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Duke MBA 日本人ブログ

Duke University - Fuqua School of Business(非公式)

Fuquaで参加できる実務経験について その2 (GBP&SBC-現FCCP)

2013-05-14 22:10:21 | 課外活動

実は先日卒業したばかりで投稿権がないのかもしれませんが、今更Fuquaについて紹介させていただきます。

今回は昨年2月に掲載しました「Fuquaで参加できる実務経験について」の続きです。

実務経験ができるプロジェクトをまとめると、

  1. Fuqua Client Consulting Practicum(FCCP):グローバル、ローカル、For profit、Non-profitとプロジェクトを選ぶことができる。2011年度まで、Global Consulting PracticumGCP:グローバル)Small Business ConsultingSBC:ローカル)という名前だった。
  2. Mentored Study in Entrepreneurship:地元企業でパートタイムでインターンをする。
  3. Independent Study:スポンサーになってくれる教授を探し、自分が選んだテーマについて研究する。企業に対するコンサルティングプロジェクトにすることも可能。
  4. P4E:同級生2,3人と実際のスタートアップ企業を立ち上げ、ビジネスをはじめる。資金資本を得るにはそのビジネスプランが認められなければいけない。
  5. Start-up Challenge:自分だけで、もしくは同級生とスタートアップ企業のビジネスプランをケースコンペティションという形で披露。ラウンドで審査があり、競争なので賞を得るのはかなり難しい。その代わりこのコンペで勝つと資金をもらえる。実際に企業を立ち上げる必要がある。
  6. Global Business Project(GBP)今はUNCが主催しており、Fuquaは学校としては参加していないが、個人で参加すること可能。FuquaのFCCPと同じような位置付け。

以下は私が参加したプロジェクトを紹介します。

  1. Global Business Project(GBP)
  2. Small Business Consulting (SBC) 今はFCCPの一部
  3. Mentored Study in Entrepreneurship(その3に掲載します)

 

1. Global Business Project(GBP)

(注)これは2012年度よりFuquaは正式には参加しない、ということになってしまいました。ただGBPはまだUnofficialで参加することができます。どういうことになるかというと、Inter-Institutional Registration といって他大学のクラスを履修し単位を取る、ということになります。ちなみにこのプログラムだけでなく、他の授業も履修できます。手続き自体はGBPの教授の許可を得て、FuquaのRegistration Officeに履修申請をするだけで、難しくはありません。私個人的にはこのGBPをお勧めします。

去年5月に遡ってしまいますが、実際にこのプロジェクトでブラジルに行ってきました。

  • プロジェクトの流れ:
    • 2012年2月:ポルトガル語をオンラインで履修開始。事前課題としてコンサルティングフレームワークについての本を読む
    • 2012年3月:ワシントンDCでキックオフミーティング。他8大学のプロジェクトメンバーとクライアントが参加。元マッキんゼーコンサルタントのUNCの教授がコンサルティングフレームワークについてレクチャー
    • 2012年3月~5月上旬:毎週チームメイトとスカイプでチームミーティング。その他毎週進捗をクライアントに報告
    • 2012年5月中旬:ブラジルへ
    • 2012年6月上旬:ブラジルでクライアントにプレゼンテーション
  • ブラジルでの現地作業
    • 場所:サンパウロ
    • クライアント:某アメリカ製薬会社
    • 課題:新しく進出したブラジル市場で、どの製品にプライオリティーをおくか、どこに製品を生産すべきか、という課題でした。
    • チーム構成:中国人(ウィスコンシン大学MBA)、台湾人(メリーランド大学MBA)、アメリカ人(マイアミ大学MBA)、中国系アメリカ人(UNC MBA)、ブラジル人(UNICINOS、Master of Management)
    • 日々の様子:終日クライアントのブラジル支社のメンバーにインタビュー。夜はチームとミーティング。一日9時間程度の作業です。週末は1回しかなかったので、その土日を利用して観光。最終日にプレゼンテーション
    • プレゼンテーション:60~90分程度。現地支社のマネージメント他、テレフォンカンファレンスでカリフォルニアのVPも参加。
    • 現地で予想外だったこと:ポルトガル語を練習したが、ブラジル支社の皆さんは英語が達者でインタビューはほとんど英語で済んだ。現地に到着してからプロジェクトのScopeが少し変わった。
    • 現地で楽しかったこと:クライアントがプロジェクトの費用を一部負担するので、快適なホテルに泊まれた。サンパウロ観光ができた。他校MBAの友達がたくさんできた。そして、クライアントの将来のビジネスに貢献することができ、現地支社での知合いもでき、クライアントから感謝されたので嬉しかった。
  • GBPの良いところ
    • 他校MBAの友達ができる
    • コストは他のプログラムにくらべ安い
    • 各チームに指導教授がつき、現地では毎日教授がアドバイスをくれた。プレゼンテーションの内容も教授がチェックしてくれた
    • コンサルティングの手法について学べた。クライアントへのプレゼン前に教授何人かが2回もプレゼンの練習を見てくれ、厳しいコメントをもらい、成長できた。
    • 卒業後に入りたい製薬業界のプロジェクトができたので、グローバルレベルの製薬業界についてかなり勉強になった。

   

2. Small Business Consulting (SBC)(注)これは2012年度よりFuqua Client Consulting Practicum(FCCP)に統合されました。

これも申し訳在りませんが、去年5月に遡ってしまいます。

  • プロジェクトの流れ:
    • 2011年11月:キックオフミーティング
    • 2011年12月:クライアントと初ミーティング
    • 2012年1月~3月:クライアントと定期的にミーティングをし、進捗を報告。
    • 2012年4月:プレゼンテーション
  • 実際の作業
    • 場所:地元ダーラム
    • クライアント:非営利団体コンサルティング会社(パートナー2人、契約社員10人
    • 課題:クライアントが引き受けるプロジェクトが多くなり、パートナー2人の負担が大きくなりすぎている。どのようにプロジェクト管理すべきか。今後のビジネスをどのように成長させていくべきか
    • チーム構成:Fuquaの同級生4人がチームメイ
    • 日々の様子:クライアントのミーティング後、各個人に振り当てられたトピックについてリサーチ。毎週2-3時間の作業だが、プレゼンテーションの直前は12時間くらいかけて、前日はほぼ徹夜
    • プレゼンテーション:パートナー2人と教授3人にプレゼンテーション。プレゼンテーションだけでなく、クライアントに正式なレポートも提出した。
  • 予想外だったこと:よくあることだが、クライアント自体も何が問題なのか明確でなく、何が問題であるか、チームで洗い出さなければいけなかった。
  • 楽しかったこと:自分達の作業がクライアントへのレポートという形になったので嬉しかった。不明確なテーマのコンサルティングプロジェクトについて目的、ゴール、作業を洗い出すいい経験になった。コンサルティングプロジェクトにより自信がついた。

 


GATE Trip to South America

2013-03-22 15:01:18 | 課外活動

 

ご無沙汰しております、マシュマロです。

Fuquaでは春休み期間中と年度終わりの5月にGATEという外国へのTripがあります。約2週間の中でクラスメートと共に現地の会社を訪問、街の観光をして過ごします。

今年の春休みに、数ある目的地のうち私が選んだのは南米(ブラジル・アルゼンチン)。

来年にサッカーワールドカップ(今年はプレイベントであるコンフェデレーションカップ)、16年にはリオデジャネイロ五輪を控える現在経済の好調なブラジル、そして対照的に南米の国の中では経済が深刻な状態にあるアルゼンチンを見たいという理由で決めました。

会社訪問は10社ありましたが、自分の興味に関係なくすべての会社訪問は絶対参加が条件だったので、いいものもあれば全然良くないものもありました。

Natura (http://en.wikipedia.org/wiki/Natura)という会社はすごく(海外でも成功の)可能性のある会社でしたし、Fuquaの卒業生が勤めている会社訪問も何件かあり、それらへの会社訪問はとても有意義なものでした。

リオデジャネイロ・ブエノスアイレスではCultural Tourがあり、観光名所・歴史的建築物等を巡りました。ほぼ毎晩といっていいほどクラスメートと夜の街に繰り出してクラスメートとの仲もよりいっそう深まりました。

普段一人旅しかしませんが、(いい意味でも悪い意味でも)クラスメートと一緒に旅をするのは一人旅とは違った経験になりました。

一人旅の場合、他に話す人がいないので自分から積極的にローカルの人に話しかけざるを得ない状況におかれますが、グループの旅行ではその必要性も感じず、スケジュールもきっちり組まれており、またガイドが付いていたのもあり、思ったほど満足のいく旅行とはなりませんでした。

海外の会社のオペレーションに興味がある、クラスメートと仲良くしたい、という人には打ってつけのプログラムだと思います。

では最後に写真をいくつか。

=サンパウロ=

大聖堂:

自由行動での散策は電車に乗って移動

グループディナー

会社訪問にて

=リオデジャネイロ=

コパカバーナビーチ

大聖堂

Cultural Tour

ブラジリアンステーキ

オプショナルのFavelaというスラム街へのツアー

手前側がスラム街で、奥が新市街

子供たちは元気いっぱい

倒壊寸前の家もちらほら

イパネマビーチで見た日没

=ブエノスアイレス=

自由行動が多かったブエノスアイレス

Cultural Tour

エビータ (故ファン・ペロン大統領夫人)の霊廟

エビータは現在でも大人気

せーの

ブエノスアイレス最後の夜はタンゴショー&ディナー

 

GATE詳細 <http://www.fuqua.duke.edu/student_resources/international_programs_office/global_opportunities/>

 


イベント盛りだくさん

2013-01-12 15:21:48 | 課外活動

 

どうもです。マシュマロです。

 

今回はハロウィン、Thanksgiving (感謝祭)、Fuqua Promについて紹介させていただきます。

FuquaではHalloween Nightが毎年10月末に行われていて、かぶり物好きのマシュマロもBig Bad Wolfとして赤ずきんちゃんと一緒に参加しました。

みんな気合の入ったコスチュームを着て、かなりの賑わいを見せました。写真は会場であるバーへ行く前のパーティーにて。

Thanksgiving休みは家族と過ごす生徒も多く、Durhamに残る生徒は必然的に海外からの生徒が多くなります。

私はシカゴに帰らないことに決めていたので、Internationalの生徒にアメリカの伝統を知ってもらいたいと思い、友達とThanksgiving Dinnerをホストしました。

私はターキー(七面鳥)、アスパラガス、グリーンビーンズ、コーン、つまみの餃子、レタスラップ等作り、友人はスタッフィング、ロール、マッシュポテト、パンプキンパイ等、計12品目の豪勢なディナーになりました。

最後はFuqua Promです。

ビジネススクールで、Prom?と思われる方も多いですが、Fuquaで今までで一番楽しいイベントかもしれません。

Promの前は、みんな「そんなにきっちりしたイベントじゃないし、着飾っていく人なんかほとんどいない」と聞いていたのですが、まあいいだろうと思い、

友達と一緒に、Hammerのリムジンをチャーターし、Prom Dateにはコサージュを買い、ぎこちないProm Pictureもとり、初めてのPromを楽しみました。

参加をおすすめします!

 

マシュマロ


80's Party!

2012-09-26 13:34:02 | 課外活動

新1年生、イベント担当のマシュマロです。今回初めてのエントリとなります。

 Durhamに到着から今日でちょうど2ヶ月になります。前回のエントリでBlue Dさんが紹介してくれたGIと呼ばれる1ヶ月間のPre-termが終わり、秋学期が始まって3週間程しか経っていませんが、もう1年くらい過ごしているように感じるくらい実にたくさんのイベントがありました。

 その中でも特に印象的だった2つのイベント80’s Partyと「Campout」について、今回と次回の2回に渡って紹介させていただきたいと思います。今回は80’s Partyについてご紹介します。

 4月にあるBlue Devil Weekend (Fuquaにて行われる合格者対象のレセプション) で知り合った同じFuquaの友人と一緒に、80年代を代表する映画、ゴーストバスターズのキャラクターに扮することになり、他の4人がカッコいいゴーストバスターズの衣装に身を包む中、マシュマロマンのコスチュームを着ることに。パーティー会場はFuquaのあるダーラムの隣町であるチャペルヒルのとあるバーを貸しきって行われました。

 Fuquaのチャーターするバスを待ちながら、また、バスの中で少々出来上がりつつバーに到着。みんなの歓声に迎えられバーに入ると、その後は写真を一緒に撮らせて欲しいというリクエストの嵐でした。飲んで(学校が飲み物2杯分のチケットをくれます)、話して、踊って、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。

 この夜だけでそれまで話したことのなかった50人近くのクラスメイトと話す機会がありました。かぶりものをしていたのと、飲んでいたせいで全員のことを覚えることができませんでしたが、パーティーにいた みんなが自分のことを覚えてくれたので、大変良い機会となりました。

 マシュマロマンは、クラスメイトから大盛況で、幸か不幸か、それがきっかけでCampoutというイベントにも影響が出るのですが、詳細については次回のエントリにて紹介させていただきます。

 

では!

マシュマロ。


Asian Business Conference!!

2012-04-07 19:36:17 | 課外活動

Fuqua史上第三回目(知る限りでは)となるAsian Business Conferenceが4/7開催されました!!一昨年にAsian Business Clubのプレジデントであった日本人の方のイニシアティブで始まった当カンファレンスは、昨年も日本人のプレジデント、キャビネットメンバーの方々のリードにより大盛況となり、今年も多くの期待が寄せられていました。そして今年はなんと日本人アラムナイの方がパネリストとして日本から招待され、日本経済から見たアジア圏のビジネストレンドについてのご本人の洞察をプレゼンして頂きました!!中国やインドの学生は日本の経済発展史に大変関心を寄せており、パネリストを交えた議論も白熱していました!Fuquaはでは年中を通じて多くのキャリアクラブ、ダイバーシティークラブがカンファレンスを企画しており、ゲストも大変豪華で先進的なトップインサイトに生で触れる事ができます。カンファレンスの企画・実行、参加で得られる集中的な学びもまたMBAライフならではの大きな魅力ではないでしょうか。


Fuqua Got Talent!!

2012-04-06 19:18:28 | 課外活動
今年もInternational Business Club主催の文化ショー「Fuqua Got Talent!」が開催されました!!インド、中国、台湾、日本、アフリカ、タイ等々、世界各地からの留学生を中心に自国文化紹介を絡めたパフォーマンスは審査員のディーンや職員の方々をはじめ多くの学生を魅了していました(個人的にはアフリカのノリノリなダンスでHighになりました)。

オープングではトライアングルjapanクラブの皆様が太鼓の演奏を披露され、こちらも大変好評でした。こうした文化イベントを通じて地域コミュニティの日本人の方々と交流できる機会は多くなかったので、すごく新鮮な気持ちになりました。突然の出演依頼を快諾していただいたJapanクラブの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

日本チームは今年は優勝を逃しましたが、来年に期待したいと思います!!




Fuquaで参加できる実務経験について

2012-02-28 17:24:02 | 課外活動

Fuquaで参加できる実務経験について

わたしKellyはGBPとSBCに参加しています。続きに乞うご期待。

1) Global Academic Travel Experience (GATE):海外の企業訪問をする研修旅行です。China, Southeast Asia, Middle East, South Africa, Latin Americaがあり、訪問先の国は毎年少し変わることもあります。訪問時期は3月(Spring Break)か5月です。3月、5月、両方参加することもできます。http://www.fuqua.duke.edu/student_resources/international_programs_office/global_opportunities/#doc0

2) Global Consulting Practicum (GCP): インドか南アフリカのNGOに対するコンサルティングプロジェクトです。Fall IIからSpring Iにかけて毎週CASEというSocial Entrepreneurshipを推進する大学内のリサーチセンターからレクチャーをしてもらい、Spring Iに実際にVirtualミーティングをクライアントと行い、Spring Breakに2週間かけて本格的なプロジェクトを行います
http://www.caseatduke.org/mba/courses/GlobalConsultingPracticum/index.html

3) Global Business Project (GBP):これはDuke主催ではなく、UNC主催のFor Profit向けのコンサルティングプロジェクトで、ほかのMBAプログラムの学生とチームを組みます。訪問先はブラジル、中国、タイ、インドを選ぶことができます。私Kellyは今年Biotech企業とブラジルの製薬会社のPost Merger Integrationのプロジェクトを行う予定で、5月にブラジルに訪問する予定です。このコースはちなみに現地語を学ぶことが必要ですので、わたしの場合はポルトガル語を今履修している最中です。参加後の話にご期待ください。(このコースに参加するとGATEとGCPには参加できません。)
http://www.kenan-flagler.unc.edu/leadership/star/global-business-projects.aspx

4) Small Business Consulting (SBC):地元中小企業のコンサルティングですが、どちらかといえばNon-profitの団体が多いです。わたしはNGO向けのコンサルティングを行っているFor Profitのスタートアップ企業に対して、Operation, Financeのコンサルティングを行っています。前年11月から6ヶ月程度かけてプロジェクトを進め、Final Presentationは4月に行います。GCP, GBPと違い、実際に地元企業の人と接することができ、より実際のコンサルティングに近いのでは?と思います。http://www.fuqua.duke.edu/programs/studentconsulting/smallbusiness/

5) Strategy Practicum:GBPと同じくFor Profit向けのコンサルティングプロジェクトです。GBPとの違いは訪問先の国が違う(今年はアルゼンチンとインドとドイツ)のと、プロジェクトを行うグループが同じFuqua内(GBPの場合は他校の生徒とプロジェクトを組む)であることです。http://www.fuqua.duke.edu/programs/studentconsulting/strategicplanning/
6) Mentor Study(お給料なしのインターンのようなものです。企業と面接をしてどこで働くか決めます。)http://www.fuqua.duke.edu/admin/stuserv/courseinfo/managemt431.html

7) その他:Fuqua on Boardなど地元企業やNGOについて経営者の視点を学ぶ機会などがあります。http://www.fuqua.duke.edu/edge/education/experiential_learning/




ABC Fuqua Friday

2012-02-17 00:31:38 | 課外活動
報告が遅れましたが今年もアジアンビジネスクラブ(ABC)主催のFuqua Fridayにて日本人コミュニティによる大餅つき大会が執り行われました。Fuqua Fridayは学期中の毎週金曜日に行われるブッフェイベントですが、毎回何かしらのテーマに関連付けられた催しが並行して行われます。そして毎年旧正月のタイミングにあわせて学生団体のABCがFuqua Fridayのホストとなり、アジア各国のコミュニティがその日のために準備した自国自慢の料理を振舞うわけです。

年間を通じて日本人コミュニティとして日本を紹介する機会はこの他にもタレントショーなどがありますが、こうしたイベントを通じて多くの同級生に新たな日本文化の一面を知ってもらい、他国の文化を知る事ができるのは、まさにダイバーシティの恩恵と感じます。日本人在校生は引き続き、色々とJAPAN企画を実行していきたい考えています。


Case Competition

2011-12-03 14:55:45 | 課外活動

一年のMikikoです

アメリカのMBAの経験のなかで私が一番楽しみにしていたのはCase Competitionに参加することでした。

Fuquaの不動産クラブ (Duke MBA Real Estate Club)のメンバー6人でチームを組んでオースチン、テキサスのReal Estate Challengeに参加しました。アメリカの一流MBA18校が集まり、業界のJudgeの前でケースの結果をプレゼンをしました。

Case Competitionの一番印象に残ったポイント:

  • Fuquaの代表として他の学校の生徒との交流
  • 業界の大物にプレゼンをする経験
  • 業界の大物とのNetworkの機会

皆さんもぜひFuquaの生徒としてCase Competitionに参加してください。きっと良い思い出になります。


完全燃焼 Part2

2011-05-05 07:25:32 | 課外活動

前回に引き続きAotakuです。

さてMBA Rugby World Cupとは、Fuquaのメンバーを主体とするDuke Grad Rugby Teamが年1回主催するラグビートーナメントで、海外の学校も含めてMBAトップスクールが30校近く、プレーヤーは1000人近く、VirginiaのDanvilleという田舎町で3日間ラグビーをして、優勝を競うという内容です。今年第31回を迎える大会で、Fuquaのクラブがリーダーシップを取るイベントの中でも(こっそり)最大規模なのではと思います。

http://mbaa.fuqua.duke.edu/rugby/mba_world_cup.htm

Rugby Teamでの活動は、MBA本来の目的である就職活動や学校での勉強とはかけ離れており、私自身もFuquaにくる前は、高校卒業以来の真面目なRugbyをするとは思っていませんでした。しかしたまたまFuquaを中心とするメンバーで構成されるGraduate Rugby Teamに入った事で最高の思い出ができました。

但し最高の達成感を得るまでには、非常につらい時期があり何度もRugby Teamに入った事を後悔しました。特に就活/学業との両立、体の老い、そして家族からのプレッシャーです。

まず就活/学業との両立に関してですが、私費留学生で学校の勉強のみならず就職活動も忙しい中、何故無理矢理時間を裂いてラグビーをしているのか?自分でも疑問に思う事は多々ありました。ただアメリカ人と本当に深く付き合うにはラグビーを通して体をぶつけ合うのが一番の近道かと考え、週2回の練習に通い続けました。

次に体の老いですが、高校卒業以降のシリアスなラグビーを、長いブランクを経て33歳でやる事は無謀でした。高校時代と明らかに感じる違いは、練習をすると翌々日まで疲労が抜けず、試合に出ると次の日は体が痛くて動けない。また軽い怪我をしてもなかなか直らないなど、高校時代と33歳の違いは練習/試合の度に感じました。

最後に家族からのプレッシャーですが、嫁や子供からすれば、勉強や就活で忙しく家族との時間が犠牲になるのは我慢できても、そんな中ラグビーの練習や試合に行くのは、「どうなっとんねん!!!」という気持ちだったと思います。更に体の大きなアメリカ人とラグビーをして、怪我をする事もずっと心配していたと思います。この場を借りて謝ります。心配かけてごめんなさい。

上記の様な忙しさ、葛藤、老い、夫婦喧嘩などに耐えながら、なんとか致命的な怪我をせず、最後にして最大のRugby Teamでのイベント、MBA Rugby World Cupに参加しました。

Duke Grad Teamは2チーム(A,B)が出場し、3日間で合計10試合ありました。私自身、A,Bの両方のチームで合計5試合出ました。Duke A,B Teamの結果は合計6勝3敗1分。最後の試合は接戦の末勝利しましたが、試合終了のホイッスルを聞いた瞬間、勝利の歓喜、無事に終わったという安堵、そして自分のラグビー人生も終了だと言う思いで涙が出てきました。まわりのチームメイトと抱き合うと、彼らも涙を流していました。本当にチームメイトと一つになれたと思います。熱い熱い3日間で、高校時代に不完全燃焼で終わったラグビーを、Duke Grad Rugby Teamで完全燃焼しました。

 


 


 

 


完全燃焼 Part1

2011-05-05 06:31:39 | 課外活動

SYのAotakuです。卒業を間近にして現在西海岸に旅行に来ていますが、そこからの投稿です。最近2つの達成感を感じた事があったので、それについて書きたいと思います。

 

一昨日、Decision-Modelの試験を旅行中のラスベガスのホテルで終えました。本来試験は持ち帰りで、期限までに学校に回答を提出する形式ですが、今回は旅行の為、教授に許可を貰ってE-mailで回答を提出をしました。個別に相談すれば多くの場合、柔軟に対応してくれるのがFuquaの教授及びプログラムの非常に良い所だと思います。この最後のD-Modelの試験はマラソンの様で、試験配布から提出までが24時間。試験配布の朝6時(Durham時間AM9時)から、晩の8時までずっとDecision Tree/Monte Carlo Simulation/Solverのソフトを使って試験問題に取り組みました。本来の提出〆切は24時間後の翌日朝6時なのですが、私の滞在するホテルのビジネスセンターが晩8時に締まり、試験回答のプリントアウト/スキャンができなくなるため、その時点で試験を終了しました。提出時には、半日以上の試験をやり遂げた事と2年間のMBAすべての授業の最後の課題がこれで終わった事もあり、疲労感と達成感で1人で勝手に感慨深くなりました。

 

あともう一点、僕が個人的に2年間のMBA生活を聞かれ最も印象深かった事を聞かれれば、迷わずMBA Rugby World Cupと答えるでしょう。長くなるので、Part2に分けます。


クラブリーダシップ

2011-04-05 15:30:30 | 課外活動

一年生のLauraです。悲しいことに二年生がもうすぐ卒業するということで今学期からリーダシップのポジションが一年生に引き継がれました。そんな訳で私は2011−2012年のAWIB (Association for Women in Business)のCo-Presidentとしての活動が始まりました。ぜひやってみたいと思っていたポジションでワクワクしていますが思った以上にやる事が多くて一つの授業をとるのと同じ位にバタバタしています。クラブの目標、クラブの活動、クラブの資金のやりくり、そしてクラブの他のポジションにつく同級生をインタビューなどなど忙しいけどいい経験になっています。特にどのようにしたらFuquaの女性にとっても男性にとっても役にたって頼りになるクラブにすればいいかCo-Presidentや学校のDeanと話す機会が会っていい勉強になっています。今晩はAWIB2011−2012年のLeadership Posisionを担うほかの10人の女性との初のMeeting! Co-presidentと私は昨日三時間かけてMeetingの計画とMeetingを楽しむためのワインとチーズを買いにいきました。いいスタートになるといいな、と思っています。


Japan Trip

2011-03-05 16:28:44 | 課外活動

SYのNobuです。

今回は、現在3名の同級生と企画中のJapan Tripについてご紹介します。

毎年、複数名の日本人在校生を抱えるFuquaですが、実はは他校のようにJapan Club主催のJapan Tripというものがありませんでした。その中で、少しでも日本のことをわかってもらおう!!ということで、昨年同級生の一人の試みとして産声をあげたJapan Tripですが、今年はこれを発展的に継承しようということで、昨年の秋口から精力的に活動をしてきました。

如何せん積み重ねが全くないことから、参加者を募るプロセス、各種Logistics(参加者のVisaプロセス、金銭面などなど)、Tripの内容構築など全ての面で手探りの状況で、一つ一つコツコツと解決してきた6か月で、とくに各種締め切りが重なった先週は、Final ExamやFinal Reportの提出時期と重なって、朝から晩まで机に張り付く1週間でした。

企画の過程では、リーダーのご家族、他のMBAスクールの方々、日本の旅行代理店のご担当、他色々な方に大変お世話になりました。皆様のご協力のおかげで、合計37名でのTripとなり、ちょっとした小旅行となりました。参加者から、「早く日本に行きたい!!」という言葉をもらうたびに、企画者冥利につきるな、と思いながら他のリーダーと一緒に駆け抜けてきました。実際の旅行では、またいろいろなことがあるとは思いますが、参加者と少しでも楽しい時間を過ごせればと思います。Japan Passingと言われて久しいですが、我々の試みを通して少しでも多くのクラスメートに日本のことを分かってもらい、できれば日本のファンになってもらえればと思います。


旧正月

2011-02-06 12:28:10 | 課外活動
一年のJimmyです。まず簡単に自己紹介させていただきます。中国の上海で生まれて育ちました。日本で大学院で情報科学を勉強してそして何年間働きました。今回Fuquaの旧正月を紹介します。
先週金曜日、Foxセンターで旧正月テーマのFuqua Fridayが行われました。
中国だけではなくて、アジアの国々の学生たち皆一緒にお祝いの行事をしました。
まず中国のブースで餃子作り、お茶コーナー、書道、伝統服装ショーなどがあって非常に盛り上がりました。特に餃子と書道コーナーの前に長い列がありました。餃子を食べてみたい、そして自分の名前の中国語の書き方で書道達人に書いてもらいたいという学生たちが多かったです。
日本のブースでみんな伝統服装でもちつきをしました。皆大体もちつきを見たことがないので、杵でもち米を臼に圧し付け始めると、注目を集めました。また他の国の学生にも杵で圧し付けさせたので、非常に盛り上がりました。
韓国ブースでは伝統的な食べ物や”Super Junior (Senior?)”のパフォーマンスもありました。非常にダイナミックで活気に満ちました。
今回のはFuquaに入ってから一番良かったFuqua Fridayだと思います。疲れましたが、とても楽しかったです。

Case Competition (Healthcare)

2011-01-17 00:47:16 | 課外活動

はじめて投稿します、FYのおはぎです。

1か月ほどの冬休みがあっという間に終わろうとしています。
あらためて、MBA生活最初のTermを振り返ってみて、印象深かったものにHealthcareに関連したCase Competitionがあります。

1.チーム
Fall Termにあるコアの授業では最初から指定されたチームで活動するので、今回、全く違ったメンバーで参加したことは新鮮でした。チームミーティングのスタイルも違えば、内容に関する視点も違っており、あらためてチーム運営について学ぶ機会となりました。なお、このチーム編成にあたっても、Diversityが求められ、参加チーム選考の対象になっていたのはFuquaならではでしょうか。

2.準備
今回のCompetitionでは、課題発表からプレゼンまで1週間程度と比較的長い時間が与えられたため、しっかり調査をすることでその分野を知ることができ、チームミーティングでも掘り下げた議論を行うことができたと思います。

3.プレゼン
コアの授業で鍛えられたプレゼンスキルを発揮するまたとない機会であり、チームメートはいい働きをしていました。

結果は、残念ながら賞金ゲットとはいきませんでしたが、またチームを組んで参加したいと思えるような貴重な経験でした。