本の裏表紙を読んでおもしろそうだったので買った、松岡圭祐の『カウンセラー』。映画にもなった「催眠」を書いた人だったんですね。(帯を見てもピンと来なかったんです)
催眠、千里眼はシリーズ化されてるみたいで人気有るんだぁ・・・ふ~ん。
どっちも読んだ事無いし、映画も見てない。確か映画に稲垣吾郎と菅野美穂が出てたっけなぁ・・・。
女性音楽教師の響野由佳里は、絶対音感と本能的な才能を持っていて、ピアノを介して児童の生活指導に目覚ましい成果を上げていた。ところが突然、13歳の少年に両親と子供を惨殺される。一人残された彼女は、教育者であるにも関わらず、精神のバランスを崩し、犯人の少年を捜し出し、復讐の為に射殺するという凶行へと走っていく・・・そこで臨床心理士の主人公である嵯峨敏也が活躍する。
実は最初のあたりは結構読むの面倒って感じになったんだけど、次第に動きが出てくるとおもしろくなって、あとは一気に読んじゃいました。最近は、異常とも思えるような少年犯罪が増えている中、なかなかおもしろいテーマです。絶対悪というものは無くて、どんなものにも必ず理由がある・・・
犯罪を犯す者、被害者、そしてそれぞれの家族、さらにそれを取り巻く人々、そして環境・・・心に及ぼす影響・・・
自分でも気づかないうちに色んな影響を受けている。そりゃそうだろう。
私だって大人になって世間が広がるにつれ、あれっ、うちとよそはなんか違うなぁってことだって多いもんね。
うちの母親は異常な潔癖性だったので、一日のうち何回も掃除してたし、人の後ろを糸くずとか拾いながらついて来てたり、外で遊ぶと服や靴下が汚れるから、遊んで帰ると玄関で脱いで上がらないといけなかったり、友達までうちに来たら靴下脱がされてたし、さらに友達が帰った途端、家を掃除してた・・・。それが子供ながら嫌だなぁと心の中では思っていたけど、それでも当たり前のように受け入れてた。でも大学に入って、友人達が学校の芝生に直接腰を下ろして座るっていうのを見た時は、私の中ではけっこう衝撃的だったのです。「え~っ、芝生の上に直接座るのぉ?」今の若い子達なんて、芝生どころか道に座ってるんだから、うちの母親が元気だったら卒倒してるよ。
うちではベンチに座るときだって必ずハンカチを下に敷いて座らないと怒られてたし。
そのうち今まで不満に思っていたことが表面化してきて、わざわざ母が厭がるような事を見せつけるようにしたりなんかして。←悪い子?
でも今、母親がアルツハイマーになってからはそういう異常な潔癖性は鳴りを潜めていて(無くなる事はなくて残ってるけど昔ほどひどくはないって感じ)、少し私も楽になったなぁなんて思ったりもしたけど、こんどは私の方が妙に敏感になってることに気づくときもある。これってまさに母親から受けた影響だよぉ。潜在的に残ってる。こんなことはほんとに些細な事だけど、刷り込みって恐ろしいわ。これぞまさに「三つ子の魂百まで」やわ!
やっぱ少年犯罪は、少年法の改正をするより、まず親子関係とかそれを取り巻く環境を見直した方が良さそう・・・
てな感じで、この年になっても「あっ、私にまだこんな面があったんだぁ」って思う事もあるし。人間とは複雑なものです。
しかも女性のほうがきっと複雑だろうね(笑顔の裏に別の顔が・・・怖っ)。
それにしても、こうやって長々書いてると、だんだんいったい何を書きたかったのかわかんなくなってくるのよね。
小説とか書く事を生業にしてる人ってすごいよね!←そういうまとめ方にするかって?
催眠、千里眼はシリーズ化されてるみたいで人気有るんだぁ・・・ふ~ん。
どっちも読んだ事無いし、映画も見てない。確か映画に稲垣吾郎と菅野美穂が出てたっけなぁ・・・。
女性音楽教師の響野由佳里は、絶対音感と本能的な才能を持っていて、ピアノを介して児童の生活指導に目覚ましい成果を上げていた。ところが突然、13歳の少年に両親と子供を惨殺される。一人残された彼女は、教育者であるにも関わらず、精神のバランスを崩し、犯人の少年を捜し出し、復讐の為に射殺するという凶行へと走っていく・・・そこで臨床心理士の主人公である嵯峨敏也が活躍する。
実は最初のあたりは結構読むの面倒って感じになったんだけど、次第に動きが出てくるとおもしろくなって、あとは一気に読んじゃいました。最近は、異常とも思えるような少年犯罪が増えている中、なかなかおもしろいテーマです。絶対悪というものは無くて、どんなものにも必ず理由がある・・・
犯罪を犯す者、被害者、そしてそれぞれの家族、さらにそれを取り巻く人々、そして環境・・・心に及ぼす影響・・・
自分でも気づかないうちに色んな影響を受けている。そりゃそうだろう。
私だって大人になって世間が広がるにつれ、あれっ、うちとよそはなんか違うなぁってことだって多いもんね。
うちの母親は異常な潔癖性だったので、一日のうち何回も掃除してたし、人の後ろを糸くずとか拾いながらついて来てたり、外で遊ぶと服や靴下が汚れるから、遊んで帰ると玄関で脱いで上がらないといけなかったり、友達までうちに来たら靴下脱がされてたし、さらに友達が帰った途端、家を掃除してた・・・。それが子供ながら嫌だなぁと心の中では思っていたけど、それでも当たり前のように受け入れてた。でも大学に入って、友人達が学校の芝生に直接腰を下ろして座るっていうのを見た時は、私の中ではけっこう衝撃的だったのです。「え~っ、芝生の上に直接座るのぉ?」今の若い子達なんて、芝生どころか道に座ってるんだから、うちの母親が元気だったら卒倒してるよ。
うちではベンチに座るときだって必ずハンカチを下に敷いて座らないと怒られてたし。
そのうち今まで不満に思っていたことが表面化してきて、わざわざ母が厭がるような事を見せつけるようにしたりなんかして。←悪い子?
でも今、母親がアルツハイマーになってからはそういう異常な潔癖性は鳴りを潜めていて(無くなる事はなくて残ってるけど昔ほどひどくはないって感じ)、少し私も楽になったなぁなんて思ったりもしたけど、こんどは私の方が妙に敏感になってることに気づくときもある。これってまさに母親から受けた影響だよぉ。潜在的に残ってる。こんなことはほんとに些細な事だけど、刷り込みって恐ろしいわ。これぞまさに「三つ子の魂百まで」やわ!
やっぱ少年犯罪は、少年法の改正をするより、まず親子関係とかそれを取り巻く環境を見直した方が良さそう・・・
てな感じで、この年になっても「あっ、私にまだこんな面があったんだぁ」って思う事もあるし。人間とは複雑なものです。
しかも女性のほうがきっと複雑だろうね(笑顔の裏に別の顔が・・・怖っ)。
それにしても、こうやって長々書いてると、だんだんいったい何を書きたかったのかわかんなくなってくるのよね。
小説とか書く事を生業にしてる人ってすごいよね!←そういうまとめ方にするかって?
書き始めて、何書きたいんだかって事は良くあるよね
ブログつけ始めて分るようになった
話すときも何話したかったんだっけ?って
事も良くあるね
でもブログでも、一応文を書くようになって
少し整理する力は付くのかなって
自分に期待してます。
本の事は分らないので触れません。
お母さんはアルツハイマーなんだね
僕には良く分らないけど、中学生の頃
隣の家のおじいちゃんがボケて、いつも同じ話をしたり、あんた誰?って言ったり
昔の話を繰り返したりして、なんか寂しい気分になったことを憶えてる。
ボケとアルツハイマーは違うのかな?
ごめんね、よく分らなくて
でも介護してるって書いてたから大変な事は分ってるよ。
例によって、何か着たいのか分らなくなりました(笑)
まー、ともかく、この記事に書いてたとしちゃんの意見
同意だよん。
アルツハイマーは、治療薬がまだ無くて、唯一あるのが病気の進行を送らせるって薬だけなんだよねぇ。
いまの所、徘徊したりとかっていう症状は出てないからまだ大丈夫!でも、いつかは私の事がわかんなくなるかも・・・
だから、この間に観た「きみに読む物語」って映画は、他人事じゃなかったわ。でも映画の方は美しすぎる。現実はあんな映画のようにはいかへんわ!
人間の脳って不思議よね。まだまだ解明されてないことが沢山ある。私の友達の一人に異常に色んな事を記憶してる「歩く辞典」のような女がいるんだけど、成長過程で何が違ったのか、私のほうは何でもすぐ忘れちゃうのよね(でも、しょーもないことはムチャクチャ覚えてんねんけど!)
どう? ちょっと「カウンセラー」のコメントに少し合う感じになってない?
で、今日はツッコミ無しね?
笑顔の裏の別の顔ってなんや!!
たのむで ホンマ。
どう?こんなツッコミで。
そうそう脳って不思議よ
意識不明のはずの人が実は病室での会話
全部聞いてたなんてこともあるし、
ボケて自分の事わからないと思ってたら、
急に今までのお礼を言ってくれたり。
としちゃんが覚えてんのって
恨みがましい事やろ(笑)
別の顔っていうのはマジな話で、女の人で笑顔で話してても裏で悪口言ってる人とかいるでしょ!
私は幸せなことに、私の周りってそういう人ってぜんぜんいなかったのよ。
ところが以前の職場で初めて遭遇したのよ。
それがわかった時、怖い人がいるなぁって思ったよ。
顔と心が別々なのよ! 怖いでしょ?
それって、どんな恐怖映画よりも怖~いのだ!
SAKさんは、きっと別の顔なんて聞いたら「昼は聖女、夜は娼婦」とかって頭の中で想像してたんとちゃう?
そうそう脳って不思議よ。
ほんま大事なことはすっかり忘れてんのに、なんでこんなことはいつまでも忘れられないの~って。
確かに恨みは忘れへんね。特にその中でも食い物の恨みは根深いかもよ。
あと、人の失敗で笑ったことはよく覚えて、しつこくネタにさせてもらってます。
ただし、自分の失敗は忘れたフリすんのが原則よ!
当たり前って思ってたことが
他の家では違うって結構衝撃的ですよね。
うちは、歯磨き粉のことを
「コルゲート」って呼んでて、
商品名だって知ったのは高校生くらいの時でした。
歯磨き粉=コルゲートってずっと思ってたってことは、それだけ長い間、家でコルゲートのみを使い続けていたってこと?
それメーカーの人が聞いたら、むっちゃ喜ぶと思うわ(笑)
ただ母の実家がいつも「コルゲート」を
使っていたんです。
だから使ってなくてもコルゲート…。
私も思い出したけど、電子ピアノを見るとついつい「エレクトーン(ヤマハ)」と言ってしまうのといっしょやね。どのメーカーの見ても「エレクトーン」。前に一度「これはビクターなのでエレクトーンではなくビクトロンです」って言われたような記憶が・・・
それで始めて気づいた「そうだったのかぁ・・・」
一緒やね、ふふふっ