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Duke MBA 日本人ブログ

Duke University - Fuqua School of Business(非公式)

Global Consulting Practicum

2010-04-13 12:09:52 | 授業紹介
Blanket girlです。最近は気温が上がり、反対に校舎内の冷房がキツく、ひざ掛けが手放せません。。。

さて、
3月7日から2週間ほど、Global Consulting Practicum(GCP)の授業でインドのジャイプールに行ってきました。

このプログラムは生徒5~6人でひとつのチームを組み、インド or ベリーズ or 南アフリカで活動しているNGOにコンサルティングサービスを行う、という6単位相当の授業です。
Spring 1から週に一度授業があって、それと平行して電話やメールなどでクライアントさんと連絡を取り合ったり、事前にいろいろ調べ物をしたり、仮説を立てたり等々をします。
実際に現地でプロジェクトに従事するのがSpring Break中の2週間。

2週間の滞在中に、現地調査やインタビュー等々をしてプロジェクトを進め、滞在最終日に中間発表をクライアントさんに提供します。
帰国後は1ヶ月程度かけてプロジェクトを完成させ、成果物をクライアントさんに送付&最後の授業で発表を行います。


プロジェクトの内容はグループによって異なり、多彩です。
例えば:観光地開発(レストランなど)、子どもの手作りジュエリーの商品化とマーケティング、マイクロファイナンス、広範囲に点在する私立学校のデータベース化、などなど。


さてさて私のチームの場合…
クライアントはCecoedeconというジャイプールの巨大NGOでした。
40年近くの歴史があるNGOで、今ではNatural Resource ManagementからEducationからAgricultural Tradeといった幅広~い分野で活動し、活動のレベルも草の根から国際会議でのロビー活動、と多彩です。
彼らの最近の一番の関心事(悩みの種)は《インドの穀物先物取引が農民に与える影響》です。

「2003年にコモディティーFutures取引が解禁されてから、農作物価格は上昇しているが、農民はその恩恵を受けていない。インフレ状態の下、収入の絶対額があがらないので苦しんでいる。Civil society(NGOなどの市民)は政府のこういった動きに反対活動を繰り広げているけれど、ロビー活動の説得材料となるデータが足りず、苦労している。そのような“証拠データ/説得資料”を作る上で今回Duke大学の協力を仰いでいる」と...



Jaipurはインドの中でも特に乾燥していて、農業のyieldが大きく変動する地区です。
よく栽培されるのはMustard seeds(カラシ)と小麦です。(冬季≒ちょうど今頃収穫)

収穫した種や穀物は数キロ~50キロ圏内のMundee(市場)に運んで、そこで行われるオークションの価格で売ります。
オークション価格が不十分だと思えば、他の日に売ることもできるし(6-10日程度なら常温でも品質が保たれるので、農民の多くは価格が相対的に高くなる月曜日にあわせて売ったりしている)、
例えば品質が悪い等の理由でオークションで値段がつかなければ後日、政府にMinimum Support Priceで買ってもらえます。



農民の多くは(税金や家族制度の関係で)ちょびっとしか土地を持っていず、いわゆる「ハンカチ農民」も多数。

2003年にインドにて先物取引が解禁されてから、穀物の価格は相対的に上昇傾向にあります。
小麦価格はここ3~4年で2倍近くになりました。
But,その恩恵を受けるはずの農民に全然利益が回ってこない。。。 
この問題を分析することが私達のプロジェクトのお題でした。




プロジェクトの過程では農民グループ(@農家)、政治家(@Rajasthan県の県議会)、トレーダー、ブローカー、教授、生協、等々を取材させていただきました。



で、たどり着いた結論を簡潔にまとめると:


先物市場の取引とインフレは相関関係は観察されるけれど、因果関係はない。(先物取引を規制してもインド農民の懐事情がよくなるとは限らない)
問題の要は農民たちが比較的安価な価格で穀物を売らざるを得ない現状にある、と。

Rajasthanの農民が抱えるFinancialな問題を煮詰めると大きく3つの重要事項に集約できます(今回はOperationalなリスク≒天候、灌漑、虫害Etc. は無視):
 ①Warehouse(保管機能へのアクセス) 
 ②Liquidity(資産の流動性) 
 ③Information(情報へのアクセス)

①と②はかなりinterlinkedなのですが、①~③が強いほど、穀物価格上昇による利益をゲットできる、というわけです。


例えば、農民が穀物を2月に収穫するとします。
2月時点ではそこら中の農家でも収穫されているので供給過多(価格が安い)。
ところが8月頃になると、供給はないのに需要は続いているので価格が上昇していきます。

①数か月先の販売まで商品の品質を保つための冷蔵倉庫へのアクセスがないので早目(≒まだ比較的安いうち)に手放さずを得ない。(←倉庫保管にはお金がかかる上、保管した末に価格がどこまで上昇するかが不透明。保管した結果赤字になる可能性あり)(Warehouse問題)

②理想的には、農民が2月に収穫したものを数か月先の将来(E.g. 8月)に売れば高価格で売れるんだけど、そこまで持ちこたえる現金がない(自転車操業)ので、早めに(比較的安価で)手放してしまう。(Liquidity問題)

③いつ、売値が最高になるかという情報へのアクセスがない農民が多数。SpotもFutureの価格も把握していなければ、本来手にできるよりも安価で商品を手放してしまう可能性大。(Information問題)


反対に、穀物価格上昇による利益を吸収しているのがトレーダーです。
Mundee(市場)で商品を安く買い込み、これで先物取引を行う → 最適なタイミングで売る。

インド政府もこの問題を認めていて、倉庫をかなり安い費用/金利で利用可能にしたり、1-2ヘクタールの狭い土地持ち農民による借金を7万クロールルピー帳消しにしたり、年利7%のローンを提供したり、各村にスポット価格(等)を表示可能なPC/パネルを設置したり、と対策を発表しているのですが、それで足りるかは微妙&実現がいつになるかが微妙です。


以上、長くてすみません!

All Duke Party

2010-04-05 12:32:43 | 授業紹介
FY Aotakuです。 さて今日はAll Duke Partyがありました。 これはDukeに関係する日本人が集まるパーティーで、 年に2-3回、幹事持ち回りでするパーティーです。 今回はLaw Schoolが幹事で、 Law Schoolの敷地内の広場でバーベキューでした。 幹事の皆さん、準備・後片付け等、ご苦労様でした。 私も妻と息子と3人で行ったのですが、 Dukeに関連する日本人がこれ程いたのか?と思わせる位人が集まっており、 小さなDurhamでの久々に日本人Communityを感じました。 Duke全体でどの位の日本人の方が、 どのような勉強/仕事についているのかをざっくり想定すると、 Business schoolのFuquaが学生数で20名程度、 その次にLaw Schoolが10名位が最も多数の学生がいそうです。 その他の参加者はかなり所属はバラバラで、今日聞いていた限りでは、 Engineering schoolの教授、統計学のPHD、Medical schoolの研究者、 Duke学部生の日本語の先生、薬学の研究者の方などなど。 その他、Medicalに来ている医者の方などを加えると、 ざっとDukeに直接関係する方で50人位は学生/研究者/教授などがいそうです。 外国に来ているからこそ、日本ではあまり付き合いのない職業や領域の方とも、 色々な話ができるというのも、Dukeの良いところと改めて感じました。

Durhamから遊びに行ける場所

2010-03-28 11:52:24 | 授業紹介
今週からSpring2が始まったものの、未だ休みボケが抜けないEbiです。
Durhamでもゴルフにバスケット観戦、そして毎週末必ずどこかで行われているパーティーなど遊ぶに困る事はありませんが、今回は休み気分を引きずってDurhamから遊びに行ける場所についてちょっと書いてみます。この9カ月間で遊びに行った場所を思いだしてみますと…。

Charlotte:約140mile/約2時間半 
人口約65万人、実はボストン、ワシントンDC、シアトル等よりも都市の人口が多い、ノースカロライナの州都です。我が家が行ったのはIKEAに買物をする為でしたが、それ以外の店も多く、またNFL、NBA等のメジャースポーツも楽しめます。

Virginia Beach:約200Mile/約3時間半
名前の通りVirginiaの海岸沿いにある町です。海岸沿いにはホテルが、道路沿いにはお土産物屋が立ち並ぶちょっとしたリゾート地です。我が家は昨年夏の終わりに海水浴に行きました。残念ながら暴風雨で海で泳ぐ事はできませんでしたが、それでも水族館へ行ったり、おいしいシーフードを食べたりと楽しむ事ができました。

Ghent:約220Mile/約220Mile/約3時間半
West Virginiaのこちらには、スノーボードをしに行ってきました。初回に行った際はタイミングが良く、雪質は最高。娘が雪だるまを作ろうとしても、作れない程にサラサラ。ただ次に行った際はシャーベット状、いつも最高と言う訳ではありません。

Great Smoky Mountains National Park:約300Mile/約5時間
アメリカを代表する国立公園。我が家は冬に行った為、車から雪の積もる綺麗な景色を眺めたり、ネイティブアメリカンの村を訪れたりと。夏であれば自然を相手にハイキングやトレッキング、キャンプや釣り等も楽しめるようです。

Atlanta:約385mile/約6時間半
アメリカ南部を代表する都市。人口自体は約43万人とシャーロットよりも少ないものの、都市圏人口はシャーロットよりはるかに多く、都心の規模としてはかなりのもの。4大メジャースポーツチームも全て抱え、また水族館や博物館等もあり、都会を満喫する事ができます。

Washington DC:260Mile/約4時間半
実はまだ行って無いけど、ご存じアメリカの首都。文化的な施設が多数ある他、ANAが成田へ直行便を飛ばしていたりも。

まとめ。
Durhamは田舎ですが、車で動く気になれば意外といろんな遊びが楽しめます。だだっ広い道を走るだけのアメリカでの運転は大変楽なので、6時間程度は結構みんな平気で運転します。

ちなみにもう少し足を伸ばすと、New York(8時間半)、Orlando(10時間)、ナイアガラの滝(11時間)、等にも行けたり。この春休みはOrlandoに行ったので、次は北も目指してみようかなー…。

My Teammates in Core Classes

2009-12-29 00:44:29 | 授業紹介
初めての投稿になるFYのKUです。

先日、二学期目が終わり、コアクラスも殆ど履修し終えました。コアクラスでは、学校初日に割当てられる6-7人で結成するチームで、全てのグループ課題に取り組みます。クラスによっては、グループ課題が成績の半分を占める場合もあるので、かなりの時間をチームと過ごすことが要求されます。インターンシップ探し、課外活動などに忙しい中、チームメートとは密接な連携が必要となるので、一生の友情を築くチームもあれば、うまが合わず崩壊してしまうチームもあるようです。

幸いなことに、私のチームは皆で仲良くなり、課題も円滑に進めることが出来ました。今回は、そんな私自身のチームメートとの経験を書きたいと思います。

まず、チームに入って一番驚いたことは、Fuquaで尊重されるDiversityが、チームにもよく現れていたことです。私を除いた5人のチームメートのバックグラウンドは本当に多様で、それぞれが違う価値観、チーム・スキルを持っていて、バランスの取れたグループに恵まれました。日本で金融に携わっていた私を除いたチームメンバーのバックグラウンドは、以下の通りです。

インド系アメリカ人
前職: PC製造会社でエンジニアリング・マネージャー。
性格:性格にも職業柄がよく現れていて、緻密なスケジューリング、正確なアウトプットを得意とする。

ブラジル人
前職:同族会社(製造業)で新事業の管理担当。ブラジル政府で政治家秘書していた経験も有り。
性格:典型的なラテン系で、とにかく情熱的で明るい。唯一の欠点は時間にかなりルーズ。

イスラエル人
前職:イスラエルで元プロ・バスケ選手。
性格:非常に穏やかで一番チームメートの事を気遣う。バスケチームでは、キャプテンを務めていただけあり、責任感が強い。

アメリカ人
前職: Wall Streetで富裕層向けの資産運用。
性格:内向きな性格であるが、堅実で温厚。

アメリカ人
前職:西海岸でITサービス会社のセールス・マネージャー。
性格:競争心が強く、とにかくお喋り好き。

このようなチームで、チームワークが一番発揮された時は、Management Communicationsという経営に対する発表の仕方を教わるクラスで、グループ発表を行った時です。Native StudentとInternational Studentの間に存在するプレゼンテーション・スキルの差を埋めることに苦労しましたが、試行錯誤した結果、International Studentでも理解、そして表現できるシンプルなフレーズや言葉をグループ全体で使うことにより、プレゼンテーションの統一感を高めました。どうすればグループ全員が成功できるだろうと考えながら、みんなで決めた方法だったので記憶に残っています。私も含め、International Student達は、チームの期待に応えようと必死に練習をしていました。

私にとっては、全く違う視点を持つチームメート達と一緒に学べたことで、充実した体験になりました。学校以外の場面でも、それぞれのパートナー達を含めて食事をしたり、お互いの誕生会を開いたりして、交流を深めました。来学期からは、各々が専攻科目の授業を受けるので、一緒に過ごす時間は少なくなりますが、一生の友達が出来たことに感謝しています。

Fuquaのセイフティーネット

2009-12-01 13:34:35 | 授業紹介
初投稿、FYのAotakuです。

今回は学業に関するFuquaのセイフティーネットについて紹介したいと思います。

現在MBAのコアの授業を取っていますが、
進むスピードの速さはかなりのものです。
多くの授業で予習を求められますが、
就職活動、家族サービス、課外活動(←遊び)などにいそがしく、
予習をせずに授業に出ると、チンプンカンプンであり、
そのうち授業のLectureが子守唄に聞こえてきて・・・・
特にEconomics,Finance,Accountingなど、その分野のBackgroundの無い私は、
そういった状況にいとも簡単に陥ります。

しかしFuquaにはいくつものセイフティーネットがあり、
落伍者を出さないシステムになっております。

ネット① Team meeting
ほとんどの授業は予習・復習の意味合いで、チームでの課題が課せられ、
6-7名のチームメイトで一緒に考え課題を提出します。
お互い生徒同士が教えあう為、授業で分からなかった事が分かってきます。

ネット② Review Session
次にまず学生が難しいと感じる授業には、
授業以外にReview Sessionという補習授業が、
SYテーチングアシスタント主導で毎週行われており、
授業と同じ内容の基礎を、再度小さなクラスで勉強する事が可能です。

ネット③ SY Tutor
Team assignmentでも課題でチームメイトにおいていかれ、
Review Sessionに出てもやっぱりようわからんわー、となった時、
次にはSYのTutorにプライベートレッスンをお願いすることが可能です。
ほとんどの授業に数多くのSYのTutorが登録されており、
FYはSYのTutorに勉強を教えてもらうことが出来ます。

ネット④ 日本人勉強会
日本人FYが自主的に集まって定期的に勉強会を開いており、
私は相当この勉強会によって救われております。
ただ最近は勉強会が、教える側と教えられる側(私)に分かれる傾向にあり、
いつも教えて頂いている仲間に、何とか恩返しをしたいと考える日々です。
※ただ課題のケースや実際のテスト問題などについて話をする事は、
Honor Code違反になるので多少の注意は必要です。

以上のように、学業のシステム及びFuquaコミュニティーにおいて、
サポート体制が幾重にも張り巡らされております。
このようなFuquaのセイフティーネットによって、
私自身、自分の優先する学業、課外活動、就職活動などのMBA生活を、
思う存分満喫できていると感じています。


Aotaku




ILE2

2009-11-09 17:51:11 | 授業紹介
ちょっと前の事(9月初旬)ですが、Fuqua学生がみな履修するILE2というプログラムについてご紹介します。

入学当初に行われるオリエンテーションプログラムILE1に対し、2年目の頭、Fall1タームの前に5日間にわたって行われる再オリエンテーションのようなプログラムが、ILE2です。ちなみにILEとは"Integrative Leadership Experience"の略だそうです。

ILE1が“チームワーク”に焦点を当てていたのに対し、ILE2は“チーム内で言い難いをちゃんと言えるか”“間違いを間違いと指摘する勇気があるか”“倫理に関わるような判断に直面した時どう対処すべきか”など、リーダーシップについてより突っ込んだ内容になっています。

“リーダーとは実力、仁徳に加え倫理観も備えていないといけない!そして倫理に基づいたリーダーシップを取るには勇気が必要だ!”と元軍人のJL教授が熱く語り、ゲストスピーカーの元湾岸戦争の英雄による“君の横に手榴弾が投げ込まれたら、君はとっさに、仲間の為に身を投げ出して手榴弾を投げ返すことが出来るか?”とリーダーシップにおける“勇気”が一つのキーワードです。ホンモノの戦争よりもガンダムの方が身近に感じられる世代の私には、衝撃的かつ考えさせられるものでした。

プログラムの詳細については記述を省きますが、倫理(企業および個人)、差別問題、diversityなどのissueから“どうすればFuquaのlearning environmentを良くすることが出来るか?”などを皆で真剣に話し合います。こうした、日常的にはあまり考えていない事柄、もしくはあまり認識していない問題(特に企業における差別問題は、日本の環境に慣れている私には考えさせられる点が多かったです)について考え、体感し、議論をぶつけ合う機会を得られた事は貴重な体験だったと思います。また今まであまり話す機会の無かった他のセクションの学生と中身の濃い議論が出来たことも良い経験となりました。

日本でも近年“コンプライアンス”が問題になり、会社にいた際にも定期的に講習会などがありましたが、日本ではしばしば諸問題を“コンプライアンス”の一言でひとくくりにしている印象がありました。が、コンプライアンスは狭義では“法令遵守”であり、倫理(ethics)の諸問題の中では一部分にしか過ぎません。

決められたルールを守るのは勿論大事ですが、なぜそのルールが必要なのか、なぜそれを破ってしまう人がいるのか、またルールを守りさえすればよいのか(法的に問題なくても倫理的に問題になり得る点も考えるべき)、など より幅広い観点で考える必要性、そしてリーダーシップとの関連性を考える機会となり、有益なプログラムでした。

Taku

【授業紹介】Forecasting

2009-11-02 15:11:14 | 授業紹介
こんにちは。Katiaです。今回はForecastingというelectiveの授業について書きたいと思います。

Forecastingは、相関変数の統計分析や、将来予測について学ぶ授業です。授業で取り扱うモデルはsimple and multiple regression, exponential smoothing, seasonal decomposition, and ARIMA models等で、ソフトウェアとしてFuqua独自のRegression分析用 Excelアドインツールと、Statgraphicsを利用しました。

予測をする為に、膨大なソースの中から関連する情報を集め、分析可能な形に加工します。そして、様々な角度からデータ分析をし傾向を捕らえ、最終的に最もフィットする統計モデルを選択します。12回の授業で、一連の概念と手法を学びました。

統計手法やモデルを理解することは比較的容易ですが、実際のデータを扱いベストなモデルを探すとなると根気が必要です。理由としては、欲しいデータが都合よく世の中に存在する訳ではなく、加工や代替の仮説が必要なこと、それがぴったりフィットするとは限らないこと。事象はコンピュータのように正確・確実に起こるものではなく、例外イベントや予期せぬ傾向が起こり、どのモデルも完璧には当てはまらない事などが挙げられます。当たり前ですね。

統計的に誤差が許容範囲で例外も説明のつくベストモデルを探し予測をすることは可能で、根気良く分析、モデル検証を繰り返せば必ず見つかります。最終プロジェクトでは、各チーム好きなトピックを見つけて分析・予測をしました。Try&Errorで最終的にモデルを探し出したときには大変嬉しかったです。

統計や将来予測は他の授業でも取り上げられますが、Forecastingでは政府が利用している本格的な季節調整や統計予測が学べます。また、ProfessorのBobは学生が理解するまで判り易く説明されますし、Lecture NoteやExerciseも説明が充実しています。去年までと内容を変え、Excelでの分析・予測を多く取り扱っているようで、より実践的になっていたようです。個人的には、とてもお勧めのコースです。

Exchange Program!

2009-11-01 07:22:18 | 授業紹介

今回はFuquaのExchange Programについてご紹介したいと思います。

Fuquaには交換留学制度があり、学期中や夏季休暇中に他大学へ留学することができます。もちろん留学先で獲得した単位はFuquaの卒業単位として認定されるので、初の外国生活を経験したいアメリカ人や、更に見聞を広げたいインターナショナルの学生が積極的に活用しています。留学期間は、学期中のプログラムで2カ月もしくは4カ月、夏季プログラムでは3週間程度です。留学先は希望者多数の場合、抽選によって参加権が割り当てられます。

ちなみに日本への留学については「1席」しか枠が用意されておらず残念ながら人気はイマイチ。(一般に友人同士で連れ立って留学するケースが多いようです)一方、アジア各国の留学枠で見ると、中国は8席、シンガポールは4席、インドは4席、タイは12席もあります。ちなみにアルゼンチンは16席も枠があり、タンゴとビーフの魅力も手伝って、大人気となっています。個人的には米国内の他大学にも留学できたら面白いのになあと思うですが、残念ながら現時点ではまだこうした制度はありません。

既に随分前の話になってしまいましたが、私は夏季休暇を利用してフランスとオーストリアの大学へ短期留学してきました。夏季の留学プログラムはやや特殊で、集まってくる学生は全て「インターナショナル」となります。(現地の学生は夏休みでどこかへ行ってしまっている) とは言え留学先では、現地の文化に浸るのに十分な機会が用意されていました。ヨーロッパの大学だけあって、参加者の出身国はFuqua以上に多様で、おなじみの欧米亜各国はもちろん、東欧・中欧・中東・アフリカ各国からも学生が集まり、これぞグローバルクラスと言える刺激的な環境でした。 興味深いのは、ヨーロッパのビジネス教育ではグローバルな視点が力まずに自然な形で底流に流れていることです。Fuquaの授業では、「ちなみにグローバルに拡張すると。。。。」といった調子で、国内とグローバルを分割して考えがちなのですが、ヨーロッパではスタンダードが多様であることが大前提なので、こうした多様性を踏まえていかに効果的にビジネスをマネージしていくのか、が語られており、非常に貴重な学びの機会となりました。

交換留学は生活のセットアップから始まり、現地の生活に順応したり、集中的に行われる授業に耐え課題を乗り切り、隙間の時間をみつけて友人と観光にいったり飲みに行ったりするため、日々は瞬く間に過ぎていきますが、こうした経験を共にした仲間とはまた格別に深い繋がりができ、世界各国にこうした友人ができたことはかけがえのない財産となりました。

Rocky


【授業紹介】Financial Accounting

2009-10-28 11:09:07 | 授業紹介
FYのNobuです。緊張しながらの初投稿です。

気がつけばFall1も終わり、MBA生活の8分の1も終わったんだなあと思いちょっとセンチメンタルになりながら、Financeバックグラウンドの自分が会計を受講した体験記を記してみたいと思います。

金融出身なので、会計を教える本科目は当然Exemptできたのですが、純ドメスティックとして英語の勉強も兼ねるか、くらいの軽い気持ちで受講をしてみました。ところ、思いのほかTake awayがありました。具体的には

1 会計の各項目について満遍なく学ぶことができた
 たとえば、リース会計などは、日本にいたころは専門家に任せっぱなしで、技術的なことは分からないままでしたが、実際にCase Studyを通して自分で手を動かしてBuy&hold、Operating Lease、Capital Leaseの各方法が財務諸表について与える影響を考えながら、意思決定を行う準備をすることができました。リース会計はほんの一例ですが、そのほかにも、これまでは「瑣末」と思ってきた各論を体系的に学ぶことができるのは、学生ならではの特権と思う次第です。

2 アメリカの会計について学ぶことができた
 当たり前のことですが、日本の会計と、アメリカの会計はtechnicalに異なる部分が多くあります。アメリカの会計がGlobal Standardとは決して思いませんが、自分のお客様がアメリカの会社を買いたいと思ったときに、適切にアドバイスをできるようにするにはアメリカの方法論(=会計基準)を知らないと、お客様のお役に立てないという当然の帰結を踏まえれば、技術論、侮りがたしと思う次第です。

3 チームワーク!!
 DukeのMBAがTeam Workを重視しているというのは有名なこととは思いますが、本コースにおいてもその原則論は例外ではありません。ほぼ毎週、チームベースでのCase Study Assignmentが出される故、チームメイトと生産的に議論を行い、結論を導き出す必要があります。これまでの授業ではQualitativeなコースが多く、英語に不自由する純ドメスティックな私は精神的にも苦しい時期を過ごしてきましたが、本コースをとることによって、毎週2回は開かれるチームMTで、議論をリードすることができました。率直な感想として、これまでチームメイトは「本当に凄いヤツばかりだ」と思ってきましたが、自分のバックグラウンドに則した本コースを通して、チームメイトの限界を覚えつつ、(チームメイトから頼られる故に)チームを導くことの難しさ、またチームへ貢献することの喜びを経験できたのは本当にかけがえのないことと思います。

MBAはTransformational Experienceだから自分のComfort Zoneから抜け出す努力をしなさい、と言われることもあるかと思いますが、自分のComfort Zoneを敢えて選ぶことで学ぶことが多いというのも、これもまたMBA、といったところでしょうか。

MBAネットワーク

2009-10-26 13:56:16 | 授業紹介
SYのZakkです。今日はネットワーキングについて雑感を記載させて頂きます。念のため申し添えますと、所謂アメリカにおける就職活動で必要なNetworkingではなく、学内のネットワーキングについてです。なんだか少々長くなってしまいましたが、一MBA在校生の雑感ということで読み流していただければ幸いです。

WHY MBA?
形はどうあれ、MBAのエッセイで良く問われる質問ですが、実際にMBAに来ると、なぜAdmissionsがこの質問を聞いてくるのかが実感できます。例えて言えば、MBAは大学側がプログラムとして紙と絵の具を用意しているだけで、どのような絵をキャンパスに描くかは自分次第だからです。どんな絵を描こうとしているのか下書きで判断して、MBAプログラム側が欲しい絵を買う、そしてMBAプログラム全体として一枚の大きな絵をジグソーパズルのように作り上げる、そのようなプロセスが下地としてある、と感じています。
私自身のSpecificなWhy MBAはさておき、そんなジグソーパズルの1ピースとして、隣のピースとうまく繋がることができるか、そう、ネットワーキングについて少し雑感を書きたいと思います。

What is networking?
私自身が常に意識してきたのは、プライベートの人間関係に基づいた、プロフェッショナルな観点からも意味のあるネットワーキングです。ネットワーキングはMBAの基本でしょ、と言われても仕方の無い所なのですが、会社派遣でMBAに来ると就職活動も無いため、時々取り残されがちだったりします。
特に意識しているのは、卒業後に本当にConnectできるか、という点であり、Alumni Networkが非常に充実してきている日本の在校生・卒業生とConnectすることはもとより、如何にグローバルなレベルで達成できるか、ということをテーマに掲げています。実際使うんだっけ?と言った疑問はさておき、少なくとも彼らが日本あるいはアジアに関係のあるビジネスを新たに行うような機会に、First Callをもらえる関係を築けるか、という視点を意識しています。その逆に、私が新たな分野や地域に関わる事になった時に、気軽にコンタクトしても、少なくとも気軽な返答をもらえる、そんなレベル感を目指しています。

こう書いていて、昨年の春頃、一年目も終わりに差し掛かった時にBRICs出身の友人と話をした内容をふと思い出しました。若干要約しますと、彼曰く、「Dukeは非常にInternational比率が高い学校だということで選んだ。きっと6割いるアメリカ人の学生も非常にInternationalビジネスに関心が高いと期待していた。ところが、私の国のカルチャーやビジネスの可能性について、本気で質問してきたアメリカ人の友人が数えるほどしかいないのが非常に残念だ。こうも意識が違うと、本当にこの2年間のMBAを通じて、有意義なネットワークが築けるかどうかが些か疑問に感じている。Zakkはこの現状についてどう考えているんだ?」実際に授業やオフィシャルなチームワークの場を除いて、真面目にビジネストピックについて議論する機会がどのくらいあったか、と言われると些か耳が痛いのも事実ですし、彼が若干MBAそのものに疑問を感じていることもよく理解できました。
しかしながら、私はその時「今の話を聞いて、私が感じていることは若干君と異なる。本当に数人でもそういった友人が発見できたのであれば、非常に素晴らしいことなのではないだろうか。きっと彼らとは卒業後も連絡を取り合う本当に良い長い時間軸の関係を築けるに違いない。」「MBAはネットワーキングの場であるのは間違いないが、そうは言っても、卒業後10年たって連絡を取り合う人の数は極めて限られると私は思う。例えば、今、君が実際に何人の大学時代の友人と連絡を取り合っているかを考えてみればわかるんじゃないかな。」と、返答しました。

勿論、MBA、という非常にSpecificな目的を持った人たちが集まっている場と通常の大学を比較する所は乱暴なのですが、この2年間を通じて、本当に考え方や価値観を深いレベルで分かち合える友人には数えるほどしか出会えないでしょうし、出会えれば幸運だと考えています。一方で、少しドライな考え方ではあるのですが、お互いの目的やニーズが将来のどこかの地点において、偶々合致したときに、スムーズに協力し合えるレベルの交友関係を幅広く築くことや、ちょっとした質問であれば気軽に聞くことができるレベルの関係を築くことが長い目で考えた場合に大事なのではないか、と感じていますし、これはやろうと思えば出来ると考えています。
今更後戻りは出来ないのですが、出来るだけ多くの同級生と出会うことを意識し、出来るだけ多くの人とある程度付き合う事、をテーマにここまで過ごしてきました。もしかしたらその過程で本当に分り合える友人を見つけ損なっているのかもしれませんが、私自身のMBAの目的の一つは着実に達成しつつあると考えていますし、実際に意外な所で深いレベルで価値観を共有できる良い友人と出会えたりしています。

本当に卒業後もうまくConnectできるのか?は、卒業してみないとわからないのですが、今は自分自身の信念に基づいて、残り6ヶ月強を過ごしていきたいと思います。本当にあっという間に時間が過ぎていく・・・。

Zakk




【授業紹介】Marketing Strategy

2009-10-23 15:42:35 | 授業紹介
SYのTKです。

今回は、今タームに取ったElectiveである「Marketing Strategy」をご紹介したいと思います。


Marketing Strategyは、マーケティングを、3C/4Pに代表される「ツール」としてとらえるのではなく、「企業戦略を規定する指針」として定義しなおし、マーケティングを軸として具体的にどのような戦略に落とし込んでいくのかを、成功事例を多く紹介しながら分析する、という内容です。

・・・こう書いても分かるように、議論の内容はハイレベルで、一般論的なものが多く、授業を受けている間は「なんだかfluffyだなあ」と正直思っていました。

しかし、全12回から構成される授業全体を通じて学んだ内容を振り返ってみると、企業のトップマネジメントが直面するような意思決定の場面を、「顧客に価値を提供する」という軸に沿って上手く整理していると感じました。

「自分がマネジメントだったら、数多くのトレードオフをどうやって優先順位付けして、どのような意思決定をするだろうか」ということを意識すると、非常にtake awayの多い科目だと思います。

このコースは、長年にわたってProfessor Christine Moormanが担当しているのですが、今年から、コースマテリアルを自身の著したテキストをベースとして一新したということで、授業中のスライドや、コースの進め方に試行錯誤している感じだったのは、少し残念でした。来年以降は、授業内容もより洗練されて、より分かりやすいコースになるのではないでしょうか。

【授業紹介】Power and Politics

2009-10-17 10:58:51 | 授業紹介
あっ、という間にFall1タームも終わってしまいました。
今ターム履修したelective、Power and Politicsを紹介します。

日本語にすると“権力と政治”と、派閥や寝技などきな臭い感じがしますが、本コースは“組織の中で仕事を実現するためにどうしたらいいか?”を社会学・心理学的アプローチから考えるものです。

要は“どんなに頭が良くて仕事も出来ても組織の力を認識して旨く利用しないと成功しないよ”ということなんですが、これを様々なリーダーのケーススタディ等を通じて多角的に考えてゆきます。

授業の進め方も特徴的で、学生が中心になって進めます。各回のケースを順番にチームがスライドを準備し、プレゼンしつつ議論をファシリテートしてゆきます。MBAのインストラクターの疑似体験が出来て、面白かったです。議論をコントロールするのは意外と難しく、インストラクターってすげえな、と実感出来ました。

今回のチームは初めての(自分以外)オールアメリカンチームでした。内容が100%qualitativeなので最初は議論のスピードが速くちょっと戸惑いましたが、途中からは大分慣れ自分の意見を乗っけたり多少ファシリテートも出来たりと、これまた良い経験でした。それにしても彼らの短時間で議論をまとめアウトプットを出してゆく力は改めてすごいなと(みながそうとは限りませんが)圧倒されました。ミーティング1時間半しかしなかったケースもあったもんなあ。。

授業のtake awayは常識といえば常識なのですが、当たり前なだけに意識していないと実践出来ない類のものです。そういう意味では非常にプラクティカルな内容であると同時に、かっちりとしたスキルが身に着く他のコースに比べ、知っているだけでは意味がないので、学んだことを日々実践してゆきたいと思います。

今、ファイナル課題を書いている最中ですが、現実逃避、、じゃなくて頭の整理の為に投稿してみました。

Taku

FuquaのIT環境

2009-09-28 12:50:19 | 授業紹介
こんにちは。TKです。
Second Yearになってはじめての投稿です。

今日は、FuquaのIT環境について、
(自称)Class of 2010のIT担当である私が
少しご紹介したいと思います。


FuquaのIT環境は、はっきり言って「イケてる」と思います。

では、どんな風にイケてるのか。


校舎全域で無線LANが使える

 Fuquaでは、校舎内の至る所で無線LANアクセスが使えるように
 なっているので、自分のPCを持っていれば、好きな場所で
 ネットワークにアクセスすることができます。

 これは、かなり便利です。

 ターム中は、チームミーティングの設定や各種イベントのお知らせで
 メールを常に確認する必要がありますが、
 校舎内のどこでもノートPCを開いてすぐにチェックできるので、
 Black Berryを持ったアメリカ人同級生たちにも負けません。


ソフトウェアが無料

 Fuquaでは、授業に必要なソフトは原則として
 全て無料で提供されます。

 モンテカルロ・シミュレーションに使うCrystal Ballや、
 統計処理のSPSSなど、普通に買ったら超高価なソフトたちを
 無料で使うことができます。

 また、今年から、マイクロソフトのOfficeやWindows OSも
 学生に無料で提供されるようになりました。
 最新のWindows7の正式版も、すでに使えるようになっています!

 (注)ソフトウェアのライセンスは、在学中のみ有効です。


共用コンピュータが豊富

 Fuquaでは、授業に集中するために、
 授業中のノートPC使用が禁止されています。

 そこで、自分のノートPCを持っていなかったとしても、
 非常に多くの共用PCが学内に配置されているため、
 PCが無くて困ることは、まずありません。

 コンピュータ・ラボや図書館のコンピュータルームに数多くの
 コンピュータが用意されていますし、各チームルームにも
 必ず1台のPCが設置されています。

 ちなみに、チームルームでは、ディスプレイ切替え装置も
 設置されているので、各自のPCを繋いで、自分の作業状況を
 順番に見せ合う、というような使い方もできます。


コンピュータ・リテラシを鍛えられる

 いまどき、PC(Microsoft Office)はビジネスマンとしての
 基本的なスキルの一つ。エクセルでカッコいいシートのひとつも作れないと、
 会社でも認められません(?)。

 Fuquaでは、1年目のFall1のコア科目で、Officeのビジネスでの
 使い方を徹底的に習得するコースがあります。

 それでも物足りない場合は、エレクティブとしてInformation Management
 というコースがオファーされていて、Accessを使ったデータベース管理や、
 Excelでのマクロの使い方などをカバーしています。

 私も、SYでInformation Managementを履修予定ですが、
 これだけ身に着けておけば、
 マーケティングやコンサルなどのキャリアへ進む人でも
 困ることはほとんど無いのではないでしょうか。

 ちなみに、パワーポイントを使った効果的なプレゼンの仕方については、
 Computer系ではなく、Leadership Communicationの授業で
 ばっちりカバーされています。

#カッコいいプレゼンの作成方法は、コンサル出身の同級生の
 技を盗むのが、一番手っ取り早いという話もありますが(笑)


上記のほか、今夏からメールとスケジュールがMicrosoft Exchangeベースの
システムに移行しており、Google Calendarを使ったりして
工夫していたスケジューリングがこれまで以上に便利になっています。

あとは、履修登録が全てWebベースのシステムになっていたり、
授業料もオンラインで支払いできたり、細かい部分で色々と進んでいるなあと
思わせるところが多いです。

また、MBAA(生徒会)のVP of Technologyを中心として、
学生のITニーズを常に把握し、学校側にフィードバックしようという
動きが活発なのも、Student InvolvedなFuquaのカルチャーを
良く表していると思います。

TK

【Summer Break特別企画:授業紹介】Valuation

2009-06-09 03:33:32 | 授業紹介


新SYのZakkです。皆様ご無沙汰しております。
Fuquaは今、夏休みの真っ最中。正確に言うと5月の頭から8月の終わりまでがSumer Breakになるため、なんと4ヶ月もあります。一般的にはこの4ヶ月間の間にSummer Internを2-3ヶ月(会社・国・数によって異なる)し、残りの1ヶ月強はGATE等も含めた旅行に費やすというパターンが多いように思います。

そう、最近ブログの更新があまり行われていなかったのは2年生が卒業し、1年生も夏休みに入っていたからという事情があります。

私も夏休みに入ってから色々とバタバタしていましたが、少し落ち着いたので、忘れないうちにSpring Term 2の科目紹介シリーズを開始したいと思います。夏休みの様子については追って投稿させていただきます。

ValuationはAccountingの選択科目として設定されています。名前のとおり、企業価値の計算方法について、かなり事細かく学びます。私は既にFinancial Statement Analysisを取っていたのですが、この科目とは意図的に重ねている部分があり、一部分については、復習を兼ねた格好となりました。金融系(いわゆる金融業または
Corporate Finance)を志向される方について、個人的には両方取ることをお勧めします。MBAの学習はどちらかと言うと広く浅く満遍なく経営に必要なことを教える傾向がありますが、この2科目を重ねて取ることにより、結果としてそれなりに深いレベルまで学習することが出来たと感じています。


Frank EckerとPar Olssonの二人の教授が交互(かならずしも交互ではないが)に授業を受け持ち、軽妙なリズムで授業を進めていきます。コールドコール(特にFrank..)も多く、しかもかなり難しい内容をサクッと聞いてきます。私は何度もこのコールドコールで痛い目にあったことか。。。もっとも、コールドコールは成績に反映されるというよりは、授業への生徒の関心度合いを高めるために使われるため、そこまで神経質になる必要はありません。一番前の列に座って、積極的に教授と目を合わせて戦いを挑んでみるのもありかなと。

内容としては、配当割引モデルをさらっとなぞるところから始まり、DCF、類似会社比較法、Abnormal Earningモデル等々について、企業の実際のAnnual Reportを使用して、将来財務諸表の作り方も含めて、きっちりと学習を進めていきます。Stock optionや、リース等の特殊なアイテムについて、どのように企業価値に反映させるか、懇切丁寧に授業で説明しますので、夏に投資銀行でインターンをされることを考えているのであれば(この王道パターンも来年からどうなるのかわかりませんが。。。)、非常に良い予習になると言えるでしょう。


私が今タームで一番好きな授業でした。Decision Modelsと甲乙つけがたいところでもありますが。

ではでは。

Zakk拝