読み終わりました、平岩弓枝の『幸福の船』。
世界一周の航海をする豪華客船の船医の娘三帆子が、父の乗る船に同乗し旅を始める。
娘は婚約解消という傷を癒すために、姉の薦めに従って、父の船に同乗することになったのだ。
船の中では、有名女優と若い愛人、老弁護士と若い妻、表面上は長年連れ添った夫婦だが危機を秘めていたり、過去の苦悩を抱えつつ明るく過ごす祖父と孫・・・と、様々な人たちの人生や愛憎劇が繰り広げ . . . 本文を読む
読み終わりました、菊池秀行の『妖魔王』。
これ・・・因幡の白兎の話が元なのね。こんな話を元にするなんて・・・すごい発想だぁ!
大黒様(大国主命)から依頼を受けた工藤という念法の達人は、過去の因縁により復讐者に狙われるある女性を守ることになる。
復讐者というのが鱶(ふか)で、女性は兎の生まれ変わりだったのですねぇ・・・って、いきなりネタ晴らししてよかったのでしょうか・・・。
しっかし、この大黒様 . . . 本文を読む
昨日の部活は、関西ローカルのテレビでは有名な程さんの台湾料理のお店『龍潭』です。
程さんのお店は来月末で閉店になっちゃうんですよ。もう高齢なので大変になってきたらしいです。
今回も予約を入れてくれたにっしゃんですが、予約電話を入れたらお店がお休みだったらしく繋がらなくて日を改めて予約をしようとしたら、なんと程さんから直々に電話が入って無事予約できたようです。すごいねぇ。程さん直々だってよ!
今 . . . 本文を読む
オペラ『キャンディード』を観る前に、原作であるヴォルテールの『カンディード』を読み終わりました。
ウェストファリア地方の男爵家で、男爵の縁者である純朴な若者カンディードは、男爵家の息子や娘とともにでバングロスという哲学者から「すべては善である」という最善説を子供の頃から教えられ、男爵家一族とともに幸せに暮らしていた。しかし、男爵家の美しい娘キュネゴンドと、ふとしたきっかけでキスをしてしまい、それ . . . 本文を読む
読み終わりました、小路幸也の『シー・ラブズ・ユー』。
『東京バンドワゴン』の第2弾です。
霊となった一家のおばあちゃんが、家族らを見つめながら語っていく口調は前作通りです。
売った古本を一冊ずつ買い戻していく男性、おばあちゃんと暮らす幽霊を見るという少年の話。
古い一冊の本から堀田家の隠された過去が明るみに・・・。
いつも通り、色んなことをほっておけない家族らは、それらに関わり事件を解決してい . . . 本文を読む