清泉寮ブログをご覧のみなさま
こんにちは、ポンポンです。
先日のポカポカ日和がどこへやら、雪が降ったりと不思議なお天気の清里です。
今回のブログでは冬になると見る機会が増えるシカたちについてご紹介します。
ポンポンは毎日車で清里まで通勤していますが、彼らに会わない日はありません。
突然道路に飛び出して来たりすることもしばしば…。
地球温暖化や天敵の存在がいなくなった影響で年々数が増えています。
そして、食べ物が少なくなる冬は空腹を満たすために我々の目に付くところまでやって来るのです。
彼らが何を食べているかというと…「樹皮」です。
清泉寮周辺の木々を見てみると色の変わった部分が多く見られます。
これらはすべてシカが樹皮を食べてしまった後なんですね。
とても痛々しい姿です。
また樹皮が再生すればよいのですが、戻ることはありません。
いずれは枯れてしまう運命に。
こうなってしまった原因の裏には私たち人間の存在があります。
森と人間と動物たち…それぞれが上手に共存できる日が来るといいな。
シカの群れに遭遇するたびにそんな願いが頭をよぎります。
たくさんの「いのち」に囲まれた清里の中で、思いを巡らせるポンポンなのでした。