銀うさぎの庭(お人形日記)

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「太王四神記」第16話

2008-07-27 | テレビ等の感想

「太王四神記」第16話『白虎の神器を巡って』の感想です。

一部ネタばれを含みますので、まだドラマをご覧になってない方はご注意下さいませ。
今回は派手な展開はなく、陰謀渦巻くお話でした。

ホゲは相変わらずキハ様にいいように操られています。
またもや前線のホゲ軍陣中に現れたキハ。
女の身で戦場までどうやって行き来しているのでしょうか…? 単純に不思議です。

ホゲに鎧を着せかけてあげるキハ。
キハに「白虎の神器を探すと共に、通過する領土と部族をホゲ様のものに。そしてチュシンの王となって下さい。待っています」と言われ、大いにその気になるホゲ。
でも、振り返った時にはもうキハはいません。素早過ぎ、キハ!
このときにホゲの哀愁漂うまなざしが哀れを誘いますが、この後ホゲはとんでもない奴になるので同情は禁物です。

さて、とっくに国内(クンネ)城に戻ったと(私が)思っていたタムドク軍は、まだ関彌(クァンミ)城にとどまっていました。
百済の援軍が迫っているという緊急事態にも動じないタムドク王。
冷静に百済の国内事情を考慮しつつ、自軍が大軍であるかのような流説を流させ、百済軍を撤退させることに成功します。
またもや無血勝利です。

関彌(クァンミ)城城主・チョロはタムドクと顔も合わせず、槍を手に城を出奔してしまいました。
仕えるにたる王か否かどうか見極めたい、と言っていましたから、身分を隠してタムドクの周辺に出没するのでしょう。(楽しみ!)
青龍の神器はタムドクが持っています。
別に守り主と神器がセットでなくても良いのですね。



ところで、ここで大変な事態が勃発します!
高句麗一の腕を持つ鍛冶屋のパソン姉さんと兵站隊長のタルビが火天(ファチョン)会にさらわれてしまったのです!!
パソンの兄が白虎の守り主であるということがばれてしまったのです。
賊を追討するフッケとチュムチが難民の群れに巻き込まれて捜索を断念するシーンが間抜けすぎます。
結局むざむざと二人はホゲ軍陣営まで連れ去られてしまいます。

さて、北方征伐中のホゲ軍の戦い方がむごいです。
皆殺しに略奪、暴虐の限りを尽くしています。
できるだけ味方の血も敵の血も流したくないというタムドク軍との対比なのでしょうが、見ていてちょっと気分が悪くなりました…

ホゲの前に引き出されるパソンとタルビ。
パソンに兄の行方を吐かせるために目の前で次々と近隣の鍛冶職人たちを切り殺させます。
その血も涙もないやり口に、タルビが涙で訴えます。
「子供の頃お世話をしたタルビです。こんなお方ではなかったのに…どうしてこんな残酷な方に…?」と。
さすがのホゲも心を動かされた様子でしたが、もう引き返さないでしょう…。



今回、神器とチュシンの王に関する重要な事実が火天会の大長老によって明らかにされました。
その言い伝えとは…


神器が目覚めるには条件がある。
神器の守り主とチュシンの王が同じ場所にいなければならない。
神器が目覚めるためには『心』が必要である。
朱雀の場合は赤い情熱。チュシンの王への熱き思い。
玄武は暗き怒り。チュシンの王の深い怒り。
青龍は冷たき慈悲。
白虎は純心なる勇気。等々…


コムル村の村長で玄武の神器の守り主のヒョンゴは玄武の神器である杖に向かって雨を降らせようと苦心していましたので、この神器に関する言い伝えは知らないのでしょうか。

キハが大神官となり様々な陰謀を巡らしていることを知ったタムドクは国内城に戻ると決めます。
一方、キハは、国内城に帰還したタムドク軍をすぐには入城させず、タムドク一人を神殿に来させるよう画策します。
タムドク軍のチュシン騎馬隊をけん制するために外敵・北魏の軍を引き入れようとするヨン・ガリョの案(実は火天会の策)にはさすがの貴族の重臣たちも難色を示します。
どう考えてもこれはまずいでしょう…。
貴族のみなさんには保身ばかりでなく、もっと大局を見て欲しいものです。

色々なことが次々と起こって大忙しの第16話でした。
次回は第17話『冷たき慈悲』です。タムドク王とキハ大神官の直接対決です。

*画像はジェニーです。

各話へのリンクです。11話から始まっています。同窓で開きます。
第11話 第12話 第13話 「キム・ジョンハク監督のインタビュー」 第14話 第15話
第16話 第17話 第18話 第19話 第20話
第21話 第22話(前半) 第22話(後半) 第23話 第24話(前半) 第24話(後半)

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