読み終わりました、辻仁成の『サヨナライツカ』。
婚約者のいる男性が、タイで謎の美女沓子と出会い、激しい恋に落ちる。
でも結局、男は婚約者と結婚し、子供をもうけ、出世もする。
そして何十年も経って、仕事で再びタイへ訪れた男は、沓子と再会する・・・
人は死ぬ時に、愛されたことを思い出す人と、愛したことを思い出す人がいる
まぁ私の場合はどっちも無い寂しい女ですが、
この男は悩みながらも、沓子に「愛している」という言葉を絶対口にしなかったし、結婚式の前日まで沓子と過ごしたあと、婚約者と結婚する。さらに良妻賢母タイプの結婚相手にどっぷり守られて仕事に専念して出世。でも過去に激しく愛し合った沓子のことが忘れられない。
沓子は激しく求めつつも、結局潔く彼を別れてタイを去るが、またタイに戻り彼との想い出に行きて行く。
さらに、再会した後が、なんだかちょっとなぁ・・・・
男は沓子を思って、何だか仕事に集中できなくなってる割に、まったく行動を起こさない。
そして、病気のせいもあって、しびれを切らして手紙を書くという行動を起こした沓子。
あー、なんだかどっちもどっちだぁ
最後の最後に沓子に会いに来た男がやっと「ずっと愛していた」と言ったけど、やっぱり最後も自分の立場を守りながらってのが、どうもズルく見えてしまう。
そして、潔く身を引いた沓子は格好良かったのに、手紙書いちゃったからなぁ・・・
何も見えなくなるような激しい恋をしてないから、ついついこういう見方をしちゃうのかねぇ。
婚約者のいる男性が、タイで謎の美女沓子と出会い、激しい恋に落ちる。
でも結局、男は婚約者と結婚し、子供をもうけ、出世もする。
そして何十年も経って、仕事で再びタイへ訪れた男は、沓子と再会する・・・
人は死ぬ時に、愛されたことを思い出す人と、愛したことを思い出す人がいる
まぁ私の場合はどっちも無い寂しい女ですが、
この男は悩みながらも、沓子に「愛している」という言葉を絶対口にしなかったし、結婚式の前日まで沓子と過ごしたあと、婚約者と結婚する。さらに良妻賢母タイプの結婚相手にどっぷり守られて仕事に専念して出世。でも過去に激しく愛し合った沓子のことが忘れられない。
沓子は激しく求めつつも、結局潔く彼を別れてタイを去るが、またタイに戻り彼との想い出に行きて行く。
さらに、再会した後が、なんだかちょっとなぁ・・・・
男は沓子を思って、何だか仕事に集中できなくなってる割に、まったく行動を起こさない。
そして、病気のせいもあって、しびれを切らして手紙を書くという行動を起こした沓子。
あー、なんだかどっちもどっちだぁ
最後の最後に沓子に会いに来た男がやっと「ずっと愛していた」と言ったけど、やっぱり最後も自分の立場を守りながらってのが、どうもズルく見えてしまう。
そして、潔く身を引いた沓子は格好良かったのに、手紙書いちゃったからなぁ・・・
何も見えなくなるような激しい恋をしてないから、ついついこういう見方をしちゃうのかねぇ。
ようは辻氏の願望的恋愛かなって私は思ってん。
そうやな、たしかに願望やな!
だいたい、過去の噂が嫁の耳に入らん事もありえへんし!
オリエンタルホテルを見たくて映画みに行ったけど、呆れたわ
だったら、もっとかな
やっぱり辻さんの願望満載ってことやな!
映画はまだ観てないけど・・・本だけでもういいわ。