夏コミにて拙作を購入していただきました皆様、誠にありがとうございます。
せっかくですのでちょっと製作裏話をば。
今回の「SiG-SERiOUS!4」は、去年の勧業祭で配布した「Pilot」と冬コミで頒布した「Pilot 2nd」の正式販売版ですが、元々の内容をだいぶカットして（具体的には最後の行為シーン）仕上げております。
理由としては、ちょっと冗長だったかな、と思ったものでして。
ただ、仕上げてから内容を読み返したら、本来シグナムの「魔力や体力が回復した理由」を探るシーンとしての行為だったので、やはり残しておくべきだったのかなぁ、と思ったりもしてたり。
でも、やっぱりなんか上手くまとまんないんですよね… ざっくり描き直すのが一番なんですが、それもちょっと違う気もしなくもないし。
なので、「SiG-SERiOUS!4」はこの夏コミで出したのが正式なもの、とさせていただくことにします。
過去は振り返らないっ（°ｗ°）
製本について。
そりゃあできればオフセットで販売するのが一番いいんですけどね（＾＾；； 少部数しか印刷しない場合は採算が合わないというか。
かといって大量に印刷すると在庫が余りまくってしまうし… ってことで、今回はコピー本。
とはいえ、単純なコピー本で出すのもなんか申し訳ない気がしましたので、ちょっとだけ作り方に凝ってみました。
印刷は全て、「NET SQUARE」といういわゆるビジネスコンビニ（Kinko'sみたいなトコ）にデータまたはレーザープリンタで打ち出したものを持ち込み、出力してもらいました。
表紙はインクジェットプリンタで出力したものをカラーコピーするよりは、お店のPCでデータから直接出力してもらった方が綺麗にプリントされるだろうと思い、出力できる状態のフォトショップデータをUSBメモリに入れて持ち込みました。
そのお店のPCコーナーの真後ろに、カラーコピー機が何台もあったので、セルフでやる場合はそこに出力されるだろう、と思ってました。
ALK-MiN（以下「歩民」）：「すみません、フォトショップデータの出力をしたいんですが…」
店員：「セルフですか？」
歩民：「あ、はいセルフで… あと特厚口の紙で印刷したいんですが、どの複合機に出力されます？」
店員：「あ、（レジの奥にある印刷機を指して）アレに出力されますので、印刷できたらお持ちいたしますよっ」
…！？
歩民：「あーえーと、すみません、今から出力したいのはえーと、成人向けと言うかなんというか、その・・・、そういうのを出力することにおいて御社の指針と言うかそういうのってあるのでございましょうか？」
店員：「は？ え？」
歩民：「あ、いや、なんというかその、女性の裸が描かれてるようなそういうイラストなんでございますが・・・」
店員：「、え、えーっと、どのようなその… 何かテストでプリントされてるよなモノはあるんでしょうか…？」
歩民：「えーっと、ちょっと待ってください…（iPhoneで、以前にTwitpicに投稿した画像を出しつつ） …こんな感じなんですけど…」
店員：「…あ、ああ！ この程度なら大丈夫ですよ」
歩民：「はっ、そ、そーですか、じゃじゃじゃーお願いしますっ」
そうしてPCを借りて、初めて使うPhotoshopCSの操作に戸惑いつつ（ウチのはPhotoshop6）、テストで１枚出力して状態を見る。
店員：「こんな感じになりましたけど」
嬉々として出力した表紙を持ってくる店員さん。
嗚呼、店員さん、そんな広げながら持ってこなくてもいいですよ。
私の後ろにあたる店の外は、通勤ラッシュでごった返すJR三宮駅の駅ナカ。
人通り多いし全面ガラス張りなんだから目立つんですよって頼むわぁ…
特に問題なさそうだったので、そのまま残りを出力してもらい、その間本文の方をモノクロコピー機でプリントする。
こっちはさすがにセルフです。
表紙よりももっとヤバいしｗ
しかし最近のコピー機はすごい便利ですね。
コンビニコピー機の想定で、中綴じのページ構成とか気をつけて準備してたんですが、単純に「小冊子印刷」という設定にしておいて、ページ順に読み込ませるだけで、あとはB5本ならB4用紙に裏表４ページ分を、中綴じ構成にして印刷してくれる。
今回は表紙が別印刷だったからやりませんでしたが、そのままホチキス留めして製本まで自動でやってしまうそうです。
凄い。
全然手間かかんないじゃん、コピー本でも。
製本は上京したあと、ホテルでホチキス留めをし、裁断は後述の「秋葉原製作所」で行い、会場に持ち込んだ… という感じです。
あとポスター印刷。
今回試しに、ブースの華になるかなと思って、A2サイズくらいのポスターを作ってみました。（A3貼り合わせ）
これも自宅で作っていけばよかったんですけど、やっぱり結構ギリギリまで作業してたのでそこまであんまり考えてませんでした。
もしものために上京の際持参してたノートPCに画像データを一通り入れてたので、本と同じようにKinko'sとかで印刷しようかと考えてたところ、ふと思い出す。
…そういや、秋葉原に「同人誌製作のためのレンタルスタジオ」があるってメールが、上京前に来てたな…
メールそのものは自宅のPCの中なので読めないけど、ネットで調べるとすぐに見つかった。
名前はずばり、「秋葉原制作所」。
…わかりやすいっちゃ、わかりやすい。
場所もすぐに想像が付いたので、２日目終わった夕方くらいに訪れる。
コミケ期間中だから、下手したら並んでるかな？ と思ったけどそこまで混んでるわけでもなく。
ただ、さすがに印刷機４台がフル稼働で回ってる状態で、その空き時間まで随分待たされるカタチになった。
店内は狭いけど、ブース自体は普通かな、っていう程度の広さは取っている。
ただ狭いのに「快適な製作環境を」というコンセプトなのででかい椅子を使ってるため、後ろの席の椅子がコンコン当たったりして、ペン入れしてる時は鬱陶しいだろうな、と思ったり。
各種作画道具の無料貸し出しは有難いですね。 無料で飲み放題のドリンクも。
なので、待ち時間の間、カッターとカッターマット、定規とか借りて、本の裁断しながら印刷機が空くのを待てたわけですよ（＾＾
印刷も、周り全員がソッチ系なのでｗ 三宮のときのような気兼ねを一切せずにできましたしｗ
にしても、こういうお店、近所や通勤途上にあったら重宝するだろうなぁ… アキバでないと儲かりそうにないけど。
ちょっとだけ苦情を言わせてもらうと、店員さんが全員普段着だったので、客か店員かの判断が付き辛かった。
店内制服とはいわないけど、せめて全員エプロンか腕章でもしといてくれ、と思ったり。
あと、人大杉だと空調が… 暑かったです；；
ポスターの貼り合わせとかは全部会場で行いました。
その際、隣のサークルさんに随分と手伝っていただきました。 感謝感謝（＾＾
以上、C80の製作裏話でした（＾＾
せっかくですのでちょっと製作裏話をば。
今回の「SiG-SERiOUS!4」は、去年の勧業祭で配布した「Pilot」と冬コミで頒布した「Pilot 2nd」の正式販売版ですが、元々の内容をだいぶカットして（具体的には最後の行為シーン）仕上げております。
理由としては、ちょっと冗長だったかな、と思ったものでして。
ただ、仕上げてから内容を読み返したら、本来シグナムの「魔力や体力が回復した理由」を探るシーンとしての行為だったので、やはり残しておくべきだったのかなぁ、と思ったりもしてたり。
でも、やっぱりなんか上手くまとまんないんですよね… ざっくり描き直すのが一番なんですが、それもちょっと違う気もしなくもないし。
なので、「SiG-SERiOUS!4」はこの夏コミで出したのが正式なもの、とさせていただくことにします。
過去は振り返らないっ（°ｗ°）
製本について。
そりゃあできればオフセットで販売するのが一番いいんですけどね（＾＾；； 少部数しか印刷しない場合は採算が合わないというか。
かといって大量に印刷すると在庫が余りまくってしまうし… ってことで、今回はコピー本。
とはいえ、単純なコピー本で出すのもなんか申し訳ない気がしましたので、ちょっとだけ作り方に凝ってみました。
印刷は全て、「NET SQUARE」といういわゆるビジネスコンビニ（Kinko'sみたいなトコ）にデータまたはレーザープリンタで打ち出したものを持ち込み、出力してもらいました。
表紙はインクジェットプリンタで出力したものをカラーコピーするよりは、お店のPCでデータから直接出力してもらった方が綺麗にプリントされるだろうと思い、出力できる状態のフォトショップデータをUSBメモリに入れて持ち込みました。
そのお店のPCコーナーの真後ろに、カラーコピー機が何台もあったので、セルフでやる場合はそこに出力されるだろう、と思ってました。
ALK-MiN（以下「歩民」）：「すみません、フォトショップデータの出力をしたいんですが…」
店員：「セルフですか？」
歩民：「あ、はいセルフで… あと特厚口の紙で印刷したいんですが、どの複合機に出力されます？」
店員：「あ、（レジの奥にある印刷機を指して）アレに出力されますので、印刷できたらお持ちいたしますよっ」
…！？
歩民：「あーえーと、すみません、今から出力したいのはえーと、成人向けと言うかなんというか、その・・・、そういうのを出力することにおいて御社の指針と言うかそういうのってあるのでございましょうか？」
店員：「は？ え？」
歩民：「あ、いや、なんというかその、女性の裸が描かれてるようなそういうイラストなんでございますが・・・」
店員：「、え、えーっと、どのようなその… 何かテストでプリントされてるよなモノはあるんでしょうか…？」
歩民：「えーっと、ちょっと待ってください…（iPhoneで、以前にTwitpicに投稿した画像を出しつつ） …こんな感じなんですけど…」
店員：「…あ、ああ！ この程度なら大丈夫ですよ」
歩民：「はっ、そ、そーですか、じゃじゃじゃーお願いしますっ」
そうしてPCを借りて、初めて使うPhotoshopCSの操作に戸惑いつつ（ウチのはPhotoshop6）、テストで１枚出力して状態を見る。
店員：「こんな感じになりましたけど」
嬉々として出力した表紙を持ってくる店員さん。
嗚呼、店員さん、そんな広げながら持ってこなくてもいいですよ。
私の後ろにあたる店の外は、通勤ラッシュでごった返すJR三宮駅の駅ナカ。
人通り多いし全面ガラス張りなんだから目立つんですよって頼むわぁ…
特に問題なさそうだったので、そのまま残りを出力してもらい、その間本文の方をモノクロコピー機でプリントする。
こっちはさすがにセルフです。
表紙よりももっとヤバいしｗ
しかし最近のコピー機はすごい便利ですね。
コンビニコピー機の想定で、中綴じのページ構成とか気をつけて準備してたんですが、単純に「小冊子印刷」という設定にしておいて、ページ順に読み込ませるだけで、あとはB5本ならB4用紙に裏表４ページ分を、中綴じ構成にして印刷してくれる。
今回は表紙が別印刷だったからやりませんでしたが、そのままホチキス留めして製本まで自動でやってしまうそうです。
凄い。
全然手間かかんないじゃん、コピー本でも。
製本は上京したあと、ホテルでホチキス留めをし、裁断は後述の「秋葉原製作所」で行い、会場に持ち込んだ… という感じです。
あとポスター印刷。
今回試しに、ブースの華になるかなと思って、A2サイズくらいのポスターを作ってみました。（A3貼り合わせ）
これも自宅で作っていけばよかったんですけど、やっぱり結構ギリギリまで作業してたのでそこまであんまり考えてませんでした。
もしものために上京の際持参してたノートPCに画像データを一通り入れてたので、本と同じようにKinko'sとかで印刷しようかと考えてたところ、ふと思い出す。
…そういや、秋葉原に「同人誌製作のためのレンタルスタジオ」があるってメールが、上京前に来てたな…
メールそのものは自宅のPCの中なので読めないけど、ネットで調べるとすぐに見つかった。
名前はずばり、「秋葉原制作所」。
…わかりやすいっちゃ、わかりやすい。
場所もすぐに想像が付いたので、２日目終わった夕方くらいに訪れる。
コミケ期間中だから、下手したら並んでるかな？ と思ったけどそこまで混んでるわけでもなく。
ただ、さすがに印刷機４台がフル稼働で回ってる状態で、その空き時間まで随分待たされるカタチになった。
店内は狭いけど、ブース自体は普通かな、っていう程度の広さは取っている。
ただ狭いのに「快適な製作環境を」というコンセプトなのででかい椅子を使ってるため、後ろの席の椅子がコンコン当たったりして、ペン入れしてる時は鬱陶しいだろうな、と思ったり。
各種作画道具の無料貸し出しは有難いですね。 無料で飲み放題のドリンクも。
なので、待ち時間の間、カッターとカッターマット、定規とか借りて、本の裁断しながら印刷機が空くのを待てたわけですよ（＾＾
印刷も、周り全員がソッチ系なのでｗ 三宮のときのような気兼ねを一切せずにできましたしｗ
にしても、こういうお店、近所や通勤途上にあったら重宝するだろうなぁ… アキバでないと儲かりそうにないけど。
ちょっとだけ苦情を言わせてもらうと、店員さんが全員普段着だったので、客か店員かの判断が付き辛かった。
店内制服とはいわないけど、せめて全員エプロンか腕章でもしといてくれ、と思ったり。
あと、人大杉だと空調が… 暑かったです；；
ポスターの貼り合わせとかは全部会場で行いました。
その際、隣のサークルさんに随分と手伝っていただきました。 感謝感謝（＾＾
以上、C80の製作裏話でした（＾＾
