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相棒たち

smash・桜子・ポロ・カフェラテ・knee・「あゆ」は天寿を全うし、独りになった相棒「カプチーノ」。

第78期名人戦 七番勝負 第6局 73手目

2020年08月16日 | 将棋
渡辺二冠が「5三歩」と打った局面。
6三の金でも、6四の銀或いは4四の銀でも取れる。
しかし、どれで取っても形勢は悪くなる。


PS:名人戦の棋譜とは関係ないのだが・・・
  今回から「駒」を変えた。
  
  将棋駒がもう1組あるのを思い出し、以後こちらを使う事にした。
  駒箱の裏を見ると、自筆で「第1回将棋大会2位」と書いてあった。

  筆跡から高校時代以降のものと推測できるが、
  いつ頃のどんな大会だったのか全く記憶がない。

  ニコン入社後の昼休みは
  先輩たちと指すのが日常だったからその頃かも知れない。

  略字の彫り駒で、今なら5千円程する、そこそこ良い駒だ。
  棋戦で使われる「銘品」とは較べるべくもないが・・・
  
  将棋盤にも少し手を加えた。
  だいぶ前のブログに書いたが、小学生の頃に
  子供会の会長宅の裏山で拾った物で、
  雪に埋もれていた事も有り、黒く滲みこんでいた。

  取り敢えずペーパーで磨いた処、
  少し木肌らしい色合いになった。
  


第78期名人戦 七番勝負 第6局 終局

2020年08月15日 | 将棋
渡辺新名人、第78期名人位獲得おめでとう。
並行して行われていた棋聖のタイトルを失って引きずるかと思ったが、流石です。
豊島名人竜王の指し手に冴えがないようにも感じていたが、
そうさせたのは渡辺新名人の差し回しだったのでしょう。

今日2日目中盤の何手目だったか・・・「5三歩」の垂らし。
取るに取れない歩。
この一手には・・・困った!

PS:「5三歩」は73手目。
  豊島前名人も『いいタイミングで打たれてよくなかった』と・・・ 

渡辺二冠の99手目「6四馬」を見て豊島名人投了。


第78期名人戦 七番勝負 第6局 1日目終了

2020年08月14日 | 将棋
午前中に49手目まで進んだ本局だったが、午後はじっくり読み合う展開。
午後6時半、66手目を豊島名人竜王が封じて1日目を終了した。
AI形勢判断も、依然五分五分。

「7五歩」或いは「9五歩」で、いよいよ開戦か、
はたまた、「4二角」と力をためるのか、封じ手は如何に・・・

下段が先手:渡辺二冠、上段が後手:豊島名人竜王



PS:豊島名人竜王67手目の封じ手は・・・「6三金」
  2日目が始まりました。

第78期名人戦 七番勝負 第6局

2020年08月14日 | 将棋

渡辺二冠が3勝2敗と、名人位に王手を掛けて迎えた今日の第6局1日目。
昼食前に既に49手目まで進み、1日で終局を迎えそうな勢いだったが・・・

先手:渡辺二冠の49手目「9六歩」までの局面


2日制の棋戦が1日で終局したと言う話しは聞かない。
昼食休憩をはさんで豊島名人竜王が、
50手目をおよそ1時間の長考で「9四歩」と応じる。
持ち時間は、渡辺二冠、豊島名人竜王共に7時間弱。
形勢は五分五分。
どちらが先に仕掛けるのか・・・

羽生善治永世7冠

2020年08月14日 | 将棋
昨日13日(木)第33期「竜王戦」決勝トーナメント準決勝、
羽生善治永世7冠vs梶浦宏孝六段戦が行われ、
羽生永世7冠(後手番)の102手目を見て梶浦六段が投了。

次戦は竜王挑戦者決定3番勝負。
相手は、決勝トーナメント1回戦千日手差し直し局で藤井棋聖を破った丸山忠久九段。
3番勝負に勝ち上れば、豊島竜王との7番勝負。
その勝負は、タイトル獲得通算100期と言う金字塔への挑戦である。

かつて7つのタイトル戦すべてに君臨していた羽生永世7冠も、今は無冠。
タイトルは失ったが、7つとも永世資格を獲得している。
羽生永世7冠と呼ばれていい筈なのに、本人はそれを固辞した。
連盟もメディアも羽生九段と表記している。

藤井棋聖のタイトル8冠全制覇の可能性は3年後だ。
しかし羽生永世7冠の記録(全時点で99期)に追い付くには最短でも13年を要する。
そんなニュースを見てみたい。
取り敢えず、羽生永世7冠の100期も・・・

下の棋譜は、羽生永世7冠40手目「8七歩」、梶浦六段「同銀」に対し、
羽生永世7冠42手目「同飛成」と飛車銀交換に切り込んだ局面。
ここから形勢は羽生永世7冠に傾いたが・・・
43手目「同金」、44手目「7九飛」、45手目「3三歩成」、46手目「同金、そして梶浦六段の47手目「6五桂」で、終局までもつれた。



第78期名人戦 七番勝負 第5局

2020年08月08日 | 将棋
渡辺二冠の76手目「6六金」に、解説陣が驚きの声を上げる。
なんと、五段目の金を豊島陣営「6七」に居る「歩」の前へと進めた。

同歩と取れば、4九に角が成り込む。
豊島名人、この金は取れない。

一方、五段目に上がった渡辺玉はなかなかつかまらない。
形勢は渡辺二冠に傾き、
128手目「5二桂」を見て、豊島名人小考の後、投了。

渡辺二冠が3勝2敗と王手をかけた。
渡辺君、サビ抜きなのに、やるじゃん!

第61期王位戦七番勝負、3連勝!!!

2020年08月05日 | 将棋
46手目の封じ手「2三歩」から再開された2日目。
午前中じりじりと探り合う展開が続く。
11時46分、藤井棋聖の57手目「4五歩」から攻防が始まる。

終盤、木村王位106手目「1八角成」・112手目「3七桂成」で、
入玉体勢を目指すが、藤井棋聖113手目「6一角打」で「3四王」を阻む。
この時点でAIの形勢判断は藤井棋聖80%と勝勢。

しかし121手目、藤井棋聖の「2一銀打」で形勢がほぼ互角に戻る。
まさか藤井棋聖が寄せ損ねたのか・・・

藤井棋聖、残り時間が2分となる中、
125手目「1五金打」127手目「4六金」で木村王位の上部脱出を阻む。
148手目「7九金打」で藤井玉に初王手をかけた木村王位は、
藤井棋聖の149手目「8八玉」を見て、午後7時22分投了を告げた。

3連勝。
また、見事な棋譜が残された。

王位戦第3局、2日目

2020年08月05日 | 将棋
46手目が封じ手となって1日目が終わった。
今日午前9時、封じ手が開封され2日目が始まる。
封じ手は「2四歩」か?

互いにじっくりと駒組を進めた矢倉戦。
1筋2筋での攻防は如何に・・・
まもなく息詰まる将棋が再開される。

ps:画像は、藤井棋聖の45手目「4六角」までの局面。

ps2:封じ手は「2三歩」でした。

ps3:藤井棋聖の陣形は、土井矢倉と呼ばれているようだ。
  80年前、1940年(昭15)頃、土居市太郎名誉名人が好んで指した陣形との事。
  藤井棋聖は、この陣形を2018年2月の王座戦2次予選でも用いる。

5歳の孫と

2020年08月04日 | 将棋
まだ藤井聡太棋聖の存在を知らなかった2014年の夏。
将棋に目覚めかけた一人の少年が、ここにも居た。

しかしGは、その少年に麻雀までも教えてしまったのだ。
少年は勝てない将棋より麻雀にのめり込んだ。

今日4日から2日制の王位戦第3局が始まる。

NHK杯本戦トーナメント

2020年08月02日 | 将棋
第70回NHK杯トーナメントの本戦1回戦。
藤井棋聖vs塚田泰明九段戦が今日Eテレで放映され、藤井棋聖が113手で勝利。

藤井棋聖の2回戦の相手は、木村王位。
木村王位とは、明後日4日・5日と王位戦第3局を戦う事になっているが、
NHK杯2回戦は8月16日以降だから、王位戦の日程と前後する事になる。

王位戦は持ち時間8時間の2日制、NHK杯の持ち時間は10分の超早差し戦。
どちらにしても一局入魂!