Garuda Study

辺境の旅・・・ガルーダを追って

タシケントから国内航空でウルゲンチへ ウズベキスタン 平成18年4月

2006-06-11 23:40:00 | ■中央アジア・パキスタン

4月8日(土)-1

早朝4時半モーニング・コール。7時のウズベキスタン航空でタシケントを発つ。

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(タシケント空港で出発を待つ飛行機)

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(機窓から見下ろしたオアシスの町、タシケント市街。思ったより緑が多い)

ウルゲンチは、歴史的に隣の国のトウルクメニスタンから広がるホラズム地方に属する。トルクメニスタンのカラウム砂漠の南端と接するコペト・タグ山脈の北麓に、ホラズムの首都アシガバットがある。アシガバットから15キロのところに牧畜農業と彩陶土器で有名なアナウの遺跡がある。メソポタミアで紀元前7000年頃に始まった牧畜農耕の生産経済が始まり、それを土台にした文化が生まれた。紀元前5000頃にメソポタミアの牧畜農耕を基礎にした文化は、ホラズム地方に伝わったとされる。しかし、最近はアナウ文明は、バビロニアやメソポタミアと同じように重要な文明だという考え方もある。

ヘロドトスによれば、ペルシャのアケーメネス朝以前(BC6世紀半ば以前)に、西トルキスタンはホラズムが政治的に掌握していたとされる。ホラズム地方は、北方のパンパとの通り道となっていたので、勝ち進んだ遊牧民族が強国を作るための素地があるのではないのだろうか。

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(ウズベキスタンの略図)

飛行機は、36人乗りの双発プロペラ機。

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(機内の様子)

2時間の飛行で9時にウルゲンチに着く。ウルゲンチは、ホラズム州の州都ではあるが、ソ連時代に作られた新しい町で見るべきものは少ないそうだ。空港でバスに乗り換えそのままヒバに出発。

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(ウルゲンチ空港。バスに向かう)

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