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Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

カレーハウス、デリー at 溝の口駅西口商店街。

2007-02-10 23:43:11 | 食い物
火災が発生してから明日で一週間。

商店街で火災、南武線一時運休 約4300人に影響(共同通信) - goo ニュース

溝の口駅西口商店街の整理はほとんどされている様子がない。

溝の口駅西口商店街

西口を出ると工事の音が聞こえるが、出火元となった鮮魚店の向かいから始まる土地に、少し前から始まっていたらしいマンションらしい建物の建築が続いている音。
足元があんなに燃えているのに、工事現場は大丈夫だったのか。つか、この建物の入口はどこになるのだろう。


南武沿線道路側に回る。商店街の入口には廃棄物回収業者のトラックが停まっていて、焼け焦げた鉄板とかを積んでいる。
その脇の狭い通路。人ひとり通れるスペースが少し奥まで。

カレーハウス デリーは営業を始めていた。嬉しい。

溝の口、カレーハウス デリー

カキフライカレー、680円を頼む。

デリーのカキフライカレー

小麦粉を丁寧に焦がすところから始めましたといった感じの香ばしいカレールー。ちょっとチョコレートっぽくもある。
その香ばしさにマスクされてか、まったくトンがったところは無いが、それなりに辛さも秘めていて、食べ進むうちに汗もじんわりと出てくる。
千切りのキャベツが添えられているのもいい。このキャベツを無造作にルーと混ぜて食べる。

カキフライカレーにはカキフライが3個。
単品とか定食で頼んだとしたら、かなり微妙と感じる筈の厚い衣と、しっかりと揚げすぎなカキフライなのだけど、カレールーとの組み合わせは最高。

食べていたら店内のラジオからニュースの声。
越谷で放火とか。

埼玉の中学剣道場で防具焼く、放火か…防犯装置が作動(読売新聞) - goo ニュース

なんなんだろうな...。


店を出る。もちろん、デリーより奥には入る事が出来ない。

この間と同様、大山街道側の南武線沿いにまわる。

肉の津久波も営業を始めていた。
でもコロッケをはじめ、揚げ物は売っていなかったので、入らない。
コロッケなどを売ってないことは、以前にもあった事なので、これが火災の影響なのかどうかは判らない。前を通る時に、売っていたら買うという事が多かったので、通行止めで店の前を通れない今の状況が続くと様子を見に行くのも大変だ。

溝の口駅西口商店街。写真中央少し右から出火 溝の口駅西口商店街。焼け跡の向こうを南武線が走る。

ところで...。
テレビ東京の「出没!アド街ック天国」の3月10日放送が溝の口の特集だという情報がある。1999年6月以来、2度目の登場。
既に主な取材は終わっていると思うが、西口商店街のこの件についてはどう扱われるのか。

中野、奥州白河らあめん 南湖。

2007-01-07 23:10:18 | 食い物
サンプラザを離れて、昼食。

サンモールを越えて一本向こうの通りに。サンモールもいいが、呑み屋や良さげな飲食店はこっちの方が多い。この通りにも名前が付いていた方が店の場所の説明にも便利だと思うがないようだ。
前日に行った青葉もこの通りにある。ただこの通りに名前がない所為か、グルメサイトの場所の説明もサンモールの左にマツモトキヨシがあるところで右に入るなんて説明になっている。ところで、あそこにマツモトキヨシってあったか?
昨日は行列の無かった青葉だが、今日は行列だった。

青葉の行列

で、今日行ったのは別の店。

奥州白河らあめん 南湖。

そのサンモールより一本東の通りで、青葉より駅寄りの場所にある。

福島県では喜多方ラーメンが有名だが、白河ラーメンも有名ブランド。と言っても、とら食堂という超有名店が一身に背負っている感が強い。

首都圏では、そのとら食堂で修行した方の開いた"白河中華そば"が横浜の都築区にあって、機会があれば行ってみたいと思いつつ、未だに行けないでいる。

そんなで、白河ラーメンを初体験。

店の戸を開けて入った時には、普通の白河らあめん600円を頼む気でいたのだが、注文を聞きにくるのを待っている間に店内を見回していたら、店長の一推しが、ねぎ南湖らあめん680円との事なのでそれを頼む。

あと、青森産最高級ニンニクを使用しているという餃子5個380円と、スーパードライの小生350円。

さっぱり醤油味の白河らあめんに対して、こくのある醤油味と記されている南湖らあめんの南湖味というのは、通常の白河らあめんの鶏がらと豚ゲンコツのスープに、カツオ、じゃこ、昆布からとった魚介スープをブレンドした和製スープとの事だ。つまり、手法としては青葉と同じという事になる。
この和風ダシの南湖味というのはトッピング扱いでプラス50円。

ねぎ南湖らあめんがやってくる。

南湖、ねぎ南湖らあめん

スープの色とか見た感じは最近食べたラーメンでは釧路の銀水が近い。スープの味も銀水っぽいかも。同じダブルスープでも青葉のように何かが突出したという事もなく、複雑に一体化している。

釧路の銀水が細麺だったのに対して、ここの麺は平たくて縮れた麺。もっちりとした食感はとてもよい。
でも、喜多方ラーメンとの区別はできない。同じって言えるかも。
この麺は店内に積まれていた箱を見ると「麺の菊水」というところの麺らしい。菊水って、てつやとかの菊水とは、違うのだろうな。

トッピングのねぎは豆板醤で和えたものが中央にちょこんと乗っている。ので、最初は普通の味を楽しんで、食べ進んでから豆板醤を溶かして食べるような事が出来る。
美味しかった。

でも、期待していた餃子は今ひとつでした...。

営業時間などは以下に記しますが、通し営業な筈の今日、日曜日。俺が食っている途中14:45頃。店主らしき人が出てきて暖簾をしまい、入口に「仕込のためPM5:30からの営業となります」なんて張り紙を出していた。
営業はちょっといい加減かも。

白河ダルマのイラストのショップカードは可愛らしい。

奥州白河らあめん 南湖 南湖、ショップカード
◎奥州白河らあめん 南湖

所在地:東京都中野区中野5-35-8 新東京アパート101号 (Map)
定休日:水曜日
営業時間:
11:30~15:00、17:30~23:00 (日曜、祝日は11:30~21:00)
※ただしスープ切れ終了。

中野、青葉と大勝軒。

2007-01-07 00:22:59 | 食い物
今日の昼公演と夜公演の間に、青葉の本店へ。
最近も行列が続いているのかは定かでない。雨とか時間の関係もあるのかもしれないけど、並ぶ事なく入店。

中華そば、650円を食べる。
青葉の本店で食べるのは2回目。前回も中華そばを食べていて、その時には次はつけめんを食べようと思っていたのだけど、寒かったので今日も中華そばにしてしまった。

青葉、中華そば

動物系にスープに魚ダシ。前面に出ているのはほとんど魚。最近はこんな味の店ばかりになったが、それも青葉が大人気だったからだろう。
青葉人気が爆発し、青葉インスパイア系が世の中に溢れていくのと反比例して、俺のラーメン熱はどんどん醒めていった訳なのだけど。って、言うと嘘だな。病気で切って腸が短くなってから、それまでのように馬鹿みたいにラーメンを食うような事はしなくなりました。

正直、こんなに魚の味を出さなくてもいいだろうと思うが、許容範囲。
もちっとした麺の食感は面白く、やっぱり今度はつけ麺を食べようかと思う。


夜公演終了後には昨年の中野公演の後にも行った大勝軒へ。
寒くても、ここではつけそば。480円。

中野大勝軒、つけそば

ぶっとい麺は食べ応えがある。
麺を食べ終わったら、つけ汁にスープを足してもらい、最後は暖かくなって店を出る。


ちなみに今年の初ラーメンは、前夜食べた、梶が谷のらーめん翔太。
翔太らーめん。683円。

らーめん翔太、翔太らーめん

いつもはキムチをトッピングするのだけど、久しぶりになにもなしで食べる。
良質の豚骨醤油スープに、甘味のあるタマネギのみじん切りの相性は絶妙。細い多加水麺と、ぷりぷりのキクラゲの食感もいい。

札幌、味噌ラーメン専門店 けやき ~北海道旅行、10~

2006-12-27 00:29:24 | 食い物
ホテルに着いて、おおぞら10号の車内で書き始めたエントリーを仕上げてアップ。
23時近くになって部屋を出る。

狸小路のホテルからは、歩いてほんのちょっとですすきの。ここで男心をくすぐるどこかに行く訳ではなく、ラーメン屋へ。

帯広でのばんえい競馬がメインな筈の旅行で帯広には一泊もせずに札幌に来たの理由は、俺にとってはばんえい競馬以外なにもない帯広で2日間競馬を続けるのは財布の中身的に危ないかなと思ったのとか、便数の多い新千歳空港からの方が帰り易いよなとか...。
と、やっぱり札幌でラーメンは食いたいよなと思ったのも理由のひとつ。そんな訳でラーメン屋に向かう。

行った店は"けやき"。

"純連(すみれ)"の後を継いで新横浜ラーメン博物館に出店している、札幌を代表するラーメン屋。

実を言えば、俺が札幌で一番最初に食べた味噌ラーメンがこの"けやき"。

有珠山噴火の影響でゲームが中止になり、ただ観光に札幌まで来た2000年4月の事。
当時は漢字で"欅"と表記するのが普通だった。

最初に札幌に来たのは1999年だが、この時は"爐(いろり)"という店でスペシャルラーメンという魚介類たっぷりの醤油ラーメンを食べていて、味噌は食べていない。

"けやき"は、今となっては超有名な行列店だが、1999年11月のオープンから半年に満たなかった当時は期待の新店的なステータスで、俺が行った時も待ち時間なしで入店した。
しかもこの時は、まだ不定期刊行だった北海道ウォーカーに付いていた割引券で料金が安くなるという...。そんな店なのだった。

ラ博で食べる"純連"の味噌ラーメンの脂っこさが、今は結構好きだと言えるのだけれど、実は当時あんまり好みでなかった俺は、本格的な味噌ラーメンって嫌いなのかもと思っていたのだが、"けやき"の味噌ラーメンは上品で味わい深く、とても美味しかった。
それ以来、俺自身は再訪する事はなかったのだが、説明しやすい場所にある事もあって、札幌でオススメのラーメンはと人に聞かれれば、必ずこの店を挙げていた。

その"けやき"に6年半ぶりに向かった。
すすきの交差点のすすきのビル。ニッカウイスキーの電飾の上、キリンビールの電飾内に表示された気温はマイナス1度。

すすきのビル

その下を南に進んで、北海道銀行(薄野支店)の角を左に曲がれば"けやき"はある。

思ったとおり長蛇の列。

けやきの行列

並ぶのは好きではないが、仕方ないので並ぶ。

店の外にテーブルがあるのだが、俺の前にいる8人位の団体が、店の人にそこでいいかと聞かれてOKしたらしい。
こんな寒い中、外で食うのはバカだが、まぁラーメン屋で領収書を切ってもらっているような連中だからいいか。

そんなおかげで、思っていたのよりは少し早く...それでも45分待ってようやく入店。

10人しか入れない狭い店内は当時のまま。
オーダーを聞かれて、後ではレジに時間がかかるのでと先に金を支払うようになったのは人気店になっての変化か。

今回は味噌に比べて50円増しの、ねぎラーメン850円を頼む。味噌専門店なので、すべてのメニューが味噌。

そしてここからが更に待つ。具を炒めて、スープに絡めてという丁寧な味噌ラーメンのつくり方で仕方ないのだが、目の前にラーメンが出て来たのは入店から15分。日付が変わる、午前0時ちょうど。

札幌 けやきのねぎラーメン

これじゃ回転も悪いし待たされるのも仕方がない。

とネガティヴな書き方をしつつ、ここのラーメンはやっぱり美味かった...。

並ばないで食べられれば、その方がいいに決まっているのだが、並んだ結果を後悔しないラーメン屋である事は間違いない。

札幌 味噌ラーメン専門店 けやき
札幌 味噌ラーメン専門店 けやき

所在地:札幌市中央区南6条西3丁目睦ビル1F (Map)
定休日:年中無休
営業時間:10:30~28:00 (日曜、祝日は~27:00)

釧路、炉ばた。 ~北海道旅行、6~

2006-12-23 23:17:37 | 食い物
12月9日土曜日の話は、これが最後です。やれやれ。


19:30を過ぎて外出。昼に行った銀水のある末広町の方に向かう。

港町、釧路では魚が美味いのは当然だが、町のそこら中にあるのは炉ばた焼きの文字。俺が今回の旅で釧路から北海道に入ったのは、この炉ばた焼きの店に行きたかったというのが最大の理由。

腹を空かせて向かった店は、その名もシンプルに「炉ばた」。
発祥の店という事らしい。

角に建つ古い木造。店名だけしか記していない看板に灯は入って、のれんは出ているが、引き戸から洩れてくる灯りは暗く、少し入り難い雰囲気。だけど、ここに来るのが目的だったので躊躇なく戸を開く。

中には既に大勢の先客。コの字型のカウンターをほぼ埋めている。満席かなと思ったが、一人分、入れるスペースがあり無事に座れる。

まずは飲み物をと聞かれ、生ビールをもらう。

カウンターの中は広い板の間で、真ん中には魚を焼く囲炉裏。着物と頭に布を被ったアイヌっぽい装束のお婆さんがそこに座って、魚などを焼いている。
独特の雰囲気。

炉ばた、店内

料理の注文を聞かれる。
魚の種類はいろいろあるけれど、どうせここまで来たのだから最高のものをと、めんめを頼む。こっちでいうところのキンキである。
それに、しいたけとアスパラガス。

注文したものは奥から店員さんがお婆さんの所に持ってきて、お婆さんが囲炉裏の上の網に載せて焼き始める。
置く場所によって火加減の具合が違うのだろうか。時々、位置を変えながらじっくりと焼く。
俺の頼んだ、めんめとしいたけも焼き始めた。
アスパラガスはバター炒めのようで、これは奥で調理したものがそのまま出される。

まずはしいたけが焼きあがった。

炉ばたのしいたけ

丸々として立派なしいたけ。これは、ほとんどの客が頼んでいる。
裏返した傘の中に醤油さしから何か液体を注ぎながら焼いていて、あれが醤油だったら塩辛くてしょうがないだろうなと思ったのだが、澄んだ汁がなみなみと傘の中に溜まっている。日本酒かもしれない。
汁をこぼさないように柄の部分を持って食べてと出される。
その通りに柄をつまんで口に持っていき、汁をすするようにしながら齧る。
歯応えも味も抜群。

そして、めんめが焼きあがった。

炉ばたのめんめ

干して旨みが凝縮された表面の部分は普通でも美味い部分だが、炭火で焼かれて香ばしくなった感じが更によい。
肉厚の身は、身離れがよく、脂ものっている。本当に贅沢をしている気分。

一杯目のビールが空いたが、これを肴にするなら日本酒だろうと熱燗を頼む。
熱燗は、囲炉裏の網の脇に置いてある甕の中で暖められていて、それを柄杓で湯呑茶碗に注いで持って来てくれる。

この後、貝類好きの俺は、ホタテとホッキを頼む。ホタテはバター焼きを頼んだせいか、奥から持ってくるが、塩味で頼んだホッキはお婆さんが焼いたのを出してくれる。

炉ばたのホタテ 炉ばたのホッキ

どれも美味しく満足。来て良かった。

で、覚悟はしていたが、値段は安くない。メニューにも値段は書いていないので判らないが、多分、めんめ一枚で4000円くらい取ってると思う。
7000円ちょっとを支払って、店を出た。


寒いけど、また釧路川に出る。幣舞橋はライトアップされて綺麗。

幣舞橋、夜景

橋の袂から通りに出たら雪が舞い始めた。みるみる道路の表面が白くなっていく中、滑らないように気をつけながらホテルに戻る。


釧路、炉ばた
炉ばた

所在地:北海道釧路市栄町3-1 (Map)
定休日:毎週日曜日(ただしゴールデンウィーク、8月は無休)
営業時間:17:00~24:00 (冬季は~23:00)

釧路ラーメン、銀水。 ~北海道旅行、4~

2006-12-17 23:39:25 | 食い物
駅の南側に戻り、幣舞橋(ぬさまいばし)の方に向かう。
北大通5丁目で左に曲がり、末広町という繁華街へ。
夜にならないと人を集めそうにない店ばかりなせいか、人はほとんどいない。というか、駅前から道を歩いている人はほとんど見ない。和商市場とか、場外馬券売り場とか、室内では人を見るのだけど。

ラーメンを食べる。

北海道といえばラーメン。
ブランドとしては札幌の味噌、函館の塩、旭川の醤油という事で他はどうかという感じだが、これまで食べた事のある小樽の"初代"とか、室蘭の"なかよし"とかも美味しかった。

で、ここ釧路。
釧路ラーメンなんて、俺は聞いた事なかったのだが、北海道遺産で紹介されている"北海道のラーメン"の説明では、先にあげた代表的な三都市に並んで、釧路の名前が挙がっている。
ただこれは、"北海道第4のご当地ラーメン"などと称して、釧路ラーメン麺遊会などというのが組織されていて、単にそんなものの顔を立てて...というか、そんな組織の政治力が働いての事なのだろうと思う。
ただ、観光の手段に使うかどうかに関わらず、地域の人間のソウルフードになりうるラーメンは、どの土地にもある筈。
という事で、入った店は釧路ラーメン麺遊会には未加盟の店。

ラーメン専門店 銀水

昭和10年に屋台で始めた店という事らしい。

広めの店内。中途半端な時間だとは思うが先客なし。俺の直後におばちゃんが一人入って来て、塩ラーメンを頼んでいる。
俺はメニュー筆頭の正油ラーメン。630円。

釧路、銀水の正油ラーメン

澄んだスープの表面に透明な油がキラキラ光ったシンプルなラーメン。
魚ベースで濃い目に味は出ているがしつこくはない。
麺はかなり細く、ちょっと平べったい縮れた多加水麺。歯応えよりもまとめてすすった時の喉越しが楽しいタイプ。
特別に美味さを強調するほどはないが、古き佳き懐かしいラーメンの味。
完食。

気負うことなくこの味を守って、地元の人に愛され続ければいいと思う。

ラーメン専門店 銀水
ラーメン専門店 銀水

所在地:北海道釧路市末広3-4 (Map)
定休日:毎週水曜
営業時間:11:00~21:00

釧路、和商市場で勝手丼。 ~北海道旅行、2~

2006-12-13 01:28:44 | 食い物
(2006年12月9日土曜)

最初の目的地。和商市場

和商市場、外観 和商市場、内部

市場と言っても卸売り市場ではなく、市民の台所的な場所である。
海産物はもちろんだが、野菜や惣菜、日用品などいろんなものを売っている。

ここで朝食。
食堂もいろいろあるのだが、ここに来る観光客の定番の行動として、"勝手丼"を体験する事にする。

勝手丼とは何かというと、ご飯だけをもらって、市場の中を回って好きな物を買って載せましょうという、アクティヴな観光客にはとっても楽しいものである。
でも、どちらかというと引き篭り気味な俺には、勝手丼の勝手がいまいち判らない。

いわゆる、勝手丼に載せるような海産物を扱っているような店を見ても、普通に蟹とかを並べているだけで、少しだけご飯に載せてなんていいづらい感じだし。
で、回っていたら、それ用に小分けの皿に刺身とかを分けて、一皿いくらなんて並べている店を2つだけ見つける。

近くの食堂の、勝手丼用のご飯を売っていると表示している店で、スチロール製の器に盛ったご飯を買う。サイズによって値段が変わるが、俺は中盛り200円。
で、さっきチェックした店のうちのひとつに向かうと、おばちゃんも心得たもので、「はい。とりあえずご飯ちょうだいね」と奪うように持っていく。ま、俺も面倒くさい駆け引きとか嫌だし、ここで完成させちゃおうと思っていたからいいのだけど。

で、並んだ具から選ぶ。正直、安くはない。

勝手丼、製作中

イクラ、バフンウニに始まって、真ダラ、油ガレイ、ホタテ、ホッキ、とびっこ、おひょう、つぶ貝。カニは爪の身をもらう。あと、ブドウエビ。

地ならではのレアな食材を配した、なかなかセンスのいい選択だと我ながら思う。
で、値段は2000円。
という事で、2200円の勝手丼の出来栄えは写真で。

勝手丼、完成

醤油は魚を買った店で瓶を借り、市場の中にあるテーブルに座ってワシワシと喰らう。
美味しかった。


食後。
和商市場内で自宅向けにカニを発注。かなり安い。

和商市場の建物にはローソンもある。J2の時には良くやっていたのだが、こういう遠くのローソンでゲームのチケットを買ったりする。で、まだ買ってなかった翌週の天皇杯のチケットを買う。
埼玉スタジアムのゲームのチケットで、発券場所は釧路和商市場店の文字。
主催者がチケットの発券場所をリサーチしてたら、なんだこりゃと思うだろうな。

豊田の名物コロッケ。松丈。

2006-11-19 22:48:32 | 食い物
今回、豊田では観光せず、日帰りでした。

そんな中、試合の前後に豊田で食べたもの。

豊田市駅からスタジアムに向かう道を歩き始めて、すぐ左の脇道にある肉屋、松丈。
創業昭和29年だというこの店のコロッケが地元で非常に評判。

松丈のチキンコロッケ。

チキンコロッケ、1枚74円。

2年前も食べたのだけど、確かに美味しい。
ま、コロッケなんで、美味さを力説するほどのものでもないのだけど、ポテトの漉し方によると思うふんわりした食感とか、隠し味というほど隠れていないカレー風味な感じがとても良いです。

ただ評判の店な筈なんですが、サッカーの客を当て込んで準備していたみたいなのに、みんなスルーだったみたいなのはなんでなのでしょう。

もちろん、肉屋なのでテイクアウトのみです。

松丈、外観。
◎味じまん 松丈

所在地:愛知県豊田市喜多町2-53 (Map)
定休日:日曜
営業時間:09:30~19:00



俺にとってベストなコロッケは、溝口西口商店街にある肉の津久波の50円(税別)のコロッケなんだけど、それは俺にとってはソウル・フードに分類されるものなんでね。


豊田スタジアムからの帰りは、すごい人混みで全く進まず、距離的には余裕だと思っていた、新豊田駅を16:42に出る愛知環状鉄道には全然間に合わなく、それから20分も後の17:03発になってしまう。
駅のホームで偶然に会社のレッズサポ仲間ご夫婦に遭遇。
愛知環状鉄道は本数が少なく、来た時に乗った列車は2両編成での運行なので試合後には乗れるのかなと思っていたのだが、やってきた岡崎行きは4両編成で、客も思ったより少なく余裕だった。
下手したらずっと座れないかもと思っていた帰路は新幹線もちゃんと座れた。

新梅田食道街。松葉総本店。

2006-10-09 00:02:26 | 食い物

10月1日日曜日の話の続き。

上映終了後、みんなで呑みに行く様子の関西組と別れて俺は帰宅モードに。
この日、朝からここまで何も食べてない俺。

梅田で前から気になっていた、駅の地下通路にあるスタンドの串かつ屋に向かうが、昼間っから人が一杯でもぐりこめない。
なので、新梅田食道街という、阪急脇のしょっぱい飲食店が固まったエリアに向かう。

おでんの店とかもいいかなと中を徘徊。以前に入ったことのある、お好み焼きの店「きじ」はどうかと向かうが夜営業前の中休みで開いていない。と、その向かいの串かつ屋。屋号が梅田の地下にあるのと一緒。結構、混んではいるが広い店内で余地はありそうなので暖簾をくぐる。

松葉総本店。

松葉総本店

システムはやっぱり地下にある店と同じみたい。普通の串かつ屋との違いは、注文しなくても揚げたものがすでに前のパットに並んでいる事。なので、注文しなくても、このパッドにあるのを食べればいい。Make to Orderで、揚げたての方が美味いのは間違いないだろうが、立ち食いのこんな場所では、それよりも効率を狙っているんだろう。そういうニーズもあるという事は客の多さが証明している。
ただ、ドテ焼きが無いのは俺には残念。

パッドに出ているのを食べていい筈なのだが、俺には衣のついたそれが何を揚げたものなのかが判らない。なので注文する。すると自分の目の前以外のパッドも見て、その品があれば目の前に持ってきてくれる。無ければ、その時点で揚げてくれるし、時間がたって冷めた串については「あつくしますか?」とか言って、揚げなおしもしてくれるようだ。
客の注文でなく揚げたものが出来上がると「○○揚がりました。」と、パン屋で焼きたてが出るように、新しい串をパットに並べている。それが自分の好みなら、それを食べればいい。システムとしては、回転すしに似てるのか。
串以外に湯豆腐を頼んだが、結構しっかりした味のある豆腐で、これも美味しかった。

松葉総本店の湯豆腐

あと、他の店ではあまりみないじゃがいもが美味しかった。



阪急電車で蛍池。モノレールで大阪空港。
夜の飛行機だが早めの空港入り。

南ターミナルのスタバに行って、京都の前からのタンブラーを買おうと思ったら、新しい金ぴかのしか売ってない。しまった。

職場への土産にはおたべ黒いシリーズのラングドシャ、黒紗を購入。家用には黒シリーズの餡子入り生八ツ橋も購入。

搭乗時刻までは空港のラウンジに。

19:30のJAL1526便で羽田に。
これまで京都の往復は新幹線を使っていたのだが、今回はバーゲンフェアだったので帰りは飛行機を選択。舞台挨拶のあるなしに関わらず、帰りは大阪からと決まっていたのでした。

京都、名残床。

2006-10-07 21:16:10 | 食い物
まだ一週間前。9月30日土曜日の話。

西京極駅からレッズサポーターで満員の阪急電車に乗って烏丸駅で下車。

四条通からホテルのある柳馬場通に入る場所にあったスタバ(京都四条通ヤサカビル店)に入る。
京都のシティタンブラーを買うため。
ところが、伊丹空港で見かけた(南ターミナル2階のスタバには、京都、大阪、神戸の三都のシティタンブラーを扱っている)、通常の京都のものと一緒に、ちょっと金なんかもあしらった細長いものが売っている。底のシールを見ると、06京都タンブラーとか書いてある。新作なのかもしれないが、期間限定の可能性もあり、こっちの新しいタンブラーを購入する。

ホテルに戻って一休み。目覚めてもボーっとして、テレビでBSの「Jリーグタイム」(昨シーズンまで「速報!Jリーグ」の担当だった石山愛子は可愛かったんだけどなぁ...)が終わりそうなタイミングで、飯を食わなきゃと外に出る。朝に新福菜館で食べてから、漬物の試食しか食べていない。

京都とはいえ、そんな夜遅くではものを食う店も限られそう。
前にも一回行った事がある、木屋町のうどん屋、味味香(みみこう)は夜遅くまでやっていた筈だと思い向かったのだが、自分が白いTシャツに着替えていて、カレーうどんだと確実に汁をはねてシミになるなと、店の前で気がつきやめる。

路地を抜けて、先斗町の真ん中に。
どっか入り易そうなところはないかと歩いて、これまでに何回か入った事のある「串ェ門」という店がある紫光会館というビルの、一階の店も入り易そうな感じだったので、奥まったその入り口に向かう。

京おばんざい ごとく庵。

店の人に聞くと、もうラストオーダーになってしまうとの事だが、おひとり様は長居をするつもりもなく通してもらう。
鴨川に張り出した空間にはまだ床が組んである。というか、この日は9月の晦日で、名残床の最後の日だったのかもしれない。
その先端の真ん中の席を割り当てられる。京都で飯を食うシチュエーションとしては観光客大喜びの展開。もちろん、後客なんか来ないタイミングなので、気をきかせてくれたのだと思う。
レッズのレプリカを着た先客もいる。

ラストオーダーだというのでまとめて頼む。
生ビールに、秋茄子の煮浸し、湯豆腐、生湯葉のお造り。そして炭水化物には鯛茶漬け。
メニュー単体では、まぁ少しお高め程度だが、まとめて頼んだ分を後で計算したらちょっとだけびびる額。突出しも結構立派で、これだけでもかなり取られるなと思う。

夜の川原は灯りに乏しく、写真はちゃんと見えるかどうか。

ごとく庵。床。 ごとく庵。突出し。


料理はどれもまあまあ美味しい。夜の鴨川を臨む席は良かったが、長袖とはいえTシャツ一枚の俺には少し涼しすぎた。
夏の終わりを改めて思う。今年の夏は体調が悪くて参ったな(笑)とか。

相変わらず、生ビール一杯だが気持ちよくなって、ホテルまでの長い道のりをのんびりと帰る。