岐阜大学ボート部

川辺漕艇場で練習しています!
部員42名 enjoy rowing!!

奥穂高夏山診療所

2015-08-01 10:20:25 | 行事
こんにちは。史です。ブログ更新が遅くなってすいません。

なぜブログ更新が遅れたかというと、昨日まで僕は岐阜大学の奥穂高夏山診療所に行っていたからなんです。



夏山診療所は日本で3番目に高い山である奥穂高岳の標高3000メートル地点にあります。高山病や落石等によるけがなどの治療を行う診療所です。医師や看護師、学生の何人かで班を組み4日毎に交代して診療を行っています。

標高3000メートルにある診療所へは行くのも一苦労です。登山道は途中まで標高の低い山の整備された道と同じような様子です。しかし、最後診療所へ上がっていく道は岩場だらけで、鎖や梯子がかかっているところもあります。ザイテングラードという名前がついており、とても険しいです。もし滑落すれば数百メートル下まで落ちます。後ろを振り返り何度後悔したことか。それでも診療所に到着すれば今までの苦労を忘れてしまいます。診療所の前から急峻で堂々とした岩壁の山々を眺め、朝には朝日を、夕方には夕日を拝めば下界では到底わからない大自然の美しさ雄大さが感じられます。


また、時間があったので登山上級者の先生とともに北穂高岳へ行きました。途中の道のりはザイテングラードとは比べ物にならないくらい険しく途中死ぬかと思いました。今更になって登山は死と隣り合わせのスポーツであることもわかりました。

あと、今回の登山で足の筋肉が全然鍛えられてないことを実感しました。再び山に登るためにも、ボートの方で速くなるためにもこれから足を鍛えていきたいです。

それにしても下界は暑いですね。熱で融けそうです。診療所がある場所は昼でも気温が約20℃までしか上がらず、夜は5℃近くになります。エアコンなんか絶対いりません。(というかストーブが必要なくらいです。)汗をかいてもすぐに乾きます。
今僕はこの記事を下宿で書いていますが、エアコンで部屋をガンガンに冷やしても汗がでてきます。窓から外を眺めると建物や田んぼなどが強い日差しに照らされており到底人間が快適に過ごせるような環境ではないことが伺えます。診療所の涼しさが恋しくなってきている史でした。

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