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相棒たち

smash・桜子・ポロ・カフェラテ・knee・「あゆ」は天寿を全うし、独りになった相棒「カプチーノ」。

「王座戦」五番勝負&「王将戦」挑戦者決定リーグ

2020年10月14日 | 将棋

第68期「王座戦」五番勝負の第5局は20時17分に終局。
永瀬王座の110手目「4八桂成」を見て、久保九段投了。
3勝2敗で永瀬王座が初防衛。
同時にタイトル3期目獲得で九段に昇進決定。
おめでとう!


続いて、「王将戦」挑戦者決定リーグ、羽生永世7冠vs佐藤天彦九段の結果。
羽生永世7冠の175手目「3五同王」を見て、佐藤九段投了。
羽生永世7冠は、本リーグ戦2連勝。
終盤の羽生マジック、魅せますねぇ。

第33期「竜王戦」7番勝負の第1局 封じ手

2020年10月10日 | 将棋
急戦模様となった1日目だが、じっくり時間を使い合い、羽生永世7冠の27手目が封じ手となって1日目が終了。

本日9時再開。
封じ手は「2七同飛」

その後、後手豊島竜王28手目「4五桂」
先手羽生永世7冠29手目「1一角成」
後手30手目「8六歩」、先手31手目「同歩」
後手32手目「8九角打」、後手33手目「7九金」まで進み、
豊島竜王34手目を考慮中。


追記・・・16:25
豊島竜王の52手目「5七香打」を見て羽生永世7冠投了。
早い終局、竜王戦七番勝負、最短手数での終局となった。


(注)2二・8八は龍、6四・7六は馬

第2局は10月22・23日に名古屋市「亀岳林 万松寺」の予定。

第68期「王座戦」五番勝負 第4局

2020年10月08日 | 将棋
永瀬王座に久保九段が挑む第68期王座戦五番勝負の第4局が、
10月6日(火)神戸のホテルオークラで行われた。
結果は、201手で久保九段が勝ち、2勝2敗で最終第5局での決戦となった。
終局譜「3四銀打」まで。・・・下側が先手;久保九段


奇しくも前日5日(月)は、練習対局の盟友藤井二冠が豊島二冠に大逆転で敗れたばかり。
まさか引きずられた訳でもあるまいに、永瀬王座までも逆転で敗れるとは・・・
下の局面:133手目「4九銀」までは、明らかに後手;永瀬王座が優勢。


形勢の岐路となったのは、久保九段の175手目「2八金打」に対する
176手目「3一銀」と守備に回った一手。


「3四桂」跳ねの王手銀取りを消す落ち着いた一手と解説陣も評したが・・・

局後の感想戦で、「3一銀」に代えて、176手目「2七香成」、177手目「3四桂」、178手目「3三玉」、179手「▲2七銀」、180手目「同銀成」、181手目「同金」、182手目「1八歩」、183手目「同玉」、184手目「3八銀」、185手目「同金」、186手目「同竜」、187手目「2八銀打」、188手「△3九金」で、先手は次の「2九竜」が受からず、後手勝ちが判明した。

藤井二冠に続き、何とも悔しい一局となったが、まだ第5局が有る。 
10月14日、山梨県「常磐ホテル」での対局が最終局となるか・・・


第68期「王座戦」五番勝負 第3局

2020年09月25日 | 将棋
永瀬王座に久保九段が挑む第68期王座戦五番勝負。
1勝1敗で迎えた第3局は、9月24日(木)宮城県仙台市「仙台ロイヤルパークホテル」で9時対局開始。
終局は20時15分。
消費時間は、先手永瀬王座4時間45分、後手久保九段5時間。
勝った永瀬王座がシリーズ成績2勝1敗と防衛に王手。
第4局は、10月6日(火)神戸のホテルオークラで開局予定。

第70期「王将戦」挑戦者決定リーグ 開幕戦 終局

2020年09月22日 | 将棋
藤井二冠vs羽生永世7冠の開幕戦。
意外と早い終局でした。
羽生永世7冠の「2四金打」を見て、藤井二冠投了。
80手と言う短手数。



羽生永世7冠の36手目「4四歩」更に38手目「5四歩」が、藤井二冠の「5六」と「6六」の角に圧力をかけ、2枚角は機能しないままでした。

横歩取りからの飛角交換が結果的に上手く行かなかった事になるが、過去4勝6敗と負け越している「横歩取り」と言う戦法を、敢えて羽生永世7冠との対局に選択したのには当然意味がある筈。
王将戦リーグ、残り5戦・・・若武者の将棋から目が離せない。




第70期「王将戦」挑戦者決定リーグ 開幕戦

2020年09月22日 | 将棋
第70期王将戦挑戦者決定リーグ(7名での総当り)の開幕戦、
藤井二冠vs羽生永世7冠の対局が、本日(9/22)午前10時より東京将棋会館で行われています。

上の棋譜は、CS将棋チャンネル生中継画面を切り取ったモノ。
藤井二冠は15手目「3四飛」の横歩取りから、29手目に飛角交換の「3三飛成」と切り込み、
午後2時頃、先手の藤井二冠が1時間超の長考の末、35手目「5六角打」と筋違い角を打って離席。
それに対して、羽生永世7冠36手目「4四歩」と応じた局面。
藤井二冠やや優勢と言うAI評価の様ですが・・・
結果は、またあらためて・・・


続いては、昨日行われた叡王戦7番勝負の第9局の終局棋譜を・・・

先手番(手前)豊島竜王の111手目「4五桂打」を見て、永瀬二冠投了。
永瀬二冠は、叡王位を失冠し、今後は「永瀬王座」に。
豊島竜王は名人位を失冠したものの、叡王獲得で再び二冠に。
めまぐるしくタイトル保持者が入れ変わる将棋戦国時代の様相。

因みに、叡王戦7番勝負が、なぜ第9局なのかは、過去のブログに掲載済みなので答えが知りたい方はそちらを参照方。


竜王戦挑戦者決定戦3番勝負:第3局

2020年09月19日 | 将棋
第33期「竜王戦」挑戦者決定3番勝負の第3局
羽生永世7冠vs丸山九段戦が
本日午前10時から東京都渋谷区の将棋会館で始まった。

丸山九段、得意の一手損角換わりを選択。
40手目まで進み、先手羽生永世7冠の手番で昼食休憩に入った。

これからテニスに出掛けるので・・・
棋譜は追って掲載。

PS:21時31分、羽生永世7冠の99手目「7一竜」を見て、丸山九段投了。
  以下、後手「7二金打」と受けると「8一竜」で桂馬を入手し
  後手「同飛」、先手「5五桂」、後手「5四玉」、先手「4五金」で詰む。
  後手「7二飛」又は「9二飛としても、先手の「8一竜」は必至。

  タイトル通算100期への挑戦は、10月2日から・・・
  豊島竜王との7番勝負だ。

第41回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦2回戦

2020年09月13日 | 将棋
豊島竜王の108手目「5八金打」を見て藤井二冠投了。(上の画像)

大盤を前に行われた局後検討会では、
豊島竜王の96手目「7七桂打」に対する
藤井二冠の97手目「7九金」が敗着だった事が判明。



96手目「7七桂打」(上の画像)に対し、97手目「同銀」としていれば、
以後「同銀成」に、99手目「8五角打」(下の画像)の王手で逆転していたと・・・
即詰みはないものの、6七の金が質駒になるので有利な展開。



局後検討会で藤井二冠は、この手順について
「この方が自然でした」と・・・
気付いていたのに敢えて違う一手を指したのか・・・
準決勝が見られないのが、残念。

次の楽しみは、秋分の日22日に予定されている王将戦挑戦者決定リーグ。
1・2次予選を勝ち上がった3名とシード4名の7棋士による総当り戦。
藤井二冠の1戦目は、羽生永世七冠。

王座戦 第2局

2020年09月11日 | 将棋
永瀬王座(叡王と二冠)に久保九段が挑戦する、王座戦の第2局が、一昨日9日行われました。
上の画像は、久保九段の45手目「5一馬」(6一から5一へ)に対し、永瀬王座が46手目「8二飛」と8四から引いた局面。

この後、久保九段47手目「6一馬」、永瀬王座48手目「8四飛」となれば、千日手となる展開も予想されましたが、久保九段は47手目「4五歩」と、これを回避。
以降、激しいせめぎ合いが続きましたが、永瀬王座は久保玉に一度も王手を掛ける事なく、久保九段の127手目「2四香」にて投了となりました。(投了の棋譜は下の画像)
これで1勝1敗のイーブン。
5番勝負の第3局は9月24日の予定。

谷川九段とのB級2組順位戦

2020年09月09日 | 将棋
10時から、谷川九段との順位戦が始まった。
先手の谷川九段が角換わりに導き、藤井二冠が応じる。
持ち時間は6時間。

藤井二冠がいつも通り先に入室し、
下座に坐るのではないかと注目していたが、
先に入室したのは谷川九段だったようだ。
大先輩の心遣い。

長い1日が始まった。

12:00・・・藤井二冠42手目考慮中、昼食休憩に入る。
下の画像は、谷川九段41手目までの局面


再開は、12:40分。

PS:夕食休憩後も膠着局面が続き、日付が変わるのでは、と思われましたが、10時を回ってから急速に形勢が傾き、藤井二冠の76手目「6九金」を見て、谷川九段投了。
藤井二冠は、順位戦4連勝。
将棋盤を抱えて泣いたのは遠い昔。