ヘルマン ヘッセの本

図書館でこんな本を借りてきました。

「庭仕事の楽しみ」
ヘルマン　ヘッセの、庭や家に関するエッセー、手紙や詩、小説からの抜粋も一部あります。
何よりヘッセ自身の水彩画がとてもよい感じです。
晩年のヘッセには、執筆の合間の庭仕事が精神的にも、肉体的にも欠かせないものとなっていたようです。
そして精神的な病の治療がきっかけとなって始めた水彩画ですが、たくさんの作品を残しました。プロの絵という感じではありませんが、とてもあたたかい作品です。

ヘルマンヘッセといえば、「車輪の下」ですよね。
でも自分が読んだかどうかも忘れてしまった・・・
ちらっと調べてみたら、「知と愛」もヘッセでしたね、これは確かに文庫を持っていたので読みました。
ヘッセはトーマス・マンとも親交が深く、ノーベル文学賞を受賞したのも彼の肩入れによるところが大きかったそうですが、いずれにしても、トーマス・マンといい、ヘルマン・ヘッセといい、文章がムツカシイ
非常に美しく、おもしろくもありますが、かなり集中しないとなにがかいてあるんだかさっぱりわからなくなってしまいます。
そういえば、ゲーテもそんな感じ・・・
ドイツ語を訳すとそうなりがち？・・・なんて、そんなにたくさんのドイツ語の翻訳物を読んだわけではないのですが・・・
でもとっつきにくく、じっくり読書に向かう余裕がないと、軽ーく読むわけにはいかないです。

この本も、一言でいえば自然賛歌ですが、とても美しい言葉が並べたててあって、ちゃんと読むのには集中力がいります。だいたい、韻を踏んだ詩なんて、訳文で読んでもちっとも良さがわからないだろうし。。。
でもまあ、ヘッセの写真や絵をみながら、ぱらぱらと好きなところだけ拾って読むだけでも、とても心休まる本になっています。
さわやかな秋空の下で読むのに、ぴったりな一冊です



　　　今日のおいしいもの


パスタを二種類作りました。


タラコパスタ


昨日のカボチャスープの残り物利用のパスタです。
でもこれ、ちょっと失敗でした
なんかモソモソしてしまって・・・
牛乳を足せばよかったんだけど、もう食べきりたくて、量を増やしたくなかったの
味はおいしかったんですよ～。でもモソモソでした。


スライストマトと、白ワインをいただきました