Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

釧路、散策。 ~北海道旅行、5~

2006-12-22 23:28:44 | Weblog
2週間も前の話になってしまいました...。
12月9日土曜日の話の続きです。


ラーメン屋・銀水を出て釧路川の河畔に向かう。

川といっても海に繋がる最下流にあたる場所で、運河のよう。
もはや川の流れなどというものはなく、潮の干満の影響を受けて海水も流れ込んでいるだろう。カモメがたくさんいる。

幣舞橋

幣舞橋へ。

橋の袂に三角形の碑。

釧路の夜、歌碑

近づくと美川憲一の歌声。"釧路の夜"が流れ出した。センサーで人が近づくと流れ出す仕組みなようだ。
渡良瀬橋の袂にもこんなのがあるといいな。もちろん、松浦亜弥バージョンの"渡良瀬橋"で。

幣舞橋。北海道三大名橋のひとつ。ちなみにあとのふたつは札幌の豊平橋と旭川の旭橋。

欄干に、四季の乙女像などという余計なものがあるが、こんな橋上彫刻を日本で初めてやったのがこの橋なのだそう。
4体あるそれぞれが日本を代表する彫刻家による作品なのだそうだが、その頭はカモメが羽を休めるのに丁度よい場所だ。

夏の乙女像とカモメ

橋を渡って、釧路川の向こう側。ロータリーの交差点を越えた場所にある出世坂という階段を登って、幣舞公園へ。
公園内には原田康子の"挽歌"の碑がある。
橋を見下ろす場所という事で登って来たのだが、橋を見るなら側面からの方がいいな。下のロータリーを流れる車の様子を見るのは少し楽しい。

幣舞公園からの眺め

出世坂を降りて、橋の袂。橋の下を潜って、漁船が停泊している岸壁の凍った足元に気遣いながら海の方。

港文館へ。赤煉瓦の可愛らしい建物。
建物の前には石川啄木の像も。

港文館と啄木像

釧路は石川啄木縁の地として、そこら中に啄木の歌碑がある。でも、実際に啄木が釧路に滞在していたのって、76日間だけ。釧路新聞の記者としての滞在だったのだが、その当時の釧路新聞の社屋を復元したというのが、この港文館。
中には啄木や釧路市の歴史に関する展示があり、見学は無料。

幣舞橋を渡って反対側。
釧路フィッシャーマンズワーフMOOへ。

フィッシャーマンズワーフMOO

この前にも歌の流れる碑があった。

釧路湿原、歌碑

水森かおりの"釧路湿原"の碑。水森かおりの写真入りである。

思い出すのは3年前。
この年、浦和レッズは天皇杯の3回戦でJ2の湘南に敗れた。
勝てば鳥取で4回戦の筈で、直前の手配も困難なので事前に鳥取への1泊2日の旅程ですべてをブッキング。負けてゲームは無くなったが、レッズの試合が他であるという訳でもなく暇なので鳥取旅行だけはしてきた。
この時の鳥取が、"鳥取砂丘"という曲で紅白歌合戦に初出場をする水森かおりの応援ムード一色。夜に入ったカニ料理の親父なんかも水森かおりとの2ショットの写真を示して、わが娘みたいな感じで熱く紅白への期待を語っていたのだけど...。
翌年に"釧路湿原"という曲を出すのを知って、鳥取の人達はどう思ったのだろうね。で、この歌手はこういう事をやるんだと判っている筈なのに、釧路の人はこんなものを作ったか。
そして、水森かおりのディスコグラフィーは"五能線"、"熊野古道"へと続く。
ヲタ相手の商売というのもかなりあざといとは思うが、地方の人達のココロを弄ぶような商売もどうかと思うな...。
なんて、水森かおりに今度はおらが町を歌ってくださいなんて誘致活動をしている観光協会があったりするのかもしれないけど。
歌ってもらうだけならいいけど、釧路のこれは明らかに金の無駄だよ。
と、渡良瀬橋の袂に松浦亜弥のを作って欲しいなんて言ってる俺が言うのも変だけどね。

さてフィッシャーマンズワーフMOO。
外に人はいないけど、この中にはいるんだろうなと思っていたのだが、中にも人はいなかった。和商市場などと違って、店は土産物屋だけみたいな感じなので、観光客がいなければ人はこないか。ハローワークなどもあるのだけど、これも必要な人が来るというもので。
17時以降にレストランなんかが開けば人が来るのかもしれない。

時間は16:00前だがすっかり暗くなってすべての街灯が灯っている。幣舞橋もライトアップの時間。

バリアフリーの為の工事中だという事でぼこぼこに掘り返されて健常者の俺でも歩きにくくなっている歩道を歩いてこの日のホテルへ。

テレビをつけてJリーグの入れ替え戦を観て、終わったら少し眠る。

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