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Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

帯広へ。 ~北海道旅行、7~

2006-12-25 01:28:10 | Weblog
12月10日日曜日。

釧路の朝。起きて窓の外を見たら一面に雪が積もっていた。

7時ちょっと過ぎ。ほとんど誰の足跡もない雪道を釧路駅に向かう。雪はまだ降っている。

JR釧路駅

釧路駅で札幌までの乗車券と、釧路-帯広間の自由席特急券。それに、帯広から札幌までの夕方の特急の指定席券を購入する。

まだ、出発まで20分位あるが、駅のホームには乗車する特急スーパーおおぞら2号が既に停まっている。

特急スーパーおおぞら2号

先頭車両の自由席に席を取ってから、ホームの売店で弁当とか飲み物を買う。

釧路駅ホーム、弁当売り場

弁当はいろいろあって迷うが、駅弁は1000円以下であるべしというこだわりと、朝だしヴォリュームはない方がいいやとか、釧路らしいものとか考えて、釧祥館(せんしょうかん)というメーカーの"かに飯"810円にした。

釧路駅弁、釧祥館のかに飯

食べ始めたら列車は出発。7:39。
振り子列車らしく、カーブの時の揺れ方が少し変。

席は進行方向左側の席を取る。狙い通り、途中では車窓に海。
雪の積もった海岸のすぐ脇を走るところもある。

根室本線の車窓から見る太平洋。

途中に来たワゴンサービスのお嬢さんにアイスクリームを頼む。車内で売る月替わりのキャラメルカフェ味を買う。MISSU HOUSE(ミッシュハウス)製。
キャラメル味のものって、下手するともの凄く甘いのもあるのだが、香ばしさだけ上手く残した上品な甘さで美味しかった。

9:06、帯広駅に到着。
札幌まで買ってる乗車券は自動改札に入れてよいのか判らないので駅員に見せて、途中下車の改札を出る。

釧路、散策。 ~北海道旅行、5~

2006-12-22 23:28:44 | Weblog
2週間も前の話になってしまいました...。
12月9日土曜日の話の続きです。


ラーメン屋・銀水を出て釧路川の河畔に向かう。

川といっても海に繋がる最下流にあたる場所で、運河のよう。
もはや川の流れなどというものはなく、潮の干満の影響を受けて海水も流れ込んでいるだろう。カモメがたくさんいる。

幣舞橋

幣舞橋へ。

橋の袂に三角形の碑。

釧路の夜、歌碑

近づくと美川憲一の歌声。"釧路の夜"が流れ出した。センサーで人が近づくと流れ出す仕組みなようだ。
渡良瀬橋の袂にもこんなのがあるといいな。もちろん、松浦亜弥バージョンの"渡良瀬橋"で。

幣舞橋。北海道三大名橋のひとつ。ちなみにあとのふたつは札幌の豊平橋と旭川の旭橋。

欄干に、四季の乙女像などという余計なものがあるが、こんな橋上彫刻を日本で初めてやったのがこの橋なのだそう。
4体あるそれぞれが日本を代表する彫刻家による作品なのだそうだが、その頭はカモメが羽を休めるのに丁度よい場所だ。

夏の乙女像とカモメ

橋を渡って、釧路川の向こう側。ロータリーの交差点を越えた場所にある出世坂という階段を登って、幣舞公園へ。
公園内には原田康子の"挽歌"の碑がある。
橋を見下ろす場所という事で登って来たのだが、橋を見るなら側面からの方がいいな。下のロータリーを流れる車の様子を見るのは少し楽しい。

幣舞公園からの眺め

出世坂を降りて、橋の袂。橋の下を潜って、漁船が停泊している岸壁の凍った足元に気遣いながら海の方。

港文館へ。赤煉瓦の可愛らしい建物。
建物の前には石川啄木の像も。

港文館と啄木像

釧路は石川啄木縁の地として、そこら中に啄木の歌碑がある。でも、実際に啄木が釧路に滞在していたのって、76日間だけ。釧路新聞の記者としての滞在だったのだが、その当時の釧路新聞の社屋を復元したというのが、この港文館。
中には啄木や釧路市の歴史に関する展示があり、見学は無料。

幣舞橋を渡って反対側。
釧路フィッシャーマンズワーフMOOへ。

フィッシャーマンズワーフMOO

この前にも歌の流れる碑があった。

釧路湿原、歌碑

水森かおりの"釧路湿原"の碑。水森かおりの写真入りである。

思い出すのは3年前。
この年、浦和レッズは天皇杯の3回戦でJ2の湘南に敗れた。
勝てば鳥取で4回戦の筈で、直前の手配も困難なので事前に鳥取への1泊2日の旅程ですべてをブッキング。負けてゲームは無くなったが、レッズの試合が他であるという訳でもなく暇なので鳥取旅行だけはしてきた。
この時の鳥取が、"鳥取砂丘"という曲で紅白歌合戦に初出場をする水森かおりの応援ムード一色。夜に入ったカニ料理の親父なんかも水森かおりとの2ショットの写真を示して、わが娘みたいな感じで熱く紅白への期待を語っていたのだけど...。
翌年に"釧路湿原"という曲を出すのを知って、鳥取の人達はどう思ったのだろうね。で、この歌手はこういう事をやるんだと判っている筈なのに、釧路の人はこんなものを作ったか。
そして、水森かおりのディスコグラフィーは"五能線"、"熊野古道"へと続く。
ヲタ相手の商売というのもかなりあざといとは思うが、地方の人達のココロを弄ぶような商売もどうかと思うな...。
なんて、水森かおりに今度はおらが町を歌ってくださいなんて誘致活動をしている観光協会があったりするのかもしれないけど。
歌ってもらうだけならいいけど、釧路のこれは明らかに金の無駄だよ。
と、渡良瀬橋の袂に松浦亜弥のを作って欲しいなんて言ってる俺が言うのも変だけどね。

さてフィッシャーマンズワーフMOO。
外に人はいないけど、この中にはいるんだろうなと思っていたのだが、中にも人はいなかった。和商市場などと違って、店は土産物屋だけみたいな感じなので、観光客がいなければ人はこないか。ハローワークなどもあるのだけど、これも必要な人が来るというもので。
17時以降にレストランなんかが開けば人が来るのかもしれない。

時間は16:00前だがすっかり暗くなってすべての街灯が灯っている。幣舞橋もライトアップの時間。

バリアフリーの為の工事中だという事でぼこぼこに掘り返されて健常者の俺でも歩きにくくなっている歩道を歩いてこの日のホテルへ。

テレビをつけてJリーグの入れ替え戦を観て、終わったら少し眠る。

釧路湿原。 ~北海道旅行、3~

2006-12-17 23:15:27 | Weblog
今、家にいる時間のほとんどをビデオHDDレコーダの領域確保に費やしてまして...。リアルタイムの話をするまで、まだまだ時間がかかりそうです。

12月9日土曜日の話の続き。

俺が今みたいに頻繁に日本全国に出歩くようになったのは浦和レッズがJ2にいた2000年から。
最初に北海道に行ったのはその前年の1999年だと思う。職場の競馬仲間と一緒に函館競馬に行ったのが最初。

2000年は、室蘭で予定されていたコンサドーレ戦が有珠山の噴火の影響で延期になったが、航空券のキャンセルも手数料が取られるかと思ったので(実際には噴火の影響によるキャンセルは手数料が免除されたらしい)、観光目的だけで行った札幌と、実際に開催された2試合。そして、この年も競馬仲間と馬産地巡りを含んだ北海道旅行をして、4回も北海道に行っている。

その後も、北海道には度々行ってはいるのだが、いつも札幌中心で、そこを離れても馬産地の日高とか、競馬場のある旭川とか、その間の富良野とかまでで、道東と呼ばれている地域に行くのは今回の釧路が初なのである。

北海道といえば大自然で、大自然といえば道東という人もいるだろう。俺も大自然は嫌いではないのだが、今回もそういうものを体験できるような余裕のある旅程ではない。
だけど、触りだけでもとJR釧路駅から列車に乗る。

JR釧路駅 釧網本線、キハ54形

釧網本線。11:36発、川湯温泉行普通列車は1両のみのワンマン列車。キハ54形。進行方向左側の窓側の席に座る。
窓の外の景色は、背の高い葦みたいな植物が生い茂った場所が多く、町そのものが湿地の中に拓いたような場所である事を感じる。
遠矢駅(とおや)を出てしばらく。左手に見える水門の向こうに、明らかにこれまでとは異質な風景が一瞬見えたかと思うと、列車は林の中に入っていく。

11:54。釧路湿原駅に到着。
路線バスなんかと同じように運転手の脇にある料金箱に釧路駅で買った350円の切符を入れて、雪の積もったちっぽけな無人駅のホームに降りる。俺の他に2人が降車。

釧路湿原駅

駅舎を背に右斜めの道を登る。登りきると車も走れる広い道に出て、300mほど歩くと、細岡展望台に着く。

細岡展望台 細岡展望台から望む釧路湿原

釧路湿原を蛇行する釧路川の様子を一望できる展望スポット。

確かにいい景色だが、正直、それほどの感動はない。
以前行った、鳥取砂丘だとか、この夏に行った阿蘇山の砂千里ヶ浜みたいに、その真っ只中に立てば感動もあるのかもしれないが、こうやって遠くから見下ろしているだけだからかな。
市街地から列車で20分程度の場所で、左方向に目をやれば、列車から見えた岩保木水門(いわぼっきすいもん)とか、遠くには王子製紙の工場かもしれない煙突が水蒸気を上げているのも見える。こんなのもなんだか興醒めだったりする。
一面が緑の季節に来たら、また違うのかもしれないなとも思う。

駅からの坂道を登って、広い道に出た場所にある細岡ビジターズラウンジという建物でカフェオレを飲んで休憩。

細岡ビジターズラウンジ

列車の時間に合わせて、駅に戻る。

釧路湿原駅には来るときの列車で降りた俺の他の2人もそれぞれ戻って来ている。
やって来たのは「しれとこ」のヘッドマークをつけた快速列車。

快速「しれとこ」

12:59に釧路湿原駅を出て、釧路駅には13:19に到着。駅の改札で、列車に乗るときに取った整理券と運賃350円を渡す。

駅の改札は南側にあるだけ。地下通路を通って北側へ。
空港からのバスと、今乗った列車の窓から見えて気になった施設の様子を見に行く。
ハロンズ釧路。ばんえい競馬の場外発売所。

ハロンズ釧路 ハロンズ釧路

入口に人の出入りはなかったが、階段を登って発売窓口のある2階に行ったら結構な人はいた。

この日は、ばんえい帯広競馬の馬券を発売している。
配布している出馬表だけで予想の手段はないが、発売していた7レースの馬券を買う。オッズを見て人気どころを押さえていたのだが外れ。

北に向かう。 ~北海道旅行、1~

2006-12-13 01:16:57 | Weblog
12月9日土曜日。

羽田空港には7時少し前の到着。
例によってラウンジに入るが、クロワッサンは取らずにトマトジュースだけ。
乗る飛行機の搭乗口は31ゲートで、雨の降る滑走路をバスに乗って飛行機まで行く。


JAL1141便、釧路行き。
A300-600Rという小さい機材だが空席が目立つ。こんな寒い時期に釧路に観光なんかいく馬鹿もいないか。
出発前に機内に流れたアナウンスでは到着地、釧路空港の気温はマイナス8度だそうだ。

釧路空港には予定より5分位遅れての到着。
俺が搭乗時に乗ったバスで係員が4人ショートだと言っていたので、その4人を待って出発が遅れたせいだろう。

ちっぽけな釧路空港。

釧路空港、ターミナル

ターミナル出口の脇にある券売機で釧路駅前まで910円のチケットを購入し、すぐ前に止まっている赤い阿寒バス運行の空港連絡バスに乗る。

釧路空港連絡バス

バスの脇にあった看板の表示する気温はマイナス2.7度。

釧路空港、ターミナル前

パッケージツアーらしく旗を持った添乗員に導かれてどこかに行った十数人の団体を除いては、ほとんどがバスに乗ったのだと思う。ターミナルに残った最後の一組が乗ったのを確認して、バスは出発する。

煙突からもうもうと水蒸気をあげる王子製紙の工場脇なんかを通り、40分で釧路駅前に到着する。時刻表では50分かかると書かれていて、空港としては極めて不便な部類である。もっと街の近くに作れなかったのかな。

駅から幣舞橋(ぬさまいばし)の方向に伸びる道路の入口でバスを降りる。
最初の目的地は、駅前に立って左斜め方向のこちらではなく右斜め方向に入った場所にあり、駅前を横切るような形でそちらに向かう。

第5回 Cornelius 新曲披露演 at HMV SHIBUYA。

2006-11-15 22:42:42 | Weblog
という事で、今夜も渋谷のHMVへ。

HMV渋谷


一昨日のApple Storeに引き続き、今日もCornelius (コーネリアス) のインストアライヴ。

一昨日のApple Storeについては、NHK POP JAM収録の為のライヴという書き方をしたのだが、新曲披露演と題した一連のイベントのひとつで、Apple Storeは、その第3回なのだった。
昨日は同じ渋谷のTower Recordsで第4回があり、今夜のHMVは第5回。
多分、これが最終回なんじゃないかな?

ちなみに第1回(9/29)はSSTVの招待イベントとして、10月29日にSuperDeluxeで。
第2回(10/29)はライヴはなく、全アップルストアの店内でサラウンドで流すという形の企画...の筈が、銀座のApple Storeでライヴをしたとの事だ。


最近、リニューアルした渋谷のHMV。
一昨日と違って、今日はCDを買った時にもらった入場整理券があるし、店内で待機できるので、長く待っている必要もないし寒くない。

以前は6階にあったイベントスペースは、3階の以前はワールドミュージックのコーナーだった場所に移動した。今は音楽関係の書籍を売っているコーナーだと思う。
ただ、気に入らないのは、イベント用に入場を制限しているエリアには、書籍のコーナーだけでなく、洋楽のCD Singleのコーナーが含まれている。これだと、イベント開催時にはCD Singleは買えないという事か。
以前の場所に比べて販売スペースが狭くなっただけでもがっかりだったのに...。

整理券の番号はあんまり良くは無かったが、入場時には来ていない人も多いらしく、前の頭は2人分だけという前方の位置を確保する。

19時スタートの予定だったが、少し前にメンバーが静かに入場。
今日は、全員の表情も演奏する様子も良く見える。
なので、前回も書いたメンバーのリストをより正確なものにすると、

小山田圭吾 (G & Vo)
堀江博久 (Key & G & Cho)
清水弘貴 (B & Vo)
あらきゆうこ (Dr)

って感じか。

見えなかった前回の現場では、映像とのシンクロもあるので、音は打ち込みの部分もあるのかと思っていたのだが、聴こえるリズムは完全に生で叩き出している。
アルバムを聴いた限りでは生演奏の様子は想像しがたい曲ばかりなのだけど、目の前で更に凄い音を紡ぎ出してる。凄い。

セットリストは一昨日と同じ。

終わって、係員さんが退場の説明もしたあとに、メンバーが再び静かに登場。
「もう一曲やります。」

で、曲名は判らない(新しいアルバムからの曲ではない)が、激しく楽しい曲をもう一曲。

追記:
アンコールの曲は、"E"という曲だそうです。
YouTubeに動画があります。
http://www.youtube.com/watch?v=M8TzRLgSuPY

今夜のお買い物 at HMV渋谷。

2006-11-14 22:42:30 | Weblog
今日、会社帰りにHMV渋谷に寄って買ったもの。


CD - Album

V.A.(Compiled by Tomoyuki Tanaka) "SYNCHRO / FROM TOKYO TO NEW YORK"
スチャダラパー "con10po"


CD - Single

チャットモンチー "シャングリラ"


DVD

GAM "メロディーズ"


明日もHMV渋谷に来る用があるのだが、わざわざ今夜も寄ったのはGAMのDVDシングルを買うため。
ちゃんと買ったけど、多分、しばらくは見ない。

今日は日本物しか買わなかったのだが、なんか輸入盤の値段がやたらと上がっている気が...。
ブランド物が軒並み値上がりをしているってワイドショーでやっているのを見たが、それはユーロ高の影響らしく、同じ理由かもしれない。
しばらく、洋物を漁るのは控えよう。金ないし。

Cornelius at Apple Store, Shibuya。

2006-11-13 23:45:30 | Weblog
デスク周辺の環境に関わる重大な問題も生じた関係で、終業時間のチャイムが鳴ったらとっとと職場を抜け出して渋谷へ。

公園通りApple Storeへ。



Polarisのライヴについて書いた時、あらきゆうこのWebサイトを見たら、NHKPOP JAMの収録の為のCornelius(コーネリアス)のライヴが今日、ここであるとの情報。
先着順で入場は無料らしい。

18:00頃に到着。既にたくさん並んでいるので、最後尾につく。
寒い中、100分並んで19:45頃に店内へ。
PowerBookを置いた大きなテーブルとかそのまんまで、ライヴを開くためにレイアウトを変えたとかそんな様子は全く無い店内。
一番奥のガラスの螺旋階段の下がステージな様子。
かなりの人が入った後の入場だったが、iPodなんかが置いてある大きなテーブルのお蔭で視野だけは広々と確保できる位置で、センターマイクらしいものだけはきちんと見える場所に立つ。

予定されていた20:00を少し過ぎた位で、メンバーが螺旋階段を降りて登場。

皆うつむき加減で、最初に降りてきたあらきゆうこと小山田圭吾以外は認識できない。
みんな位置についたら、見えるのは小山田圭吾の胸から上だけ。
おそらくメンバー構成は以下の通り。

小山田圭吾 (G & Vo)
堀江博久 (Key)
清水弘貴 (B)
あらきゆうこ (Dr)

目的がPOP JAMの収録という事なので、一曲やって終わりなのかとも思っていたのだが、30分近くあって大満足。
つか、どんな形でON AIRするんだろう。
全部を流す筈はない。

当然、新しいアルバム「Sensuous」からの曲で、セットリストは以下の通り。

0.(intro?)
1.Breezin'
2.Wataridori
3.GUM
4.Beep It
5.Music


ON AIRは、11/24か12/1だそうです。

Polaris "WALKING MUSIC TOUR 2006" at SHIBUYA-AX。

2006-11-11 02:32:51 | Weblog
今夜はSHIBUYA-AXで、Polarisを見た。

SHIBUYA-AX

WALKING MUSIC TOUR 2006 のファイナル。

サポートギタリスト、ダーツ関口の使用するアンプのトラブルで、オープニングから15分くらいの途切れない演奏が終わった後で、復旧作業の長い時間。
特定の音域がノイズになって音が出ないようだ。
10分以上かけて、結局アンプを交換して復旧。その間、メンバーはステージ上に残って、話で場を繋いでいたのだが、復旧を確認したら最初っからやりますって、一旦袖にひっこんで再び登場。

で、オープニングからやり直し。
「瞬間」と「ねじまわし」を2回聴けてお得だったかも。

先週の東京デザイナーズウィークの会場で観たライヴのエントリーにも書いたのだけど、新しいアルバム、"空間"ってあんまり聴いていない。
つか、初期の"Home"ってアルバムが一番好きで、他に聴きこんだのってないのだけど...。
ライヴで聴くと、やっぱり新しいアルバムの曲もいいなって思う。

あと、あらきゆうこのドラムって凄くいいなって、改めて思う。
叩き出す音はもちろんだけど、小さな体で叩く姿がもの凄くかっこいい。
先週もそうだったけど、叩く姿を横から見れるのはちょっと嬉しい。

でも正直、3時間以上立ちっ放しはオヤジな俺には応えました...。

11月7日に買ったCD。

2006-11-09 21:42:52 | Weblog
なんだか超だるだるな日々を送っている。
風邪気味なのも治らないしなぁ...。


11月7日火曜日にHMVに寄って何枚かCDを買った。

CD - Single

The Good, the Bad and the Queen "Herculean"
Paul Weller "Wild Blue Yonder"


CD - Album

ELLEGARDEN "ELEVEN FIRE CRACKERS"
The Holloways "So This Is Great Britain?"
曽我部恵一 "東京コンサート"


The Good, the Bad and the QueenというのはBlurのDamon Albarnによる新しいバンド。
ベースにはThe ClashのPaul Simonon。ギターは、VerveのSimon Tong。
ドラマーのTony Allenという人はアフリカ人で60過ぎらしい。
決して聴き易いタイプの音楽ではないが、年明けにリリースされるらしいアルバムを楽しみにしたい面子ではある。


曽我部恵一のライヴアルバムは先月発売されたものらしい。
サニーデイ・サービスのアルバム「東京」が発表されて10年だそうで、それを記念(?)して、アルバムに収録された曲順通りにアコギ一本で演じたライヴを収録。
サニーデイ・サービスのアルバムは多分全部持っていて、ソロになってからの曽我部恵一のも好きで買って聴いているが、サニーデイサービスで唯一観たライヴは、俺がこれまで観て来たライヴで最悪の代物だった。それ以来ライヴは観ていない。
観客のノリが悪くて、それに引き摺られてバンドも散漫になって、更に観客も引いてって悪循環にモロにのっかっちゃたっていうのは理解しているのだけど。
ま、ライヴを観ていないのはそれが理由ではなくて、何だか機会がないだけです。

前橋散策。朔太郎の地。

2006-11-07 01:02:31 | Weblog
11月5日日曜日。

早朝に家を出て、渋谷から湘南新宿ラインで高崎。高崎で両毛線に乗り換えて到着したのは前橋駅。
前橋駅には9:10に到着だったのだが、ダッシュで階段を降りて改札を抜けたら、北口2番乗り場を9:10に出る予定のバスに乗れた。
関越交通バス、総合スポーツセンター行。20分程で着いた老人センター前の停留所で降車する。

先ず、最初の向かったのは、萩原朔太郎記念館

萩原朔太郎記念館

前橋市の市街地、千代田町二丁目にあった萩原朔太郎の生家から、書斎と離れ座敷と土蔵を敷島公園の林の中に移築。公開している。

書斎や離れは窓の外から覗くだけだが、土蔵は展示室になっていて、中に入って観る事ができる。
直筆原稿などの貴重な展示物。なのだが、無人で「猫が入るので閉めておいてください」という網戸を手で開けて、電気のスイッチも自分で点けて観る。こんな無用心なところを見ると、展示物は明記してないけど複製か。
「恋を恋する人」は草稿と原稿が並べて展示されていて、比較してみるのも面白い。

記念館の近くには「帰郷」詩碑もある。

「帰郷」詩碑

隣接する敷島公園も散策。
松葉林の美しい公園。林間学校発祥の地なんて碑が建っている。
園内にある「ばら園」は、全国都市緑化ぐんまフェアの開催に備えた改修工事のため、今年6月から2008年の3月まで休園なんだそうだ。すごい長期の休みだな。

今シーズン、ザスパ草津がホームゲームに使用している群馬県立敷島公園陸上競技場もこの敷地内。
脇にある、ラグビーサッカー場では高校サッカーの群馬県予選の準決勝があるらしい。時間があるなら観たいところだが、競技場入口のバス停から前橋駅行きのバスに乗って、次の目的地に向かう。

千代田三丁目停留所で降車。歩いて二丁目の方。
萩原朔太郎生家跡へ。
前橋テルサという建物の向かい。まだ入居者を募集している様子の新しいマンション、シティタワー前橋千代田町の脇にのびる朔太郎通りにあった。

萩原朔太郎生家跡

碑はつやつやで新しい感じの石だが、旧萩原家の門柱を使っているそうだ。

さて、なんで俺はこんなに萩原朔太郎にこだわりを見せているのか。
ま、単純な理由は好きだからである。
好きになったきっかけとか、どんなところが好きなのかとかは、上手く説明できそうもないので省くが、高校生の時には、当時、いわゆるブックカバーではなく、パラフィン紙の覆いに帯だけがついていた岩波文庫の「萩原朔太郎詩集」が愛読書でした。
なので、前橋に行く用事ができたのをきっかけに縁の地を巡ることにしたのだ。


飯を食う。
毎年やっているようだが、今、JR東日本では、めん街道両毛線というキャンペーン期間中。前日、恵比寿駅でこのキャンペーンのブックレットを入手した。
キャンペーン参加店のひとつが、丁度いい場所にあったので向かう。

包丁心 大川屋本店。

包丁心 大川屋本店 包丁心 大川屋本店

"絹おろしそば"というのが名物だそうなので、それを頼む。梅、たぬき、きのこと三種あるが、筆頭にあった梅を頼む。値段はいずれも570円。

包丁心 大川屋本店、梅おろしそば

大根おろしののった、ぶっかけの冷やしそば。
"絹おろし"を名乗っている訳は、日本で最初の機械製糸工場が作られた前橋という土地で、レンゲで二山のせた大根おろしが繭の形に似ていたからという事らしい。
現在は大根おろしはひと盛りで繭っぽくはない。

乱切りの手打ち麺は歯応えも喉越しのよく上出来。
ただ、風邪気味の俺は、この時も鼻が詰まっていて、蕎麦の香りなんかは判らない。多分、この麺なら美味しいのだろうなとは思うのだけど。
大根おろしも適度な辛味が効いていい。梅干とかのせないでシンプルに大根おろしだけでもいいんじゃないかとは思うのだが...。
それに、蕎麦の食べ方としてこれがベストとも思えない。
今度、来る機会があるなら、普通にもりでもらおうかなって思う。手打ちそばで、大もりそば490円は安い。

食後。店の横を奥に入った場所にある熊野神社を参拝する。

前橋熊野神社

前日、11月4日には大酉祭ということで、「八咫烏御影」の御開帳なんかがあったらしい。
ザスパ草津とサポーター交流会なんてのもあったらしいが、天皇杯で大分で試合がある前日にそんな事やってたのか?それじゃ、ボロ負けも当然だって。

次の目的地、前橋文学館はすぐ近く。広瀬川に面していない、裏側の入口から入館する。

前橋文学館。熊野神社側 前橋文学館。広瀬川側

常設展だけなら400円の入館料だが、「萩原朔太郎と与謝蕪村展」という企画展も開催中で、それも見るために500円を払う。

展示はやはり萩原朔太郎に関するものが多く、萩原朔太郎に関する常設展示が一室を占め、その他の前橋ゆかりの作家の展示室とに分かれている。

「月に吠える」所収の「竹」の自筆草稿などを目の前に、ちょっと感動する。
朔太郎の詩の朗読を映像とともに鑑賞するスペースがある。鳴き声の描写が印象的な「猫」とかは岸田今日子の朗読。

この日、「萩原朔太郎生誕120年記念 前橋文学館賞」の授賞式があるという事で、館内は慌しい。本来ならチケットをチェックするらしい場所にも人はいなかったので、入館料なんか払わなくても見れたかもしれない。
ゲストらしい、その世界の偉そうな人も来ていて、展示物を眺めている。

文学館を出て、前の広瀬川を少し散策。上流の国道17号にぶつかる場所にある、朔太郎の「広瀬川」の詩碑まで歩く。

「広瀬川」詩碑

途中には、萩原朔太郎賞受賞者の碑もところどころに。
ごうと音を立てて水が落ちる「交水堰」の脇には町蔵こと、町田康の碑。碑文は「全員・・言わぬが花でしょう」。

文学館の前まで戻って、朔太郎橋で広瀬川を渡る。
「広瀬川ひかり祭り」なんてものの一環か、橋上ではおっさんがまばらな観客を前にギターを弾きながら歌っている。

朔太郎橋

橋を渡った場所に、前橋物産館広瀬川というものがあったので中に入る。
群馬県のマスコットだという、ポニーの"ゆうまちゃん"が可愛く、名前も気に入ったのでキーホルダーを買う。あと、"赤城山南麓まえばしの水"も。

群馬県マスコット、ゆうまちゃん

以上で観光終了。
前橋に来た主目的の場所、群馬県民会館に向かう。