Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

木暮晋也 2days at 赤坂BLITZ。

2009-06-20 23:31:57 | 音楽
今週は、16日火曜日、17日水曜日と、2日続けて赤坂BLITZでライヴを観た。

火曜日はbonobos。
アルバム「オリハルコン日和」の発売を受けて実施した"裸の錬金術師ツアー2009"のファイナル。

ギタリストの佐々木康之が抜けて、サポートのギタリストはヒックスビルの木暮晋也だった。

新しいアルバムから2曲を演奏したあと、これまでは終盤でのメインチューンだった"THANK YOU FOR THE MUSIC"をあっさりと披露。

本編で新しいアルバム以外からの曲は、これに続いた"ライフ"と、終盤に続けて演奏した"光のブルース"、"Standing There"だけ。
俺自身、そんなに聴きこんだつもりはない新しいアルバムからの曲だけど、どれも既に耳に馴染んでた。
"Standing There"の後に、新しいアルバムからの"ICON"、"GOLD"と繋いで本編終了。新しいアルバムの曲が、既に評価の定まった定番の名曲と並べても遜色ない。

アンコールは「オリハルコン日和」の締めの曲である"夏至にトカゲは"をじっくりと聴かせてから、"今夜はGroove me"、"Mighty Shine, Mighty Rhythm"。新しいアルバムからの曲をすべて演奏しきって、最後に初期の2曲をもってくるのも、なかなか良かった。


水曜日は、スチャダラパー。
やっぱり新しいアルバム「11」を引っさげてのツアー"Station to Station 2009"。
前日のbonobosは2階の指定席で余裕ぶっこいて観ていたが、この日は1階でスタンディング。定時退社推奨の水曜日で職場の脱出も早く、入ったフロアはまだスカスカ。年甲斐もなく(ANIと同じ年齢)ちょっと前目の場所を確保してしまった。前過ぎたか、MCでBOSEのちょっとした突込みを受けることになってしまうのだけど。

新しいアルバムの曲がセットリストの中心だが、懐かしい曲もまんべんなく...。
懐かしい曲は嬉しいのだけど、スチャダラパーの曲は最近の曲の方が間違いなくカッコいい。そのせいか、周りの客は年齢的に俺の半分みたいな若いもんばかり。でも、そんな連中が、俺はリリックの細かい部分まで覚えてない旧い曲でも盛り上がってるのが、またいい。

この夜はまた、ゲストが豪華。「高松は可哀そうだったね」とか言ってたから、東京だけ特別だったのだろう。
ハルカリや、birdや、かせきさいだぁや、BIKKEや...。
ここまで来たら木村カエラもかと期待したが、録音音源に顔写真パネルでごまかされた。木村カエラはNHK BS2の「ウェンズデーJ-POP」に生出演中でした。俺は4月19日に日比谷野音であったザンジバルナイトで、これが最初で最後だなと思いながらスチャダラパー+木村カエラを観てたので、出て来たら出て来たでちょっと複雑だったかもしれないけど。
なお、木暮晋也がこの夜もゲストとして登場し、ギター弾いた。

ラストは「サマージャム '09」。
なんだかスチャダラパーは頻繁に観ていると思っていたけど、ワンマンを観たのって「The 9th Sense」のツアーの時以来だったのを思い出した。あの時に観たClub Quattroでのライブのラストも「サマージャム '04」だったんだよね。

客電が灯ると、周りのみんなが2階席を見ているので見上げたら電気グルーヴの2人がいた。ピエール瀧はフロアに投げキッスを残して去っていった。

相対性理論 presents "解析I" at LIQUIDROOM。

2009-06-15 21:44:24 | 音楽
昨日(6/14)は恵比寿のLIQUDROOMで相対性理論(というバンド)を観てきました。

相対性理論は昨年出た「シフォン主義」をレコード屋店員の推薦POPに導かれ、試聴の上で購入。
面白がって聴いてはいたのですが、別にライヴを観たいなとか思うことも無く日々が過ぎ。
そしたら今年の1月から3ヶ月連続であった、新宿LOFTでのMOONRIDERSの月例ライヴで3月のゲストが相対性理論と発表。
期せずしてライヴを観る事になり、当時やっぱりレコード屋の店員が売る気満々でディスプレイをしていた「ハイファイ新書」も購入して新宿の地下へと潜り込んで行ったわけです。

で、実際に観た相対性理論。予備知識として、市販されている音源すべてを聴いていて、ライヴを観るにあたって十分は準備かと思っていたのですが...。

度肝を抜かれました。Vocalの女の子、やくしまるえつこ。
スタンドマイクの前に突っ立ったまんまで、体でリズムを刻むなんて事も一切しない。手はぶらさげたままでは手持ち無沙汰なのか、時折マイクスタンドにそえたりもするがそれだけ。視線はゆっくりと客を睥睨。明らかに目が合う事も多く、アイドル歌手相手だったらこっちから手を振ってニッコリなんて状況だが、全く無感情の表情で見つめられても、こっちは蛇に睨まれたカエル状態。
MCも一切なく、曲紹介みたいに「パスワードは7文字です。シカクカクメイ」とか「東京湾にイルカはいるかな」とか呟いて、最後は「バイバイ」って囁いて、やっぱり客を見回しながら帰っていく...。

もしかしたら、MOONRIDERSファン相手というアウェイかつ高い年齢層の客ゆえの態度だったのかなと思ったのですが、後でWikipediaをはじめ、ネットでいろいろと探してみたら、それが標準らしい事が判りました。

本編、MOONRIDERSのアンコール時には、やくしまるえつこ嬢が「マスカット・ココナッツ・バナナ・メロン」にヴォーカルとコーラスで参加。この共演はやばかったです。あの声で「君の事、ちょっとだけしゃぶるなら」ですよw
この選曲はイヤラシイ爺ども(=MOONRIDERS)の提案で行われたと思っていたのですが、今発売されているSTUDIO VOICE(July 2009 vol.403、やくしまるえつこ朗読CD付)によると相対性理論側からの希望だったそうです。


さて、前置きが長くなりました。
その3月のMOONRIDERSのライヴの際に受け取ったフライヤーに、今回の相対性理論主宰イベント「解析I」のものがあり、そこに記載のあったチケットの先行予約を申し込み当選。
やくしまるえつこイラスト入りチケットを手に、再び観にいく事になりました。

ゲストはsimと渋谷慶一郎。

simは俺にとっては常に気になる位置にいたが、意識的にスルーしてきた人達。観れるのは嬉しい。最近は大友良英との共作でCDを出していて、店頭で手には一度取ったが、やっぱり置いちゃった。初めて観たライヴでしたが、変拍子の洪水でもの凄かったです。かっこ良かった。
最後はやくしまるえつこを迎えて「テレ東」。

渋谷慶一郎はピアノソロ。
結構、ぎゅうぎゅうのフロアで突っ立って聴くのはつらいシチュエーションでしたが、演奏そのものは良かったです。座って聴きたい。
途中MCで「相対性理論ファンはサブカル好きの人が多い」という発言には爆笑してしまった。
そうか、やっぱりそういう位置づけなんだね。


相対性理論。

やくしまるえつこ嬢の「相対性理論...presents」という呟き。
静かなイントロで、"四角革命"からスタート。

"地獄先生"、"さわやか会社員"

「左を向いてるのがオーパーツ」で、

"おはようオーパーツ"、"LOVEずっきゅん"と続く。

ここで新曲なのか、チャイナなイントロの市販のCDには入っていない曲と、もう1曲。

「私はあなたの101回目の花嫁よ」から、

"テレ東"、"ルネサンス"、"ふしぎデカルト"。

「生まれ変わったら、女の子になっちゃいました」で、

"新曲?"、"品川ナンバー"、"バーモント・キッス"。

「おやすみ」。

囁き(MC)が入る前には、やくしまるえつこ嬢がペットボトルの水を口にする。隠れて飲むとかそんな事もなく、客席には真横に向いて背を伸ばしたまま。敢えてペットボトルに口を付けている様子を見せ付けているよう。ちょっとエロい。

当初、CDを聴いた時にはネタ半分なのかとの印象も持っていたのだが、2回観たライヴで演奏のレベルが高いのも判った。
次に観る機会はもう決まっている。
8月9日の「WORLD HAPPINESS 2009」。Aブロックのチケットを既に確保済み。
白昼の太陽の下で、やくしまるえつこを見るって、どんな感じなんだろう。

bonobos アコースティックライブ at Apple Store, Shibuya。

2008-02-17 19:53:47 | 音楽
やっと2月です。2月8日金曜日。

会社帰りに渋谷。パルコ地下のLIBROで時間潰し用の本を買って公園通りに。既に出来ている行列の最後尾に着く。

この日はApple Store, Shibuya店内で、bonobosのアコースティックライヴ。
1月30日にリリースされたベストアルバム"Pastrama -best of bonobos-"のプロモーションの一環なのだと思う。
当然、入場は無料。確実に観れる場所を確保するために、開始の1時間半前から行列に加わった。

着いた時の行列の最後尾はUNITED ARROWSのショップ前で、思ったより人が多いなと思ったが、ガードマンが来て列整理をしたら、だいぶ前に詰まった。
これなら前にここに並んだThe Cornelius Groupの新曲披露演よりもかなり前の位置だ。

Apple Store, Shibuya

開演予定、20:00の10分前を過ぎて、ようやく店内に誘導される。
外は寒くて辛かったが長いこと待っていた甲斐もあり、好位置で良く見える場所が取れる。良く見えるのは位置よりも、観に来ているのが比較的身長の低い女の子が多いおかげでもあるのだけど。


MCの紹介があってすこし店内が暗くなる。2階からの螺旋階段を降りてくる足が見えてメンバー登場かと思いきや、降りてきたのは派手な格好のお婆さん。店内に笑いが漏れる。店は普通に営業中で、一般客は2階と1階を行き来している。

階段を降りてメンバー登場。俺には良く判らないが「蔡君、髪切った」という声が聞こえてくる。最近のテレビで出ていたインタヴュー映像の時は長かったかな。

アコースティックセットという事で、蔡忠浩の手にはアコースティックギター。この近所のYAMAHAで借りてきたものらしい。
狭いステージに5人。森本夏子のベースのヘッドは蔡忠浩の肩にぶつかりそう。
螺旋階段の下に押し込まれたドラマーの辻凡人は俺の位置からも見えにくい。演奏の合間には階段の隙間から手を出して振ったりしている。

セットリストは以下のとおり。

1.StandingThere
2.あの言葉、あの光
3.Thank You For The Music
4.ファンタスキッス
5.もうじき冬が来る

アコースティックなアレンジは新鮮。
ベスト盤に収録され、PVも作られている新曲"Someway"はハイスピードな曲で、この形式でどんな演奏になるんだろうかと思ったが、セットリストに入ったのはもうひとつの新曲"ファンタスキッス"だった。

このライヴはiTunes Storeで配信される予定らしい。音声のみか、動画なのか、有料かなど、詳細は判らず。

Apple Store, Shibuya、bonobosステージセット

曽我部恵一ランデヴーバンド ランデヴーコンサート2008 at 九段会館。

2008-02-17 17:17:59 | 音楽
まだ2月になりません。1月30日水曜日。

会社帰りに九段下へ。向かったのは武道館ではなく九段会館。一昨年の向井秀徳以来、この東京一味のあるハコでのライヴ鑑賞。

この日は、曽我部恵一ランデヴーバンド。
アコースティックな5人編成で曽我部恵一のフォーキーな側面をより前面に出したユニット。2007年12月にアルバム"おはよう"をリリースしてのツアー。

なのだが、二部構成の第一部はサニーデイ・サービスのアルバム"サニーデイ・サービス"の収録曲を、曲順もそのままに曽我部恵一の弾き語り。リリースしてから10年という事で行われた企画で同じように行われた"東京"の全曲弾き語りのライヴ音源はCD化されている。
アルバム"サニーデイ・サービス"は、俺も発売直後に購入して聴いているが、その前の"愛と笑いの夜"を愛聴している期間が長く、あんまり印象には残っていない...。
チョコレートのCMソングになっていたのは"NOW"だったか。サビの部分のメロディーがYMOの"君に、胸キュン。"を連想させたり、まぁ他にもいろいろあるけど、ポップでいい曲だ。

"bye bye blackbird"で第一部は終了。で二部編成というには、もしかしたら休憩でも入るのかなと思ったのだが、そのままランデヴーバンドのメンバーがステージに登場し、第二部ランデヴーコンサートの本編に突入した。

ランデヴーバンド、曽我部恵一を含めて5人の筈だが、ステージ上には6人いる。ヒックスヴィル木暮晋也が福岡公演だけの筈が、正式に加わったらしい。

第一部同様にアルバム"おはよう"の曲順でスタートする。
"雨の日の子供たちのための組曲"はアルバムでは曽我部恵一の実の娘との歌で始まるのだが、この日の出演は娘さんに断られたという事で客席の希望者を舞台にあげて歌い始める。
その後"かげろう"が入り、アルバム収録曲を順番に演奏という構成に変化が出たかと思ったが、"太陽のある風景"から同じ流れに戻る。
終盤に"テレフォン・ラブ"が挟まる他はそのまま。でも、アルバムの曲順も考えた上で並べられている筈で、そこからの演奏であればこういう構成になるのも必然と言えるのかも。
九段会館の静謐な空気の中に響く演奏も声も心地よく、とても素晴らしいライヴだった。
アンコールの"LOVE SONG"とか"東京 2006 冬"なんて鳥肌が立つ程に感動的だった。

九段会館大ホール

以下、セットリスト

(曽我部弾き語り)
01. baby blue
02. 朝
03. NOW
04. 枯れ葉
05. 虹の午後に
06. Wild Grass Picure
07. PINK MOON
08. 星を見たかい?
09. 雨
10. そして風が吹く
11. 旅の手帖
12. bye bye blackbird

(ランデヴーコンサート)
13. 女たち
14. our house
15. 雨の日の子供たちのための組曲
16. かげろう
17. 太陽のある風景
18. 砂漠
19. 街のあかり
20. ふたりの恋はおわったよ
21. 長い髪の女の子
22. テレフォン・ラブ
23. 遠い光

~アンコール1~
24. LOVE SONG
25. おとなになんかならないで

~アンコール2~
26. 東京 2006 冬
27. 24時のブルース


曽我部恵一ランデヴーバンド

曽我部恵一 (vo & g)
伊賀航 (b)
加藤雄一郎 (sax)
横山裕章 (p)
長久保寛之 (g)
木暮晋也 (g)

チャットモンチー 生命力みなぎりツアー at Zepp Osaka。

2008-02-17 13:39:08 | 音楽
1月26日土曜日の話、その3。

さて、2週連続で大阪に来たのだが、今回の目的は名古屋に続いてのチャットモンチー。生命力みなぎりツアー。
Zepp Osakaにて、この土曜日と翌27日日曜の2Days。これが終わって、火曜日の滋賀がツアーファイルになる。
松浦亜弥と最初に握手をしたというのがZepp Osakaで、その時(2004年10月11日)以来になるのだが、当時は何もなくて見晴らしが良かったコスモスクエア駅周辺にたくさん建物が出来ていて少し戸惑う。

Zepp Osaka

持っているチケットの整理番号は、会場のキャパにしたら若い方。前週同様に入場してもコインロッカーに荷物やら入れて、ドリンクをもらってと、のんびりとしたフロア入りだが、無理せず前の方に入れる。

セットリストは名古屋と同じ。
インディーズ時代のチャットモンチーは、大阪はLIVEでよく来ていた土地だそうで、MCはそんな思い出話が中心。
客のノリも良く、盛り上がるのも土地柄だろうが、大阪に限らず最近の、周りに合わせる事を目的としたようなノリ方に、俺はどうも馴染めない。ま、仕方ないけどな。

この日はハンディ中心だが、ビデオカメラが大量に回っていた。何かのための収録をしていたのか。

さて、ちょっと困ったのが終演後。
俺も年甲斐もなくTシャツ一枚で跳んで、終わったらコインロッカーに入れた上着を着て帰る...のだが、会場に入ってから使ったコインロッカーに、終演後は会場の中からは入れてくれない。一旦外に出て外から入れという事だ。
外を経由しても流れでロッカーに辿りつけるなら我慢できるが、見事に長蛇の列で並び待たされました。

Zepp Osaka。寒空のロッカー並び。

写真は列に並び始めて5分は経過しようかというところ。階段を降りて右奥にロッカーの入り口がある。

冬にこれはきつい。
これってこの日に限った事ではなく、Zepp Osakaではお約束らしい。


この夜も宿泊は三宮。「ひめ」で日付が変わるまで呑む。ボトル更新。

チャットモンチー 生命力みなぎりツアー at Zepp Nagoya。

2008-02-07 00:04:15 | 音楽
まだ先月、1月20日日曜日の話です。

京都から途中下車無効の特急券を買って、名古屋で下車をしたのは味噌煮込みうどんを食べる為ではありません。

目的は、Zepp Nagoyaでのチャットモンチーのライヴ。

Zepp Nagoya

2ndアルバムのタイトルを冠し、昨年の11月16日にスタートした「生命力みなぎりツアー」は終盤。ここ名古屋を過ぎれば翌週に関西で3公演を残すのみ。
俺は、11月17日のZepp Tokyoでの2日目の公演を観ているのだが、それ以降、関東での公演は無いので終盤のこの公演のチケットも購入。

チャットモンチーのライヴ自体は、この間、12月27日に渋谷のClub Quattroであった所属事務所、ニューカムの女性ミュージシャン総出の「Newcome Presents Year-End Party! Lady Go!!」というイベントで観てる。その時は整理番号が早かったので年甲斐もなく最前の橋本絵莉子前にポジションを取ってしまったのだけれど。

開場予定時刻を過ぎての到着だったが、開場はしていない。若い者に混じって整理番号順の行列に並んで入場する。会場のキャパを考えれば比較的若い整理番号のチケットだったが、前日からの遠征ゆえのでかい荷物や防寒の服をコインロッカー2つを使って収め、ドリンクカウンターでビールをもらってからのんびり入場。それでもちょっと前の方を立ち位置に決める。

どっかのFM用に録音したらしい、橋本絵莉子が歌うBeatlesのカヴァー、"in my life"をBGMにメンバー登場。
オープニングにAlbum最高のキラーチューンである"真夜中遊園地"。最初っから跳ぶ跳ぶ。俺は味噌煮込みうどんで結構満腹だった上に、更にビールを流し込んでゲップも出そうな勢いだったので、若い者に混じって跳べるかという不安はあったのだけど始まってしまえば問題はありませんでした。

全体のセットリストは以下の通り。

M-01.真夜中遊園地
M-02.Make Up! Make Up!
M-03.とび魚のバタフライ
M-04.橙
M-05.親知らず
M-06.手のなるほうへ
M-07.ハナノユメ
M-08.恋の煙
M-09.ヒラヒラヒラク秘密ノ扉
M-10.ウィークエンドのまぼろし
M-11.世界が終わる夜に
M-12.おとぎの国の君
M-13.恋愛スピリッツ
M-14.ドッペルゲンガー
M-15.バスロマンス
M-16.モバイルワールド
M-17.ミカヅキ
M-18.東京ハチミツオーケストラ
M-19.意気地アリ
M-20.コスモタウン
M-21.女子たちに明日はない
M-22.シャングリラ

ENCORE
EN1.素直
EN2.サラバ青春


"ウィークエンドのまぼろし"から"ミカヅキ"の間はおとなしめの曲が続くため、暴れたい若者には中弛みという印象を与えたようですが...。
年明けから2月末にリリースされるepに収録の3曲が加わっているようです。ちなみに最初の東京公演から消えたのは、"さよならGood Bye"と"小さなキラキラ"。

この日のMCは、タクシーで入手したという名古屋弁のアンチョコを引用してのものが中心でした。

このツアー、最初に観た東京公演はあまり良い雰囲気ではありませんでした。それはその時の公式のブログの内容からも伝わるかと思います。

その時は、会場からの「可愛い!」とか「萌えー!」なんて声援に対して、「かっこいいって言われるようになりたい」というような言葉で不満を表明していたのだけど。
名古屋でも主に女の子による可愛いという囁きは聴こえましたがそんなに過剰ではなく良い雰囲気でした。というか、みんなおとなしすぎるくらい。

終演後は名古屋20:54発の、のぞみ158号で問題なく帰宅。


名古屋の車コレクション。

チャットモンチーの機材車

チャットモンチーの機材車。昨年末のClub Quattroではベタベタ触ってしまいましたが。土浦ナンバーなのが可笑しいです。

矢場とんの車

「大概にしときや」by.橋本絵莉子(肉嫌い)。矢場とんの車。

今夜の購入CD。

2008-01-16 23:31:48 | 音楽
正月休みも終わって、CDショップには今週から本格的に新譜が並ぶようになりました。
そんでもって、今夜買って帰ってきたCD。昨年末に買い逃したのも含めてだけど。


Album

V.A. "京平ディスコナイト"
奥田民生 "Fantastic OT9"


Single

The Courteeners "Acrylic"
The Courteeners "What Took You So Long?"
Perfume "Baby cruising Love / マカロニ"
Chara "WINTERLONG"
Ayuse Kozue "ONE"
キリンジ "家路"


前作で大ブレイクしたPerfumeの入荷量がすごい。
カラオケ屋に買われてからしょーもなくなったレコード会社で、宣伝能力とかもなかろうに、うまいこといったな。

CharaのSingleは例によってC/Wのカヴァーが面白い。今回はBOOMの"星のラブレター"。

Cocco きらきら Live Tour 2007/2008。

2008-01-14 21:21:38 | 音楽
またしばらく開いてしまいました。先週の話です。

1月10日木曜日。会社帰りに日本武道館へ。

CoccoのLIVEを観にいきました。

「きらきら Live Tour 2007/2008」のファイナル。
前日との2days公演なのだけど、この日はアコースティック・スペシャルナイトと名付けられ、通常とは違う形式のライヴになる様子。俺はこの日のスペシャルな公演だけを観る。

ライヴに行く時は、当然仕事もそれなりに切り上げて会場に向かうのだけど、この日はトラブルで脱出が遅れ、開演予定時刻まで15分を切った時間に退社。開演予定時刻には青山一丁目で九段下に向かう半蔵門線待ち。
会場に入ったのは開演予定時刻から20分経つかという時間だったが、始まっていなかった。2階東スタンドの自分の席に着いて、上着とか脱いで丸めていたら客電が落ちた。

アコースティックという事だったので、昨年の京都音楽博覧会の時みたいに、長田進のアコギ演奏だけを従えたライヴなのかもと思っていたのだが、ツアーメンバーは勢ぞろい。
右からギター大村達身(ex.くるり)、ベース高桑圭(Curly GiraffeGREAT 3)、ドラムス椎野恭一、ギター長田進、キーボード堀江博久。以上がツアーパンフにも記載されているメンバーだが、これにこの日はフィドル(ヴァイオリン)の太田惠資が加わる。

ステージ上はアルバム「きらきら」のレコーディングが行われた沖縄の燦燦スタジオのイメージを模したとの事で、シェードの付いたランプがそこら中に配され、エキゾティックな柄のストールが機材に被せてあったり。俺の席からはステージ脇のスピーカーの死角になる場所にはソファもあるようで、演奏しない曲ではメンバーがそこに行ってお茶なんかを飲んでいる様子である。

Coccoのブルーのドレスは琉球藍で染めたもの。水玉模様は絞りで抜いた、1年がかりで作られた衣装だそうだ。

アルバム「きらきら」のオープニングチューンである"燦"、そして代表曲"強く儚い者たち"で始まったライヴは、「きらきら」からの曲を中心に沖縄民謡なども交えて。
ラス前の"ジュゴンの見える丘"で相変わらずグッと来て、ラストは"バイバイパンプキンパイ"という曲。

素晴らしいライヴでした。実は初めは、会場が広い武道館だという事だけで、行こうかどうしようか迷ったのですが、観てよかったです。

終演後。日本武道館

彼女がラストに語った言葉。
「自分に優しくね。答えは生きていたら見つかるから。ゆっくり続けること。答えが見たかったら生きること。」

正直、能天気な俺には関係ない言葉のはずなのだけど...。

こんな言葉だとか、曲もそうだけど、いわゆる「メッセージ」って数年前の俺だったら思い切り毛嫌いしてたかもしれないなって、聴きながら思った。
それを素直に聞けて心動かされるようになったのは年をとったせいなのかもしれないが、Coccoという人を信頼しているからこそかなとも思う。

COUNTDOWN JAPAN 07/08

2008-01-02 01:03:02 | 音楽
あけましておめでとうございます。
どうぞ、本年もよろしくおねがいいたします。

レッズサポーターとして書くべきことがたくさんあった12月も、何も書かずに過ぎてしまいました。
今年はちゃんとBlogをアップする事も目標にしたいと思います。と言いつつ、日付が変わって、1月1日からアップしない日になってしまいましたが...。


昨夜(2007/12/31)は幕張のCOUNTDOWN JAPAN 07/08に行ってきました。

ここ数年は元日にレッズのゲームがあったし、紅白歌合戦のチェックとかもしなくてはいけなかったので家で年越しをしていましたが、今回はレッズはあっさりと姿を消してしまったし、松浦亜弥が紅白に出ることもないし...。


チケットには13時開演となっているが、目的の出演者は17時過ぎから登場。なので、海浜幕張駅到着は13時過ぎ。駅のフードコートにあったそば屋「あずみ」の肉そば430円で年越しそばを済ませて幕張メッセへ。

幕張メッセ CDJ、幕張会場入場口

入場したらまずTシャツを購入。1000円で使えるクロークに防寒に着ていたものや荷物は預けてLIVE会場に向かう。

EARTH STAGE入口

最も広い、メインのステージであるEARTH STAGEではPOLYSICSが演奏していた。
POLYSICSは以前CDを買ったが、くだらなくてほとんど聴いていない。その後TVで見かけることがあっても興味を持てずにいたが、LIVEを観てる分にはパンク色が結構強くて、面白いかもと思った。

終わったのでふらりとCOSMO STAGEを覗き、榎本くるみという人の演奏を2曲ばかり観て、その脇のDJ BOOTHに向かう。
15:00からcapsuleの中田ヤスタカが回すというので観ようと思ったのだが、人が殺到していて中には入れそうもない。
なので入り口の脇の売店でバドの生を買って素直に入場制限のないEARTH STAGEに戻る。

15:15からは、the brilliant green
彼らのCDも最初のアルバムを持っているが、別のバンドと間違えて買ったもので、確か未開封w
POLYSICS同様、広い会場の後ろの方から眺める。
前述のように聴いていないバンドなのだが、演奏されるのはみんな知っているフレーズを含んだ聴いたことのある曲で、ちょっとすごいなと思う。

EARTH STAGEが続く。
16:30からDOPING PANDA
以前から興味は持ちつつも、これも聴いていないバンド。なのだが、次に出る"目的の出演者"で良い場所を確保すべく、フロントエリアへの進出を企てる。
判っちゃいましたが、すげーすげー。若いモンに混じって、俺も頑張って跳びまくって来ました。いい感じでビールもまわって、汗まみれ。

ドーパンの演奏が終わり、そのファンが捌けていく隙間を縫って、さらに前方に進出。センターの3層目を確保。前も後ろもびっちりで、もはや潰される以外に動きようがないので、DOPING PANDAの時みたいに"もみくちゃ"になる心配もない位置。
不惑のジジィがやる行動じゃないのは判っているが、別にやりたい事を我慢する理由もないだろう。
普段は人混みが嫌いで、余裕な場所で観るのが性に合ってるのだが、最近はそんな事がしたい気分なのだ。数日前のClub Quattroでは、右寄りの橋本絵莉子推しには絶好の最前列でチャットモンチー観たりしてるし...。


そして迎えた最初の目的。
17:45、木村カエラ
ボーダーのシャツに赤いパンツと、シャツの色が違うが前に観た仙台のZeppの時に似たスタイル。間の0がレンズになった2008の文字のサングラスをかけての登場。

某所用に起こしたセットリストがあるのでコピペ。

SWINGING LONDON
TREE CLIMBERS
Yellow
(MC - スーパービンゴで肉まんが当たった)
L.drunk
No Reason Why
ワニと小鳥
Circle
(MC - 新曲の告知)
deja vu
BEAT
Magic Music

前の方は疲れるけど、良く観えるし楽しいですw


最初のミッションを完了し、腹ごしらえ。
場内には屋台がたくさんあって何を食うか迷います。
琉球そばの店の列に並びながらふとその横をみたら、北アフリカ料理の店で、メニューにクスクスがある。
FCWCでアフリカ代表として来日したエトワール・サヘルはチュニジアのチームで、日本テレビの取材でチュニジア大使館でのパーティーとかの映像が流れていた。そのメニューにクスクスが。
以前、このBlogでランチを食いに行くと書いたことがある地中海料理の「Sirocco」が、もうだいぶ前に無くなってしまっていて、食う機会のなくなったクスクスを食いたいと思い出していたので、そっちに切り換えて食べる。

CDJ幕張会場のクスクス

ちょっとスパイシーなトマトソースで美味しい。

食い終わって戻ったEARTH STAGEでは、グループ魂が演芸...じゃなくて演奏中。数年前には紅白で唄っていた曲なんかもやってる。下ネタも連発で、面白いんだけどね。
「続いては、Cocco改め、ニシオカスミコです。」なんていいながら退場。

そのニシオカスミコではなく、Coccoが俺の目的の2番目。
なので、再びフロントエリアへの侵入を敢行。今回は前の出演者の時点から居たわけではないが、それでも中央最前の柵から2m位の場所を確保する。

20:15。前のグループ魂の終了が押し、キーボードのセッティングが順調にいかなかった様子で、バンドメンバーがステージに揃ってやっとサウンドチェックを終えたという状態で次のアーティストの紹介。
花束のようなものを持った赤いドレスのCoccoは男性に抱っこされて登場し、ステージ中央に降り立つ。

琉球訛りで語るMCも面白いCoccoなのだが、この日はまったく語ることなく、歌い進める。何かが憑いているよう。だだっ広い会場においては、ほぼ足元と言っていい場所で見上げている俺は、その圧倒的な存在感にポカンとしているしかない。特にラストの"ジュゴンの見える丘"はもの凄い歌です。

木村カエラの時に違う人だったので、居ないのかと思っていた堀江博久が、Coccoのバックではキーボードを担当していた。


Coccoが終わって、時間があったのでまた食い物。
韓国料理の屋台でチャプチェを食う。美味しかったが暖かければもっと良かった。

CDJ幕張会場の韓国屋台 CDJ幕張会場のチャプチェ

こじんまりとしたキャパの、COSMO STAGEに向かう。
目的の3つめは、□□□(クチロロ)。21:45。
CDは愛聴しているが、自身のオリジナルを演奏するLIVEを観るのは初めて。
録音音源ほどLIVEは面白くないなと思う。
この日、別のステージでLIVEを済ませていたHALCALIがゲストで登場する。

終わったら、EARTH STAGEに戻る。
サンボマスターがお馴染みの"世界はそれを愛と呼ぶんだぜ"演奏中。続く1曲で終了。そこでまたも、俺は前を攻める。中央で前から5人目位の場所をなんとか確保。

この夜のメインイベント。23:05開始。
忌野清志郎 & NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS。

喉頭癌のために活動停止を余儀なくされていた忌野清志郎が完全復活。梅津和時とか、新井田耕造と、RCの時からお馴染み顔を含むメンバーの演奏が始まり、ガウンをまとった清志郎が登場。俺がガキだった頃と変わらない、ピエロみたいな滑稽なメイクの清志郎が派手な服を着て歌い始める。
咽喉の病気だった筈なのに、声も全然変わらない。

"JUMP"でスタートし、昨年の闘病中にリリースされたアルバムからの曲が続いた後に名カヴァー"デイ・ドリーム・ビリーバー"。
そして、RC時代の曲である"MIDNIGHT BLUE"。

「愛し合ってるかい?」というお馴染みの問いかけには、腹の底から「Yeah!」。

2007年最後の曲は"Baby何もかも"。マントやら布団やらとのパフォーマンスを交え、延々と演奏が続くが、ステージを横切る清志郎やバンドのメンバーがステージに置いてあるSHARP製の液晶ディスプレイを気にしている様子からカウントダウンが近づいているのが判る。
コタツとみかんが持ち込まれ演奏終了。
清志郎とバンドメンバーがみんな座ってカウントダウン。
そして迎えた新年。

新年の瞬間。敢えて、レンズをステージには向けず。

"毎日がブランニューデイ"、"ROCK ME BABY"と続き、本編のラストは"雨上がりの夜空に"。少なくとも俺のいたフロントエリアは大合唱。

アンコールでは、RCの時と変わらない「日本の有名なロックンロール」という曲紹介から"上を向いて歩こう"。

もの凄く幸せな気分で新年を迎えました。

木村カエラ Live 2007 ~Gepp Tour~ at Zepp Sendai。

2007-10-20 02:48:51 | 音楽

昨夜(10/19)は、仙台で木村カエラを観てきました。

Flexに15時過ぎに会社を出て、東京駅を15:56に出るはやて25号で仙台へ。
駅前のZepp Sendaiで19:00開演のLiveを観て、仙台発21:26のこまち34号で帰ってきました。

木村カエラのこのツアー、"Live 2007 ~Gepp Tour~"は全国6箇所のZeppで1公演ずつ計6公演のコンパクトなもの。
10/23にある東京公演を観れればこんなムリはしなくてもいいのだけど、東京公演のチケットは入手できず。一般発売の日は南の島にいたので、オクの手を使わない身にはどうしようもありません。
つか、前のTour Scratchも、長野と仙台でしか見てないのだけど...。

Zepp Sendai

仙台には、開場の20分前には着いて、雨の降る中、整理番号毎の列にちゃんと並ぶ。整理番号はハコのキャパにしては比較的若い210番台。

入場したらグッズを購入し、荷物をコインロッカーに入れ、ドリンクカウンターでビールをもらってのんびりとフロアに入る。
前回の木村カエラも、GAMの公演でもそこだった最後方のPA卓前に行こうとしたのだが、何のコントロールだか、早めに入場した人は後ろには入れてくれない。なので、フロアセンターの柵の前で見る事にした。


19:00をほんの少し過ぎて開演。

バンドのメンバーは、
渡邉忍(G)
柏倉隆史(Dr)
4106=村上洋一(B)
堀江博久(Key,G)

金髪ショートカットの木村カエラは青と黒のボーダーのシャツに赤いパンツ。アンコールでは黒のツアーTシャツに着替えて登場。


ネタバレだが、セットリストは以下の通り。



01. 誰
02. TREE CLIMBERS
03. Ground Control
(MC)
04. Level 42
05. Because
06. C-hildren
07. dolphin
(MC)
08. sweetie
09. You
10. ワニと小鳥
(MC)
11. Yellow
12. L.drunk
13. リルラ リルハ
14. BEAT
(MC)
15. Samantha
16. Whatever are you looking for?
17. happiness!!!
(encore)
(MC)
18. deja vu
19. Circle
20. Magic Music



来週、最終の東京公演翌日(木村カエラ、23歳の誕生日)に発売されるepのお披露目的なツアーという事だったのかもしれないが、1stアルバムから来週出るepの収録曲までバラエティーに富んだ選曲。

新曲、Yellowは実を言えば10/1にNHKMUSIC JAPANの収録(ON AIRは来週、10/26深夜)を観に行って、TV用に思い切りEditされたバージョンだが生でも聴いていた。もちろん、既にCSではヘヴィローテーションのPVもチェック済みだが、かなりカッコいい。
タイアップはないみたいなので、そんなには売れないだろうけど、"売れてる曲"なんてロクなもんはないわけでね...。

全20曲はかなり濃密な感じだが、1時間45分くらいで終わり、ラス前の新幹線に余裕で弁当を買って乗り込んだ。