河野ワクチン担当大臣 アメリカでは2億回打って亡くなったのは0人
医薬ビジランスセンター
薬のチェック JUL. 2024/Vol.24 No.114
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編集部から
予防接種健康被害救済制度のCOVID-19 用ワクチンの認定者は5月31 日の時点で認定数7384 件、死亡認定596 件と増え続けている状況です。この制度の認定を受け、接種後に死亡した8人の遺族と健康被害を受けた5人の合わせて13 人が、国に対し「国が新聞、テレビCM、ユーチューバー等を使いワクチン接種を強力に推進する一方、ワクチン接種後に重篤な後遺症や死亡例が多数報告されていたにもかかわらず、マイナスの情報を広報しないまま接種を推し進めて被害を広げた」として、合わせて9150 万円余りの賠償を求める集団訴訟を起こしています。
訴状では、人気YouTuber が当時の河野ワクチン担当大臣と対談し、ワクチンを推進する動画についてとりあげています。動画が作成された2021 年6月の時点で、厚労省のワクチン分科会副反応検討部会では医療機関からのワクチンによる副反応疑い報告として13,750 件、うち死亡254 件、重篤1713 件があがっていました。このようにワクチンの害が懸念される状況であるのに、因果関係が不明という理由で「アメリカでは2億回打って亡くなったのは0 人」とワクチンと死亡の因果関係はなく、安全性が高いと印象づける動画を配信し、ワクチン接種推奨の世論形成を行っていたのです。
国民の生命や健康を守るべき国自体が、科学的根拠が不確かな偽・誤情報を拡散し、適切な情報を提供せず、被害を拡大させるという、とんでもない状況です。本誌では今後も、読者が生命や健康を守れるよう適切な情報を発信し続けたいと思います。