アンドラゴラスのつぶやき

くる日もくる日もつぶやきつづける。
すきなものとかきらいなものとかどうでもいいものとか。
あとアニメは週40本まで。

30.FOLLOW ME UP

2016年09月24日 | 俺的CD100選

このカテゴリはまさかの4年ぶり。4年て。時空が歪んでるに違いない。

そんなに久しぶりのカテゴリを使って、発売から1年経つ(これもびっくりだ)このCDのことを書こうと思ったのは、そういえばここ数年で一番聞いてるような気がしたから。

近年の作品では「かぜよみ」も好きだったけど、こちらのほうがもっと良い。タイアップ曲が多いこともあって全体的に濃いめ。濃いほうが好きなので聴き応えがある。トータルで15曲、70分とかあるし。

 

最初に好きになったのは「SAVED.」。EDになったアニメも見てたけど、あまり印象に残らなかったんだよね。後半の盛り上がりが、EDの90秒には含まれなかったからだろうけど。最後のサビ、♪あなたに恋をしたーー の直前の部分でぞわぞわっとくるのがたまらない。

で、いま一番好きなのが「ロードムービー」。タイアップじゃないしどちらかと言えば地味だけど、聴くほど良さが滲み出てくる。情感はこもってるのに、それをぐっと抑えたような歌い方がいい。コーラスの入り方も切ないというか冬っぽいような雰囲気があってうまい。

菅野さんの「アルコ」は外してるわけじゃないんだけど、コードギアスの前期テーマと言えるモアザンワーズとくらべても特徴がないというか、以前のいずれかの作品と似ているというか。菅野さんにしてはいまひとつか。

Waiting for the rain」は、やっぱりアニメのお手軽な雰囲気とは合ってなかったよね。なんとなく古臭い感じはするんだけど、割と好きな曲調ではある。

 

これって真綾さんの20周年記念だったか。ふと思ったけど15,6歳でソロでCDデビューして、20年もコンスタントに歌い続けてる人って、本職の歌手でもそうはいないだろう。単に20年やってる人ならいくらでもいるけど、10代半ばからやるには本人の才能はもちろんだけど周りの環境とか色々重ならないとできないはず。20年前からファンだったので気にならなかったけど、けっこうすごいことでは。


29.アクエリオンEVOL イヴの詩篇

2012年08月27日 | 俺的CD100選
おお、8か月ぶりのカテゴリ。全然間が空いた気がしないんだが・・・。

劇中では前作からの使い回しの曲が多かったから、なかなかアルバム出るまで曲がたまらないだろうなと思ってた。実際発売したのは物語終盤だったっけ。シングルは買わないから、「君の神話」とかずいぶん待たされたわ。

前作は後期OPの方が好きだったが、今作は前期OPである君の神話の方が良かったか。なんかこの曲、学校の合唱コンクールで歌えそうな気がする。全力で未完成、とか学生っぽくていいのでは。ちゃんとパート分けできればだけど、ちょっと聞いてみたい。

とはいえこの曲は前作を踏襲したのか、ちょっと新味が少ない気がする。アルバムを通して何十回か聴いてみて思うようになったのは、一番好きなのは「アクエリア舞う空」じゃないかってこと。この聴いててゾクゾク来る感じが、菅野さんに求めてるものなんだわ。

歌以外の曲は、かなりBGMに徹してる感じで、単独の曲として聴くと今一つな感じ。


28.コズミックキューン

2011年12月23日 | 俺的CD100選
何も予定がないからせめて街の浮かれた雰囲気を見て「ケッ」とか悪態をついてこようと思ったが、風邪気味でそれすら果たせず。もうブログを書くぐらいしかすることがない。

というわけでせめてクリスマスっぽいのを取り上げようかと。マクロスFのミニアルバム。クリスマスがテーマのコンセプトアルバム、でいいのか。

ひとつのアニメ作品を題材にしているのに、本編のストーリーとはあんまり関係ないコンセプトアルバムというのは珍しいのでは。もちろんおまけ的な感じではなく、中身はかなり濃い。8曲なのに41分もあるし。

直球のクリスマス曲が「サイレントでなんかいられない」と「Merry Christmas without You」の2曲。どっちも菅野テイストが入りつつも実に「らしい」曲で、世間的な定番になってもよさそうなものだが、まあそうなることはないだろう。後者は声優陣が参加しているが、男はいなくてよかったような。

どちらかというとランカがいい味を出していて、「Songbird」、「星間イヴ」が冬っぽい切なさみたいなのを織り込んでいて良い。後者は星間飛行のアレンジだが、こっちのほうが好きかも。前者はランカの代表曲のひとつにしていいだろう。

季節に関係なく聴いてたからいまさらな気もするけど、とりあえず明日もう一度聴こう。

27.交響組曲 ドラゴンクエストⅤ

2011年09月10日 | 俺的CD100選
このカテゴリの27枚目。久しぶりにドラクエのサントラを取り上げようかと。

Ⅴはもう20年前だっけ。サントラのジャケットもすっかり黄ばんでる。ドラクエⅣと並んで、よーく聴いたわ。人生で一番再生回数の多いアルバムの一枚のはず。

一番いいのはやっぱり戦闘の曲。ボスじゃなくて雑魚の曲ね。Ⅲのゾーマの曲と比べると一歩譲るかもしれないが、雑魚の曲としては間違いなく全シリーズでトップ。ほかのシリーズより軽快なんだけど密度が濃い感じがよい。

Ⅳで一気に増えたフィールド曲は、1曲に戻る(正確には違うけど)。その分プレイ中は長く聴くことになるけど、飽きが来ない感じになっていて、これもなかなか。

海の曲には名曲が多いけど、Ⅴもご多分にもれず。

あと名曲ってわけじゃないけど、印象深いのが2曲。ひとつはダンジョンで、隠しダンジョンに何百回と入ったはずなので、よく聴いたわ。あとエンディングの結婚ワルツ。結婚式のシーンで流れるのはいいけど、エンディングもこれかよ、とガッカリした記憶が。やっぱり最後は勇壮だったりメロディアスだったりな曲で締めてもらいたいもの。

26.劇場版マクロスF サヨナラノツバサ netabare album the end of”triangle”

2011年04月03日 | 俺的CD100選
タイトルをどこで区切ったらいいかわからないので、とりあえず全部コピペしといた。久しぶりにこのカテゴリで感想をば。

久しぶりといえば、菅野さんの新規のフルアルバムっていつ以来だろ。マクロスFの2枚目以来? あいだに洋画のがあったっけ? とにかく久しぶりに74分も入ったアルバム聴けて、それだけでもとりあえず満足。

「あなたの遺伝子をわたしのなかで混ぜて」というのがCD再生して最初に流れてくる声。その曲、禁断のエリクシアがまず良い。マクロスFのなかで一番とがった曲かも。虹いろクマクマはメルヘンな歌詞と壮大な曲のミスマッチ感が妙にくせになる。個人的には放課後オーバーフロウより好きだったりする。

既存の曲のアレンジ版が多いのはちと残念。もっと思い切ったアレンジか、小粒でもいいから新曲が聴きたかったところ。

そして一番のお気に入りはやっぱり、タイトルチューンのサヨナラノツバサ。7分にわたってたたみかけるヴァルキュリアのフレーズがたまらない。マクロスFとしてのベストはユニバーサルバニーにゆずるかもしれないが、デュエット曲としては間違いなくベストだし、集大成的な曲でもある。映画(未見)の構成上この位置なんだろうけど、アルバムのラスト曲でも良かったと思う。

マクロスFもついにこれで終わり。作品が終わるのはいいんだけど、May'nさんと中島さんのプロデュースはもうしないのかね。こんなに多くの曲を手掛けたのは真綾さん以来だし、アニメを離れたところで作ってくれないものか。

25.「Lucy」坂本真綾

2010年10月30日 | 俺的CD100選
ようやく25枚目。このペースだと100枚まであと12年かかる。

キリのいいところで、100枚のなかでベスト5に入ると言っていいCDについて書こうかと。Lucyは真綾さんのアルバムの中でいまでも一番好きだし、菅野さんのアルバムというくくりでもトップクラス。いいアルバムの条件のひとつとして「捨て曲」がないというのがあると思うが、Lucyがまさにそれ。全部シングル曲かと思わせる濃さ。

シングル曲のマメシバは当然として、ストロボの空、Tシャツ、私は丘の上から花瓶を投げる、など名曲ぞろい。サビをたたみかけるストロボの空もいいけど、とりわけ好きなのがTシャツ。真綾さんの曲で一番好きなのは、と聞かれればこれを答える。なんかもうイントロだけで泣けてくる。せつない曲調なんだけど、せつないを通り越して官能的というか、いつもながらどう表現していいかわからん。今となっては真綾さんの初期の曲といっていいけど、やっぱり一番好き。

こういうまじめな曲ばかりかと思いきや、紅茶とか木登りと赤いスカートなどで可愛い感じもあり、アルバムの印象を複雑にしている。あと空気と星も外せない。神秘性な雰囲気は菅野さんの一面においての真骨頂だし、それを歌いこなせる真綾さんは役者ならではの表現力か。

これ書くために改めて聴いたけど、やっぱりいいアルバムだわ。CDでも擦り切れるんじゃないかってくらいよく聴いたし。どうでもいいけど「私は丘の上から花瓶を投げる」って、映画のブッシュマンを思い出すのは僕だけ?

24.ファイナルファンタジーⅣ CELTIC MOON

2010年08月29日 | 俺的CD100選
今日、題名のない音楽会でゲーム音楽特集をやってた。すぎやま御大とか植松さんとか出ててビックリ。NHK-BS以外でこんな番組やるとは。で、FFの人気曲として「ザナルカンドにて」を演奏してたけど、FFといえばⅣの曲だよなあ、と思ったのでその話をば。

このCDはアレンジバージョンではあるけど、オーケストラじゃなくてケルトの民族音楽的アレンジ。なのでまあ、なんでオーケストラで出してくれなかったんだというのは今でも思う。なんか違う気がして結局オリジナルバージョンのCDも買ったし。

とはいえアレンジ版はこれしかない(はず)のでこれをもとに感想。とにかく一番好きなのがILLUSIONARY WORLD。えーと、ゲーム後半の妖精界?幻獣界だっけ?で流れる曲。これが聴きたくて意味なくあそこに行ってた気がする。スーファミになって音質上がって、ゲームの音でも鑑賞に耐えたんだよね。でもこのCDでは大胆なアレンジが加わってて・・・

あとThema of Loveとか、Melody of Luteとか、ちょっと物悲しい曲にいいのが多い。後のシリーズに比べて、いわゆる中世ヨーロッパ風のファンタジー色が強いせいか、正統派(クラシックっぽいというか)な曲が多い気がする。そこが全シリーズ中で音楽が一番好きな理由かも。

23.CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991 TM NETWORK

2010年05月05日 | 俺的CD100選
もう長いこと聴いてないアルバムをCD100選に入れるものどうかと思ったけど、思い出の深さからいうと入れてもいいかなと。

買ったのはもう20年近く前。当時僕の部屋にははドラクエと中村由利子さんのCDくらいしかなかったはずで、初めて買ったボーカルのアルバムかも。ウォークマンに入れてよく聴いてたわ。

僕にとってTMNは「アニソンの人」だった。このアルバムを買ったのもそれを求めてのこと。だから好きなのはBEYOND THE TIME、STILL LOVE HER(シティハンターの曲)、SEVEN DAYS WAR(アニメじゃないけど)とか。アルバムのオリジナル曲なのかわからないけど、ほかにもけっこういい曲がある。

いまも昔もくせのある歌い方が好きじゃないので、ストレートなボーカルがいい。小室哲哉はこの道を進んでいればいまでも聴いてたかもしれないけど・・・遠いところに行っちまったわ。いろんな意味で。


22.交響組曲Zガンダム

2010年03月24日 | 俺的CD100選
三枝成章さんのアルバム。映画版の方じゃなくて、なぜか実写風のジャケットが魅力的なTV版のアルバム。映画版のサントラ、TV版のサントラも持ってるけど、そっちはBGM集で、ちゃんとオーケストラで1曲として聴けるのはこのCDだけ?

「戦争と平和」の2曲目(?)になってる曲(Zの初登場シーンにかかるやつ)がとにかく好きで、それを聴くためにCD買ったようなもの。戦闘シーンにかかるオケ曲として屈指だと、いまでも思う。ただし2分程度しかない短い曲なのが残念。

ほかにも「猜疑の勝利」の途中の曲とか、いいのが多い。どれもBGM的ではなく、クラシックのアルバムのように聴ける半面、全体的に硬めで、「抜き」がない感じもする。

三枝さんといえば逆襲のシャアも前から買おうと思ってたけど、どうしよ。

21. スペースバイオチャージ

2010年02月13日 | 俺的CD100選
菅野さんのベスト的CD。ほとんど本編のCDを持ってるから買わなくていいかと思ってたけど、中古で半額になってたからまあいいかと買った。

あの曲とあの曲が一枚のCDに、という面白さはあるものの、やろうと思えばPCなりプレイヤーなりで自分のベスト盤を作れるわけで、あまり意味はない。アレンジされたものが聞きたかったとは思うけど、そうするとたぶん値段は倍以上になるだろうし。

というわけで注目はやはり初めて聴いた曲。ずっと聴きたいと思っていた「時の記憶」とか、あと3枚目の収録曲が楽しくてしょうがない。とくにTankに歌詞を付けた「さすらいのカウボーイ」。もうあの部分は「ゆけゆけビバップ とべとべビバップ」としか聞こえんわ。

うーりゃー!
そーりゃー!


あ、またちらほら雪が降ってる。