The Man

理系男のダンディズム -ロジカルにロジカルに。 考え抜いたとき、それはその人の感性となる-

自らを空にした旅 1350km

2006-07-20 00:45:00 | 生き方
時に。自らを空にしたがるGALANT's Cafeにとっては、こんなものすら思考の道具にしてしまうのです^^

7/15(土)23:00~7/18(火)00:30の間に、相棒と共に走った距離、1350km。

GALANT's Cafeのいつものことなのだが。
さまざまなこと(特に本業関連)を考え続けて、頭がいっぱいになってくると。

日常の生活に、なんら困りはしないのだが。
やはり。
そこは、斬新なアイディアを売る商売である以上。
常に、他者と違った見方・感じ方・考え方が出来なくなることは、致命傷。

こんな状態では。
雑多な日常に追われるだけの毎日で終わる。


それでは、なんの意味もない。
(少なくとも、GALANT's Cafeの存在意義として)


こんな状態に陥ったら。
雨上がりの光こぼれる若葉から滴り落ちる滴を受け止め集め、大きな器から水が溢れそうになった状態で、さらに水を集めようとするのと同じ。
その今まで集めた水をぶちまけ大地を潤し、器を空にするが如し。
すべての思考を停止し、躊躇することなく、すべてを自ら放出する必要がある。

そう。
放出することを、躊躇してはならない。
放出する勇気を、持たねばならない。

他人に危害が及ばないのであれば。
どんな方法で、すべてを自ら放出してもかまわない。

大切なことは、短期間にすべてを確実に自ら放出しきること。

そんな要求がある時。
確実性に溢れた人生よりも、結果がどうなるか皆目検討つかないリスキーな人生を歩みたがるGALANT's Cafeは。

ちょっと無謀とも言える(しかし、やって出来なくはない)ことをやりたがる。

そう、それが自らを空にする旅
それは決して、人任せではない、GALANT's Cafe自らがほんの少しのリスクを求める旅。

だからこそ。
どんなときにもGALANT's Cafeの期待を裏切らない(そして、GALANT's Cafeを守る)、良き相棒が必要なのさ。
#わかりにくい?
#楽器を演奏するのが好きな人ならば、その楽器に相当するものが、
#GALANT's Cafeにとってはコイツなだけさ(・3・)~♪


3日間。土砂降りの中を走り続け、無事に帰還した我が相棒。


今回の旅は。
スタートから試練が待ち構えていた。


何を隠そう。
深夜の大雨

いや、単なる雨ならば、大したことはない。

が。
今回は、明け方までに高速走行にて500kmの距離を移動する必要がある(集合時間の関係で)。
しかも、西から東へ。
土砂降りの雨を追いかけ、そして突きぬけ、さらには追われることになるのだ。


ならば、行くことを止めるかい?


ふふっ。
だから、行くのさ!

何を隠そう。
GALANT's Cafeは。
独りで走る深夜の高速走行という奴が好き。

日中よりも、同じ道路を併走する車は少なく。
自らのペースを乱されること無く、淡々とマラソンよろしく走り続けやすい。
これが好きなのだ。
#長距離走行を安全且つ最小限の疲労で走り切るには、如何に自分のペースを崩さずに
#最後まで走りきるかを常に考えることが重要。
#つまり、この思考のプロセスで、自らをからっぽにするのだ^^

さらに言えば。
走行コンディションを悪くする雨という奴さえ、GALANT's Cafeは好きだったりする。
#無論、どんな場合にでも、という訳ではないのだが。

雨という走行コンディションが劣悪になる中を無事に走るためには。
走行中に渡って、視界の確保と路面コンディションの正確な把握という2つのポイントがキーを握る。
(車の運転に必要な情報の大半は、目から獲得している。さらに、路面コンディションについては目で確認するだけでなく、ステアリングに伝わる感触やシートに座った腰から感じ取る必要がある。)


この2つが重なり合う、雨降る深夜の高速走行。
つまり、劣悪なコンディションの長距離を安全に走り切るために、より思考と集中力が要求される走行。

そう。
日常からは切り離された思考と集中力で、自らをからっぽにするのさ


え?
それでは、目的地に着いた時に、疲れ切ってしまうではないか って?

ふふ。
だから、GALANT's Cafeの場合は、相棒を選ぶ。
そして常日頃から、この時のために、相棒に手を加えてあるのさ。

無論。
今時、もっと楽に、より安全に移動できるマシン(車)なんて、ザラにある。
が。
あまりにも出来すぎた奴は、つまらなく、退屈する。
それは、思考と集中力を要求されずに済んでしまうからだ。

GALANT's Cafeにとって、コイツでなければならないのは。
より思考と集中力を要求する今や型遅れにも程がある癖に、どんなに長距離を走らせても、GALANT's Cafeに疲労を感じさせないこと。
コイツは、その500km先にある目的地に着いても、まだ走り足らないとGALANT's Cafeに思わせる何かを持っている。

それが一体何なのか?
コイツに5年以上も付き合ったGALANT's Cafeなのだが。
今もその解が分からずじまい。

おかげで。
その解を求めるプロセスで、日常の雑多を忘れてきた。
そして。
これからも、その解を求めて、日常の雑多を忘れるのだろう。

つまり、コイツは。
GALANT's Cafeにとっては、移動のための道具なだけではなく。
GALANT's Cafeにとっては、思考のための道具ですらある。


そんなことを考えながら、今回も走り回って1350km。


でも、やっぱり。
今回も、その解は分からず。


ま。
自分をからっぽに出来たから、良しとするか。

また、行こな^^


...と、すでに、次のからっぽを求めることしか、頭にないわけです^^;
#たまには、まともに仕事しろ!>じぶん^^;;;

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4 コメント

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さすがァ~ (claystudio)
2006-07-22 02:03:19
理系男はロマンチストですよね~!

全国の婦女子が「キャー!G-Cafeさんステキ~」って言ってますよ。
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ろまんちすと!? (GALANT's Cafe)
2006-07-23 14:26:06
●claystudioさま

“ロマンチスト”って、なんだろう?^^;



...未だにこの単語、謎なんですよ。

“夢想家”という点なら、合致するか^^;;;
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高速走行=草取り (school-t)
2006-07-30 01:36:12
やっと分かりました。どうして車なのか。

『この思考のプロセスで、自らをからっぽにするのだ』ということね。

私の草取りといっしょだ。フフフ
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すべてを忘れることができれば... (GALANT's Cafe)
2006-07-30 15:30:08
●school-tさま

ま、車でも、なんでもいいのですが^^;



GALANT's Cafeの場合。

少しばかし命懸かっている(大げさ)方がいいようで。>すべてを忘れる方法



考えがいっぱいいっぱいになると、一度、さっさと捨て去らないとダメな人間なんですよね^^;
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