くどいようだが最近はこのネタばかり。
今一度自分なりに移動運用時の設置方法を整理してみる。
①底のスクリューキャップを外してラジアルプレートを取り付ける。
ここまで約30分。 かなり慣れてもこれ以上は短縮できない。 移動運用で設置に長時間かかるのは致命的。
②上からドリブンプレートを被せてホースクランプで固定。BNCコネクタの芯線を付ける。
これで全エレメントが同軸のホット側に繋がる。 ラジアルがコールド側に。
③ガイプレート、ミッドスプレッダー、アッパースプレッダーの順にポールに乗せていく。
10MHzのエレメントを取り付ける場合はもう1つプレートが必要だ。
本物のマニュアルではダブルアイスプレッダーと呼んでいる。
あとはポールをフルに伸ばす。
④1番長い7MHzのエレメントから取り付ける。11.2mあるので余りは折り返す。
先端はストローで止めている。 毎回ビニールテープで固定するとベタネタになる。
収縮チューブで折り返しのエレメントを固定。 マジックテープでもいいかも
。
⑤他のバンドはスプレッダーにショックコードを付けて引っ掛ける。
⑥ガイロープは2本をあらかじめペグで打っておいてそれから垂直に持ち上げれば、一人で楽々に固定できる。
ガイプレートには100均のまな板3mmを流用したが、薄すぎて強度が足りない。
⑦最後にグランドラジアルと同軸を付けて完了。
ここまで約30分。 かなり慣れてもこれ以上は短縮できない。 移動運用で設置に長時間かかるのは致命的。
チューナー要らずでIC-705には最適なんだが、時間を掛けられない人には辛いところ。
SWRは7、14MHz共に安定して低い状態を保っているので、再現性も非常に高い。
実際にQSOしてみて。
打ち上げ角は低いはずだが、ローカルが開けている時はそれなりに入感してくる。
もらえるレポートが相手より悪いのは、パワーの差があるので仕方ない。
相手がビームアンテナじゃないと結構交信が辛くなるのはこのアンテナに限らずというところでしょうか。
10mのポールは輸入しなくても秋葉の無線機屋さんでも1万円で入手できる。
アルミ板を丸く加工できれば自作できます。
皆さんも是非トライされてみてはいかかでしょうか。