清泉寮だより

清里高原にある宿泊研修施設「清泉寮」のスタッフによるスタッフブログです。
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クイズ!冬の清里不思議発見!!の答え

2010-02-10 22:05:55 | 日記
お待たせしました!

前回お出ししたクイズの答えです。

みなさんはどんな推測をしましたか?


ではさっそく衝撃の(?)写真を見てください。





わ、分かりますか…?

ちょっと写真が粗くて見づらいかもしれませんが、
上の写真は左側のシカが、下の写真は右側のシカが、
雪に顔をつっこんで草を食べながらも、
それぞれ自分の前足で雪を「ていっ!」って感じで
押しのけています。

効率的というか横着というか…。

ちなみに僕は、始めて雪が掘り返されている牧草地を見て
顔(鼻先)で雪をかき分けているのかな?
と思っていました。

今回の写真はたまたまシカが頻繁に出没するスポットを通りかかったら
ちょうど群れがいたので、「おっ!シカだ!」と思って
逃げられないうちにやみくもに数十枚の写真を撮影しました。

それを戻ってパソコンで見てみると上のように写っていて、
知られざる真実が明らかになりました!

清里では(全国的にもそうかもしれませんが)シカとの遭遇率が高く、
キープ協会の敷地内にもシカとの遭遇スポットが何箇所かあります。

僕も始めのうちはめずらしくてうれしかったシカとの遭遇ですが、
今では「またシカか」と、出会うことが当たり前のように感じる
ようになってしまいました(笑)。

初心忘れるべからず、ではありませんが、野生との遭遇の
ありがたさを再度心に留めてまた清里の森を歩きたいと思います。

冬は森の葉っぱがほとんど落ちて林内の見通しが利くので
動物や野鳥を見つけやすくなります。

森は静寂に包まれているので、いつもよりも少し耳を済ませて
森を歩くと、どこかから動物の足音や野鳥の鳴き声が
聞こえてくることでしょう。

野生の動物の方が敏感に周囲の気配を感じ取るので
たいがいは先に気づかれて逃げられてしまうのですけどね(笑)。

ただ、いくら距離が近くなったとはいえ、野生の動物であることには
変わりありません。野生の動物と人間との距離感については
しっかり考えていきないなと個人的には思います。



シカよりもカモシカに会いたいと思っているむーらんでした。

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