仏典、聖書、ジョージ・アダムスキー氏により伝えられた宇宙精神文明(空=言葉=天の父=宇宙の英知=真如=法・ダルマ=灯明)

ワクチン薬害、祈りの科学的研究、人体構成分子によるオーソモレキュラー医学、医学の大罪、太陽系惑星文明の科学的証拠

ジョージ・アダムスキー氏: 地球は太陽系全体に発生している他の諸変化とともに周期的な地軸傾斜を体験しつつある

2017年09月03日 12時16分02秒 | 太陽系関連

天王星の自転軸の傾きは98度、黄道面に対しほぼ横倒しに倒れている

Wikipedia 天王星:
天王星の特徴の一つとして自転軸が挙げられる。天王星の自転軸の傾きは98度、黄道面に対しほぼ横倒しに倒れている[3]。天王星の自転軸がなぜこれほど傾いているのかは分かっていない。(中略) また、自転軸の傾きのため極周囲の方が赤道周囲よりも太陽からの熱を受けているが、奇妙な事に赤道周囲の方が極地よりも温度が高い。この理由もまだ解明されていない。また、公転周期が84.25301年なので、極点では約42年間、昼または夜が続くということになる。

ジョージ・アダムスキー氏: 地球は太陽系全体に発生している他の諸変化とともに周期的な地軸傾斜を体験しつつある


A.序

日本の最近の異常な数の大地震、津波、巨大台風、豪雨と洪水、土石流、豪雪、竜巻、火山噴火は、恐るべき脅威です。
このような異常な状態は、日本だけではなく、地球全体に起きています。
地球の科学では、このような現象を十分には説明できていませんので、アダムスキー氏の著書から、関連すると思われる部分を抜粋してみました。


B.[第1巻]第2惑星からの地球訪問者 

ページ 330

 オーソンが答えた。
 「宇宙の法則に従って生活するばかりでなく、金星の大気は人間の平均寿命を一千年にするのに一因となる要素です。地球もこのような大気を持っていた当時は、地球人の年齢も現在よりは、はるかに長かったのです。
 私たちの各惑星をとりまいている雲がなければ放射線は大気圏内に入るでしょう。地球の聖書に出ているある記録について、あなたの関心をうながしたいと思います。聖書を注意深く研究されますと、地球上の寿命は、雲がヘってきて人間が初めて宇宙の星々を見たときに短くなり始めたという箇所に気づかれるはずです。
 地球の傾きが今でもしだいに起こっているということを知れば、あなたの関心を引き起こすかもしれません。これはいつでも起こり得ることなのですが、もし地球がその周期を終えようとして完全に傾くならば、今海底にある土地の多くは隆起するでしょう。そうすると、この水につかっていた土地は長いあいだ蒸発し、このためにふたたび常に雲で覆われる状態、すなわち地球のまわりの”天空”をつくり出すでしょう。そうなれば、寿命はまた延びてきますし、地球人が創造主の法則に従って生きることを学ぶならば、あなたがたも一人の肉体で一千年に達することができます。
 この地球の傾きこそ私たちが絶えず行なっている観測の一つの理由なのです。なぜなら、この銀河系内の他の惑星群にたいする傾きの関係は非常に重要であるからです。一惑星の激烈な傾きはある程度全惑星群に影響しますし、私たちの宇宙旅行の航路を完全に変えてしまうのです」
 「たしかに、激烈な傾きは地球上に大変動をもたらすのでしょうね?」と私はたずねた。

ページ 331

 「かならず起こります」と相手は答えて、
 「人間と人間の住む惑星の関係を支配する諸法則は、現在のところ地球人に理解されないでしょうが、私が強調したいのは、彼らがこれほど終始一貫して歩んできた誤った道こそが、地球の現在の不安定さを気づかずにいる原因なのです。何世紀をも通じて多くの徴候、前兆などがありましたが、地球人は無視しました。これらの多くは地球の聖書に予言として記録されています。しかし地球人は気にとめませんでした。しかも多数の予言は実現しましたが、そのレッスンは学ばれなかったのです。万物の創造主から離れることは賢明ではありません。人類は自分に生命を与えてくれた創造主の手によって導かれねばならないのです。
 もし人間が大変動を起こさずに生きようと思えば、他人を自分自身とみなし、他人を自分の反映と考える必要があります。人類が創造主の意志にそむいて残酷になり、平気で殺人行為をなすのは、創造主の意志ではありません」
 私は言った。
 「私たちが一種の新しい周期に入ろうとしていることを私は知っています。地球の同胞のなかにはそれを”黄金時代”と呼ぶ人もあり、また”洪水期”と言う人もありますが、あなたはこれについて説明できますか?」
 「私たちの惑星では諸変化をそんなふうに名づけてはいません。私たちはすべてが進歩であることを知っているだけです。しかしあなたの理解のためにご質問に答えると、地球人自身がこのことをいかに理解していなくても、地球人は”宇宙時代”に近づきつつあると言えるでしょう。地球人は神以上に

ページ 332

黄金を崇拝しながら”黄金時代”をすごしてきたのです。あなたがたのいう”洪水期”は、大洪水で地球が人間を苦める時代のことにすぎないかもしれません。あなたがたはこの両方の状態を通り越してきたのです。いろいろな変動の時期をこんなふうに名づけること自体は、理解の障害の一部分となります。地球人はこうした自然の諸変化と調和して進歩することを学ぶべきで、それらに屈服してはなりません」



C. 第5巻 金星土星探訪記 

地軸傾斜周期にある地球

 発生している自然界の物理的な変化がくり返し討議されました。私たちが学びつつあるように、彼らブラザーズもまた学びつつあるのだということを忘れてはなりません。以前にお話をしたと思いますが、変化の過程にあるのはこの惑星ばかりでなく太陽系全体がそうなのです。しかし、この地球は太陽系全体に発生している他の諸変化とともに周期的な”地軸傾斜”を体験しつつあります。このようにして作り出されるもろもろの結果の組み合わせこそ、彼らブラザーズが長いあいだ密接に地球を観察してきた主な理由となるものです。これらの結果によって、ブラザーズは全太陽系中に何を期待すべきかを知ることができるのです。この太陽系中の全惑星が異常な気象状況を体験しつつあるのですが、地球だけは”地軸傾斜周期”と太陽系の変化との両方から影響を受けています。しかし、科学者はこの事実に気づいていません。
 この太陽系中に起こると思われる事柄を少しでも理解し得るようになるには、宇宙について明確な概念を持つ必要があります。聖書の中の”天”という言葉は宇宙空間と太陽系内の空間の両方を意味します。
 宇宙空間ははじめもなく終わりもなく、その中に無数の太陽系があって各太陽系はそれぞれ惑星群を従えています。本全集第一巻『第2惑星からの地球訪問者』第Ⅱ部第五章の中に、宇宙空間がはじめも終わりもない海にたとえてあったのを記憶しておられるでしょう。その活動はかなり説明されましたし、太陽系やその形成について少しばかり述べてありました。中央の太陽のまわりを完全なタイミングをもって回転している惑星群を徒えた一太陽系は”一単位”と述べられました。
 そこからこの問題を取り上げて、もう少し深く掘り下げてみますと、一太陽系とは、物体(惑星)にたいする圧力によってその惑星群をそのままの形に保つための原因となる力の組織化された一単位であるといってよいでしょう。と同時にこの力は各惑星に対してそれらの活動と軌道上の公転をつづけるのに必要なエネルギーを供給しています。かわって太陽系は単位内の惑星群が支持されているのと等しく宇宙空間によって一単位として支持されています。
 太陽系や宇宙空間にみなぎるこの力の活動は海洋中の渦巻きにたとえることができます。太陽の引力を太陽系の中心とした渦巻きです。海洋中の渦巻きの中心である引力が弱ってきて、ついに支配力としての存在を停止するとき、それまで渦の活動の中に集中していた泡を含む微小な物質は海洋の総体的な活動の果てしない広がりの中ヘ解放されます。
 太陽系の活動についても同じことがあてはまります。中心の引力が減少して変化し、惑星群のまわりに存在していた圧力がなくなれば、各惑星は崩壊して元のガス状と宇宙塵とに還元してしまいます。
 これは一瞬間に起こるのではありません。私の知る限りでは、その崩壊活動に要する時間は不明です。しかし、バランスという宇宙の法則に従って、一太陽系が崩壊過程に入るにつれて別な太陽がかわりに形成されるのです。
 ごく最近、一科学者が太陽の磁極が逆転したと声明したことをみなさんはご記憶でしょう。これが地球にどんな影響をおよぼすかについて当時少し議論がありました。非常に申し訳ないことに、私はブラザーズと会ったときに、この問題を持ち出すのを忘れたのです。それで彼らはこのことについては何も言いませんでした。しかし、私は自分でこの問題を考えてみますと、この太陽の変化は私たちにもそうであるように彼らにとっても新しい問題であるに違いないと思われます。彼らは”傾斜周期”を体験した惑星群の記録を持っています。ご存知のように、その件に関してはこれまで私と話し合ったことがあるのですから──。
 しかし、現在発生しつつある現象は、彼らにとっても未知の事柄であり、それで彼らも概してその結果がどんなものになるかを正確には知っていないように思われます。彼らは注意深い観察によって宇宙のひとつのパターン(型)が展開しているのを見ています。われわれの太陽系が崩壊の過程にあることを彼らが発見すれば、このことを私たちに知らせるでしょう。地球の人工衛星も発生しつつある変化を探知し警告するかもしれません。
 近隣の異星人たちはほど遠からぬ所に新しい太陽系を発見しています。これは人類が住むのに充分な準備がととのっているほどに長く創造の過程を経ています。私たちの太陽系の各惑星が崩壊の過程にあることが彼らの観察によってはっきりすれば、彼らはこの新しく発見された太陽系の各惑星ヘ移住してしまうでしょう。彼らはこのような必要が起こってくるならば、地球人の宇宙に対する関心と発達がこの世界の人類にも移住の手段を講じるほどに急遠に高まることを望んでいるのです。
 もしそうなれば、それ点ちょっとした聖書の予言の実現となるでしょう。イザヤ書第六五章一七節
「見よ、私は新しい天と地とを創造する。さきの事はおぼえられることなく、心に思い起こすことはない」、またマタイ伝第二四章三五節にあるイエスの言葉「天地は滅びるだろう。しかし私の言葉は滅びることがない」などがそれです。現象は変化するでしょうが、イエスの語った宇宙の諸法則は不変です。多くの太陽系が生み出され、やがてまた消え去って行きますが、無限なる宇宙にははじめも終わりもなく、永遠にそのままにあるでしょう。
 以上の事柄すべては何も知らぬ人にとってはきわめて恐ろしいことのように聞こえるかもしれませんが、創造の法則が、転生(生まれかわり)の法則を通じて生命の永続性を与えてくれるのです。


第2編  土星旅行記

 議事として最初に出た話題は太陽系と地球に関する問題、太陽の磁極の逆転とそれが全惑星群にどのような影響を与えるかといった事柄です。
 論点は次のようなものでした。すなわち、私たちの太陽系は崩壊期にあるのか、もしそうだとすれば、いかなる処置をとればよいか、といった問題です。長時間にわたる熟慮の末の結論は確定的なものではありませんでしたが、科学装置に示される測定によって発生しつつある諸変化が記録されていますので、太陽系が崩壊期にあるということになれば数年以内にそのことがわかるでしょう。

 地球を除く各惑星は宇宙船を所有していますので、居住に適している新しい太陽系ヘその住民を移動させることになるでしょう。この新しい太陽系にはすでに各惑星から連れて行かれた100万の人が住んでおり、そのなかには地球人もいます。太陽系崩壊の場合は、地球人はみずから宇宙船を建造しない限り苦難に遭遇することになります。
 もし他の惑星群の住民に時間的な余裕があって、しかも地球人を教出するための余分な宇宙船があるならば、救ってくれるでしょうが、それが可能かどうかは疑問です。というわけは他の惑星群は各自の住民をまず輸送しなければならず、しかもこの全太陽系中の人口は統計1440億に達するからです。地球の40億はこの中に含まれています。このことは財産の輸送までを含んではいません。ですから財産までも運ぶとなれば大仕事です。この時期がいつになるかはだれにもわかりませんが、いつかその時期が来るでしょう。
 異星人たちは地球人が宇宙船を建造することの重要性を強調しています。そして、地球人がそれを行なうように彼らは現在地球人を援助しているのです。



D. UFO問答100

問32…たびたび論議された”地球の傾き”は完全な破壊を意味しますか。

答……いいえ。実際には惑星の小部分だけが直接の影響を受けるでしょう。地球の一流の科学者連がこの動きを密接に研究していますから、充分な危険警告が与えられるでしょう。
 この傾きは地球の巨大な爆発の結果ではありませんし、”世界の罪業”にたいする罰でもありません。それはあらゆる惑星に発生する自然の秩序ある変化です。
 自然は絶えまのない運動をし、常に変化していますが、人間が変えることのできない一定のタイムサイクルに忠実に従っています。したがって休息していた肥沃な土地を海底から持ち上げて、くたびれた土地と入れ替えさせる地球の傾きは、宇宙のタイムスケジェールの遂行にすぎません。使い果たされた土地にたいするこの”休息期間”がなかったら、惑星は生命を維持しつづけることはできないでしょう。遠い昔のサイクルで人間の使用から引っ込められた一部の

ページ 56

土地は姿を現すでしょう。
 一方、他の土地は再生させるために生命を与える海で覆われるでしょう。そしていつかはるかな未来のサイクルで人間が使用するために再度浮上するでしょう。
 以上のことは過去無数に発生しましたので、私たちの”世界”は破壊されることになっていないことがわかるはずです。
 以上述べたことからして──そこではブラザーズの有利な立場によってより大きな全体的観察力が与えられるのですが──、そして彼らの科学技術的知識と、地球よりずっと進歩した装置によって、ブラザーズも観測しているのです。発見事が確実になれば彼らは喜んでそれを私たちに伝えてくれるでしょう。これが私たちにたいしてどの程度意識をもつかは、その時が来たときに私たちがどの程度受容的であるかにかかっています。
 過去によくあったように、地球の科学者やブラザーズからの警告が無視されるならば、大きな生命の代償があるでしょう。しかし、人々が再建し得る生活力をもって警告に留意し、大切にしている所有物を再度集めさえすれば、生命の代償は最小限にとどまるでしょう。しかし生き残るということは、より安全な場所に向かって離れよという警告を重視することにかかっています。またもここには個人的な問題が残ります。すなわち、各人の決定は自分でなさねばならないということです。



E. UFO人間宇宙 

問…レムリア人はどこから来た民族ですか?
答…レムリア人はまだ地球上に再度の定住をしていません。今日、地球にはレムリア人の子孫は存在しません。現在の文明が消滅して、新しい時代に入ったときか、または地球の完全な傾きが発生して大カタストロフィー(破滅的な大変動)が生じたあとで、またやって来るかもしれません。このような
大変動は二六〇〇〇年ごとに発生し、海底を隆起させ、今人間の住んでいる土地を海底に沈下させますので、無数の人間が土地とともに海の墓場ヘ沈んでしまいます。そのあとでレムリア人が来るかもしれませんが、誰にもわかりません。トリテリア人はもう地球ヘは来ないでしょう。この民族は地球であらゆる民族に先行して住んだ種族です。彼らは地球に大空が見えるようになって、ガンマ線が宇宙をつらぬいて降り注ぎ始めたとき、地球を離れました。地球人の寿命が短くなったからです。メトセラ(訳注=創世紀五・二七に出てくるノアの洪水以前のユダヤの族長)は九六九歳まで生きましたが、その頃から人間の寿命は短くなり始めたのです。そのような時代は地軸の傾きによって復活する可能性があります。しかもその傾きはすでに起こりつつあるのです。そのために多数の生命が失われるとすれば、それは無知のためです。


問…二六〇〇〇年周期で大変動が発生するというのはいかなる根拠に基づくものですか。
答…科学が推測し得る限りでは──の話です。イエスの時代の周期はいつ終わったか知っていますか? それは一九三九年です。それが二〇〇〇年周期の終わりなのです。多数のキリスト教徒はいまだに新しい周期が始まるのを待っていますが、二〇〇〇年周期は一九三九年に終わったのです。ベツレヘムの星はイエスの誕生のシルシだったといわれていますが、あの星は二〇〇〇年ごとに一度三個の星が三カ月間完全な合になる現象です。それで肉眼には一個の星のように見えるのです。一九三九年に天文学者達はそのベツレヘムの星が米西部海岸に出現したのを見ました。当時、人々はこれは地球を焼け尽くすのか、または氷河時代が来て地球を凍らせるのか、それとも戦争が始まる恐ろしいシルシではないのかと言っていました。すると第二次大戦となりました。現代のそれとは異なる天文暦によりますと、今は一九五五年ではなくて二〇一五年だということです。
 聖書で予言された世界の混乱について、みなさんは理解できるでしょう。それには、この周期の終末に全世界が混乱状態におちいり、あらゆるものが滅亡して新秩序がやってくると述べてあります。言いかえれば、新しい家具を入れる前にまず家の大掃除をする必要があります。そしてこの事が現在発生しつつあるのです。新しきものが古きものにとってかわり、それがわれわれの生活の一部になるのが完全に実現するまでには数十年を要するでしょう。私たちはすでにこの新しい”天の摂理”に人ってから一五年になります。今やきびしい試練の岐路にあります。人間が忍耐強くなり、大自然に道をまかせるならば、かつてない最高の栄誉を受けることになるでしょう。短気になればもっと多くの核爆弾を爆発させて、すべてを破壊するでしょう。




ページ 212
第21章 世界の変動

 今、世界には多くの変動が発生しています。これは今後数年間続くでしょう。これはこの世界や太陽系自体までが大きな転換期にあるためです。地球物理的な変動が起こるばかりでなく、社会自体にも多くの変動が起こるでしょう。社会で発生する各種の変動はさまざまの種類のものになるでしょう。
 人間が望んでいる安定した状態、心と世の中の平安などは、この転換期が終わるまでは来ないでしょう。最もよく知っている人々は、この地球が位置を変えつつあることに気づいていますが、同じ事が太陽系にも発生しつつあることには気づいていません。そうなると太陽系内のあらゆる惑星は影響を受けるでしょうし、なかには他の惑星群よりも激烈な影響を受ける惑星もあるでしょう。
地球は最大の影響をこうむる惑星群の一つです。これは逆立ちしている人にたとえられます。血液が頭の方に流れ、肉体のあらゆる器官はねじれてしまいます。そうするとあらゆる分子は新しい位置を求めますが、地球もこれと同じ状態になります。
 地球はある一定点まで緩慢な変化を経ています。この新しい位置にむかって動くにつれて、その内部のあらゆる要素は同じ目標にむかってその位置を変えてゆきます。人間もこれと同じ無機物や要素で出来ていますから、やはり影響を受けるでしょう。人間は気候や大気のわずかな変化にも反応を示しますが、それと同様に来たるべき変動にも反応を示すでしょう。自然界が進展してゆく限り人間の心の中に不安は広がるでしょう。地球の変化が終われば人間の不安な気持ちも終わるでしょう。
 以上の理由により、未来に発生するといわれている変動について多種類の予言が出てくるのです。二五億の人間は「発生するだろう」とみんなが考えている物事に関して、期待の想念を放っています。大抵の予言はこうした想念の影響以外の何物でもありません。人間の心についてほとんど理解していない人々は、こうした想念を受けて、それがスペースピープルからのメッセージまたは神からの啓示だと思います。当然、こうした想念類の小部分は正しいので、人々はワナにはまって、自分が生きた実体、または神とコンタクトしていると信じ込むのです。
 地球自体が落ち着くまでは、こうした期待の結果として未来に関する予言は続くでしょう。地球が落ち着けば人間も落ち着くでしょう。
 一方、この不安に満ちた現状下では、カタストロフィー(大破滅)が発生するかもしれません。何が人間に影響を与えているかに気づかないで、人間は自己の周囲の関係ある状況を是正しようとして破滅的な事をやらかすかもしれません。ちょっとした忍耐力と、実際に起こっている物事の理解力があれば、人間は自然界を正しい道に行かせることができるのです。過去よりも未来において人間により大きな奉仕をなさしめるように自然界は変化すると言ってよいでしょう。だからある印象は大いなる未来を語るのですが、一方、大抵の印象は破滅を語るわけです。性急と知識の欠乏による破壊です。
 今このことが世界中に発生しているのを見ることができます。それは個人や国家間で起こっています。大抵の場合に不快な状態が存在しますが、これは進歩が行なわれる唯一の道であるようにも思われます。自然界はそれ自体の方法を持っていますが、人間は別な方法に従います。自然界はときとして人間に不快と思われる事を多くやりますが、これは自然の法則の誤った理解のためです。肥料の匂いも不快ですが、ソロモン王は言っています。「肥料によって百合は生長する」と。
 何が起こっているかを理解するためには、自分を感情の混乱にゆだねないことです。心を静めて、自己の周囲にあるもろもろの期待感に身をゆだねないようにしなさい。
 美しい牧草地に達するには沼地を越える必要があるでしょう。現在私たちはその沼地の中にいると言えます。私たちはあらゆる種類のイデオロギーに取り巻かれていますが、そのなかには良いものもあればわるいものもあります。新しいものを人類に役立たせるには、それが生まれる前に古いものを去らせる必要があります。賢明な人は変化のあらゆる動きを観察しますが、愚かな人は荒れ狂って自分を滅すでしょう(訳注=この記事は一九六〇年代に書かれたもので現在の状況の分析ではないが、関連はあると思われる)。



F.自然の変動は今後も続くはず

太陽系の惑星で、天王星の自転軸の傾きは98度、黄道面に対しほぼ横倒しに倒れていることが観測されています。
アダムスキー氏の著書にあるように、地球の自転軸の傾斜が起きれば、天王星のような状態になるのかもしれませんが、どの程度傾斜するのか、地球の科学では予測不能です。

アダムスキー氏は次のように書かれています;

「変化の過程にあるのはこの惑星ばかりでなく太陽系全体がそうなのです。しかし、この地球は太陽系全体に発生している他の諸変化とともに周期的な”地軸傾斜”を体験しつつあります。このようにして作り出されるもろもろの結果の組み合わせこそ、彼らブラザーズが長いあいだ密接に地球を観察してきた主な理由となるものです。これらの結果によって、ブラザーズは全太陽系中に何を期待すべきかを知ることができるのです。この太陽系中の全惑星が異常な気象状況を体験しつつあるのですが、地球だけは”地軸傾斜周期”と太陽系の変化との両方から影響を受けています。しかし、科学者はこの事実に気づいていません。」

太陽系全体の変化や地球の地軸の変化は、短期間で終わるものではないはずですから、日本や地球の自然の変動、つまり自然災害は今後も続くと考えておいた方が良いようです。
アダムスキー氏の言われる「太陽系全体の変化」が、太陽系の崩壊を意味しているのかどうかは、はっきりとは書かれていませんから分かりません。
しかし、アダムスキー氏は、既に100万人が他の太陽系に移住していると書かれていますから、いずれ移住が行なわれるのは確かなことと思われます。

「宇宙の英知」即ち「空」は、仏教では縁起・現象相では「行」という性質を生み出すと教えています。
「行」は、「生住異滅」という性質を持ち、生まれ(生)、存在し(住)、変化し(異)、消えていく(滅)、ことを意味しています。
自然災害は「変化し(異)」、太陽系の崩壊は「消えていく(滅)」に相当し、これらは、縁起・現象相では避けられないものと仏教では教えています。

私のような凡人は、太陽系の崩壊や地軸の傾斜や自然災害が起きないようなシステムを作ってほしいと「宇宙の英知」に願ってしまいますが、仏教やアダムスキー氏によると、このようなことは避けられないことのようですから、我々ではどうすることもできません。

残念なことに、我々地球の科学は未発達ですから、気候変動や地震を予知する能力がほとんどなく、被害を未然に防止することはできません。
地球を支配しているサイレンスグループが、地球の戦争経済による支配とグローバル支配の工作をやめて、創造主の意志による社会体制に移行すれば、進歩した惑星の支援を受けることが可能になるはずですが、現時点ではそれは望めません。
現状では、我々のような一般市民には、なす術はないようです。


追記
私が住んでいる地域では、ここ10年間で、鹿の数が異常に増えています。
以前は、鹿を見ることはほとんどありませんでした。
しかし、最近は、昼間でも国道の脇の草むらに出て草を食べたり、畑や田に入って作物を食べています。
この他に、タヌキ、イノシシ、熊の目撃も増えています。

また、新聞によると、魚のフグの生息域が北上し、ミカンの栽培の北限とリンゴの栽培の南限も北上していると報道されています。

自然災害だけでなく、動植物の生息域にも大きな変化が見られます。
このような現象と、太陽系全体の変化や地軸の傾斜との関連があるのかどうかも分かりません。


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