アパマンで DXを楽しもう JH8POY/移動局 JJ1TXL /固定局

2018年11月 35年ぶりに復局しました アパマンハム
主にベランダアンテナついて綴ってます

2代目 7MHz短縮ツエップ

2021年12月28日 20時46分46秒 | アマチュア無線

以前使っていたサガ電子の短縮ツエップが、原因不明のSWRが下がらないという現象にみまわれて、しばらく7MHzにでられないでいた。

自分で作ろうと考えたが、ネットで探してもなかな図面が見つからないので、個人で製作されている方の商品を某オークションでポチることにした。

送料込みで6.6k。 作ると半分以下でできそうですが、製品を見てみると短縮でも給電部に使っているコンデンサの容量もコイルのインダクタもフルサイズとまったく同じ。 これを基に10MHzの短縮は自分でつくれそうです。

 

さて、このアンテナのエレメントの長さは13.4mだそうで、短縮率は約35%。 SWRが2.0以下が100kHz、1.5以下が60kHz程度だった。

 

当局の環境だとエレメントが鋭角に折れ曲がっているので、少しリニアローディング的に働くようで、共振周波数が高めになってしまうので、だいたい20cmくらい長めにしてアナライザーで追い込む。

 

この時期HF帯で唯一にぎやかなバンドの7MHz。 日中は国内のSSB、朝晩はFT8でDXと1日じゅう楽しめる。

 

 

 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマチュア無線用語 よく聞く間違え

2021年12月18日 19時10分40秒 | アマチュア無線

アマチュア無線をやっている人でなければ絶対にわからない特殊な用語の数々。 その使用法についての考察。

 

73は男性へ 88は女性へ??

日本アマチュア無線連盟のサイトで確認すると、

「73(セブンティースリー)」「88(エイティエイト)」は、もともとは電信用の略語で「サヨウナラ」の意味。電話の交信でもお別れのあいさつによく使われる。「73」は男性に、「88」は女性に対して使う。

と書かれている。

73:Best regard

88:Love and Kiss

の意味なので、国内QSOで使うには問題ないが、海外とのQSOには注意が必要。 あまり親しくない男性からLove and Kiss送られたらキモいって思う女性がもしかしたらいるかもしれません。 実際こないだDXの女性の方とQSOした時、確かに88って最後に言ってました。

女性は73も88両方使うようですが、男性は88を使いません。DXやる方、気をつけましょう。しかし、決して決まり事ではないと思うので、実際に気付いた時にへーってくらいでいいんじゃないですかね。

 

CWでQSL?はQSLカード交換できますか??

原義である acknowledging receipt 

を和訳した人が受信証と誤訳してしまった残念な一例。 73/88と同じく英語の意味を理解していればこういうミスは起きないと思うんですが。

受信証ってなんだろう? SWLの受信レポート? 

QSLカードなら交信証と訳されるなら理解しますが・・。

「receipt」はreceiveの名詞型なので、了解ですか?が正解。

 

JARLのホームページに記載されていて、気づいて指摘している人もいるはずですが、

未だ放置されているのは組織の体質?? そもそも大した問題じゃないってことか。

 

 

 

QRTは電話での交信には使えない??

最近、twitterやyoutubeでQ符号の「QRT」は電信専用で無線電話には使用できないって話で盛り上がってましたが、本当なんでしょうか? 

無線局運用規則の中で、アマチュア局に適用されるのは第八章と第四章のみで、二章14条の当該規定はアマチュア局には適用されないようです。 「遭難通信を停止するという意味でフォーンではQRTを使わないように」 1955年まではその通りだったんでしょうね。 当局もこの意見を支持します。

だって、

無線運用規則第十条:必要のない無線通信は、これを行ってはならない。 とある。

当局が毎晩やってるラグチュー、これほとんど法律違反じゃん・・。

 

QRAって名前?

よく私のQRAはって名前を言ってる人いるけど本来はコールサインですよね。

英語の原文をいろいろ調べていくと、船や海岸局の名前を示すものだったようです。

 

 

 

 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5.6mロッドアンテナ Vダイポール

2021年12月04日 22時34分00秒 | アマチュア無線

祐徳電子で購入した5.6mのロッドアンテナを使用したV型ダイポール。 14MHz以上に共振するが、それより長い波長には使えない。 コイルを入れて短縮する必要がある。 ペットボトルでトップローディングコイルの自作を考察中であったが、ヤフオクで中華製のアンテナ、JPC-7に使われているローディングコイルを発見。ネジが10mmで同じなので、早速ポチって試してみた。

 


 
コイルにスライドバーがついているので、アナライザーで確認しながら共振周波数を調整。 1巻変える毎に約100kHz変わる。 微調整はロッドアンテナの長さで。
何となくやってみただけで、SWRは1.4:1まで下がった。
 




最近お気に入りのバーティカル・アンテナ、DX COMMANDERと比べると設置時間が段違いに早い。ものの5分で完了。しかし、三脚も持参しなければいけない為、電車移動だと荷物が増える。加えて、バンドを変える時は、その都度調整が必要だ。
DXCは70cmのポールだけで、他のパーツはカバンに入るし、組み立て時に調整は不要。
 
 
打ち上げ角の低いDXCと地上高1mちょいのダイポールと使い比べて飛び受けの違いを体感してみたい。
 
 
<追記> 2022年1月12日
月に1度の横須賀市鷹取山移動運用
ベースローディングのコイルがはいっているのに
7MHzのバンド内SWR1.5:1以下、しかもバーチカルとくらべて
ノイズが格段にすくない、というか全く無い。
都市部特有のノイズがないので非常に聞きやすい。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DX COMMANDER 設置方法

2021年09月30日 15時11分00秒 | アマチュア無線

くどいようだが最近はこのネタばかり。

今一度自分なりに移動運用時の設置方法を整理してみる。
 
 
 
①底のスクリューキャップを外してラジアルプレートを取り付ける。
 
 
 
 
②上からドリブンプレートを被せてホースクランプで固定。BNCコネクタの芯線を付ける。
これで全エレメントが同軸のホット側に繋がる。 ラジアルがコールド側に。

 
 
 
③ガイプレート、ミッドスプレッダー、アッパースプレッダーの順にポールに乗せていく。 
10MHzのエレメントを取り付ける場合はもう1つプレートが必要だ。
本物のマニュアルではダブルアイスプレッダーと呼んでいる。
あとはポールをフルに伸ばす。

 
 
 
④1番長い7MHzのエレメントから取り付ける。11.2mあるので余りは折り返す。
先端はストローで止めている。 毎回ビニールテープで固定するとベタネタになる。

 
収縮チューブで折り返しのエレメントを固定。 マジックテープでもいいかも


 
 
 
⑤他のバンドはスプレッダーにショックコードを付けて引っ掛ける。

 
 
 
⑥ガイロープは2本をあらかじめペグで打っておいてそれから垂直に持ち上げれば、一人で楽々に固定できる。
 ガイプレートには100均のまな板3mmを流用したが、薄すぎて強度が足りない。






⑦最後にグランドラジアルと同軸を付けて完了。




ここまで約30分。 かなり慣れてもこれ以上は短縮できない。 移動運用で設置に長時間かかるのは致命的。 
チューナー要らずでIC-705には最適なんだが、時間を掛けられない人には辛いところ。
 
 
 
SWRは7、14MHz共に安定して低い状態を保っているので、再現性も非常に高い。
 




 
実際にQSOしてみて。
 
打ち上げ角は低いはずだが、ローカルが開けている時はそれなりに入感してくる。
もらえるレポートが相手より悪いのは、パワーの差があるので仕方ない。
相手がビームアンテナじゃないと結構交信が辛くなるのはこのアンテナに限らずというところでしょうか。
 
10mのポールは輸入しなくても秋葉の無線機屋さんでも1万円で入手できる。
アルミ板を丸く加工できれば自作できます。
 
皆さんも是非トライされてみてはいかかでしょうか。
 
 
 
 
 


 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PeanutとEchoLink

2021年09月10日 12時43分48秒 | アマチュア無線
最近、ローカルのOM局に教えていただいたVOIPのPEANUTとECHOLINK。

アンテナがなくてもインターネットさえ接続出来れば世界中のハムと交信ができる。 アパマンにとっては夢のようなシステムだ。 これは無線ではないという人もいるだろう。 当局にはそんなの関係ない。 同じ趣味を持った人とコミニュケーションができればそれで満足なのだ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KENPRO ローテーター 回ったけど・・・

2021年09月07日 11時13分00秒 | アマチュア無線
オークションでゲットしたケンプロのローテーター KR-400
コントローラー交換して回るようになったものの、回転音が滅茶苦茶うるさい。
近所迷惑になるレベルなので、グリスアップのメンテが必要なようだ。
開けたら元に戻せない気がする・・。





Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2m&1200MHz アンテナ

2021年08月30日 16時44分00秒 | アマチュア無線
本当はこの2本のアンテナを自作の架台に
載せる予定だったが、ヤフオクで落としたケンプロのローテーターが回らない事に最近気付いた。
ローカルに安く譲っていただいたクリエイトのローテーターでとりあえずビームを振れるようになった。
 




アンテナの説明は過去のブログで書いているので、詳細は省くことにする。

両アンテナ共にビームが切れて、回すのが楽しくなる。 360度回転できたらさぞ楽しいんでしょうね。
 
 


クリエイトデザイン RC5-1
 
こんな立派なローテーターは当局のロケーションでは必要ないんですが、将来外で使える日を夢見て。
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どこでもマイクロパドル

2021年08月04日 13時01分00秒 | アマチュア無線
Erectaft のKX2やKX3に憧れていた時期があった。ポータブル機に取り付けたパドルでCWを運用するなんてちょっとお洒落じゃない?
そんな気分を味わえるのが、こののむさんのローテク工房から発売されている「どこでもマイクロパドル」送料込みで約3,800円。 微妙に高かったけど、自分じゃ作れないし、使ってみるとなかなか打ちやすい。

IC-705のキージャックが右側なので、左打ちの人には残念。両サイドにKeyが差し込めたらよかったね。

まずCWの受信を練習するところから始めよっと。









Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フルカスタムメイドアンテナ架台

2021年05月21日 18時35分00秒 | アマチュア無線





アマチュア無線でお知り合いになったローカルのOMさんにベランダで安全にアンテナを回すいい方法はないものかと相談したところ、写真と寸法を測ったもの送って、図案と設計図を書いてくださった。 





工房のシャックと屋上のアンテナを拝見した後に豊洲の某大型DIYショップへ買い出しに。ここは品数が豊富らしい。
かかった費用は8千円ほど。しかし実際には工房にあった部材をかなりいただいたので、もっとかかっている。



お仕事柄金属を加工する機械をお持ちで、ご指導付きで機械を貸していただけるということで、5月1日に工房へお邪魔した。
初日は部材をカットしたところで終了。 話がはずんでなかなか手が動かない。
2日目にお伺いした時には殆どの作業を完了してくださっていた。





なかなか素人には思いつかないアイデアで手間を惜しんで製作にあたっていただき本当に感謝しかありません。
 
5月21日にOMさん達3人にお集まりいただきベランダに設置。
寸法もピッタリで無事作業終了。
 





製作のコンセプトは安全と拡張性。 アンテナの一部以外はベランダの外に出ないようにして安全を確保した設計。 将来的に横に増設出来るように穴をあらかじめ開けてある。
 
全部業者にお願いすると、無線機1台買えるくらいのお値段なんでしょうね。
 
 
仕事の合間を利用して設計・製作していただいたJH1BMA局、設置にご協力いただいたJH1GHB、JG1PEN各局に感謝。

さて、どうやって恩返ししょっか。


 
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DX COMMANDER 給電部製作と実際の運用

2021年05月14日 15時52分00秒 | アマチュア無線




 

DX COMMANDER の10mのポールをイギリスから取り寄せラジアルとエレメントを取り付けるプレートを2mm(本物は3mm厚)のアルミ板で製作。 給電部にはBNCコネクタを取り付けた。 本物はM型のメス(SO239)。 自分で作ると好きなものに換えられてFBだ。
使うリグはIC-705なので、変換コネクタが要らなくなる。
 
2枚のアルミ板はBNCコネクタが付いてるほうにアースを取り付ける。上の四角いほうに運用したいバンドのエレメントを取り付ける。




48.7mmの穴を開けたのでラジアルプレートがスクリューキャップの所に入らなかった。 2mm程削ると、はいこの通り。
まるで本物みたい。 偽物をブログに公開してよいものなのか迷ったが、まぁポールは純正を買って使っているし、本人のCallumさんもネガティヴではないようなので良しとしょう。
 
DX COMMANDER EXPEDITION をウェブで購入すると約32,000円するが、自分で作ると20,000円程だった。
ホースクランプや12mmのシリコンチューブ、100mのワイヤーなど、単体でそれぞれ手に入れると以外に高かった。
10mのポールは秋葉の無線機屋さんでも手に入るが、わざわざ輸入したのは:
 
①1.3kgと軽い。
②収納時70cmとコンパクト。
③底がスクリューキャップになっているので、ラジアルプレートをネジ止め出来る。
 
以上の3つの理由で中華製ではあるがDX COMMANDERのテレスコーピックロッドを選択した。
 
 

横須賀市鷹取山での移動運用
 
柵に固定出来るのでガイロープを張る必要がないのは便利。
7と18MHzのエレメントを2本着けたが、マニュアル通りの長さでSWRは7、18、21で1.3くらいだった。21MHzは7MHzのエレメントで3倍のハーモニクスで電波が乗る。 無調整でこの数字。短縮ではないフルサイズのエレメントなので、バンド内1.5以内に収まっている。 アナライザーがnanoVNAしかなく画面が見づらかったので、これ以上の追い込みはしなかった。
 
運用してみて
 
製作して初めての設置だったので、30分くらいを費やしたが、慣れれば半分で出来るはず。ラジアルを放射状に散りばめるのが一番面倒な作業。ラジアルを一方向に集めてみたが、SWRが下がらなくなった。
 
当日の午前中は1エリアがスキップしていてローカルとは交信出来なかったが、2、3、4、5、6、8エリアが強力に入感していた。
地上高が十分にないダイポール系のアンテナと比べると打ち上げ角が低いので、ローカルに弱いのかどうか実際に比べてみたい。
 
ベランダにこの10mのポールは設置出来ないので移動運用でしか使えないのが残念。


2021年7月2日 追記

数回移動運用してみて、グランドラジアルを取り付けるのに、地面に膝を着いて姿勢を低くする必要があったので、アース取り付け部に延長ワイヤーを追加して、取り付け易く改良した。


28MHzがEスポで賑わっていたのでエレメントを追加してみた。
バンド幅が広く、SSB側とFM側のどちらか一方しかSWRを下げられないなっかた。
28.500MHzで1.2の時、29.200MHzで2.0くらいだった。

14MHzもついでに追加。昔と変わらずのんびりファーストからラグチューできるので、お気に入りのバンドだ。


日陰のベンチを陣取っての移動運用。
江戸川区大島小松川公園 風の広場。JH8POY/1 聴こえてましたらお声掛けお願いします。





 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする