Garuda Study

辺境の旅・・・ガルーダを追って

スワット渓谷 パキスタン 平成18年7月

2006-11-13 01:01:18 | ■中央アジア・パキスタン

7月10日(月)

スワット渓谷は、緑に覆われている。折からの小雨で歩きにくい細い山道を滑ったり転んだりしながら摩崖佛を目指してひたすら歩く。緑が多く柿、桃、りんごの実が大きく育っている。

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(柿。この土地の人は、ジャパニズ・フルーツと呼んでいる)

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(桃)

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(りんご)

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(ブーゲンビリア。ブーゲンビリアとりんごが同じ土地に育つとは、思わなかった)

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(好奇心一杯。民家の入り口から出てくる子供)

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(色が白い子供。こういう顔立ちを見てアレキサンダー大王以来のギリシャ人の末裔ということを言う人がいるが、簡単にそうも言えないだろう。ギリシャ人がギリシャから来たという考え方だって再考してもいいかもしれない)

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(こわごわ覗く女性)

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(住民はイスラム教を信じている)

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(この摩崖佛を見に山道を登ってきたのだ。道のないところを猿のように早く先回りしてついて来る子もいた)

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(とても保存状態がよい)

スワット博物館は、日本の援助により建てられたそうだ。博物館にはブトカラ周辺の出土品が展示してある。

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(スワット博物館正面)

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(ブトカラ・ツーリストと日本語で書かれた石造りの広告があった)

ホテルで昼食をすませ、一休みした後、ブトカラでいちばん大きなブトカラ寺院遺跡を見に行く。5層の大ストゥーパの周りに信者が奉献したストゥーパが200ほどある。このストゥーパは紀元前3世紀頃のものらしい。この遺跡の下からは、紀元前3世紀から10世紀に遡る硬貨や生活用品などが発掘されている。

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(奉献したストゥーパの基部)

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(ライオンと見られるスタッコの像が無造作に置かれて、風雨にさらされている)

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(現在の遺跡の周りは、高級住宅地となっている。ここでも子供たちが集まってくる)

[お知らせ]

次は、インダス川渓谷を通りフンザから標高約5000メートルの中パ国境を通りシルクロードの真っ只中に入り北京から帰国するなど面白いところですが、残念ながらインドに出発しますので申しわけないのですが、ちょっとの間お休みさせていただきます。

20日に帰国しますのでよろしくお願いします。

残っている分は、その後のタクラマカン砂漠一周3500キロ(8月)。パリからライン川を遡ってベルリンまでの旅(9月)の分です。

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