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最低賃金のふしぎ

2020年10月28日 | とくになんということはないんですが
岐阜県の最低賃金は10月1日より1円上がって、852円になった。
たった1円しか上がらない。新型コロナ禍だからか?
飲食の大手チェーンの最初の時給は最低賃金に近いところが多い。
最低賃金は毎年引きあがってきたから、アルバイト募集のポスターを見て、ちょっと古いと「これ最賃違反じゃないの?」と思ってしまうぐらいの低さだ。
最低賃金は都道府県別に違っており、高いのは東京・神奈川で1,000円以上、いちばん低いのは秋田、高知、佐賀、沖縄などで792円。
いつも思うのはたとえば沖縄と東京ではベーコンレタスバーガーの値段は違うのだろうか?
東京のマックは高い?
そんなことはないと思う。
ということは全国チェーンは最低賃金の低い県から不当な利益を吸い上げているのではないだろうか。
県内しかない中小企業はいきなり人件費が上がると困るかもしれないが、その手当はきちんとしつつ、
最低賃金というものは全国一律でないといかん、と思うのである。

画像は 紺色らいおんさんによる写真ACからの写真