身体の不自由な人の身の回りの手助けをしたり、精神的な支えにもなったりする大切なパートナー、「介助犬」。その県内第1号とユーザーが、盛岡市内の高校に招かれ講演会を行いました。
講演会は盛岡スコーレ高校が企画したものです。訪れたのは県内で介助犬第1号となった、ラブラドール・レトリバーのオス、ラムジーと阿部容子さん。
阿部さんは23歳のとき脊髄を痛め、車いす生活となりましたが今年2月、ラムジーと新たな生活をスタートさせました。講演会は阿部さんが生徒の質問に答える形で進められ、「生活が変わったことは?」という質問に、「生活の中でラムジーがいることで潤いが持てている。
寂しさとか全然なくなって、本当にラムジーがいてとても幸せだし、私もラムジーを幸せにしたい」と答えていました。盲導犬に比べて介助犬の普及は進んでおらず、全国で現在50頭ほど。生徒たちは介助犬の大切さを実感していました。
★MY