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貧困と格差と闘え「どろろ」の教え

2007年03月18日 | 輪話和コラム

機関紙「輪話和509号」のコラムより

▼映画「どろろ」の続編が製作されるそうな。映画は見ていないが、原作を初めて読んだ。▼時は室町時代の動乱期、武士の醍醐影光は天下を取る為に48匹の魔神の前で生まれくる子供の臓器を捧げることを誓うシーンから物語は始まる。▼父の野望によって眼や耳など48部位を奪われ、捨てられた「百鬼丸」は、両親を時の権力に殺され、こそ泥として生きる「どろろ」と出会い、人間の体を取り戻すために48匹の妖怪を退治する旅が始まる。▼「どろろ」は1967年に少年サンデーに登場、当時は10年期限を迎えた日米安保条約の延長を阻止し、条約を破棄させようとする学生運動(70年安保)が盛んな時代だった。▼妖怪を退治するたびに人間の体を取り戻していく百鬼丸たちの旅は、百姓をこき使い、歯向かう者は容赦なく殺す父の村へとたどり着く。▼物語は、怒りに立ち上がる百姓と百鬼丸たちが、影光が背負った妖怪を退治し、村から影光を追い出すことで終わりを迎える。▼「人間らしさを取り戻す為に闘え」どろろは、貧困と格差にあえぐ現代に語りかけている。