哲学的な何か、あと心の病とか

『人生とは何か、考えるほどにわからない。というのは実は正確ではない。わからないということが、わかるのである。』池田晶子

良い哲学書と良い読み方

2014年07月18日 | 哲学・心の病
私は、次のような哲学書や次のような読み方を強くお薦めする。

『この本を読むにあたって、哲学に関する予備知識などはまったく不要です。
むしろ、ないほうがいいのです。
翔太(本の主人公)と同じようにたくさんの疑問を自分で出しながら読んでください。
そして、ところどころで、先を読むまえにまず本から目を離して自分で考えてみてください。
よくわからないところにあまりこだわる必要はありません。
むしろ自分にとってよくわかる問題を考えぬいてみてください。
哲学に関しては、色々な学説を知るよりも、ひとつの問題を考えぬくほうがはるかに大切です。
インサイトが語るところに説得力を感じなければ、それを信じ込んではいけません。
なぜ説得力に欠けているのかを考えるところから、あなたの哲学が始まるのです。』永井均

最新の画像もっと見る