としちゃんの暇な一日

何でもない一日を綴っていきます。

平岩弓枝の『幸福の船』

2010年08月22日 | 
読み終わりました、平岩弓枝の『幸福の船』。

世界一周の航海をする豪華客船の船医の娘三帆子が、父の乗る船に同乗し旅を始める。
娘は婚約解消という傷を癒すために、姉の薦めに従って、父の船に同乗することになったのだ。
船の中では、有名女優と若い愛人、老弁護士と若い妻、表面上は長年連れ添った夫婦だが危機を秘めていたり、過去の苦悩を抱えつつ明るく過ごす祖父と孫・・・と、様々な人たちの人生や愛憎劇が繰り広げられ、その人の人生にとって幸福とは何かということを考えさせられる。そんな旅を通して、三帆子は、船の中で出会った一人の男性と新たな関係を築きはじめる・・・

一つの船の中で長い旅をしていくうちに見えてくる人の本質。
ふとラブワゴンの旅をを思い出してしまいました。まぁ規模も年齢の巾もぜんぜん違うけどね(笑)

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6 コメント

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Unknown (にっしゃん)
2010-08-23 13:10:48
あいのりと言えば、としちゃんと私が働いてた所のアホ社長さんが、出てみないかって声掛けられたって自慢してたのを思い出したよ。

どう考えてもまゆつばもんやと思うけどね。
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平岩 弓枝ねぇ~! (Machan)
2010-08-25 15:53:11
懐かしい人の本読んでるネ!
「御宿かわせみ」「肝っ玉母さん」のイメージが強くのこってま~す

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Unknown (蒼麻乃)
2010-08-28 22:29:38
船旅って、旅の期間が長くて、しかもどんなに巨大な客船でも密封空間な分、乗り合わせた人と顔を会わす機会が多いので、色々な人の人生が交錯しますよね。
私は父が船乗りだったので、飛行機より船に乗船した回数の方が多い位なんですが、粗野に見えるトラックドライバーのおっちゃんの方が余程味と人情がある反面、何の為に船旅を選んだのか分からない人にも出会いました。
何にせよ、旅はなにかしらを見つめなおす機会にはなりますね。
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Unknown (としちゃん)
2010-08-31 00:15:55
にっしゃん、
あいのりは若者のみやで!
あんなおっさんは、あいのり以前の問題やな
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Unknown (としちゃん)
2010-08-31 00:16:43
Machanさん、
読書部に入ってると、こういう本が回ってくるのよ!
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Unknown (としちゃん)
2010-08-31 00:19:13
蒼麻乃さん、
お父さん、船乗りやったんやぁ~。
車と違って、船だとイヤでも降りることできひんし、ちょっと普通の旅と違うよね。人生見直し旅に最適か?
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