なまずを肴にシンガービールを飲んだ。これがいちばん自分の性には合っている。ほくほくしたナマズの身の美味いこと。皮は箸で簡単に剥ける。皮を好きという人もいるかもしれないが、ナマズは何と言っても身だ。ここで食べる新鮮なナマズには魚臭が全くなく山芋を蒸し焼きにしたような食感。バンコクに行ったら、食べてみたら如何。
三枚目のナマズの写真、見ようによっては、ちょっとグロテスクに見えないこともない。口から藁か細い蘆の茎のようなものが覗いていて、昨近のデリケートな日本人にはちょっとばかり趣味が合わないと言う人がいるかもしれないな。実は、これを抜いて食べるのが何ともいえないグルメの極みなのだ。この枯れ草は、香草の様なものかも知れない。誰か知っていたら教えてください。こんなうまいものは日本のタイ料理店ではとても味わえないのは、請け合いだ。