モペッドライフ

神奈川県の小さなバイク屋によるトモスやチャオなどのモペッド(自転車バイク)などの話とか。

モペッドの改造:その2(外見を変えずに)

2009-03-17 19:41:56 | Weblog
今日は店を休業して、ゴミ捨てに行ってきました。
ゴミというのは、バイクのフレームとか「伸びたサスペンション」とかです。店が狭いので余剰スペースの確保は必須です。(-_-)b
専門の引き取り業者に頼むと高いので、車に積んでリサイクル会社に持って行くのです。
途中で、相模川を渡ったのですが河川敷で「凧揚げ」してる人たちがいました。のどかな光景です。

昨日の続きです。
「エンジン内のカスタムというと何をしたのか?」ということですが、「削り」を行ないました。

トモスは2サイクルエンジンなので、エンジンのシリンダーヘッドは直ぐに外れます。
また、ピンストンピンもラジオペンチで外れるタイプなので、こちらも容易に取り外しできます。

で、ピストンと、シリンダーヘッドの排気ポートを削りました。

ところで、純正品はメーカーが設計しています。一般の人との違いは実験回数の多さです。
それは膨大な回数です。それで数値的な計算と、実際の実験結果を出しながら「一番結果が良かった」寸法で作り上げます。

当然、「じゃあ、それ以外の人間が入り込む余地なんかないんじゃないの?」という疑問が生まれます。

結論としては「そうでもない」のです。

メーカーは大量生産を行ないますので、あらかじめ製造過程での誤差(公差)を計算に入れています。
ですから、メーカーにもよりますが「無駄な部分」というのは多かれ少なかれ「ある」のです。

また、対称にするユーザーの年代が幅広い場合、「誰でも使える」ような設定にしなければいけないので、特定の「味付けを行なう余地」があるのです。

さて、「ではどれ位までなら大丈夫なの?」ということになります。

こればっかりは、行なう人間の経験によるところとなりますが、「あくまで参考にする」という点では、例えばレース用の車両や一般公道用でも[type R]の
ようなスポーツ仕様のエンジンの物を目安にする事は出来るでしょう。ただし、2スト、4ストは同じではないのでご注意を・・・。(-_-)

結果ですが、トモスはあるスピードに達すると「リミッターが効いている」ような感じになります。それが無くなりました。

また、ピストンを削ることによって「多少は加速が良くなった」ようです。
でも、もともと出力が2馬力程度のバイクですからフラシーボ効果なのかもしれませんけど。(-_-;)

と、若干悲観的に言うものの、ノーマルトモスよりは随分良くなっていますので「やった価値はあった」と思います。(^^)b


画像(作業の画像は「極秘」なので♪~( ̄ε ̄;) )は、先日出掛けてきたR134からの江ノ島と愛車のGILERA ランナーです。
そろそろ冬物を片付けに入っても良いかもしれませんね。(^^)




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