4月17日「医師・看護師をふやせ、医療の危機打開をめざす国会行動」が行われました。岐阜県医労連からは3名が参加し、岐阜選挙区の自民党議員5人(金子一義議員、野田聖子議員、古屋圭司議員、藤井孝男議員、松田岩夫議員)の議員事務所に訪問、紹介議員の要請を行いました。
新しい請願署名の紹介議員は、4月22日現在で107人となりました。新たな紹介議員は、綿貫民輔衆議院議員(国民新党・富山3)、亀井久興衆議院議員(国民新党・比例中国)、田名部匡省参議院議員(民主党・青森)の3氏です。
岐阜県では、園田衆議院議員、平田参議院議員、山下参議院議院(いずれも民主党)の3氏が紹介議員となっていただいています。1人でも多く紹介議員になっていただけるよう、奮闘したいと思います。
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国会議員要請の前には、衆議院会館にて集会が行われ、自民、民主、共産、社民、国民新党の代表がそれぞれ挨拶、医療危機打開に向けた各党の取り組みや、決意が語られました。
「OECD諸国と比較しても、日本の医療費は低い。この医療費を政府与党は、更に削るといっている。お金がないと言い訳する。そんなことはない。国民のために使う予算はあるので、みなさんが怒りの声を上げなければならない。」
「みなさんは、国民生活になくてはならない医療現場を支えている。医療労働者のみなさんが、職場で燃え尽きてしまうような過酷な勤務があってはならない。国会で人員不足、超過勤務の問題など質問もしたが、医師・看護師の増員に力を尽くしたい。」
「診療報酬制度で包括性の後期高齢者診療が導入されると、病院の収入は減ってしまう。医療労働者の賃金や身分保障にも影響する。外からは兵糧攻め、中からは人がいなくなるという事態になる。医療や介護は人が生きていく根源。国民と医療人がともに手を携えてがんばらねばならない。」
「社会保障費予算2千億円を自動的にカットする仕組みこそ、改めなければならない。自分は与党の立場から、医療現場の声を国会にもちより、心一つにして、具体的な予算増や人員の確保につなげていきたい。」
「いま、いたる所で問題が噴出している後期高齢者制度は、何とかして本気で廃止したい。野党四党で廃止法案を衆議院に提出している。介護に関わる人材確保の問題と合わせて、予算を確保し、安心して老後を迎えられる、安心して医療・介護を受けられる制度を作っていきたい。」
「今日は、地元のみなさんから直接声をかけてもらい参加した。署名はどれだけあってもかまいません。みなさんと一緒にがんばります。」
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