市川房枝記念会の未来を語る会

婦選会館利用者、維持員、女性展望購読者、ボランティア、講師、職員、女性運動家、女性ユニオン組合員で語ろう未来を!

11月15日の創立記念日

2006-11-25 | Weblog
今日、11月24日は新婦人協会の創立の日です。先日、友人と話題になったのですが、市川房枝と平塚らいてうの二人で、女性の政治活動を禁じていた治安警察法5条の改正(1922年、女性が政談集会に参加できるようになった)を請願運動によって成し遂げたことは、本当にすごいことです。女性運動は、人数の問題ではないと。

女性展望10月号にも記念会ホームページにも出ていませんでしたが、11月15日は財団の創立記念日です。毎年、維持員のつどいが開かれていて、今年は婦選会館のはす向かいにあるカタログハウスで行われると聞き、出席者の方々にルネッサンスのニュースやビラを手渡しに行きました。

理事長や元理事長などが、続々と中へ入っていく中で、なぜか、常務理事はHさん(元パートタイマー職員。今はボランティアなのか、有償なのか不明)とともに、カタログハウスの裏に回って中へ入られました。なぜ、表玄関から入らなかったのでしょう。

やがて、Mさんという元パートタイマー職員で評議員の方が来られました。
私「Mさん、ボランティアをされることは本当ですか」
M「ええ、だって、人手が足りなくて大変だから」
私「私たちを解雇したことをご存知の上でボランティアをなさるのですか」
M「受講生も減っていたのだから、わかっていたと思いますよ」

この他にも、お話できた方の中に、「お金がないのだから仕方がない」というご意見がありました。でも、土地建物は自前で、無借金で預金も1億円位あるのです。そのうちにお金がなくなるから、というアバウトなことで人をクビにできるのでしょうか。おかしいですね。どんどん事業を減らしていけば、収入が減るのは当たり前です。新規事業に着手しなかった責任は職員にではなく、理事会にあるのです。

それでも、中には記念会は就職の世話をしてくれないのですか、と聞いてくださった方や、カンパを下さった方もありました。本当に理事会には目を覚ましてもらいたいです。会館を貸室貸事務所にするということはどういうことなのかを。

その数日後、40年以上も会館に通っている方から電話がありました。其の方は維持員なのに、維持員のつどいのお知らせがなく、前日に他の方からつどいの開催を聞いて出席したということでした。そして「なぜ、記念会は私達を打ち捨てたのでしょう」と憤懣やるかたない様子で、とうとう維持員をやめることを記念会に伝えたというお話でした。本当に会館を深く愛しておられたのに、裏切られたお気持ちのようでした。

くみあいニュースWEB担当