 「今田城跡」 や麓には 「城館跡」 もあります。関心のある方、この地の歴史探訪は如何でしょうか。 K,N
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