goo blog サービス終了のお知らせ 

ある阿呆の徒然annex

「柳が如く、撓やかに、逞しく。」
ある阿呆大学生による自己満足blog!!

あゝ栄冠は君に輝く

2006年08月21日 22時29分25秒 | スポーツ
2日に渡る熱戦、真紅の大優勝旗を手にしたのは、早稲田大学系属早稲田実業学校高等部。
春夏通じて49年ぶり2度目、夏は初の甲子園制覇。

今日の試合は私はバイトがあって見れなかったんですが、昨日・今日、計23イニングに及ぶ熱闘、本当に見事でした。
特に昨日の試合ですよ。
8回表に駒苫が1点をもぎ取ったかと思えば、その裏すかさず早実が同点に追いつく。
そして両投手一歩も譲らぬ投げ合いで、終わってみれば1-1、延長15回引き分け。
準決勝での両投手の投球を見て投手戦を予想していた私ですが、まさかここまでの熱戦とは思ってもみませんでした。

早実の斎藤佑樹投手、まさに「天晴れ」です。親分・張さんに代わって私が与えます(笑)
4日連続完投、4日で計43イニングの「熱投」ですからね。本当に凄まじいです。
斎藤投手の準決勝・鹿工戦のピッチングで見せた、あのストレートの伸びやスライダーのキレは、私の脳裏に強く焼きついています。
初出場の公立高校とはいえ、地方大会チーム打率6割の勢いをそのままに甲子園に乗り込み、ベスト4まで勝ち進んできた鹿工を3安打完封した、あの投球が。
そして更に3連覇を狙う駒大苫小牧打線を、23イニング4点に押さえてしまうわけですからね。
OBの西武ライオンズ・荒木大輔投手コーチも、「ボールが速いだけではなく、状況に応じてカウントをとれる投手。相手から見たら、打ちにくいと思う」と評しています。
これは今秋のドラフト、あるんじゃないですか?
最近の西武は松坂大・涌井と高卒投手を結構獲ってますしね。

駒大苫小牧も、敗れはしたものの見事でした。
今日の試合の最終回も、(スコアでしか見てないけど)見事な粘り、2連覇したチームの意地を見た気がします。
本当にお疲れ様でした。

そういえば先程、「春夏通じて49年ぶり2度目」と言いましたが、早実が春の大会で優勝したのは、醍醐猛夫氏(元ロッテ2軍監督)が捕手として活躍したときです。
醍醐捕手といえば、伝説の天才打者・榎本喜八とともに、毎日・大毎・東京・ロッテと、全ての「オリオンズ」に選手として所属した、稀有な人でもあります。

ちなみにそのとき醍醐捕手とバッテリーを組んでいた投手の方は、プロ入り直後に打者に転向したそうです。
たしか世界記録か何か作ったんだけな?
たしかハンク=アーロンの通算本塁打記録を破ったとかだったと思います。
風の噂によると、引退後は2球団で監督を務め、生卵をバスに投げつけられるなどの苦難の日々を経て日本代表監督となり、日本代表を世界一に導き、んでもって現在は病気療養中だとか。
ま、私も聞いた話なんで詳しくは知りませんがね。
…てのはまぁ、冗談ですが。
王さんにも最高の「お見舞い」をプレゼントできたんじゃないでしょうか?

改めてスポーツの素晴らしさを実感した次第です。
いや、久々に素晴らしい戦いを見せて頂きました。

  ******************
今日のひとこと:

 俺は俺であり続けたい そう願った(長渕剛『とんぼ』より)

俺は俺であり続けたい。

善戦を讃えて

2006年08月20日 07時30分24秒 | スポーツ
おはよーございます。
鹿児島工業、惜しかったですね。早実5-0鹿工。

相手の斉藤投手、素晴らしかった。特にあのスライダー。あれは打てません。
地方大会でチーム打率6割を誇った鹿工が3安打完封されたのですから、相手投手が素晴らしかったとしか言いようがないでしょう。
この斉藤投手といい、駒苫の投手といい、今日の決勝戦は投手戦が予想されます。

鹿児島工業の選手たちは、本当に見事でした。
実業系と普通科の違いこそあれ、私も同じ市内にある公立高校の出身です。
その生徒たちがこのような素晴らしい戦いを見せてくれたこと、本当に「有難う」と言いたいです。
初出場ということでプレッシャーもあったでしょうが、準決勝まで進んだこと、これは本当に素晴らしいです。

鹿工(ろっこう)魂、見事でした!!

ちなみに鹿工OBのソフトバンク・川崎内野手は、「何より監督(王貞治監督)の母校に負けたことが一番悔しい」と言ってるそうですが(笑)

最後に、ちょこっと私自身のことを付け加えておきましょう。
人間って欠点だらけの生き物なんだな、ということを最近痛感します。
今の社会なんてアホほど問題点や矛盾抱えてるし、何より俺自身が未熟そのものだし。
それらをどうしていくか、やっぱ考えていかなきゃいけないんでしょうね。
その考える根源は、やはり気合いでしょう(嘘)

  *******************
今日のひとこと:
オ、オレは…、オレは昔のオレに戻りたかったんだ!!!! 残忍で冷酷なサイヤ人のオレに戻って、何も気にせず貴様と徹底的に闘いたかったんだ!!!!
気に入らなかった…。知らないうちに貴様達の影響を受けて穏やかになっていく自分が…。オ…オレともあろうものが家族を持ち…、悪くない気分だった。居心地のいい地球も好きになってきてしまっていたんだ…。
だからバビディに支配され、もとの悪人に戻る必要があったんだ!
…おかげで今はいい気分だぜ。

(べジータ:鳥山明『ドラゴンボール』より)
何か一昨日あたりから思い出さずにいられない台詞なんですよ、これ。
別にこのときのべジータを擁護する気はないですけど。
僕がべジータ絡みで好きなシーンは、未来から来たトランクスがセルに殺されたとき、べジータがマジギレしたシーンです。

以上、朝っぱらから暑苦しいブログでした。

5日ぶりに更新です☆

2006年08月19日 14時30分14秒 | スポーツ
千葉ロッテマリーンズ「幕張のジダン」こと福浦和也内野手のテーマ。
  俺らは叫ぶ 打て福浦(打て福浦)
  声援受けて 打て福浦(打て福浦) 勝利を掴め

一方ロッテにはイタリア代表の主軸・ヴァル=パスクチ外野手も所属しています。
「パスクチが福浦に暴言、そしてそれにキレた福浦がパスクチに頭突き」なんてことがあるんでしょうか(笑)

さて、前々回のエントリーでお話した「引き受けた仕事」の件で意外と時間がかかった(てか楽しすぎてのめりこんでしまった 笑)ため、更新が滞っていました。ごめんなさい。
まぁその役目はほぼ終わりました。
その役目って、簡単に言うとWebページ制作なんですけどね。
ある件でWebページを作ってました。ちょっとここではお見せできないんですが。

昔「基礎情報処理」の講義で作ったページをベースにやったんですが。
色々と無駄なところまで手を込んで作って、凝り出した結果のめり込み、無駄にフラッシュやらBGMやら使ってしまったという…。
僕、普段フラッシュもBGMも使わないんですけどね。理由はどちらとも、見てる側からして「ウザい」時があるから。
今回は「無駄なところで頑張ってる感」を出したかったので、敢えて使ってみました。
でもやはり俺はフラッシュもBGMもあまり好きではないので、一応フラッシュ飛ばしても差し支えない作り、BGMも自由に停止できる状態にしておきました。

ちなみに、ビルダー等は使わずタグ手打ちで。
あまりにややこしいのはタグ紹介サイトからのコピペやけど、基本手打ちで。
ていうのも、ビルダー使うのがあまり好きじゃないんですよね、僕。
もっとも、俺のパソコンに入ってるビルダーが「IBMホームページビルダー7ライト」という簡略版(体験版)ソフトだってのもあるんですけど。
やはり手打ちで作りたい方なんですよ。俺は。
Yahoo!Geocitiesの「ジオクリエーター」もあるけど、やっぱり手打ちで作りたい人なんです。

まぁそんな仕事にのめり込んだ結果、払った代償は途轍もないものとなってしまったわけですが。それはまた別の話であって。ここでお話するようなことでもないです。

昨日は夜遅く帰ってきたあと疲れ果てて、つい先程まで爆睡してました。
取り敢えずテレビを付けて甲子園を観るという、ごく当然の流れ。
駒大苫小牧×智辨和歌山の試合。まぁ起きた時間が時間ですから、「最後の方だけチラッと」だったんですが。
3連覇を狙う駒大苫小牧が、決勝戦進出。あの投手は手ごわいです。
最後の打者に対しても低目のストレートが伸びています。
4点取れたのは「伝統の強打・智辨和歌山」だからこそなのかも、だと思うと恐ろしいです。

さて、いよいよ我等が郷里の鹿児島工業高校が登場しました。
川崎宗則内野手の母校と、王貞治監督の母校との対決になります。
初出場ながら地方大会チーム打率6割の勢いをそのままに甲子園に乗り込んだ鹿工と、王監督に最高の「お見舞い」「快気祝い」を送ろうと燃える早実。
普通に考えて面白い対決だと思います。
なお、ABCでの解説は「松井秀喜を育てた」で有名な星稜高・山下総監督です。
王さんには悪いけど、僕はやっぱり鹿児島工業を応援させて頂きます。
注目の選手は、トップバッターの宿利原君です。
王さんはじめ醍醐猛夫捕手(元毎日・大毎・東京・ロッテ)、荒木大輔投手(元ヤクルト―横浜、現西武コーチ)など数々の名選手を輩出している早稲田実業。
それに挑む初出場・鹿児島工業高校。先発は榎下君ではなく、本大会初登板・初先発の左腕・下茂君。
いきなり3ランを浴びましたが、健闘を期待します!

  ******************
今日のひとこと:

 笑顔と闘志を忘れないために。(広島市民球場「津田プレート」の言葉)

故・津田恒実投手の往年の雄姿を偲び讃える「津田プレート」。
広島市民球場の一塁側ブルペンに設置されています。
その母校・南陽工業高校も今大会、夏28年ぶりに出場しました。
夏28年ぶりというのは、ちょうど津田さんのとき以来だそうです。

甲子園とフェミニズム

2006年08月14日 11時29分01秒 | スポーツ
いや、こんな短時間に2連続更新なんて本当は嫌なんですが、某所である文章を見かけて、いてもたってもいられなくなったので。

プロ野球への女子選手の参加を認めていないとか、甲子園への女子選手の参加を認めていないとかいうことを理由に、野球界のことを「男尊女卑」という人がいます。

はっきり言って、馬鹿げてますね。
そんなこと言ってるようじゃ、本気で女性の権利を考えている人にも失礼ってもんです
もっとも、野球界がドの付く保守的な世界であることは間違いありません。
ほんの数年前まで高校野球においてマネージャーとしてのベンチ入りも認められないという、男尊女卑的な風習が残っていましたが(現在は認められています)。

あ、先に言っときますけど、私自身、女性にとって野球の出来る環境が少ないことは問題だと思ってるんですよ。
高校で女子硬式あるのは全国でも数少ないし、軟式やソフトボールでもそんなに多くないし。
高校以外でも、女性が野球(ないしソフトボール)に取り組める環境が少ないのは、私自身、本当に残念に思ってます。

でも、男子の大会に女子を出すことは、私は反対です。
だって、スポーツにおいて、男女間の身体能力の差って、結構歴然としたもんですよ?
そりゃ無茶苦茶鍛えた女性と、そこらへんの男性とを比べたら、前者の方が上でしょう。
でも、無茶苦茶鍛えた女性と、無茶苦茶鍛えた男性とやったら、どう考えても男性の方が上じゃないですか。少なくともスピードやパワーの面では。
上のようなことを言う人たちは、本当に女性が輝くための方法を考えてるんでしょうか?

大体バレーボールだって、男子の大会に女子が出ることは認められていないと思いますし、逆も認められていないはずです。
他のスポーツだってそうでしょう?
まぁバスケやサッカーなんかは、「身体が接触する」っていう問題もありますけど。

私は決してフェミニズム反対派ではありません。
必要以上にジェンダーに囚われるのは愚かだと思いますし、それは辞めるべきだと思います。
でも私が見る限りフェミニズムを唱える人たちの主張は、ジェンダーを必要以上に無視しすぎている人が、多い気がします(あくまで私の印象ですので、間違っていたらごめんなさい)。
ジェンダーというのは確かに社会的に作られたものかもしれませんが、社会が正常に機能するために、個々がより生きやすいように作られている部分もあります。
それに、ホモ・ソーシャルな関係を作りやすい日本人の現状を考えると、やはり、ジェンダーにある程度従って生きた方が楽な部分もあるはずです。

ある女性が「男性社会」(敢えてカギカッコを付けました)で勝ち抜いていこうと思い、そう努力する、それは大いに素晴らしいことだと思います。
でも、それはあくまで、その人の生き方です。
何かフェミニズムの論者(T氏とか?)って、「可愛いお嫁さんになりたい♪」て思ってる女性にすら、仕事を生きがいにして生きていくことを強いてる気がするんですよ。
自分の生き方を他人に押し付ける権利なんて誰にもない、そんなことを忘れてて、何が「女性の権利擁護」ですか!

今回取り上げたスポーツ界の件もそうですが、あまりにも何かにつけて「男尊女卑」「ジェンダーフリー」「女性の権利」なんて叫んでると、それらの言葉が段々安っぽく思えてきてしまいます。

「自分の国を好き」という思いを、軍国主義に結びつけるようなもんですよ。
(自分の帰属集団を愛することの、何が悪いんですか! って今回はその話じゃないんでやめますけど。)

もう一度言いますが、僕自身、たしかに今の日本社会において、女性蔑視の傾向が未だに残っていることは悲しいかな事実でしょうし、女性の権利を擁護することは重要だと思います。
でも、履き違えないで下さい。
あんまり履き違えて闇雲にそれらの言葉を使うと、安っぽく聞こえてきますよ!!??
それでは結局、残念なことになってしまいます。

フェミニストの方々には、もっと考えてから主張して頂きたいものです

高校野球2

2006年08月08日 23時50分34秒 | スポーツ
ども。
金・土と久々に「連投」をこなし、月曜は1日中バイトという中で、金曜には中間報告せねばならぬという、帳尻パワー発揮を余儀なくされている私です。

帳尻といえばロッテ。パスクチ凄いじゃないですか。
あの「代田の代打の代打」サヨナラ本塁打以降、日曜はサヨナラのきっかけを作るツーベース、そして今日は1点リードから貴重な追加点となる本塁打。
どうなってるんでしょう?
しかも強肩の寺本をDHに押しのけてライトでスタメンですからね。よく分かりません。

それはさておき、いよいよ夏の甲子園の季節になってきましたね。

今年は鹿児島工が初出場。鹿児島の県立では約50年ぶりだそうです。
市立では鹿児島商や鹿児島玉龍が出てるんですが。
大体は鹿児島実業か樟南(旧鹿児島商工)の独壇場で、たまに鹿児島商あたりが絡んでくる、そこに近年、神村学園が女子高から共学化してから全国スカウティングを行い台頭してきた、という鹿児島県の高校野球事情でした。
ところが今年はこの3校が相次いで緒戦で敗退という大波乱。
ベスト8のうち7校(わが母校を含む)、ベスト4のうち3校が県立という、「異常事態」が発生。しかもあと一歩で、父の母校が甲子園出場するところでした。
ソフトバンクの川崎選手、母校の出場にはしゃぎ気味みたいですね。

友人の母校もしっかり出場してますね。まぁ、あそこは常連校なんですが。

プロ注目のスラッガー・中田君(大阪桐蔭2年)に関しては、辛口で有名な江川卓氏(元読売)も絶賛。
江川氏は中田君の本塁打よりも、高々と上がったポップフライを見て「あれだけ高く上がるのはスイングスピードが速い証拠」と絶賛していました。同じポップフライでもO村さん(I英高OB)あたりのとは少し違うみたいです。

そんなこんなで注目の今大会。
今日は4試合中2試合がサヨナラ、1試合が延長という、見ごたえたっぷりな日だったようです。
延長に入った千葉経大附×八重山商工、見ごたえありましたね! 途中から見たんですが。
8回裏に千葉経大附が2点勝ち越したものの、9回表に八重山商工が2点取って同点。
そして延長10回表、八重山商工が3点を勝ち越して逆転勝利。
すっかりナイターでしたし、ほんまに見ごたえありました。

いや、高校野球ってやっぱ良いですね。
そりゃ技術や迫力はプロの方が断然上だけども、そんなものを超越した、何かがある。
特に夏の大会はね。
どう言葉にしていいか分かんないけど、プロとは違った良さがある。

そんな高校野球、注目の鹿児島工は12日に登場。お相手は高知商、藤川球児の母校です。

  ******************
今日のひとこと:

 内角直球で三振をとるつもりだったけれど、後はよく覚えてないんです…。
 (藤田修平:元・宇部商業高等学校野球部投手)

'98年夏の甲子園、豊田大谷(愛知)×宇部商(山口)。
そう聞いただけでお分かりになられた方も、いるでしょう。
あの「サヨナラボーク」です。
宇部商の2年生エース・藤田投手は、古木(現横浜ベイスターズ)を擁する豊田大谷打線を相手に延長14回まで2失点と力投を続けていました。
そして延長15回裏、二・三塁から敬遠満塁策を選択。満塁となってその次の打者に対して、でした。
そのボークは当時私もTVで観ていましたが、素人目に見ても明らかなボーク。
ブラウン管の前の私が思わず「あっ」と言った次の瞬間、球審の両手が上がり、ボークが宣告されました。

熱戦の意外な形での幕切れに感じた、何とも言えない、あの感覚。
今でも忘れられません。

<参考URL>
「九州アマ列伝 42 宇部商高 藤田修平投手」(西日本スポーツ)
「豊田大谷vs宇部商 延長15回無死満塁からサヨナラボーク」(テレビ探偵☆ツンドラタイガー)…実際の映像があります。

高校野球

2006年07月15日 11時53分31秒 | スポーツ
読売、何連敗?9連敗ですか。
何でこんなにも弱くなっちゃったんでしょ?
「守護神」豊田も2試合続けてリリーフ失敗ですか?
ただ「ケガ人続出」というだけでは済まされない気がします。
最初の頃は原監督の思い切りのよさと近藤ヘッドコーチの手堅さが良い具合にマッチしてたのが、ここ(というか交流戦から)にきて不協和音、ということなのでしょうか?

さておき。

高校野球も地方予選やってますね。
高校球児が「少年」に見えてしまうあたり、「オレももうオッサンかな」と思ってしまうんですが(苦笑)
でもやっぱ、いいですね。
競技は違っても、自分の高校時代の部活と重ね合わせる部分もあるし。

あのシンドラー社の事故で亡くなった少年も、高校球児だったようです。
エレベーター事故の市川君のバットで打席に(朝日新聞)
[2006年07月14日19時20分]
 シンドラー社製エレベーターの事故で亡くなった東京都立小山台高校野球部員の市川大輔(ひろすけ)君が事故当日に買ったバットが14日、第88回全国高校野球選手権の東東京大会の試合で登場した。
 5回表、小山台の攻撃。代打に出た綾部知樹君(3年)が、このバットを手に打席に。内野ゴロとなったが失策を誘い、出塁した。試合は14対0のコールドで渋谷を下した。
 福嶋正信監督が試合前、「使ってみるか」と綾部君に声をかけた。監督は5月の練習試合で、綾部君がヒットを打ったとき、「ナイスバッティング。もう一発」と声を上げた市川君の姿を覚えていた。
某局の23時台のニュース番組での、あまりにも「奇蹟」的な描き方をしようとする演出には、正直辟易しました。
(エラーした相手のショートのことを考えろってんだ!)
でも、それを越えて、やはり込み上げてくるものがあった。
市川君の遺志を継いで是非頑張ってほしい(てか頑張ってくれるだろう)。
改めて市川君の御冥福をお祈りするとともに、シンドラー社や国には、事故の原因究明・再発防止のために動いてほしい。

我が母校も、何故か知らねど勝ち進んでるみたいですね。
樟南・鹿実といった名門がそれぞれ2回戦・3回戦で敗退。昨年春のセンバツ準優勝校・神村学園も2回戦敗退という波乱の展開だそうで。
次勝てばベスト8ですか?
ベスト8というと、私が高校2年のとき以来でしょうか?
準々決勝ということで全校応援になったんですが、樟南のエース・青野(現ロッテ内野手)の前に敢え無く完封負けでした。
ちなみに青野選手とバッテリーを組んでいた鶴岡捕手は、北海道日本ハム・鶴岡慎也捕手の実弟です。

青野選手も、今年は活躍してますね。
プロ初本塁打が出て、2本の本塁打がどちらも満塁本塁打。
塀内・早坂・根元らとの「ポスト堀」争いになりますが、地元民として活躍を期待したいです。
彼が高2のとき、2年生ながら「4番ライト」で甲子園に出場し、ライトスタンドにぶち込んだのは、今でも鮮明に覚えています。
(「本来内野手の青野を無理して外野で起用」なんて思ってるマリサポの方も多いみたいですが、私のイメージでは高校時代の「投手兼外野手」です。)

甲子園でライトスタンドに本塁打を放つの難しさは、野球に少しでも興味のある方ならご存知でしょう。
右方向の打球は、「浜風」と呼ばれる逆風で押し戻されるんですよね。
しかも右打者にとっては、右方向はいわゆる「流し打ち」になります。通常、左方向の打球よりも伸びません。
いくら金属バットとはいえ、それをものともせず、高校2年生の、しかも右打者の青野がライトスタンドにぶち込んだ。
その興奮は、やはり今でも忘れられないですね。

支離滅裂になったところで、採用試験1週間前……(:_;)

  *******************
今日のひとこと:

 I'm a Professional among Professional.(読売ジャイアンツ・桑田真澄投手)

'95年に右肘を手術してから1年以上に及ぶリハビリ。
そのなかで桑田投手が自分に言い聞かせ続けた言葉、らしいです。
どんな苦境にあっても、意地と誇りをもって這い上がってきた桑田は、'97年、見事に復活を遂げました。
KKコンビも再び引き裂かれた今季、引退の危機に立たされてるとも言える状況かもしれません。
でも何か、不死鳥のごとく蘇ってくる、彼にはそんな期待をしてしまいます。

サッカー考

2006年06月15日 05時15分54秒 | スポーツ
W杯初戦、日本負けましたね。
て、今更ですけど。
サッカー殆ど見ないんですけど、世間の話題に乗り遅れたくないので(笑)
て、今更書いてる時点で、既に乗り遅れてますけど。

ところで、なぜサッカーって、こんなにも世界的に人気なんでしょう?

「ファン(サポーター)の一体化」というなら、千葉マリンスタジアムのライトスタンドを見てもらえれば分かるでしょう。
スタジアムで、あるいはブラウン管(今は違うか?)越しに興奮を共有するというなら、他のスポーツも変わらないはずです。
(まぁあれはサッカーの応援を参考にしたと言われてはいるんですが。)
甲子園球場の熱気だって凄まじいでしょう。

ではなぜサッカーか? です。
まぁ単純に考えて理由は主に2つあると思うんですけど。

まず、道具が少ない。
野球の場合、最低限、ボール・バット・グラブ(ミット)が必要です。
バスケにしても、ある程度の高さのとこにリングをぶら下げる必要があります。
ところがサッカーなら、極端な話、ボールさえあれば出来るんですよ。
ゴールなんかはラインだけ地面に描いて、やること出来ますし。
だから発展途上国でも競技人口多いんですよ。
競技人口が多ければ、見る人も多くなるわけです。

それから、ルールが単純。
オフサイドは、あまりサッカー知らない人々(例えば俺など)にとっては、少し分かりづらいですが。
でも、それ以外のルールって、せいぜいハンドくらいでしょ?
ファウルにしても、ゴール型球技で基本的にやってはいけないこと全般ですし。
同じフットボールでも、ラグビーやアメフトに比べても数倍分かりやすいです。
ルールが単純なら、素人でも大体のプレーが理解できてしまうわけです。

野球なんて、ボークの規定だとか、「送球がスタンドに入った場合は各走者に2個の安全進塁権」だとか、「同時の場合はセーフ」とか、インフィールドフライだとか、スリーバントだとか、知らない人からすればややこしいルールが沢山あります。
だからこそ奥が深い部分もあるんですけど。

野球ほどじゃないけど、バスケも細かいルールややこしいのがありますね。
まぁバスケの場合ルール自体が複雑というより、審判が大変って話なんですけど。
個人的に、数あるスポーツの中でも審判の大変さはトップレベルなんじゃないかなと思います。
常に動きながら、コート全体の状況を把握しつつプレーヤーの細かい動きまでチェックしなくてはいけませんからね。

にしても、ルールの単純さは、やはりサッカーが上だと思います。

この2点なんじゃないかな? と僕は思います。
まぁ一般論をなぞっただけと言えば、それまでかもしれませんが。

ちなみに、この2点を踏まえると、わが日本の誇る国技・相撲は、極めて世界中に広まる力を持っている競技なんです。
…ていうのは、ある人の受け売りなんですが(笑)
だって、「最低限必要な道具」は、自分の体オンリーですから。
しかもルールはサッカー以上に単純。
先に土俵から出るか、足の裏以外の体の部分が地べたに付くかした方が負け。
これほど道具も要らず、ルールも単純な運動種目なんて、陸上競技を除けば他は無いと思います。
しかも、短い時間に力と力、技と技、駆け引きなど、沢山の要素が凝縮されてます。
ある意味究極のスポーツですよ。

えと、相撲はさておき。サッカーでしたね。

ほんと、「ずっとバスケやってきて、それでいて趣味は野球観戦で」という俺にとっては、そんなに優先順位高いスポーツじゃないんですよ。
たしかに世界的に普及してて、かつ日本がある程度世界とまともに渡り合える数少ないスポーツではあるんですが。

世界的に普及してる球技で、日本が世界とある程度渡り合えるといったら、今はサッカーくらいでしょうね。
バレーボールも一時期はそうだったけど、今はそんな渡り合えてないし。
野球は「世界一」になりましたけど、野球が普及してるのはアメリカ大陸と東アジアくらいですからね。
ヨーロッパでは最近ようやくプロリーグとか出来てきたみたいですけど、その程度です。

でもなぜか、一応テレビつけたりラジオ聞いてたりしても、ゲームにのめり込めないんですよ。
正月の高校サッカーの鹿実と野洲の決勝戦でも、郷里のチームを応援しようとテレビ付けてましたけど、ぶっちゃけ途中で寝てしまってましたからね。

僕のサッカーに対する知識・理解が乏しいからかな? と思わないでもないです。
野球に興味ない人に僕がよく言う台詞は、「分かれば面白い」です。
結局、僕はサッカーを「分かって」ないんでしょうね。
基本的なルールとかの知識はあっても、造詣は深くない。
戦術とか全く知らないし、ディフェンスのフォーメーションなんか言われてもサッパリです。
どういう場面で、どういう心理的な駆け引きが行われているのか?というのもあまり分かりません。
(その辺、サッカー解説者には表面のプレーだけでなく、そこでの心理とかも解説に加えて頂きたいです。もちろん、想像力を働かせようとしてない俺が悪いんですが。)
だから多分、選手心理や駆け引きなんかを解説者の受け売りででも知っている野球や、ずっとやってきたバスケに比べて、サッカーには何故かのめり込めないんでしょうね。

W杯という折角の機会だし、サッカーの魅力というのも見出していきたいです。

  *******************
今日のひとこと:

 人の振り見て我が振り直せ

もはや「詠み人知らず」の格言ですが、私自身、反省すべきだと思いましたので、今日のひとことはこれにしました。

専らの関心事

2006年05月16日 21時52分52秒 | スポーツ
バレーボールの菅山選手、結婚しねぇかなぁ?

以前ゴシップ記事で報じられた濱中(阪神タイガース)との熱愛は、どうやらガセやし。
今年1月の濱中本人のブログでも触れられてますが。
http://hmnk.tblog.jp/?eid=70447
本人が否定してるというだけでなく、いろんな状況から考えて、まぁガセでしょう。

まぁ怪しまれるのも、濱中が「マフラー・サングラス・ニット帽」という、あまりにも不審者な格好でJTマーヴェラスの試合見に行ってるからですよ。
そりゃ怪しまれますって。


まぁ俺が考えてるのは、「"別当"って人と結婚しねぇかなぁ」という。

「別当かおる」。

オールド阪神ファンにはたまらない名前じゃないですか。
(どんだけオールドだよ 笑)
まぁ僕は阪神ファンでも何でもありません、ただのプロ野球バカですが。

それが駄目なら「岡崎かおる」「仁平かおる」なんてどうだ?

「どうだ?」じゃねぇよ。(←自らツッコム)

…と、ここで勝手に言っときます。

プロ野球ファンを楽しませたかったら、是非(笑)

さっきJTマーヴェラスのホームページ見てたら、菅山選手の背番号、5番ですね。
濱中と一緒じゃないすか。偶然でしょうけど。

そういえば、元巨人・岡崎郁氏の背番号も、5でしたね。
あら不思議。

  ******************
今日のひとこと:

 今日は11月31日だと思った。(前川勝彦:当時大阪近鉄;現オリックス)

1998年オフ、12月1日に契約更改をすっぽかした時の、前川投手の弁。

彼の中では1年が366日、閏年には367日あるのでしょうか?
それとも、'98年は閏年だから、閏年には2月29日ではなく11月31日があると思っていたのでしょうか?
それとも、彼の中では、閏年には閏日が「2月29日」と「11月31日」の2日あるのでしょうか?
謎です。

名門・PLでエース兼4番、近鉄にドラフト1位で入団という、素質は誰もが認める選手なんですが…。