釣り日記

昨日は朝早くから（と言っても早過ぎる）ヤリイカ釣りに行ってきました。

船宿はちょこちょこお世話になっている京急大津の「小川屋」さんです。

真っ暗な５時前に着いたんですが、驚いたことにすでにトモはふさがっていました。

車を駐車するところでは１台、エンジンをかけながら中で暖まっている人までいました。

私は車を止めて船宿に入り「おはようございます」と挨拶しましたが、さすがに寒い。

早速コーヒーをごちそうになり宿で待つこと３０分、イカツリの船長が出勤？です。

（この船宿は３人船長がいてみんな親切です）

「俺、ヤリイカはじめてなんだけど、スルメと変わんないよね？｝
「大丈夫ですよ、おんなじです」

「でもけっこうしゃくるんでしょう？」
「今はスルメもそんなにしゃくらず、ヤリイカも錘が底を突くあたりでチョコチョコやれば
すぐあたりがわかります」

えっ、そんなもんなの…っていう感じです。

ええ～そうなの…しゃくらなくていいの…？


なんて話を聞いて、出船の時間までコーヒーを３杯も飲んじゃいました。


さて出船、一路千葉よりの洲崎沖です。
全部で８人、私は右中央の船長の下です。

なんと１時間１０分かかります。けっこう寒いんですが上州屋で買った２９８０円の中綿
ウェア、けっこう暖かい。


波はさすがに冬の海です。ちょっと荒れ気味。
しかし富士山の見事さはさすがです。今年初めての富士山が相模湾の海の上からなんて
最高です。

どんぶりこ、どんぶりこと波を越えて、ようやく釣り場に到着。

釣り開始して、錘が２００メートル付近の海底に着底、さっそくあたりを待ちます。

ぐっと重みが伝わってきたので、巻き上げ開始。

中速で巻いてきたんですが５０メートル付近でふっと軽くなります。あっあっ…。

そんなことの繰り返しです。

待てよ、ちょっと早過ぎるかもしれない…と
こんどは若干ゆっくりめで巻き上げるとようやく一杯目が上がりました。

それでもばらしが多いので、今度はもっとゆっくり目であげると、なんと３杯の一荷釣り。

ちょっと興奮です。

俺って上手いじゃん…なんて。

そう言ったことの繰り返しで終わってみれば２３杯でした。
大小さまざまです。小さいのはマルイカのようです。

でも私にとってはイカ釣りの新記録です。
しかも全部ヤリイカでした。

よかった、よかった。

終わって船宿の見習いの子が釣果を聞きにきたので（ネットに載せます）
報告し、一路港へ帰ります。（帰りのこの時間が長いんです）

港に着いたところで、その子に「今日はいくついくつ？」と聞くと
「トップ５３杯です」

「裾は？」
「２３杯でした」

「それ、俺だよ」
「あっ　…」


なんてことがありながら、宿に帰っておいしいうどんをごちそうになり
うちに帰ってきました。（このうどんがおいしい。上に天カスを自分でのせます）

夜は小さいやつのヤリのイカ焼き（ぜいたくです）。

ものすごくおいしかったです。
娘も大喜びでした。

このごちそうが、海釣りの楽しさです。

書いてはいませんが、やっぱりひさしぶりのイカ釣りで、けっこう失敗ばかり。
まだまだ勉強です。

あとはちょっとプラヅノを動かし過ぎたような気もします。


次回は、絶対裾をぬけるぞ。（いつもイカ釣りはドンペです）