こんにちは。
鬼です。
突然ですが、腸の働きについて知っていますか?
食物を消化し、栄養分や水分を吸収する臓器だろ? 今さらどうしてそのようなことを聞くのか、と思われるかもしれませんが、それだけではないのです。
実は免疫応答に重要な役割を果たし、私たちの体を病原体から守っているのです。
腸(小腸)はその大部分が絨毛で覆われているのですが、ところどころに絨毛の存在しないクレーターのようなくぼみがあります。
このくぼみこそが、パイエル板とよばれる構造であり、免疫応答の現場です。
腸内の細菌たちは、このくぼみにズルズルと取り込まれ、パイエル板に存在するM細胞によってパクパクと食べられてしまいます。
その後、M細胞はその下で待ち構えているマクロファージや樹状細胞に病原体の情報を送り、これらがT細胞にこんなやつが体にいるよーと教えます。
すると、T細胞はこれは大変だ!と元気になってB細胞を増やし、B細胞が病原体を攻撃するIgAをつくることで、体にとっていらないものを排除します。
なんだかすごいですね!
ただ、食物アレルギーはパイエル板による影響が大きいのではないかと考えられているらしく、パイエル板の機能についての解明が進めば、もしかすると食物アレルギーの治療はもっと進歩するのかもしれません。
これからはパイエル板に注目ですね!!
鬼
鬼です。
突然ですが、腸の働きについて知っていますか?
食物を消化し、栄養分や水分を吸収する臓器だろ? 今さらどうしてそのようなことを聞くのか、と思われるかもしれませんが、それだけではないのです。
実は免疫応答に重要な役割を果たし、私たちの体を病原体から守っているのです。
腸(小腸)はその大部分が絨毛で覆われているのですが、ところどころに絨毛の存在しないクレーターのようなくぼみがあります。
このくぼみこそが、パイエル板とよばれる構造であり、免疫応答の現場です。
腸内の細菌たちは、このくぼみにズルズルと取り込まれ、パイエル板に存在するM細胞によってパクパクと食べられてしまいます。
その後、M細胞はその下で待ち構えているマクロファージや樹状細胞に病原体の情報を送り、これらがT細胞にこんなやつが体にいるよーと教えます。
すると、T細胞はこれは大変だ!と元気になってB細胞を増やし、B細胞が病原体を攻撃するIgAをつくることで、体にとっていらないものを排除します。
なんだかすごいですね!
ただ、食物アレルギーはパイエル板による影響が大きいのではないかと考えられているらしく、パイエル板の機能についての解明が進めば、もしかすると食物アレルギーの治療はもっと進歩するのかもしれません。
これからはパイエル板に注目ですね!!
鬼
我々も習いました。
今となっては殆ど意識する事のない言葉ですが、これらを勉強することによって今の仕事に役立っています。
基本を大切に勉学に頑張ってください。