「また、必ず会おう」と誰もが言った。っていう何とも長い題名の本です。
なんじゃらほいって思ったけど、さわやかな話でした。
つまんない意地からついたウソがきっかけで、随分人生変わったなぁ。
主人公は17歳だったから、高校生か。
熊本に住む男の子なの。
親にもウソついて内緒で東京に行って、帰りの飛行機乗り遅れちゃってさ。
どうしようって途方にくれてたら、売店のおばちゃんに拾われて(笑)。
おばちゃんにそそのかされて、帰りは自力で帰ることに。
3400円しか持ち金がないのに、どうすんのさ?って感じだけど、
いい人たちに出会いながら、泊めてもらい、おごってもらい、
そして人生の教訓みたいなものを勉強しながら5日位かけて帰宅するの。
おとぎ話みたいな小説だけど、さわやか~。
一重に主人公が素直すぎるからでしょう。
でも、学校とか家庭で意地張ってかっこつけてても、
外で偶然出会った人には素直になれるって、分かる気がするなー。
私もそこそこ一人旅はしたけど、旅での出会いって、あんまりないの。
そういう意味では非常にもったいない旅をしてたなぁ。
何しろ旅先でもかっこつけてまして、人さまに頼るなんてとんでもない!
ってことで、外国でも人さまに聞かず、自力でなんとかしちゃったからな~。
アホした・・・まぁ、いいけど。
人との出会いが人生を作るってのは、全くその通りで、
仕事なんかも、仕事の内容より一緒に働く人が大事だと思っております。
とはいえ、なかなかこの本にあるようなステキな出会いはないもので、
せめてこの本と出会えてよかったね、って感じました。
甥姪がいい年になったら、是非読んでほしいなぁ。
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