★★ ト マ ト の 病 気 ★★
下記★発生の条件★と★日常管理★は各項に共通性があるため冒頭に記載する。
★発生の条件★
1.土壌の排水が悪かったり、葉や茎が成りすぎて密植状態になっていると発生しやすい。
2.周りに病気の株があったり、一部の葉や茎が病気になっていると発生する。
3.土に水やりをしないで葉の上から水やりをしている。
4.前に病気になった株が植えられていた土に新しい株が植えられた。
★日常管理★
1.健全な種子を使うことが大切。
2.市販種子を55度の温湯に25分間浸漬消毒する。
3.栽培に使用する資材は消毒する。
4.わき芽取りは晴れた午前中に行なう。
5.土をよく耕したり、完熟した腐 葉土や堆肥を混ぜるなどして土壌の排水をよくする。
6.成りすぎた葉や茎を取り除いて密植をさける。
7.病気の株は、土とともに堀あげて焼却するか土深く(1m以上)埋めるなどして処分する。
8.病気の葉や茎は摘み取って焼却などして捨てる。
9.水やりは、葉の上から行わない。
10.病気が発生した土には株を植えないか、消毒(焼くか蒸気消毒、太陽熱消毒)した土を用いる。
【モザイク病】
★症 状★
1.生長点付近の若い葉の色が濃淡となり、モザイク症状が現れる。
2.果実内部には褐色や白色の筋が入ったりする。
3.ひどくなると糸のように細くなり、垂れ下がる。その部分から上にはほとんど実をつけない。
★発生の条件★
1.病植物上で増えた有翅のアブラムシがトマトやピーマンに飛来し、1~2分間の吸汁で伝染が起こるとされている。
冒頭★発生の条件★に準ずる
★日常管理★
1.消毒済みの種子を使い、株を寒冷紗で覆ってアブラムシを防ぐ。
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.この病気を防除する薬剤はない。
2.媒介するアブラムシを防除する。
【かいよう病】
★症 状★
1.葉や茎に白色か褐色でコルク状の隆起した斑点を生じ、果実の表面には鳥の目のような盛り上がった斑点を作る。
2.下葉が葉柄とともに垂れ下がり、葉縁は巻き上がり、先端から萎ちょうする。
3.葉脈間は黄変し、ついには葉全体が褐変枯死する。
4.茎,葉柄、がく,果柄,果実に白色~褐色のやや隆起したコルク状小斑点ができる。
5.茎のずいの部分が褐色で中空になり、ひどいと枯れる。
★発生の条件★
冒頭★発生の条件★に準ずる
★日常管理★
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.カスミンボルドー水和剤1000倍液(5回)を収穫前日までに散布。
【青枯病】
★症 状★
1.はじめ先端の葉が日中しおれ、曇天日や朝夕には回復しますが、株全体が緑色のまま急にしおれ、2~3日の間に全体が枯れる。
2.根は褐色に腐敗し、茎を切ると維管束から汚れた白色の汁がにじみ出る。
3.土の深いところに病原菌が残るので、完全に土壌改良しないと毎年発生する。
★発生の条件★
1.排水が悪い土や粘土質の土で発生しやすい。
冒頭★発生の条件★に準ずる
★日常管理★
1.病菌は傷口から侵入するので、芽かきは晴天の午前中に行なう。
2.排水を良好にし、潅水量を少なくする。
3.一旦全面的に発生すると、土壌消毒で病菌を完全殺菌するか、5年以上の間隔をとる。
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.有効な薬剤はない。
【輪紋病】
★症 状★
1.葉にやや楕円形で大形の褐色の病斑ができ、同心円状の輪紋がはっきり現れ、やがてボロボロに穴があいて葉が枯れる。
★発生の条件★
冒頭★発生の条件★に準ずる
★日常管理★
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.ダニコール1000の1000倍液(2回)を収穫前日までに散布。
【疫病】
★症 状★
1.トマトにもっとも大きな被害を与える病気である。
2.葉または茎や果実に、暗褐色で不整形、大形の病斑が生じ、そこに白色で霜状のカビが生えて腐敗する。
3.湿度が高い場合はうっすら白いカビが生え、湿度が低いと病斑部分が乾燥し、茶褐色になり枯れたようになる。
4.茎でも同じような症状があらわれ、そこから上の部分は枯れてくる。
5.実では比較的若いもので発生しやすい。
6.葉の先端から枯れてくる。
★発生の条件★
冒頭★発生の条件★に準ずる
★日常管理★
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.リドミルMZ水和剤750倍液(2回)を収穫前日までに散布。
2.ビスダイセン水和剤600倍液(1回) 収穫30日前までに散布する。
種類が多すぎて今回はここまで
下記★発生の条件★と★日常管理★は各項に共通性があるため冒頭に記載する。
★発生の条件★
1.土壌の排水が悪かったり、葉や茎が成りすぎて密植状態になっていると発生しやすい。
2.周りに病気の株があったり、一部の葉や茎が病気になっていると発生する。
3.土に水やりをしないで葉の上から水やりをしている。
4.前に病気になった株が植えられていた土に新しい株が植えられた。
★日常管理★
1.健全な種子を使うことが大切。
2.市販種子を55度の温湯に25分間浸漬消毒する。
3.栽培に使用する資材は消毒する。
4.わき芽取りは晴れた午前中に行なう。
5.土をよく耕したり、完熟した腐 葉土や堆肥を混ぜるなどして土壌の排水をよくする。
6.成りすぎた葉や茎を取り除いて密植をさける。
7.病気の株は、土とともに堀あげて焼却するか土深く(1m以上)埋めるなどして処分する。
8.病気の葉や茎は摘み取って焼却などして捨てる。
9.水やりは、葉の上から行わない。
10.病気が発生した土には株を植えないか、消毒(焼くか蒸気消毒、太陽熱消毒)した土を用いる。
【モザイク病】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/32/58047db2da907455d66099718a41af09.jpg)
★症 状★
1.生長点付近の若い葉の色が濃淡となり、モザイク症状が現れる。
2.果実内部には褐色や白色の筋が入ったりする。
3.ひどくなると糸のように細くなり、垂れ下がる。その部分から上にはほとんど実をつけない。
★発生の条件★
1.病植物上で増えた有翅のアブラムシがトマトやピーマンに飛来し、1~2分間の吸汁で伝染が起こるとされている。
冒頭★発生の条件★に準ずる
★日常管理★
1.消毒済みの種子を使い、株を寒冷紗で覆ってアブラムシを防ぐ。
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.この病気を防除する薬剤はない。
2.媒介するアブラムシを防除する。
【かいよう病】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/b5/399528a22592abdfe86e890b6be26af3.jpg)
★症 状★
1.葉や茎に白色か褐色でコルク状の隆起した斑点を生じ、果実の表面には鳥の目のような盛り上がった斑点を作る。
2.下葉が葉柄とともに垂れ下がり、葉縁は巻き上がり、先端から萎ちょうする。
3.葉脈間は黄変し、ついには葉全体が褐変枯死する。
4.茎,葉柄、がく,果柄,果実に白色~褐色のやや隆起したコルク状小斑点ができる。
5.茎のずいの部分が褐色で中空になり、ひどいと枯れる。
★発生の条件★
冒頭★発生の条件★に準ずる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5e/a397c85dd8ecac2cd19355b8ffc6c7bd.jpg)
★日常管理★
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.カスミンボルドー水和剤1000倍液(5回)を収穫前日までに散布。
【青枯病】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/89/f198c499ac7e2b760c611d067dfe66e6.jpg)
★症 状★
1.はじめ先端の葉が日中しおれ、曇天日や朝夕には回復しますが、株全体が緑色のまま急にしおれ、2~3日の間に全体が枯れる。
2.根は褐色に腐敗し、茎を切ると維管束から汚れた白色の汁がにじみ出る。
3.土の深いところに病原菌が残るので、完全に土壌改良しないと毎年発生する。
★発生の条件★
1.排水が悪い土や粘土質の土で発生しやすい。
冒頭★発生の条件★に準ずる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/8b/711aaf1de2e60125405d06cbe61b3575.jpg)
★日常管理★
1.病菌は傷口から侵入するので、芽かきは晴天の午前中に行なう。
2.排水を良好にし、潅水量を少なくする。
3.一旦全面的に発生すると、土壌消毒で病菌を完全殺菌するか、5年以上の間隔をとる。
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.有効な薬剤はない。
【輪紋病】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/81/a12db6a9bb6911f1c777ca3df8d6d367.jpg)
★症 状★
1.葉にやや楕円形で大形の褐色の病斑ができ、同心円状の輪紋がはっきり現れ、やがてボロボロに穴があいて葉が枯れる。
★発生の条件★
冒頭★発生の条件★に準ずる
★日常管理★
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.ダニコール1000の1000倍液(2回)を収穫前日までに散布。
【疫病】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/3b/b735739b547498543bb882d7862d9cf2.jpg)
★症 状★
1.トマトにもっとも大きな被害を与える病気である。
2.葉または茎や果実に、暗褐色で不整形、大形の病斑が生じ、そこに白色で霜状のカビが生えて腐敗する。
3.湿度が高い場合はうっすら白いカビが生え、湿度が低いと病斑部分が乾燥し、茶褐色になり枯れたようになる。
4.茎でも同じような症状があらわれ、そこから上の部分は枯れてくる。
5.実では比較的若いもので発生しやすい。
6.葉の先端から枯れてくる。
★発生の条件★
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/96/3dbc5cf70549555623409268d545ddfd.jpg)
冒頭★発生の条件★に準ずる
★日常管理★
冒頭★日常管理★に準ずる
★薬 剤★
1.リドミルMZ水和剤750倍液(2回)を収穫前日までに散布。
2.ビスダイセン水和剤600倍液(1回) 収穫30日前までに散布する。
種類が多すぎて今回はここまで