ヒラリーは上院議員時代に米軍のイラク派遣に賛成した。
ヒラリーはその間違いを認めている。
それでも大統領になる資格には何ら問題ないと考えているようでである。
その論理は、「間違いを著書でも認めているし、ずっと前から間違いを認めている」
というもののようである。ここをどうぞ。
政策判断を間違えても、間違っていたことがはっきりした後で、間違いと認めれば
間違ったことは正しかったとでも主張しているようである。
ヒラリー一流の詭弁である。
メール問題でも私的サーバーを使ったことはミステイクだったとつい最近になって
認めました。
しかし、何ら悪いことはしていないという主張は崩していない。
重要な政治判断でこれほどミステイクする人にもかかわらず、大統領になる資格が
あるというのはどういうことなのでしょうか?
本当にわからないことばかりですね。
カーリー・フィオリーナが共和党候補者のテレビ討論に参加できることに
なりました。ここをどうぞ。
10ではなく、10プラス1にして参加を認めたようである。
なるほど・・
これも、インパクトのある活動をしている者に対する、神様のいたずらの例である。
カーリー・フィオリーナは政治の世界ではアウトサイダーであり、エスタブリッシュメント
ではない。
1回目の討論前はほとんど無視だったのである。
実力で勝ち取ったのである。
共和党の女性といえば、”おつむ”の空っぽのペイリンだった。
フィオリーナは女性に厳しい主張を持っている。しかし、それでも女性である。
フィオリーナのことは好きではないが、それでも楽しみである。
バーニー・サンダース氏がアイオワでもヒラリーを僅差ですが、追い抜き
ました。ここをどうぞ。
主要マスメディアはほとんどサンダース氏の選挙活動については
伝えていません。
全く無視しています。
それにも拘わらず、草の根活動でヒラリーに追いつき、追い越しました。
選挙で最も重要なアイオワ、ニューハンプシャーで・・・
”リンカーン弁護士”のマイケル・ハラーは
「検察側は良(B)をとる必要はない、平均点の可(C)をとれば勝てる。
弁護側は最良点(A)の活動をしても勝てる保証はない」
といつもいう。
どの世界も同じである。政治の世界でもである。
エスタブリッシュメントは凡庸な可でも合格、ノン・エスタブリッシュメントは
ベストのAでも不合格である。
いうまでもなく、エスタブリッシュメントはヒラリーであり、ノン・エスタブリッシュメント
はサンダース氏である。
しかし、陪審員あるいは有権者は、ときどきいたずらをすることがある。
ベストのノン・エスタブリッシュメントの勝利の女神となることがある。
さて、さて、どうなるやらである。