快挙 日本サッカー女子 米国を下して日本初優勝 しかしいつまで「なでしこ」、「サムライ」なのか

【今日　の　ラン】 　０㎞
【今月のラン累計】 ９４㎞
【今日　の　体調】 良好　
【今日の最大体重】 ６６．８㎏
【今日の最低体重】 ６６．２kg
月間累計の記録
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　終日の雨になりました。明け方、歓声がするので何かと思ったら、サッカーの女子ワールドカップの決勝戦の中継を見てのものでした。私が見たのはＰＫ戦だけですが、１対１の対決となるＰＫ戦は見ている方も緊張するものです。世界ランキング１位の米国を相手に好セーブでしのいだり、相手のミスにも助けられて日本が初優勝しました。良かったですね。

　それでもなぜ「なでしこジャパン」なのでしょう。「なでしこ」のイメージも「やまとなでしこ」で、辞書などでは男から見たあってほしい女性像として「清楚で凛とし、慎ましやかで、一歩引いて男性を立て、男性に尽くす甲斐甲斐しい女性像」です。

　そういえば第２回ワールドベースボールクラシックに出場した日本代表チームの愛称も「サムライ・ジャパン」でした。以前日本を紹介する外国の教科書に富士山、芸者、サムライが出ていて、現代日本に対する正しい理解を妨げるものだと批判されたものです。「サムライ」の時代は士農工商、その下にはの時代でもありました。支配階級のサムライよりも農民日本のほうがまだましだと私は思ったものです。

　今もって日本の男は「サムライ」で、女は「なでしこ」。格差と貧困は忘れて日本、日本の大合唱。ナショナリズムのすりこみには持ってこいです。昔から権力者はスポーツを政治的に利用したものです。

　男は「サムライ」、女は「なでしこ」と冠して官民、マスコミあげて当然のように使っていますが、大きな違和感を覚えるのは私だけでしょうか。

オリンピック憲章は「オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない」となっており、単に日本（地域）代表だけでいいと私は思うのですが・・・。

≪被爆地福島の今を伝える地元紙など≫
福島民報　　福島民友新聞　　いわき民報

≪これまでの福島原発関連情報≫
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