例の「Valentine特別企画~帳尻の喜びは……~」について。
2008年2月14日午後、無事遂行して参りましたので、ご報告いたします。
南海電鉄という私鉄があります。
大阪市の難波を起点として、主に和歌山市へ向かう本線、関空へ向かう空港線、高野山へ向かう高野線から構成されていて、大阪府南部の主要な交通手段の一つです。
「南海キャンディーズ」のコンビ名ともなっています。
そして、プロ野球「南海ホークス」(現福岡ソフトバンクホークス)の親会社としても有名でした。
南海なんば駅のすぐ近く(地下鉄御堂筋線なんば駅、JR難波駅も当然近く)、現在のなんばパークスの位置という都会の一等地に本拠地を構えますが、黄金時代を支えた野村克也捕手(現楽天監督)とその一派の退団騒動のあとは長らく低迷。
成績の低迷と比例するかのように人気も低迷し、大都市の繁華街のど真ん中にも関わらずスタンドはガラガラ、水島新司の『あぶさん』では、川崎球場ばりにイチャつくカップルの様子なども描かれています。
ダイエーへ球団譲渡(福岡移転)するまで低迷から抜け出せないままでした(低迷はその後も続き、結局1997年まで20年連続Bクラス)。
当時「弱小不人気球団」と称された南海・ロッテ・日本ハムが、20年経った今、パリーグの上位3チームを占め、しかも3球団とも地域密着型の人気チームとなっているというのは、世の無常を感じさせます。
さて、私が乗車したのは、南海高野線。
同時並行企画のため住吉区の「ある地」を訪れた後(後日改めて報告します)、御堂筋線で中百舌鳥駅へ。
そこで下車し、乗り換えずに次の白鷺駅の方向へ歩いて向かいました。
本題の前にもう1ヶ所、野球ファンとして、『あぶさん』ファンとして是非訪れておきたい場所があったんですよね。
南海ホークスの2軍本拠地・中百舌鳥球場の跡地です。
『あぶさん』では若手時代のあぶさんこと景浦安武外野手が練習に明け暮れる(そして夜は「大虎」で飲み明かす 笑)舞台として登場します。
元南海のある選手が「あれはプロであってプロでなかった」というほど設備は整っていなかったそうですが、今でこそ「福岡の球団」になったホークスが「大阪の球団」であったことの証を、プロ野球ファンとして確かめておきたかったんです。
南海ホークスの身売りと同時にプロ球場としての役目を終え、その後は草野球などに一般開放されていましたが老朽化のため2001年に閉鎖。現在はマンションが立っています。
中々セレブな空気の漂うマンションでした。
高級マンションって憧れますよね。時々、一軒屋以上に憧れる時もあります(俺だけ?)。
まぁ中百舌鳥駅から住宅地の中を色々と彷徨いつつ、何とかここへ辿り着きました。不審者っぽい感じになってた気もしなくもないです。
そして南海白鷺駅へ。中百舌鳥球場(跡)って白鷺駅の方が近いんですよね。中百舌鳥駅からは(迷わなければ)徒歩10分ほどですが、白鷺駅までは徒歩2、3分です。
さて、いよいよ本題。Valentine特別企画。
ま、ここまで来たら、もうお分かりの方もいるでしょうね。「バレンタイン」デーに「南海高野線」と来たら……。
♪南海高野線~ 白鷺の次は~ はーつーしばー!
そう、南海高野線・初芝駅。
ロッテファン(特に初芝原理主義者)の間では「聖地」とされる地です。
この駅周辺にどれだけ「初芝」が溢れているかは、「マリンブルーの風」さんのこちらのエントリーで紹介されていますので、そちらを参照して下さい。
上の駅名表示板の写真をご覧になればお分かりの通りもう暗かったのであまり周れませんでしたが、「マリンブルー」さんのエントリーに掲載されている「ノイ初芝」も「職人の店初芝屋」も見てきました。
この初芝駅周辺には、出雲大社の大阪分祠もあります。
もう午後6時くらいだったので、中には入れませんでしたがね……。
そして、何と言っても!
こ、これは……!?
初 芝 野 球 場 !!!!
喜多━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
いやぁ、実際現地に行くと何だかネタ抜きで感動してしまいますね。「初芝野球場」だなんて。
と、これだけ「巡礼」して、駅へ戻りました。
そしてわざわざ2月14日を選んだ、その最大の理由。
それは、バレンタインデーに初芝のロッテリアでセットを食うというもの。
これが、証拠のレシート(たぶん初芝教の御札)です。最近ファーストフードはあまり利用していなかったんですが、この「聖地」となれば話は別です(笑)
ほらね、ロッテリア・ショップ南海初芝店、2008/02/14。
本当なら初芝師の誕生日である2月26日(サッカーの三浦カズと同じ生年月日)に行こうかと思いましたが、その日はバイトがあるので次善策として、ロッテ絡みの日ということでバレンタインデーを選びました。
そして、初芝駅に行ってみて見つけたんですが、駅構内にこんなお店もありました。
「うどん・そば なる瀬」。
驚きました。まさか「初芝駅」の構内に「なる瀬」とは。
ほんまロッテファンにとってはたまらない土地ですね。
しかもWikipediaによると、この初芝駅は昭和10年に現在の名前になるまでは、「西村駅」だったそうです。
「ロッテ西村」といえば攻走守三拍子揃ったリードオフマンとして活躍した名選手です(現ヘッドコーチ)。
こんなにもロッテづくしな初芝。
何もかも出来すぎてますね。
これも「神の思し召し」でしょうか?w
ちなみに駅近くの大型スーパー「ライフ初芝店」は、Wikipediaが正しいなら全国のライフ全店舗中、売上高第1位。
そりゃそうですね。「初芝ライフ」なんてステキすぎますから(笑)
そんな初芝を、ついに訪れて参りました。
難波あたりのネカフェで一夜明かして次の日に高野山に行こうかと思ったんですが、持病の右足首痛のヤローが出しゃばってきやがったこともありまして、結局その日のうちに京都に戻りました。
なお、なんばパークスの「南海ホークスメモリアルミュージアム」はまたしても空振り。
難波に着いた時には閉館時間を過ぎていました。
仕方なく、殆どカップルだらけのパークスを男一人で歩き回り、ゲーセンでちょこっと遊んで帰ってきました。
メモリアルミュージアムは絶対に行っておきたいんです。
野球ファンとして、『あぶさん』(南海時代)ファンとして。
そんなわけで、今度はミュージアムと高野山を目当てに行きます。
2008年2月14日午後、無事遂行して参りましたので、ご報告いたします。
南海電鉄という私鉄があります。
大阪市の難波を起点として、主に和歌山市へ向かう本線、関空へ向かう空港線、高野山へ向かう高野線から構成されていて、大阪府南部の主要な交通手段の一つです。
「南海キャンディーズ」のコンビ名ともなっています。
そして、プロ野球「南海ホークス」(現福岡ソフトバンクホークス)の親会社としても有名でした。
南海なんば駅のすぐ近く(地下鉄御堂筋線なんば駅、JR難波駅も当然近く)、現在のなんばパークスの位置という都会の一等地に本拠地を構えますが、黄金時代を支えた野村克也捕手(現楽天監督)とその一派の退団騒動のあとは長らく低迷。
成績の低迷と比例するかのように人気も低迷し、大都市の繁華街のど真ん中にも関わらずスタンドはガラガラ、水島新司の『あぶさん』では、川崎球場ばりにイチャつくカップルの様子なども描かれています。
ダイエーへ球団譲渡(福岡移転)するまで低迷から抜け出せないままでした(低迷はその後も続き、結局1997年まで20年連続Bクラス)。
当時「弱小不人気球団」と称された南海・ロッテ・日本ハムが、20年経った今、パリーグの上位3チームを占め、しかも3球団とも地域密着型の人気チームとなっているというのは、世の無常を感じさせます。
さて、私が乗車したのは、南海高野線。
同時並行企画のため住吉区の「ある地」を訪れた後(後日改めて報告します)、御堂筋線で中百舌鳥駅へ。
そこで下車し、乗り換えずに次の白鷺駅の方向へ歩いて向かいました。
本題の前にもう1ヶ所、野球ファンとして、『あぶさん』ファンとして是非訪れておきたい場所があったんですよね。
南海ホークスの2軍本拠地・中百舌鳥球場の跡地です。
『あぶさん』では若手時代のあぶさんこと景浦安武外野手が練習に明け暮れる(そして夜は「大虎」で飲み明かす 笑)舞台として登場します。
元南海のある選手が「あれはプロであってプロでなかった」というほど設備は整っていなかったそうですが、今でこそ「福岡の球団」になったホークスが「大阪の球団」であったことの証を、プロ野球ファンとして確かめておきたかったんです。
南海ホークスの身売りと同時にプロ球場としての役目を終え、その後は草野球などに一般開放されていましたが老朽化のため2001年に閉鎖。現在はマンションが立っています。
中々セレブな空気の漂うマンションでした。
高級マンションって憧れますよね。時々、一軒屋以上に憧れる時もあります(俺だけ?)。
まぁ中百舌鳥駅から住宅地の中を色々と彷徨いつつ、何とかここへ辿り着きました。不審者っぽい感じになってた気もしなくもないです。
そして南海白鷺駅へ。中百舌鳥球場(跡)って白鷺駅の方が近いんですよね。中百舌鳥駅からは(迷わなければ)徒歩10分ほどですが、白鷺駅までは徒歩2、3分です。
さて、いよいよ本題。Valentine特別企画。
ま、ここまで来たら、もうお分かりの方もいるでしょうね。「バレンタイン」デーに「南海高野線」と来たら……。
♪南海高野線~ 白鷺の次は~ はーつーしばー!
そう、南海高野線・初芝駅。
ロッテファン(特に初芝原理主義者)の間では「聖地」とされる地です。
この駅周辺にどれだけ「初芝」が溢れているかは、「マリンブルーの風」さんのこちらのエントリーで紹介されていますので、そちらを参照して下さい。
上の駅名表示板の写真をご覧になればお分かりの通りもう暗かったのであまり周れませんでしたが、「マリンブルー」さんのエントリーに掲載されている「ノイ初芝」も「職人の店初芝屋」も見てきました。
この初芝駅周辺には、出雲大社の大阪分祠もあります。
もう午後6時くらいだったので、中には入れませんでしたがね……。
そして、何と言っても!
こ、これは……!?
初 芝 野 球 場 !!!!
喜多━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
いやぁ、実際現地に行くと何だかネタ抜きで感動してしまいますね。「初芝野球場」だなんて。
と、これだけ「巡礼」して、駅へ戻りました。
そしてわざわざ2月14日を選んだ、その最大の理由。
それは、バレンタインデーに初芝のロッテリアでセットを食うというもの。
これが、証拠のレシート(たぶん初芝教の御札)です。最近ファーストフードはあまり利用していなかったんですが、この「聖地」となれば話は別です(笑)
ほらね、ロッテリア・ショップ南海初芝店、2008/02/14。
本当なら初芝師の誕生日である2月26日(サッカーの三浦カズと同じ生年月日)に行こうかと思いましたが、その日はバイトがあるので次善策として、ロッテ絡みの日ということでバレンタインデーを選びました。
そして、初芝駅に行ってみて見つけたんですが、駅構内にこんなお店もありました。
「うどん・そば なる瀬」。
驚きました。まさか「初芝駅」の構内に「なる瀬」とは。
ほんまロッテファンにとってはたまらない土地ですね。
しかもWikipediaによると、この初芝駅は昭和10年に現在の名前になるまでは、「西村駅」だったそうです。
「ロッテ西村」といえば攻走守三拍子揃ったリードオフマンとして活躍した名選手です(現ヘッドコーチ)。
こんなにもロッテづくしな初芝。
何もかも出来すぎてますね。
これも「神の思し召し」でしょうか?w
ちなみに駅近くの大型スーパー「ライフ初芝店」は、Wikipediaが正しいなら全国のライフ全店舗中、売上高第1位。
そりゃそうですね。「初芝ライフ」なんてステキすぎますから(笑)
そんな初芝を、ついに訪れて参りました。
難波あたりのネカフェで一夜明かして次の日に高野山に行こうかと思ったんですが、持病の右足首痛のヤローが出しゃばってきやがったこともありまして、結局その日のうちに京都に戻りました。
なお、なんばパークスの「南海ホークスメモリアルミュージアム」はまたしても空振り。
難波に着いた時には閉館時間を過ぎていました。
仕方なく、殆どカップルだらけのパークスを男一人で歩き回り、ゲーセンでちょこっと遊んで帰ってきました。
メモリアルミュージアムは絶対に行っておきたいんです。
野球ファンとして、『あぶさん』(南海時代)ファンとして。
そんなわけで、今度はミュージアムと高野山を目当てに行きます。