nocria

我が家のエアコンが壊れた。

といっても、壊れてたのは、去年の事。初めは、床に水たまりが出来てたので、水かなんか飲み物をこぼしたんやと思ってました。でもそんな形跡もないし、毎日、同じ場所が濡れてる。なんでやろう？って考えてて、上を見ると、エアコンがあった。どうやら、水漏れを起こしているらしい。という事で、エアコンを買い替える必要が出てきた。といっても、８月の終わり頃だったので、去年はそのままでなんとかしのいだ。

そして、今年。さすがに、水がもれるエアコンを使うわけにもいかず、買い替える事を決意しました。
いろんなメーカーのいろんなエアコンがあるある中、我が家では、富士通ジェネラルのnocriaを選択しました。カタログを見ていると、除菌のできる機種、フィルターお掃除機能がある機種、美肌効果のある機種、省エネタイプな機種と各メーカーがそれぞれに特色をもっていて、まったくもって、どれを選んだらいいのか？全然見えてこない。
個人的には、SHARPのプラズマクラスターに惹かれるところもあったけど、とりあえず、お店の人に話を聞いてからという事にしました。

お店の人が言うには、
『暖房を使わなければ、省エネの効果はほとんどありません。クーラーの電気料金なんて暖房に比べたらわずかなものなので、省エネタイプを買う事に意味は、ほとんどありません。』
『除菌や花粉除去の空気清浄機の機能は、おまけ程度で、カタログに載ってる性能は、あくまでも閉め切った密室での数値です。実際に人が出入りしたり、動いたりする部屋では、ほとんど採れません。』
『美肌効果のあるものも、同様で無いよりはましかもしれませんが、目に見える程の効果はありません。』
『フィルターお掃除は完全メンテナンスフリーではなくて、これまで２週間に１回程度の割合のフィルター掃除が１ヶ月に１回程度で済むという程度なので、お掃除はやっぱり必要になります。』
との事。
つまり、こういった、機能の一つ一つを省いていくと、我が家に必要なエアコンは、『冷えれば良い』という究極的なものに行き着いてしまいます。お店で売ってるエアコンはクーラーなら冷えるのが当たり前なので、とどのつまりが、どれを選択しても問題ない事になります。
ならば、お店の人のお勧めを聞いてみると、三菱の霧ヶ峰と富士通のノクリアがお買い得感があるという話でした。今使ってるのが霧ヶ峰だったので、ならば、ノクリアにしようと言う事で決まりました。

さて、このエアコン、取り付けてもらって初めてしったのですが、電気代が表示されるんです。
取り付け工事時に試運転しただけで、２円という表示。これは省エネとかエコに配慮したものなんだろうけど、常に電気代が見えてると言うのは、なんとなく落ち着かないし、なんかセコい気分になってしまう。しかも、誰か訪問客があった時に、エアコンを付けいて電気代がタクシーメーターのように上がっていくのってなんだかちょっと嫌らしいなと思いました。なので、これは設定で非表示にしました。
さて、このエアコンのもう一つの特徴が無線リモコン。周波数帯はわかりませんが、BluetoothとかWi-Fiとかの2.4GHz帯付近の無線電波で操作するタイプのリモコンみたいです。一般的な赤外線リモコンのように、本体に向けなくても操作出来るのはうれしいやら、必要ないやら…結局は本体に向けて操作してたりして…。で、このリモコンにはなぜかUSB端子がついていました。充電式かとも思いましたが、電池は普通に入れたし…。説明書を見てみると、どうやらPCにつないで、電気代の管理が出来るみたいです。なるほど、そこまでして、省エネやエコに配慮する必要があるんでしょうか？ちょっと疑問にも思いますが、とりあえずは試してみる事にしました。
ソフトをインストールしてリモコンをつなぐと、画面に表示されたカレンダーの日付欄に電気料金が表示されます。これをもとにグラフにしたり印刷したり…って、やっぱりあんまり必要ないかもしれませんね。
ちなみに、我が家（22円/1Kwh）では、１時間あたり約10円（28℃設定）という感じになっていました。前のエアコンや他の部屋のエアコンの電気料金の目安がわからないので、これが高いのか安いのかの判断がつきません。ま、これも目安の１つと捉えて、節電に活せればと思います。