紅しょうが天

『食堂のおばちゃん』シリーズの最新刊を読んでいた。
メニューを考える力が麻痺しているので(笑)　作中に出てくるものがみな美味しそうで困る。

サーモンフライにたっぷりのタルタルソース添え、というのを見ただけで、今夜サーモンフライにしよう！と思う。

揚げ物ついでだったのでエビも買って、エビフライも作った。

玉子液が残ったから小麦粉を足して衣を作り、梅干しの後に残った赤梅酢に漬け込んだ新生姜を薄切りにして紅しょうがも揚げた。

紅しょうが天は関西人のソウルフードではなかろうか？
私も子供の頃からいろんな地方に引っ越してきたけれど、関西以外ではお目にかからなかった。

スーパーだと薄切りの紅しょうがを何枚か竹串にさして揚げたものが売っている。
時々、無性に食べたくなって買うこともあるのに、今まで自分で作ったことはなかった。

紅生姜、たくさん漬けてるのにね(笑)　熱々を作った者の特権でつまみ食い。　ああ、美味しい。