見ること。撮ること。 ブログ編

写真家・古市智之のフォトブログ

オリンパスペンW+サンコーペン フィルム高騰の今の時代に。

2015-12-18 | Camera




フィルムが高いと言うのは先日このブログでも書きました。

そんな今の時代だからこそ見直されるべきなのはハーフカメラ!!
と勝手に思っています。

ハーフカメラはスケッチ判と違って種類も多く、
取っ付きやすいのが魅力です。

その中でもリコーオートハーフとオリンパスペンは双璧をなし、
ハーフカメラ業界を牽引してきました。

僕の愛機であるハーフカメラは、
写真のオリンパスペンWが2台とオリンパスペン最初期型。

ペンWはその製造ロットの少なさから今ではレアカメラ。
オリンパスの米谷さんが「売れなかったから作れなかった」と言った曰く付きのカメラです。

オリンパスペン最初期型とはいわゆるサンコーペンと呼ばれるもの。
オリンパスがわざわざ別会社を立ち上げて作ったと言うこちらも希少なカメラです。

そもそも市場になかなか出ないカメラなので、
ネットでは2機種とも発売当初のウン倍と言う値段で取引されています。

僕が買ったのは実店舗を持つ良心的なカメラ屋さんで、
3台ともがまあこれぐらいだったら買うかと思わせるお手頃価格でした。

それでも高いっちゃあ高かったですけどね・・・




秋から冬へ

2015-12-06 | LAND SCAPE

キヤノンEOS6D 
EF40mmF2.8 STM




モンスターエルニーニョとかの影響で、
今年の冬は暖冬になるとの予報が出ています。

新宿御苑の紅葉も今年はパッとしませんでした。
11月の気温が高かったせいでしょう。

自然という物はちょっとした事で影響を受けてしまいます。
だからこそ毎年同じ風景など存在しないのですけれどね。

風景と向き合うという事は、一年一年、一期一会。
そういう気持ちがやはり大切なのでしょう。

マミヤスケッチ フィルム高騰。最後の悪あがき。

2015-12-05 | Camera




フィルムが高いですね~。
トライX36枚撮りが1000円に届こうかという勢い。

現在仕事の100パーセントがデジタルカメラでの撮影で、
フィルムはほんの息抜きと思っていましたが、
お気楽にフィルムを使う時代ではなくなりました。

でもやはりフィルムは使いたい。
そう思って入手したのが「フィルムが5割増で使えるスケッチ版」マミヤスケッチ。
24mm×24mmのスクエア写真が撮れます。

結構レアなカメラで、
欲しいと思っていてもなかなか出会うものではなかったのですが、
ひょんな事からほぼ同時期に2台のスケッチが我が家へやってきました。

しばらくむき身で使っていたのですが、
やはりカメラ本体にストラップが付けられないのがもどかしい。

今回はこのマミヤスケッチにステキなレザーケースを購入しました。
購入先は徳島県の「Phrygian cap & Crown」さん。

1点からでも制作してくれるので、
レアカメラユーザーにはありがたいお店です。

オーナーさんもマミヤスケッチのユーザーということで、
同じカメラを愛する者同士、安心してお願い出来ました。

ちなみにマミヤスケッチの後ろにボケて写っているのは、
同じく135フィルムでスクエア写真が撮れる「テナックス2」

戦前のカメラですが、
こちらも現役でがんばってます。