本日朝から生憎の曇り空。 天気予報では、兵庫県南部の降雨確率は午前中30%。 ただ、天気予報で言うところの兵庫県「南部」はドコを指してるのかが未だに謎だったり。 …まぁ、確実に降られるんだろうなぁ…とリュックに合羽を詰め込みつつ家を出る。
朝7時半頃出発して、明石の
たこフェリー乗船場に到着したのが8時45分頃。 43号線⇒2号線⇒28号線という流れでしたが、やはり街中走るのは気を使うというか、疲労度が高いです。 まして通常でも交通量の多い国道。 こちらのバイクはサイズが小さいので軽く見られやすく、片側1車線で流れに乗って走っていても後ろについた四輪車が結構ムリに追い抜かそうとしてきます。 怖いからヤメテ…。
無事に乗船場に到着して、まずは切符を購入。 ここで、
たこで湯ったり温泉きっぷというのを購入。 時計回りで淡路島を一周する場合、周りきる直前にあるスーパー銭湯「
美湯・松帆の郷」に入浴できるチケットの付いた特別乗船券ですな。 ここで最後に湯ったり疲れを癒しちゃったりしようという魂胆でございます。



午前9時に出航し、約20分程度で淡路島の岩屋港に到着。 結構あっという間。 のんびり下船してから走り始めた辺りで、ぽつぽつと雨が降り始めました。
ひとまずは
国道28号線に乗って洲本方面へ南下していきます。 交通量はそこそこですが、法定速度+αくらいで巡航していけており、天気がよければ左側に大阪湾を眺めながら気持ちよく走れたでしょう。
しかしかなり雨足も強まってきており、
久留麻交差点のファミリーマートで一旦避難。 合羽を用意しつつ、しばらく様子を見ることに。 しかし30分経っても雨が衰える様子もなかったので、諦めて再度走行に戻りました。
本当は「
世界平和大観音像」もちゃんと拝んでいきたかったんですが、正直それどころではなかったので横目に見ながらスルー。 とにかく、今回は走破することを主眼に置くことにしました。
南下して行くに従って少しずつ交通量は減っていきましたが、基本的に前方の車に付いて行くシチュエーションが多く、混んではいませんでしたが「快走」という感じではありませんでした。 雨も降っているので、海の眺めも正直微妙…
国道28号線はそのまま走っていると、洲本市内で徳島方面へ向けて西南方向にショートカットし始めるので、
炬口北交差点を左に折れて県道76号線・洲本の市街地・温泉街の方へ行きます。 温泉街の辺りは道が狭いワインディングになっており、対向車もそこそこあってちょっとスリリング。
さて、由良中を過ぎた辺りで一旦停止し、地図を見直し。 というのも、
ここからの道があまりに狭すぎたので、道を間違えたのか、と不安になったため。 ツーリングマップルの地図では細かく載ってないので判りにくかったんですが、まぁ間違いないだろう、ということで再度そのまま道なりに走行開始。
そして
ここで再度停止。
この交差点にあった立て看板に、
「⇒ 立川水仙郷・ナゾのパラダイス」
と書かれておりました。
…ナゾのパラダイス。
探偵ナイトスクープで紹介され、ネットでもカルト人気の高い観光スポットです。
はて、ここは通らなければいけない道の途中にあったのか、それともその道を外れてわざわざ向かわなければならないところにあったのか。 若干テンパってたので思い出せず、その時点でリュックから地図を出すのも億劫になるくらい雨足もかなり強くなっており、またちょっと怖いもの見たさもあったので、そのままナゾパラ方面へ走り始めました。 …結果的には、それが正解だったんですけれども。
中央線のない舗装された細い山道を、途中途中の「立川水仙郷」の看板を目印に上がっていくと、やがて大きな看板とともに「ナゾのパラダイス」が見えてきました。
場所的には
この辺り。
Goo地図の方が判り易いか。
googlemapだと航空写真でよく判りますねw
なんというか、
凄い所らしいです。
「らしい」というのは、結局入らなかったからでして。 怖くて(笑
入口からしてアヤシイ。 今日は雨だったので、本来ならば上の写真の入口におばちゃんがスタンバってて、ほぼ強制的に入園させられるそうですが、雨のためそのおばちゃんがここから少し離れたドライブインというかレストランに居たため無理に停められることはありませんでした。
でもその手前で谷の下にある園内を覗き込んでたら、レストランからおばちゃんが、
「ありがとうございます~~っ!」
と言いながら出てきたので、なんか慌てて逃げてしまいました。
なんというか怖かった(笑 …いや、実際は結構人のいいおばちゃんらしいんですけどね。
いつかは是非行ってみたいスポットではあるんですけれど、雨のせいで余裕がなくなってたし、ここでの寄り道がどのくらい後にに響くか計算できなかったので、今回はあくまで「走破」をメインに、寄り道を最小限にするつもりで来てたんで。
…とりあえず、ごめん、おばちゃん。 次回は絶対寄るからね。
さてそこからワインディングは下り道。 前後に車もなかったし、雨で路面も濡れ濡れだったので、自分のペースでゆっくりと下りて行きました。 やがて海が見えてきたところで、いよいよ快走路「南淡路水仙ライン」に突入です。
続く…