ちょこっとお知らせ 2008-09-15 | 雑記 ちょこっとお知らせです。 弓道関係の記事を独立させるため、新しく弓道ブログを開設致しました。 弓道ブログを立ち上げた理由は、ログを見返して稽古に役立てたいと思ったからです。 もし弓道がお好きでこちらのブログをご覧になっていた方がいらっしゃいましたら、 申し訳ありませんが、Bookmark からお遊びにいらしていただければ幸いに存じます。 こちらの弓道カテゴリーの記事は近日中に雑記に移動する予定です。 *画像は向かって左側から、Dearest、ベッツィー、Arielです。
「太王四神記」第22話(2/2) 2008-09-15 | テレビ等の感想 韓国ドラマ「太王四神記」第22話『最後の守り主』の感想の後半です。 第22話の感想は長くなりますので、二つに分けました。前半の感想はこちらです。 ネタばれを含みますので、まだドラマをご覧になってない方はご注意下さいませ。 陣営に戻って怪我をした兵士を見舞うタムドクに、生き残ったホゲの将軍の一人(騎馬隊隊長?)が跪(ひざまず)きます。 「陛下。大将軍はどうなりましたか?」 「彼の部下が連れて行ったが止めなかった。行き先も聞いていない」 「不忠を働いた身で、厚かましくも陛下にお願いしてよろしいですか?」 「そなたは不忠など働いていない。 大将軍に仕えろと、私が頼んだから今ここにいるのだ。言ってみろ」 「嘘をついていただきたいのです。この先も契丹人が大将軍を追うでしょう。 どの道この傷では長くありません。私の首を大将軍の首と偽って下さいますか。 天の遣わした尊いお方にこんなお願いをするなど罰あたりですが、なにとぞお願い申し上げます。 私の首を、契丹にお渡し下さい」 深々と頭を垂れる騎馬隊隊長(多分)。 確かに、契丹が高句麗と同盟を結ぶ条件が、ホゲの首を差し出すことでした。 何と言う忠義の人などでしょう。 こんな立派な人なのですから、もう少し早くホゲを諌(いさ)めるとか、何とかできなかったのでしょうか。 ホゲに最後まで仕えた人たちが優れていればいるほど、残念で仕方ありません。 そういえばイルスもひと癖ありそうな印象でしたが、最後までホゲにつき従った立派な男の一人でした。 でも、ふと思い出すと……。 この人が騎馬隊隊長なら、確かホゲ軍を足止めするためにタムドクにうまく使われたのですよね。 そう思うとこの場面もタムドクのしたたかな一面が見える、ということでしょうか。 (ところで、本当に騎馬隊隊長なのでしょうね。違いましたら、すみません…) さて、チュムチは傷もすっかり癒えて、元気です。 タルビさんに介抱されたりして、幸せそうです。 コムル村の村長・玄武の守り主のヒョンゴが四神の神器の講釈をたれてやりますが、あまり聞いてはいなさそうです。 「玄武は暗き怒り。青龍は冷たき慈悲。白虎は、純心なる勇気だという。 だから、チュムチ。白虎の選んだ守り主は、まさしく、チュムチ、そなただったのだ」 「守り主ってなんだい?」 チュムチ、いい味出してますね。 一方、チョロはタムドクに事情徴収(!)されています。 「見つかったのか?」とスジニの行方について尋ねるタムドク。 「そうです」 「それで?」 「見つからなかったことにしてほしいと」 「それで、置いてきたのか? あいつを一人」 「頼まれたのです。私に、王様を守るようにと」 「そこに、あいつがいた場所に行ったら、見つけられるかな?」 「無理です。もう、私も見つけられません」 タムドクにいじめられて、チョロ、しょんぼりです~~って、いえ、そんな変な場面ではないのですが。 最近私の中ではチョロ株急上昇中ですので、つい肩入れしてしまいます。 スジニと王様の板挟みですよね……。う…、チョロ、可愛い♪ さて、ここでまたまたびっくり展開でございます! ホゲとキハが合流しておりました。 しかも火天会の護衛付き。 火天会の本堂・阿弗蘭寺(アブルランサ)目指しての旅の途中です。 キハはホゲに語りかけます。 「わたしにも、もう何も残っていません。 大切なものは何もかも失ってしまった。 失ってみて、やっと分かりました。 天は我々など、眼中にもありません。 天が見ているのは、ただ一人。 大事なのはその人が天の試練を乗り越えられるか、それだけです。 あなたと私、我々は、試練を与えるために使われた、単なる薪です」 「彼を鍛錬するために必要だった炉。そこにくべられた薪か」 「わたしはその天と戦うつもりです。 これ以上天が地上の人々に干渉できないよう、戦います」 「天に見放されたら、地上はすぐに地獄と化すかもしれない。 私は人間を信じない。自分を見て良く分かった。 人間はどこまでも卑劣で残酷になれる」 「地獄でもいい。それでも、自分の運命は自分で決められるでしょうから」 二人は手を取り合いました。 他の人の意見も聞いてもらいたいものです。 私なら、地獄は嫌ですけど。 さて、キハとホゲの二人は火天会の本堂・阿弗蘭寺(アブルランサ)に着きました。←まあ、乗り込みました、という雰囲気でしたが。 大長老は朱雀の神器の力を使ってまた若返っています……すごい。エステサロン開いて欲しい、と思ったのは私だけではない筈。 キハは虎族の末裔・火天会の長老たちに尋ねます。 「私は誰だ?」 「われら虎族の母、火の巫女様です」 「ならば、私の前にいる、あの死にもしない男は何だ」 「記憶にない大昔から、我々虎族の大長老でした」 「どうすれば、私があれを殺すことができる」 「我々は方法を存じません」 「直接聞こう。どうすればお前を殺せるのだ。 良く聞け。何をするにしても私の子を殺したお前を殺してからだ。 そうでないと始まらない」 「キハ様の子供は生きています」 この後、キハは大長老の不思議な力で事件当夜の出来事を全て思い出しました。 『おまえの王様、お前の姉の子だ』と言うサリャンの声と共に赤子がスジニに託されたことを……。 妹と子供が火天会の手に落ちたのではないかと不安に駆られるキハ。 「言ってみろ。望みは何だ」 「はるか昔、チュシンに奪われた虎族の国を取り戻すことです」 「お前自身の望みは何だ」 「タムドクの心臓を。そして彼の持つ玄武と白虎の神器を手に入れること。 そうすれば、四つの神器がすべてここに集まり、真なる天の力を得ることができます。 これが私の望みです。キハ様、お子様を助けたいですか?」 「おまえの望みがすべて叶ったら、そうしたら子供を助けるという訳か」 大長老、どこまでもキハを操ろうとします。 太王タムドクは賢帝としてその手腕をふるい、高句麗五部族をまとめ上げ、国と周辺属国を治めます。 今はさびれたヨン・ガリョの屋敷の庭に一人佇み、物思いにふけるタムドクに、チョロは酒を差し出します。 スジニに頼まれたことを忠実に守っているチョロです。 タムドクはチョロにも酒を進めますが、チョロは酒の匂いもダメなのですね。全然呑めないです。 青龍の守り主なのに、ウワバミではないなんて…不思議です。 この場面のチョロが、子犬のように可愛らしいです。 いつも影のように付き従うコ将軍も素敵です。 さて、タムドクは後燕からの書状に書かれた言葉に、耳を止めます。 『陛下はどんな痛みも一日で癒すお方だと聞きました』 それは、かつてタムドクがスジニから言われた言葉と同じ言葉だったのです。 後燕にスジニがいるのでしょうか? 二人は再び巡り合うことができるのでしょうか? そしてキハの子供の運命は……。 そして、結局、偽のホゲの首を契丹に差し出したのでしょうか? あと放送も残すところ二回ですが、まだ終わって欲しくない……が本音です。 というより、残された諸々を考えると、これからはますます怒涛の大展開となるのでしょうか? 今回はとても盛り上がった回で、感想も思わず長くなってしまいました。 前半の感想はこちらからどうぞ。 *画像はアベルです。 各話へのリンクです。11話から始まっています。同窓で開きます。 第11話 第12話 第13話 「キム・ジョンハク監督のインタビュー」 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話(前半) 第22話(後半) 第23話 第24話(前半) 第24話(後半)