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ある阿呆の徒然annex

「柳が如く、撓やかに、逞しく。」
ある阿呆大学生による自己満足blog!!

シューマッハ!!

2007年12月12日 22時46分42秒 | スポーツ
いやー、思わず笑ってまいました。
シューマッハ、タクシードライバーに? [2007/12/12 Response]
 昨年F1から引退した、7度のチャンピオンに輝く「史上最強のドライバー」、ミハエル・シューマッハ(38歳)が、なんとタクシーを運転した。
 現在スイスに居住するシューマッハだが、先週土曜日、ドイツのコバーグ郊外にある街に、家族を連れて新しい子犬を受け取りに行った。コバーグまでは飛行機で、そこから30km離れた街へはタクシーを利用した。
 ところが犬を受け取った後、帰りの飛行機の時間に間に合うかどうか、というタイミングになってしまった。シューマッハ一家が乗ったタクシー運転手、タンサー・イルマッツさんによると、シューマッハは非常に丁寧に、「自分に運転させてもらえないだろうか」と頼み、イルマッツさんが了承するとハンドルを握った。
 その運転ぶりは、「コーナーをフルスロットルで回り、信じられない技術」だったという。
 通常の料金に加え、100ユーロのチップを受け取った上に、世界的ドライバーの運転を目の当たりにしたイルマッツさんは非常にご満悦だとか。
 シューマッハ側でもこの話を認めているが、一般人がタクシーを運転するのが合法かどうかは、ドイツの司直に委ねられることになりそう。
客に運転を代わられるなんて、普通ならタクシー運転手のプライド損壊です。
ですが、相手がミヒャエル・シューマッハでは、運転を代わられたタクシー運転手も納得してしまうでしょうね。
世界トップレベルの運転を目の当たりにしたうえ、しかも100ユーロのチップ。日本円に換算すると1万6千円。
そりゃ運転手さんもご満悦でしょうね。

まあ微笑ましいといえば微笑ましい話です。実際、私自身も笑けましたし。

ただまぁ、「この行為が合法的なのかどうか」という疑問は残ります。
(「微笑ましい」と言い切っていいのかどうかちょっと判断しかねるところが、その部分です。)

これが合法か非合法か、私はドイツの法律を知らないので分かりません。

ちなみに日本では違法のようです。
昨年10月に石川県で、こんなことがあったそうで。
乗り合いタクシーで運転手眠気、乗客が代わりに運転[2006/10/20 朝日新聞asahi.com]
 14日早朝に金沢市から小松空港(石川県小松市)に向かっていたタクシー会社「ケイ・エス」(本社・金沢市)の乗り合いタクシーで、男性運転手(60)が途中で眠気を訴えたため乗客が代わって運転していたことがわかった。石川運輸支局は20日午後、事業用の自動車を乗客に運転させた道路運送法違反の疑いで同社の本社営業所を監査する。
 同支局によると、タクシーは14日午前6時40分ごろに車庫を出て、同市内で乗客4人を乗せて小松空港に向け走っていたが、途中で運転手が眠気を覚え、いったん車を止めて下車した。これを見た乗客の1人が「運転を代わる」と申し出て空港まで残り約20キロを運転したという。事故などのトラブルはなかった。
 16日に会社から同支局に報告があり、明らかになった。同支局は監査で会社の運転手に対する指導態勢などを調べる予定だが、「タクシーを乗客が運転するケースは珍しい」という。
運転手のプロ意識が欠如しているのか、労働環境が劣悪なのか、他の要因があったのか分かりませんが、まあ笑い話で済ませても良さそうな気もしてしまいますね(運転した客だって、自分が金取るために運転したわけじゃないですし、二種免はなくても一種免は持ってるでしょうし)。
これは「道路運送法」という法律に違反するそうで。
第25条(運転者の制限) 一般旅客自動車運送事業者は、年齢、運転の経歴その他政令で定める一定の要件を備える者でなければ、その事業用自動車の運転をさせてはならない。ただし、当該運行が旅客の運送を目的としない場合は、この限りでない。
この「年齢、運転の経歴その他政令で定める一定の要件」というのは、具体的には二種免などのことですね。
そんなわけで日本では違法、とのことです。

ドイツの法律ではどうなってるんでしょうか? ちょっと気になります。

そういえば今年6月に、元F1レーサーのネルソン・ピケが累積違反で免停処分を受けたということが、話題になりました。
モータースポーツの人たちって一般車の運転では色々と困ることも多いらしいです。
Yahoo知恵袋「F1レーサーは、サーキットであんなにスピードをだしてるのに、私生活で車を運転するとき困る事は、ないのでしょうか?」
この知恵袋ではミヒャエル・シューマッハの弟のラルフの話題が結構出てますね。
そりゃそうだろうと思います。プロ野球選手がソフトボールやると中々打てないのと似たような話で。
プロ野球選手がソフトボールで打てなかったからといって法律で罰せられることはありませんが、レーサーが交通法規を守ってくれないのは大問題ですね。

ミヒャエル・シューマッハは交通法規を守って(少なくとも許容範囲内で)タクシーを運転してくれたのでしょうか…。
とりあえずそれは気になります。

さて、最後にプロ野球関連で大きなニュースを1つ。

■ジョニー引退
ジョニーこと黒木知宏投手が、現役引退を決意したそうです。
「前ロッテの黒木が現役引退=元エース、「悔いはない」」(時事通信)
本当に、ロッテを支え続けた人だったと思います。
低迷期のロッテのエース。ストレートが滅茶苦茶速いわけでもなければ、もの凄い変化球があるわけでもない。でもボールのキレと投球術、そして何よりも気迫で勝負した、「魂のエース」。
1998年にチームが18連敗した際の17試合目、9回裏2アウトからオリックスのプリアムに同点本塁打を浴びてマウンド上で泣き崩れたあの日のことは、今でも語り草となっています。
弱い時期のロッテを支え続け、2000年にはシドニー五輪に出場しました。予選のオーストラリア戦では元中日のディンゴ(デビッド・ニルソン)に本塁打を浴びたものの勝利。準決勝のキューバ戦も、敗れはしたものの雨の中好投しました。ディンゴ、中日ではほとんど打たなかったくせに、次のアテネでも日本戦で阪神・安藤からホームラン打ってますね…。
しかしその後は故障との戦い。
怪我して、リハビリして、復活して、また怪我して、リハビリして、復活して、また怪我して…。
その繰り返しが長く続きました。
しかし、5年以上も1軍でまともに働けていないにもかかわらず、ファンからの「ジョニー待望論」の声はやむことはありませんでした。1軍でマウンドに上がると一際大きな歓声が上がりました。かつての球威はないと分かっていても。

そして今シーズン終了直前に戦力外通告。
今年は肩の故障も癒えていたということと、あれだけ炎上を繰り返した吉井や清水が先発のチャンスを与えられ続けたことを考えれば、今年ジョニーに1軍でのチャンスがほとんど与えられなかったことは、正直首を傾げたい部分もあります。
でも球団は5年以上もよく待ったと思います。チームを支えた男への最大限の配慮だったんでしょうね。
通告がシーズン終了前だったのも、ファンとお別れする機会を作れるようにとの配慮だったでしょうし(結果的には本人が現役続行を希望したため実現しませんでしたが)。

もう一度マウンドで躍動する、雄叫びを上げるジョニーを見たかったですが、本人が決めたことですから仕方ありません。

黒木知宏投手、お疲れ様でした。

大村旋風の結末!オッケーイ!

2007年12月04日 18時44分04秒 | スポーツ
とりあえず流行に乗って言っておきましょうか。


オッケーイ!!

台湾4番の陳金峰に逆転ホームランを打たれた時にはどうなることかと思いましたけど、やりましたね。

一昨日の韓国戦では、韓国代表がメンバー表発表後にスタメン(先発投手含む)を変更するということもありました。
監督会議で「原則的にメンバー表発表後のスタメン変更はしない」と紳士協定を結んでいたものの、国際野球連盟のルールブック上は可能ということで変更が認められ、そのまま試合が開始されました。
韓国系メディアの朝鮮日報や中央日報では、「10分前まで変更可能というのを星野監督が聞き落とした」「通訳が聞き流して星野監督に伝えなかった」などと書き立てていますが、それらの報じ方は、論点のすり替えです。
日本代表が主張しているのは「変更はルール違反だ!」ではなく「変更しないと皆で約束したやないか!」なんですから。

そもそも、「試合開始10分前の正式発表まで変更が認められている」というのは、あくまで故障等のアクシデントに対処するためでえあって、戦略的に変更するためではないんです。
ルールの理念を無視してその抜け穴を付いた、例の江川事件の「空白の一日」と同じですよ。

にしても紳士協定を破って勝とうなんて、セコい。ましてやスポーツマンシップに則るべきオリンピックの予選で。
代表監督の品位が疑われます。しかもそれで負けたのだから余計に恥ずかしい。
韓国メディアも、そんな無理矢理に代表の肩をもたずに、非難すべきは非難した方が良いと思うんですけど(その点、WBCの時にデービッドソン審判員の再三のアメリカ有利の誤審を非難する声も多かったアメリカメディアの方が、まだ健全です)。

断っておきますが、私は決して、いわゆる「嫌韓流」の人間ではありませんし、右派の人間でもありません。むしろ韓国には好意的な方だと、自分では思っています。
その私が、ですよ。
私自身の道徳観念に照らし合わせて、野球観戦歴もバスケプレー歴も10年くらいという中で培ったスポーツマンシップ観に照らし合わせて、どうしても今回のメンバー表交換が、褒められた行為とは思えないんです。
ルールの範囲でセコいことをするのもスポーツのうちではありますが、紳士協定を結んでおきながら突然破るのは、いかがなものかと。禁止されていなければ何やってもいいってもんじゃないだろう、と。
韓国は儒教的道徳観念が日本以上に生きている国家ですから、余計にそのような「紳士の振る舞い」の欠如が気になるんです。

さて、カタイ話はそのへんにしましょう。


今回の大会で最も目を引いたのは、大村三郎選手。

「大村? モー村さん代表選ばれてたっけ?」→「ん? ロッテ? ロッテ大村? って、イワオ? 巌さん現役復帰?」→「……あっ! サブローか!」

と、日本代表の「大村選手」がサブローであることに気づくのに3秒かかったという話は、このブログでも散々してきました。そんなこともあって目も行きやすかったのですが。

本当にサブローは良い働きをしました。サブローがシーズン中以上に頼もしく見えましたね。
まるで「千葉ロッテのサブロー」と「日本代表の大村三郎」が別人であるかのように。いや、2005年のサブローが帰ってきたかのように、素晴らしい活躍を見せました。
韓国戦での同点タイムリー、台湾戦での同点スクイズ。2夜連続で重要な局面での大仕事をやってのけました。
しかも、千葉ロッテの4番ライト・サブローはあまりバントは得意でない打者ですが、日本代表の8番レフト・大村三郎は見事にスクイズを決めました(このあたり本当に別人みたいです 笑)。
守備でも慣れないレフトでよくやりましたね。オーストラリアとの強化試合ではポカもありましたが、プロ入り以来ほとんどやったことなかったのだから仕方ない。

まあ、今まではおそらく「日本一苗字の知られていない四番打者」だったのが、この北京五輪予選を期にフルネームで知れ渡ることになったでしょう。
私のようなプロ野球ヲタはもちろん知ってました。
ですが、そうでもなければ、知っているのはロッテファンか、スカイマークスタジアム/京セラドーム大阪のロッテ戦に通い詰めている人か、PL学園ファンくらいでしょう。あるいは、嫁(タレントの中嶋ミチヨ)のプロフィールで「本名:大村美智代(旧姓・中嶋)」となっているのを見てサブローの苗字を知った人もいるかもしれません。
これを期に、ね。覚えてください。サブロー選手の本名は大村三郎です。

そして影のMVP・宮本慎也選手。
彼も現役選手であるからには、一塁コーチャーズボックスから指示を送るよりも試合に出てプレーしたいという思いも当然強かっただろうと思います(もちろん、粘っこい打撃や日本記録も樹立したバントの技術、卓越した守備は、十分に代表の試合に出場する価値のある選手です)。
それでも率先して裏方役を買って出ました。半ばコーチ兼任のような立場でもあり自らの調整も難しかった部分もあるのではないかと思いますが、それでも準備を怠らず、昨日の台湾戦では見事な好走塁を見せました。
本当に、敬服します。

さて、本番は来年の夏です。プロ野球のシーズン中なので各球団の戦力供出バランスも考慮しなくてはなりませんが、また素晴らしいチームを作って望んで頂きたいです。

バレーボールのワールドカップを見た

2007年11月18日 22時32分19秒 | スポーツ
月曜から更新が止まっていました。
実は書きかけの記事があるんですが、まだまとまってないのでアップできない状態なんです。

その書きかけの記事と言いますのは、例の「いじめ6倍」の話でして。
社会的課題ですし、教育者を目指す人間であればなおのこと、考えなくてはならない問題ですし。
あるいは、それを巡る報道について、私も表現者の端くれとして気になる部分がありまして。
そのあたりの話を書きかけているんですが、文章化にまだ至っていないのが現状です。

というわけで、それはまた今度アップすることにします。
今回は軽めの話題にしたいなと。
最近、いろんなことを真面目に考えることが多いもんで。息抜きもほしいんです(笑)

そんなわけで今日の話題は、バレーボールのワールドカップです。
女子が一昨日までで、男子が今日からですか?

実は女子の試合、あんまり見てないんです。5年くらい前はバレーボールもナショナルチームの試合はそれなりに見ていた気がするんですが、とんと見なくなりまして。

でもこの前の日本×韓国戦、たまたまテレビ付けてたらやってたんで、そのまま観てたんですが、改めて見ると面白いですね。
短い時間の中で作戦やフォーメーションを組み立てて攻撃していく面白さがあります。そういう意味ではバスケの面白さに近いものがあります。野球にはあまりない面白さですね。

今回見てて私が良い選手だなと思ったのは、リベロの佐野優子選手。
Wikipediaによると久光入部当初は登録名を「佐野由宇子」にしていたそうです(由宇出身でも何でもない)。
佐藤兼伊知か、あんたは……。
再三の好レシーブもですけれど、そのための準備が素晴らしいですね。次に起こりうるシチュエーションを予め予測して準備いるからこそできるプレー、ファインプレーを普通のプレーに見せるプレーも多かったように思えます。

「ファインプレーを普通のプレーに見せるのがプロであり、本当の名手。」
プロ野球で「守備の名手」と呼ばれる人々が口々に言うことです。
ヤクルトの宮本慎也選手あたりがよくその旨の発言をしています。あれだけ「魅せるプレー」のイメージが強いSHINJOすら、そういうことを言ったことがあったように思います。

現役時代にゴールデングラブ賞11回受賞したソフトバンクの秋山幸二コーチも、このような発言をしています(「スポーツナビ」より)。
基本的に守備が上手いというのは、「おーヒットだ」と思う打球を、いとも簡単に捕っちゃうことだと思う。
何であそこにいるんだ、簡単に捕るなぁと思わせるのが、守備のうまい人なんじゃないかな。
守備は球場に来て初めて分かる。テレビで見ていても分からないよ、特に外野はね。
すごい打球を簡単に捕っちゃう、そういうプレーを魅せたいな、といつも思っていたね。
その通りだと思います。

野球の話だかバレーの話だかわかんなくなりそうですが、バレーの話です(笑)
佐野選手のプレーには、そのような「ファインプレーを普通のプレーに見せる名手」の技を感じましたね。
どんなスポーツのどんなプレーでも、本当に上手いプレーヤーというのは「凄いプレーを普通のプレーに見せる選手」なんだろうなと、つくづく思いましたね。

さて、そんなところでバレーボールへの興味も高まってきましたが、正直テレビ中継はあまり見る気がしません。無駄に騒ぎすぎてスポーツ本来の面白さを伝えていない実況に飽き飽きしています(プロ野球中継の視聴率低下も然り)。

それに何? 平成ファイブ?
 遠い夜空にこだまする~ バボの叫びを耳にして~
 体育館に詰め掛けた~ 僕らをじーんとしびれさす~
 いいぞ頑張れ日本代表~ 燃えろ日本代表~

…ってそれは「燃えろドラゴンズ」じゃねーか! と、一人でノリツッコミしてしまいました。
えー、「燃えろ日本代表・平成FIVE」ではなく、「Hey! Say! JUMP」ですか。
何でバレーボール協会はジャニーズに肩入れするんでしょうか? それともフジテレビの差し金でしょうか? V6、嵐、NEWSの中で僕が分かるのはかろうじてV6くらいです。

スポーツ中継はたしかに「そのスポーツに興味の無い人」に見てもらうことも重要なんでしょうが、スポーツの持つ面白さを大事にすることが第一であることを忘れてほしくはありません。
有機栽培の新鮮な取れたて野菜のサラダに、サウザンドレッシングをドバっと掛ける必要なんてないじゃありませんか。
眼前の試合で起こっているプレーそのものの魅力をまずは大事にする。メインの材料はそのものの良さを活かす。それが「ものづくり」の基本だと思いますがね。

…と、そんなこと言いつつ、今テレビでバレーボール見ながらこのエントリー書いてます。
やっぱり男子はスピード感やダイナミックさが女子とは違いますね。
でも、(あくまで素人目に見てですが)戦略などにおいては女子の方が細やかだった気がします。チームプレーであるとか、攻撃パターンであるとか。
バスケでも女子チームの方が男子チーム以上にセットプレーなど戦略を重視する傾向がありますから、それと似たようなことなんでしょう。

にしても、バレーボールって改めて見ると面白いですね。
細かいルールは詳しくは知りませんが、チームプレーと個人技の両方が楽しめますし、スピード感の中にも戦略を感じます。

そういえば巨人の往年の名遊撃手である河埜和正氏は、中学時代はバレーボール部で高校でも途中までバレーボール部に所属、硬式野球を始めたのは高校2年からという、プロ野球選手としては異色の経歴を持っています(しかも高卒でプロ入り!)。中学時代にはアタッカーとして愛媛県大会優勝したこともあるそうです。
河埜氏といえば弟の敬幸氏も南海の名二塁手です。

やっぱり野球の話になったところで、終わりましょうか。

ところで、「シンデレラボーイ」という言葉に違和感を覚えるのは私だけでしょうか?

佐賀キター

2007年08月23日 23時51分06秒 | スポーツ
もう昨日の話になってしまいましたが、佐賀北が見事に甲子園優勝!
おめでとうございます。
九州人としても嬉しく思います。
8回に5点取って4点差をひっくり返して大逆転、リアルタイムで見たかったなぁ(>_<)

佐賀県勢の優勝は13年前の佐賀商以来だとか。
13年前、ですか。覚えていますよ。
何せ相手が樟南高校で、鹿児島でも「鹿児島県勢初の決勝進出!」って言って盛り上がってましたから。

ちょうど樟南が校名変更した頃で、鹿商工から樟南への過渡期でした。
福岡真一郎投手(九州共立大―プリンスホテル、現在は引退)と田村恵捕手(元広島、現スカウト)とのバッテリーを軸に甲子園を勝ち上がって、これは行くんじゃないか? と思いました。
福岡投手、大学デビュー戦も11奪三振で飾ったそうですが、その後肩を壊し、プリンスホテル入社後もあまり活躍できず、プリンス野球部の廃部とともに引退したそうです。

佐賀商の西原選手(たしかキャプテンだったと思います)が9回に満塁ホームラン打ったんですよ。
ずっとシーソーゲームで来たのが8-4になって、それで佐賀商が逃げ切ったんです。

その佐賀商以来、佐賀県勢2度目の選手権大会優勝。
今日の試合も、試合を決めたのは8回裏の副島君の逆転満塁ホームラン。たしか決勝での満塁本塁打というのも、13年前の西原選手以来大会史上2本目だと思います。
こうやって見ると、何だか不思議な「縁」を感じます。

そんなわけで今年の夏の甲子園も幕を閉じました。
これでようやく、阪神タイガースは本拠地に帰れるわけです。いやはや(笑)

今回、私は初めて甲子園のスタンドで観戦したんですが、甲子園って暑いんですよ。
昔、野球部の友人に「夏場の野球場のグラウンドレベルでの体感気温は50℃を超える」と聞いたことがありましたけど、本当に暑いんです。
私は今回アルプスで観てたんですが、近くには上半身裸で観戦してるオジサマもいらっしゃいましたからね。

プロでは最近はドーム球場が増えましたし、平日はほぼ全試合ナイターです。
しかしアマチュア野球(特に学生野球)は今でも炎天下で行われることが多い。そんな中で集中力を保って、しかも執念をむき出しにして戦う、いわゆる「甲子園ファン」が多い理由の一つなのかもしれません。

個人的には佐藤由規投手の150km/h台連発が最も印象的でしたね。
(個人的にというか、多くの人がそうでしょうけど。)
複数球団注目ですが、そこはやはりオリックスに。何たって名前が名前ですから。
それか日ハム行って、「本家」から直に指導を受けるか。

ヨッさん!!

2007年08月09日 23時58分02秒 | スポーツ
夏の甲子園が、昨日から始まっております。

抽選会の結果を見た瞬間に「何じゃこりゃ!?」と思わず言ってしまったというほど、今大会は1回戦から強豪校同士の対決が目立ちます。

今日行われた仙台育英×智辮和歌山も、その1つ。

ちょっと話逸れますけど、仙台のチームといえば、東北高校が3年前に甲子園に出たとき、たしか準エースは現・東北福祉大の真壁堅守投手でしたけど、その時のエース、誰でしたっけ?
そのエースの名前にちなんで、真壁投手が「マカベ○シュ」とか「メガネッ○ュ」とか呼ばれてた気がするんですが……。
ちょっと私の頭がサエないもんで……、すいません。

さて、仙台育英の話に戻しましょう。
仙台育英といえば、早鞆高等学校(山口県)保健体育科の大越教諭がエースだった時に、甲子園準優勝してます。
この時の決勝の相手は帝京高で、そのエースだったのが現楽天・吉岡雄二内野手。
大越先生はプロ(ホークス)では主に外野手としてプレーされてます。
甲子園の決勝で投げ合ったエース同士が、2人ともプロでは野手として活躍している―、何だか不思議なものです。
ちなみに仙台育英出身の主な現役プロ選手としては、日本ハムの金村投手がいますね。
仙台、日本ハム……、何か繋がりそうですけど、これ以上繋げないでおきましょう。

対する智辮和歌山。
この学校に関しては、やっぱり私は96年の春準優勝チームの印象が強いですね。
理由は単純。その時の決勝戦の相手が鹿実で、鹿実が鹿児島県勢初の甲子園優勝を成し遂げたからです。当時の鹿実のエースは、当ブログでも何回か触れてきた、現横浜ベイスターズ外野手の下窪陽介選手です(だから私の中での下窪選手は、未だにピッチャーのイメージなんです)。
でも、このチームが印象的なのはそれだけじゃなくて、「悲運のエース」高塚信幸投手の存在でしょう。
高塚投手は当時2年生ながら、3年生の宮崎投手(現カープ)らを押しのけてエースとして活躍、しかしその時の酷使が祟って、肩を壊しました。
3年生の夏、チームは「もう一度高塚を甲子園のマウンドに」を合言葉に甲子園に出場しますが、結局甲子園では1試合登板したのみに終わります。
その後、高塚の潜在能力を評価した近鉄がドラフトで指名し、プロ入りしますが復活することなく、野手転向・投手再転向と紆余曲折を経て、球団消滅を待たずして2003年、戦力外通告を受け現役引退しました。
その時のメンバーでは、喜多隆志外野手(元ロッテ)、中谷仁捕手(楽天)もいます。
喜多についてはこのエントリーを参照して下さい(喜多には本当に期待してたんです……)。


さて、そんな両校の対決。8回表まで2‐2という、全国に名の知れた強豪校同士の対決に相応しい接戦でしたが、8回裏2死から仙台育英の橋本君が決勝打を放ち、4-2で制しました。

仙台育英のエース・佐藤由規君は「強打・智辮和歌山」を相手に17奪三振の快投。
150km/h台を連発し、MAXは154km/h。これは日南学園高の寺原(現ベイスターズ)と並ぶ最速記録だとか。
さすが「大会No.1右腕」とも言われるプロ注目の投手だけあります。
春は常葉菊川に敗れましたが、また一段と成長して甲子園にやってきたようですね。

そういえば佐藤君て、今まで「佐藤由規」って漢字で見てたから気付かなかったけど、「佐藤ヨシノリ」ですよね。
「佐藤ヨシノリ投手」と言えば、北海道日本ハムファイターズの佐藤義則コーチ。
仙台育英の佐藤由規投手にも、「本家」佐藤義則氏と同様に、息の長い選手になって頂きたいものです。

あれ? ここでも、仙台、日本ハム……。何か繋がりそうですが……。

ま、いっか。


ではここで、おめでたい話題を。

先日、千葉ロッテマリーンズの塀内久雄内野手が結婚を発表しましたね。
相手はモデルの渡辺奈緒美さん。私はこの人を知らなかったんですが、彼女の公式サイトを見ると、モデルだけあって綺麗な女性ですね。今年1月には入籍していたとか。
塀内選手・奈緒美さん、おめでとうございます!!
子供はまだ授かってないみたいですね。
まぁ綺麗な嫁はんもらったところで塀内選手、「脱・幸薄」でチームの勝利に貢献して下さい(笑)

ダグワドルジ氏の件・補足、及び「西武のプリンス」の件

2007年08月07日 23時59分24秒 | スポーツ
前回のエントリーの補足ですが、身内の臨床心理士に聞いたところ、「神経衰弱」というのはどうも、一部報道で指摘されている通り、現在ではほとんど使われることのない診断名らしいですね。
この診断名を聞いた瞬間、彼女は「トランプかい!」と吹いてました。

「神経衰弱」という診断名は、ICD-10(国際疫病分類第10版;WHOが出してる疫病分類基準)には一応あるにはあるけど、精神医学の診断でICD-10と共に世界的によく用いられるDSM-Ⅳ(アメリカ精神医学会の「精神疾患の分類と診断の手引き 第4版」)には、その診断名はありません。
なんでも、「『神経』という言葉自体の定義が曖昧すぎる。『神経症』という言葉はよく使うけど、それすら慎重になる」(臨床心理士談)らしいです。
この診断名に関しては、こちらのgooヘルスケアの記事を参考にして頂ければよろしいかと思います。
ついでに言うと、精神科医の診断では、今はICD-10よりもDSM-Ⅳの方が多く使われるんじゃないですかね? 精神医学や心理学関係の本なんかで見かけるのも、DSMの診断基準の方が多いのではないでしょうか?

そんなわけで大相撲協会が他の精神科医による診察を検討するのも、分かる気がします。
(もっとも、医療における「セカンドオピニオン」という概念は今や定着しつつありますし、特に医師によって診断が異なることの比較的多い精神科・神経科においては、別に主治医がアヤシイ人じゃなくても、大事なのかもしれません。治療には一貫性をもたせなければいけませんが。)
朝青龍関を診断した医師は、たしかに精神科医・産業医ですが、むしろ美容外科として「包茎治療」で名を売ってる人らしい、ということもあって。

まぁそれでも、報道を通じて出てくる情報を目にする限り、朝青龍関がかなり弱っているのは間違いないと思いますし、その点は大相撲協会にも理解ある対応をして頂きたいところです。
特に高砂親方、相撲界において親方は「父親」のようなものですから、確実な対応をお願いしたい。
再度申しますが、受けるべき処分はしっかり受けるべきですが、病んでいるのなら治療も必要です。

そういえばDSMってDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersの略ですけど、このMはManualのMなのでしょうか、それともMentalのMなのでしょうか?
謎です。
1回生の時に心理臨床学の大御所的な先生の講義を全学共通科目(要はパンキョー)で受講したんですけど、その先生すら「分からない」と言っていました。
たしかに、別に分からなくてもいいですね、そんなの(笑)

 ********************
全然関係ない話ですけど、そういえば今日、「○○のプリンス」って言葉についての解説を、社会学か何かの本の原稿で目にしたんです。
その例に挙げられていた1つが、
 「西武のプリンス=高木大成」
いまどき普通の人に高木大成なんて言って、ピンとくるんですかね?
むしろ私は「これ書いた人、よく大成が浮かんだなぁ」と、ちょっと感心してしまいました。
東尾政権下でリーグ優勝に大きく貢献しましたが、その後はカブレラの加入や自身の故障で振るわなった選手ですからね。

このフレーズの直前に「巨人のプリンス=高橋由伸」がありましたから、それから連想的に思い出したのかもしれません。大成は由伸の桐蔭高→慶大の2年先輩ですから。
ただ、今やそんなこと覚えてるのも、よっぽどの野球通か、熱狂的西武ファンくらいです。
私ほどのプロ野球狂でも、高木大成が「西武のプリンス」「西武の貴公子」「Prince of Leo」などと呼ばれていたことは、その原稿を読んでようやく思い出したくらいです。
むしろ「大洋のプリンス=山下大輔」とでも書いててくれた方が私も納得できたかもしれません(爆)
いや、大ちゃん、若い頃は男前だったらしいですよ。毛もフサフサしてましたし。

にしても高木大成、俊足巧打で良い選手でしたけどね。
怪我が多いのと、一塁以外の守備が怪しいのがネックでしたね。
もっと怪我が少なければ、もっと長く活躍できてたでしょう。

ちなみに私は、彼が内野手転向してから引退するまでずっと、「高木大成キャッチャー再転向説」を唱えていました。
伊東(現監督)に押し出される形でファーストにコンバートされましたけど、捕手としての高木大成を、もっと見てみたい気がしてましたから。

モーニング・ブルー・ドラゴンさんの件

2007年08月06日 21時47分48秒 | スポーツ
私が彼の名前を初めて聞いたのは、高3の時、世界史の授業中でした。

もう6年くらい前になりますね。まだ彼が出始めだった頃です。
ちょうどフビライとかチンギスとか要は元朝のあたりの話をしているところだったんですが、授業冒頭の小テストでO先生が出題した問題。

 「昨日の大相撲で勝ったモンゴル出身の力士の四股名を書け。」

当時の私は「知るかー!」と思いながら、とりあえず「旭鷲山」と書きました。
そして答えは「朝青龍」。
この一件が、私が彼の名を耳にした最初の出来事でした。

朝青龍明徳、本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ。
このモンゴルから来た駆け出しの青年力士を、O先生は「朝青龍は将来横綱になる」と予言していました。
当時私は「んなアホな」と思っていましたが、それからわずか2年後、22歳の若さで横綱になってしまいました。O先生の先見の明に驚嘆したものです。

その朝青龍関、周知の通り、今度ばかりは誰もが庇いきれない「やらかし」をやってしまいました。
怪我を理由に夏巡業を辞退したはずなのに、なぜか母国モンゴルで中田英寿氏とサッカー。
これには大相撲関係者、ファンのみならず日本中の非難が集中。
当然です。大相撲の第一線にある者が、ファンを軽視した行動。しかも仕来りの厳しい角界にあって、巡業を辞退してサッカー。
私もマスメディアを通しての情報しか知らないので、あまり厳しく非難することはできませんが、さすがに庇いきれない愚行だったと思います。
非常に重い処分が協会から課されましたが、彼の横綱としての立場上の責任を考えれば、当然のことでしょう。

ですが一方で、彼の現在の状態は心配です。
精神科医の診察を受けたところ、「神経衰弱・うつ状態」で、うつ病の一歩手前だとか。
世間一般への表向きは傍若無人な言動が目立つ彼ですが、彼をよく知る人からは「実はナイーブな青年」とも言われています(本来繊細な人が表向き傍若無人な態度をとるというのは、彼に限らずよくある話です)。

そして気になるのは、そんな朝青龍関に対する大相撲関係者の態度。
メディアを通じて流れてくる高砂親方のコメントも「頑張れ」だとか「精神的に…」だとか、昔ながらの精神論が目立つんです。
もちろん、そういう精神論は大事ですし、特に「国技」たる大相撲がそれを大事にしたがるのは分かります。
でもね、マスメディアの報道を見ていて、大相撲関係者の精神疾患に対する認識の甘さが、すごく目立つ気がするんです。

もちろん伝統的な精神論は大事にすべき世界でしょう。
それは私にも分かりますし、大事にしてほしいと思っています。

でもね、精神医学や臨床心理学などの発展によって多くのことが明らかにされてきた現在にあって、精神疾患の診断を受けた人にまでそれを押し通すのは、どうでしょうか?
もし精神疾患に対する認識が甘いのであればちゃんと認識すべきですし、認識したうえでそれなら、あまりに前時代的としか言いようがありません。きつい言葉を使うと「野蛮」とも言えるでしょう。
診察した医師が「今の横綱(朝青龍)に会見をさせるのは、全身骨折の人に『歩け』と言うようなもの」と言ったそうですが、その通りでしょうね。
しかも、カウンセリングについて少しでも知識のある人なら私のような素人でも知ってることですが、精神を病んでしまった人に「頑張れ」とか「強くなれ」とか、安易に言うのは、やってはいけないことなんですよね……。
学校教育の世界で言われる、「不登校の児童生徒に無理に『学校に来い』なんて言うと逆効果」というのと、似たようなもので。


さて。
ここまで色々と書いてきましたが、私は今回の一件について、朝青龍関を擁護する気はありません。
彼のやったことは明らかな愚行ですし、非難されて然るべき、重い処分を受けて当然のことだと思います。
ただ、精神疾患に陥った彼に「強くなれ」「頑張れ」などという言葉を安易にかける大相撲関係者、そのような角界の在り方に批判を投げかけないマスコミ(の精神疾患に対する認識の甘さ)、その辺りに危うさを感じます。

私は別に、「朝青龍に同情しろ」と言いたいのではありません。
でも、その精神を病んでしまったこと(病んでしまった精神)に対する理解は、必要だと思うんですよね。
その辺り、日本社会における精神疾患に関する認識不足、その危うさを感じてしまう今日この頃です。

またしても番狂わせ

2007年03月27日 16時10分49秒 | スポーツ
そのまんま知事の母校として一躍有名となった21世紀枠・都城泉ヶ丘高校が何と、名門・桐生第一高校に勝ってしまいました!!それも2安打完封です。
嬉しいですね。お隣り宮崎県、それも都城は鹿児島県との県境です。
都城市の隣りは鹿児島県の曽於市です。曽於市には私もちょっとした縁がありまして、都城にも何度も訪れています。それに都城は江戸時代は島津領ですし、「地元校」とも言えるチームです。

公立進学校という点も、私にとっては嬉しいですね。選手をスカウトで集めた私立の強豪校が犇く高校野球界に、いい風を吹かせてくれました。一昨年の高松高も、2000年夏に出場した札幌南も、初戦敗退でしたし、この公立進学校の大金星は、非常に価値のあるものだと思います。
てか監督、横浜の工藤投手に似てません??(笑)

鹿商は上杉達也君率いる北陽に負けてしまいましたが、今後も都城泉ヶ丘に注目したいと思います。

ちなみにコバマサの母校・都留高校、負けてしまってますね。残念です。

話変わりますけど、こんな記事を目にしました。
酒席もNG?日本ハムがスカウト活動確認 2007年3月27日(火) 9時43分 日刊スポーツ

 日本ハムがクリーンなスカウト活動で12球団の模範になる。西武のスカウト不正問題を受けて26日、大阪市内のホテルで「スカウトミーティング」を開いた。アマスカウトグループ8人全員が出席。05年に出された「倫理行動宣言」後に球団で設定されたガイドラインの再徹底が促された。接待ともとられる行為の禁止やスカウトの活動費の順守を再確認。プライベートでの接触を自粛しようという声まで上がった。
 日本ハムが裏金問題払しょくの先頭に立つ。アマチュア野球関係者との接待ととられかねない行為の禁止、活動経費の順守を打ち出した。西武がスカウト活動にあたり選手に現金を供与していた問題を受け、スカウトを大阪市内のホテルに緊急招集。球団で設定したガイドラインの徹底を再確認した。
 島田チーム統轄本部長は「夜は(接触するのを)やめようということも。グレーゾーンはなくしていきましょうと話した」と説明した。たとえ「割り勘」だとしても、夜の酒類を伴う飲食など、誤解されるような場面をつくらないことが、まず大切だという意見もあった。
 プライベートでの付き合いまで自粛しようという考えもあったという。ミーティングでは高田GMをはじめチーム統轄本部の4人と、アマスカウトグループの8人が約1時間にわたり意見を交わした。スカウトからは細かい場面を設定しての質問も。あるスカウトは「大学の先輩、後輩などという関係での指導者との付き合いもある。だが、それを勘違いされる場合もあるので極力やめようと話した」と、私生活を犠牲にしてまでの意識改革を訴えた。
 日本ハムは法令順守に厳しい立場を取ってきた。02年に本社の牛肉偽装問題が発覚。それ以来、球団だけでなくグループをあげて不正には敏感になってきた。スカウトの活動費についても、高田GMは「うちは他の球団より少ない」という。上限が設定された中で、その金額を守ることも確認された。スカウトの1人は「情報収集は酒の場でなくてもできる。クリーンなスカウト活動と育成を掲げ、12球団の模範となろうということ」と熱く語っていた。
裏金は良くないことですし、それを防止しようとする日本ハム球団の姿勢は、評価に値すると思います。
でも、どうなんでしょう?? 割り勘でもダメって……。
正直やりすぎな気がします。それで野球界がプロ・アマ問わず一体となって発展していく形につながるのでしょうか??
裏金やそれを疑われる行為を撲滅するのは大事ですが、行き過ぎはプロ・アマの垣根を高くすることにつながり、野球界のためによくない気がします。
何事も「過ぎたるはなほ及ばざるがごとし」です。

最後にですが、昨日、ウチの大学の卒業式でした。
ご卒業された皆様、おめでとうございます!!!!
苦楽を共にした友たちの門出を、祝福します。
私はもう1年、ここに残って戦うことにしましたが、みなさんも新しい舞台で頑張って下さい!!!!

上杉達也、甲子園へ。

2007年01月27日 14時46分24秒 | スポーツ
そう、上杉達也君が出るんですよ!甲子園に!

と言っても投手ではなく、外野手なんですが。北陽高校の主将上杉達也君です。
何でも、両親が『タッチ』の大ファンで、苗字が上杉ということもあって「男の子なら達也」と言って付けたとか。

私が初めて彼の名前を見たのは去年の10月頃、研究室の先輩や友人と学食で食事していて、1人の友人がもっていた朝日新聞を読んでて見つけた時でした。

いやー、名門・北陽だからひょっとしたらとは思ってましたが、同じ大阪にはプロ注目のスラッガー・中田君のいる大阪桐蔭高校もありますし、PLなどの強豪校が犇いていますからどうかなと思っていました。
春は地区ブロックごとの選出ですから、同一府県から2校以上出る可能性もあるんですよね(北海道と東京都は夏2校ずつ)。

その他の代表校を見ていきましょう。

関東代表の日大藤沢高。率いる山本秀昭監督は、中日・山本昌投手の実弟です。昌投手にとっても自身の母校であり、同校に100ダースにも及ぶボールを寄付しているそうです。
甲子園出場の差し入れといえば西日本短大附が出場した際、OBのSHINJOがバスを寄付したことは有名です。
また、千葉ロッテマリーンズの初芝清内野手(現・かずさマジック コーチ)は、和歌山県の初芝橋本高が甲子園に出場した際、OBでも何でもないのに「名前が親しみを感じる」という理由で、同僚の橋本将捕手とともに同校に飲料水を差し入れしました。
今回、山本昌投手はどんな差し入れをするのでしょうか?個人的に「ラジコン100台とかだったらどうしよう」なんて、ちょっと期待心配してるんですが。

九州からは名門・熊本工のほか、駅伝の強豪校として知られる大牟田が春夏通じて初出場。OBには元近鉄・村上隆行氏がいます。
また、小城(佐賀)も春初出場(夏1回)。県立の普通科高校ということで健闘を祈ります。
そして鹿児島商(市立)。昨夏の鹿工(県立)に続き、公立高校の出場です。鹿児島から春の出場って久々じゃないんですかね? 一昨年の春に神村学園が出て準優勝しましたけど、あまりに県外出身者が多すぎて「地元のチーム」という感じではありませんでしたからね。OBには中日・井上一樹外野手(高校時代は投手)がいます。私も甲子園行ってみましょうかね?せっかく関西に住んでるんだし。

21世紀枠では山梨県の都留と、宮崎県の都城泉ヶ丘が選出されました。
都留は「幕張の決壊師防波堤」「コバマサ」「コバスコ」こと千葉ロッテ・小林雅英投手の母校。
都城泉ヶ丘は宮崎県・東国原知事の母校だそうです。

その他の代表校については、こちらを参照してください。

勝つために何をすべきか

2006年08月22日 23時26分27秒 | スポーツ
どんなスポーツにせよ、それを知ってるプレーヤーというのは、強いと思う。

例によって野球選手しか浮かばないのだが、例えば中日の川相とか井端とか、ヤクルトの宮本とか。
「西武常勝時代」の選手なんてのは、まさしくそれを知っている人たちの集団。
もはや現役は清原(Bs)と垣内(M)と鈴木(S)くらいになってしまったが。
あ、工藤(G)を忘れてました。もう西武の現役選手では残ってないですよね?
上田浩明も昨年引退しましたし。

「勝つために何をすべきか」。バスケでも、サッカーでも、そうですよね。

僕のバスケットボール・プレーヤーとしての欠点の1つだと思いますけど。
コートに出ると分かんなくなるときがあるんですよ。「勝つために何をすべきか」が。
要は熱いハートと冷めた頭の両方を兼ね備えてないと、てことなんでしょうけど。
それが出来る選手というのは、本当に強いと思います。

はたまた、人生もそうなのかもしれません。
まぁ人生に「勝ち負け」が存在するという考え方は僕は間違いだと思いますが、「善く生きるために何をすべきか」が見えなくなるときって、あるんですよ。
無論「善く生きる」というのが、もの凄く個人の(あるいは社会的)価値観に依存した言葉ではあるんですが。
本当にどうしていいのか分かんないときってあります。

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今日のひとこと:

 絶対勝つ!とにかく勝つ!勝つ野球をファンの皆さんに楽しんで頂く。
 (石毛宏典:当時オリックスブルーウェーブ監督)

就任直後に言ってました。特に意味はありませんが、何故かふと思い出したんで。