いやー、思わず笑ってまいました。
ですが、相手がミヒャエル・シューマッハでは、運転を代わられたタクシー運転手も納得してしまうでしょうね。
世界トップレベルの運転を目の当たりにしたうえ、しかも100ユーロのチップ。日本円に換算すると1万6千円。
そりゃ運転手さんもご満悦でしょうね。
まあ微笑ましいといえば微笑ましい話です。実際、私自身も笑けましたし。
ただまぁ、「この行為が合法的なのかどうか」という疑問は残ります。
(「微笑ましい」と言い切っていいのかどうかちょっと判断しかねるところが、その部分です。)
これが合法か非合法か、私はドイツの法律を知らないので分かりません。
ちなみに日本では違法のようです。
昨年10月に石川県で、こんなことがあったそうで。
これは「道路運送法」という法律に違反するそうで。
そんなわけで日本では違法、とのことです。
ドイツの法律ではどうなってるんでしょうか? ちょっと気になります。
そういえば今年6月に、元F1レーサーのネルソン・ピケが累積違反で免停処分を受けたということが、話題になりました。
モータースポーツの人たちって一般車の運転では色々と困ることも多いらしいです。
Yahoo知恵袋「F1レーサーは、サーキットであんなにスピードをだしてるのに、私生活で車を運転するとき困る事は、ないのでしょうか?」
この知恵袋ではミヒャエル・シューマッハの弟のラルフの話題が結構出てますね。
そりゃそうだろうと思います。プロ野球選手がソフトボールやると中々打てないのと似たような話で。
プロ野球選手がソフトボールで打てなかったからといって法律で罰せられることはありませんが、レーサーが交通法規を守ってくれないのは大問題ですね。
ミヒャエル・シューマッハは交通法規を守って(少なくとも許容範囲内で)タクシーを運転してくれたのでしょうか…。
とりあえずそれは気になります。
さて、最後にプロ野球関連で大きなニュースを1つ。
■ジョニー引退
ジョニーこと黒木知宏投手が、現役引退を決意したそうです。
「前ロッテの黒木が現役引退=元エース、「悔いはない」」(時事通信)
本当に、ロッテを支え続けた人だったと思います。
低迷期のロッテのエース。ストレートが滅茶苦茶速いわけでもなければ、もの凄い変化球があるわけでもない。でもボールのキレと投球術、そして何よりも気迫で勝負した、「魂のエース」。
1998年にチームが18連敗した際の17試合目、9回裏2アウトからオリックスのプリアムに同点本塁打を浴びてマウンド上で泣き崩れたあの日のことは、今でも語り草となっています。
弱い時期のロッテを支え続け、2000年にはシドニー五輪に出場しました。予選のオーストラリア戦では元中日のディンゴ(デビッド・ニルソン)に本塁打を浴びたものの勝利。準決勝のキューバ戦も、敗れはしたものの雨の中好投しました。ディンゴ、中日ではほとんど打たなかったくせに、次のアテネでも日本戦で阪神・安藤からホームラン打ってますね…。
しかしその後は故障との戦い。
怪我して、リハビリして、復活して、また怪我して、リハビリして、復活して、また怪我して…。
その繰り返しが長く続きました。
しかし、5年以上も1軍でまともに働けていないにもかかわらず、ファンからの「ジョニー待望論」の声はやむことはありませんでした。1軍でマウンドに上がると一際大きな歓声が上がりました。かつての球威はないと分かっていても。
そして今シーズン終了直前に戦力外通告。
今年は肩の故障も癒えていたということと、あれだけ炎上を繰り返した吉井や清水が先発のチャンスを与えられ続けたことを考えれば、今年ジョニーに1軍でのチャンスがほとんど与えられなかったことは、正直首を傾げたい部分もあります。
でも球団は5年以上もよく待ったと思います。チームを支えた男への最大限の配慮だったんでしょうね。
通告がシーズン終了前だったのも、ファンとお別れする機会を作れるようにとの配慮だったでしょうし(結果的には本人が現役続行を希望したため実現しませんでしたが)。
もう一度マウンドで躍動する、雄叫びを上げるジョニーを見たかったですが、本人が決めたことですから仕方ありません。
黒木知宏投手、お疲れ様でした。
シューマッハ、タクシードライバーに? [2007/12/12 Response]客に運転を代わられるなんて、普通ならタクシー運転手のプライド損壊です。
昨年F1から引退した、7度のチャンピオンに輝く「史上最強のドライバー」、ミハエル・シューマッハ(38歳)が、なんとタクシーを運転した。
現在スイスに居住するシューマッハだが、先週土曜日、ドイツのコバーグ郊外にある街に、家族を連れて新しい子犬を受け取りに行った。コバーグまでは飛行機で、そこから30km離れた街へはタクシーを利用した。
ところが犬を受け取った後、帰りの飛行機の時間に間に合うかどうか、というタイミングになってしまった。シューマッハ一家が乗ったタクシー運転手、タンサー・イルマッツさんによると、シューマッハは非常に丁寧に、「自分に運転させてもらえないだろうか」と頼み、イルマッツさんが了承するとハンドルを握った。
その運転ぶりは、「コーナーをフルスロットルで回り、信じられない技術」だったという。
通常の料金に加え、100ユーロのチップを受け取った上に、世界的ドライバーの運転を目の当たりにしたイルマッツさんは非常にご満悦だとか。
シューマッハ側でもこの話を認めているが、一般人がタクシーを運転するのが合法かどうかは、ドイツの司直に委ねられることになりそう。
ですが、相手がミヒャエル・シューマッハでは、運転を代わられたタクシー運転手も納得してしまうでしょうね。
世界トップレベルの運転を目の当たりにしたうえ、しかも100ユーロのチップ。日本円に換算すると1万6千円。
そりゃ運転手さんもご満悦でしょうね。
まあ微笑ましいといえば微笑ましい話です。実際、私自身も笑けましたし。
ただまぁ、「この行為が合法的なのかどうか」という疑問は残ります。
(「微笑ましい」と言い切っていいのかどうかちょっと判断しかねるところが、その部分です。)
これが合法か非合法か、私はドイツの法律を知らないので分かりません。
ちなみに日本では違法のようです。
昨年10月に石川県で、こんなことがあったそうで。
乗り合いタクシーで運転手眠気、乗客が代わりに運転[2006/10/20 朝日新聞asahi.com]運転手のプロ意識が欠如しているのか、労働環境が劣悪なのか、他の要因があったのか分かりませんが、まあ笑い話で済ませても良さそうな気もしてしまいますね(運転した客だって、自分が金取るために運転したわけじゃないですし、二種免はなくても一種免は持ってるでしょうし)。
14日早朝に金沢市から小松空港(石川県小松市)に向かっていたタクシー会社「ケイ・エス」(本社・金沢市)の乗り合いタクシーで、男性運転手(60)が途中で眠気を訴えたため乗客が代わって運転していたことがわかった。石川運輸支局は20日午後、事業用の自動車を乗客に運転させた道路運送法違反の疑いで同社の本社営業所を監査する。
同支局によると、タクシーは14日午前6時40分ごろに車庫を出て、同市内で乗客4人を乗せて小松空港に向け走っていたが、途中で運転手が眠気を覚え、いったん車を止めて下車した。これを見た乗客の1人が「運転を代わる」と申し出て空港まで残り約20キロを運転したという。事故などのトラブルはなかった。
16日に会社から同支局に報告があり、明らかになった。同支局は監査で会社の運転手に対する指導態勢などを調べる予定だが、「タクシーを乗客が運転するケースは珍しい」という。
これは「道路運送法」という法律に違反するそうで。
第25条(運転者の制限) 一般旅客自動車運送事業者は、年齢、運転の経歴その他政令で定める一定の要件を備える者でなければ、その事業用自動車の運転をさせてはならない。ただし、当該運行が旅客の運送を目的としない場合は、この限りでない。この「年齢、運転の経歴その他政令で定める一定の要件」というのは、具体的には二種免などのことですね。
そんなわけで日本では違法、とのことです。
ドイツの法律ではどうなってるんでしょうか? ちょっと気になります。
そういえば今年6月に、元F1レーサーのネルソン・ピケが累積違反で免停処分を受けたということが、話題になりました。
モータースポーツの人たちって一般車の運転では色々と困ることも多いらしいです。
Yahoo知恵袋「F1レーサーは、サーキットであんなにスピードをだしてるのに、私生活で車を運転するとき困る事は、ないのでしょうか?」
この知恵袋ではミヒャエル・シューマッハの弟のラルフの話題が結構出てますね。
そりゃそうだろうと思います。プロ野球選手がソフトボールやると中々打てないのと似たような話で。
プロ野球選手がソフトボールで打てなかったからといって法律で罰せられることはありませんが、レーサーが交通法規を守ってくれないのは大問題ですね。
ミヒャエル・シューマッハは交通法規を守って(少なくとも許容範囲内で)タクシーを運転してくれたのでしょうか…。
とりあえずそれは気になります。
さて、最後にプロ野球関連で大きなニュースを1つ。
■ジョニー引退
ジョニーこと黒木知宏投手が、現役引退を決意したそうです。
「前ロッテの黒木が現役引退=元エース、「悔いはない」」(時事通信)
本当に、ロッテを支え続けた人だったと思います。
低迷期のロッテのエース。ストレートが滅茶苦茶速いわけでもなければ、もの凄い変化球があるわけでもない。でもボールのキレと投球術、そして何よりも気迫で勝負した、「魂のエース」。
1998年にチームが18連敗した際の17試合目、9回裏2アウトからオリックスのプリアムに同点本塁打を浴びてマウンド上で泣き崩れたあの日のことは、今でも語り草となっています。
弱い時期のロッテを支え続け、2000年にはシドニー五輪に出場しました。予選のオーストラリア戦では元中日のディンゴ(デビッド・ニルソン)に本塁打を浴びたものの勝利。準決勝のキューバ戦も、敗れはしたものの雨の中好投しました。ディンゴ、中日ではほとんど打たなかったくせに、次のアテネでも日本戦で阪神・安藤からホームラン打ってますね…。
しかしその後は故障との戦い。
怪我して、リハビリして、復活して、また怪我して、リハビリして、復活して、また怪我して…。
その繰り返しが長く続きました。
しかし、5年以上も1軍でまともに働けていないにもかかわらず、ファンからの「ジョニー待望論」の声はやむことはありませんでした。1軍でマウンドに上がると一際大きな歓声が上がりました。かつての球威はないと分かっていても。
そして今シーズン終了直前に戦力外通告。
今年は肩の故障も癒えていたということと、あれだけ炎上を繰り返した吉井や清水が先発のチャンスを与えられ続けたことを考えれば、今年ジョニーに1軍でのチャンスがほとんど与えられなかったことは、正直首を傾げたい部分もあります。
でも球団は5年以上もよく待ったと思います。チームを支えた男への最大限の配慮だったんでしょうね。
通告がシーズン終了前だったのも、ファンとお別れする機会を作れるようにとの配慮だったでしょうし(結果的には本人が現役続行を希望したため実現しませんでしたが)。
もう一度マウンドで躍動する、雄叫びを上げるジョニーを見たかったですが、本人が決めたことですから仕方ありません。
黒木知宏投手、お疲れ様でした。