見ること。撮ること。 ブログ編

写真家・古市智之のフォトブログ

EOS5DsRのMOOK本がキヤノンfacebookに取り上げられました。

2015-10-22 | LAND SCAPE

キヤノンEOS5DsR
EF16-35mmF4L IS USM





先日発売になりましたアサカメの別冊、
EOS5Ds/EOS5DsR 完全マスターガイドに使用した写真が、
本日(10月22日)キヤノンMJさんのfacebookに転載されています。

いや~沢山のカメラマンさんの中から選んでいただいて光栄です。
せっかくですので小笠原で撮った別カットを載せてみます。

facebookに載っている写真から5分後くらいのものですが、
微妙な色合いやトーンの変化も5DsRは完璧に描いてくれます。

キヤノンMJさんのfacebookもよろしかったら覗いてみてください。
コチラです。
  ↓
https://www.facebook.com/CanonMJ








追憶の残響 #13

2015-10-20 | DECKEL

キヤノンEOS5D
Schneider Kreuznach Tele Arton85mmF4




シュナイダーのレンズには特定のファンがいて、
その理由が「シュナイダー・ブルー」と呼ばれる独特な青みなのだそうです。

ネットの世界ではその理由を考察するブログが沢山あって、
その中のひとつに、このテレアートンはシュナイダーレンズの中でも
特にブルーが強いと書かれていました。

特に日陰や薄暮の頃に怪しげな色彩を放つと書かれていたので、
どれ程のものかと真似してみましたが、確かに独特な色合いではありますね。
真偽はともかくなかなかに面白いです。

ー閑話休題ー

薄暮の写真と言えば、
現在キヤノンギャラリーで開かれている大浦タケシさんの写真展「蒼き刻」を見てきました。

ミックス光源が氾濫する都市にあって、
いかにクリアな薄暮のブルーを出すかに腐心したそうです。

実際以上に美しい蒼い刻が刻まれていました。
都市風景を撮影する人は必見です。







かすかな追憶 12 〜デッケル〜

2015-10-17 | DECKEL

キヤノンEOS5D シュタインハイル・ミュンヘン クルミゴン35mmF4.5




良くネットや写真雑誌などで、
「このレンズは色乗りが良い」という表現を目にします。

僕は常々思っているのですが、
色乗りが良くないレンズってあるんでしょうか?

普段使っているEFレンズやXFレンズ群はシャープで発色も素晴らしく、
色彩もキレイに描写されていて非常に満足のいくものです。

それをもって色乗りが良いというのならまだ解るのですが、
ではその範疇に入らないレンズは色乗りが悪いレンズなのでしょうか。

例えば今日の写真のクルミゴンは淡いあっさりとした色合いですが、
これはこれで良い色だと思うのです。

僕にとってはこのクルミゴンも、
淡い色彩を丁寧に描き出す「色乗りの良いレンズ」ということになります。

つまりは色乗りという言葉は非常に曖昧で、
使用者の感覚に左右されるため単純には語れないということです。

さらにピクチャースタイルが違うだけで、
色の出方も変わってきますしね。

結局のところ「色乗り」の定義は不完全で、
今のところあまり使うべき言葉ではないと思っている今日この頃です。




初代・EOS5Dの帰還

2015-10-08 | OTHERS




5D3と6Dを手放してしまってから、
デッケルマウントレンズを使う機会がめっきり減りました。

5DsRにデッケルレンズを付けても良いのですが、
何となくその気にならず2ヶ月ほどデッケルはお休みしていました。

このまま使わず、いっそ売却してしまおうかとも思ったのですが、
少しずつ手元に集まってきたレンズ達を手放すのはやはり抵抗がありました。

そこで、6Dを買い戻そうと思ったのですが、高い・・・
仕事用のカメラならいざ知らず、
5DsR+その他の出費でもう無駄なお金は使えません(笑)

フジフイルムのX-T1に付けることも考えたのですが、
やはりフルサイズ用のレンズはフルサイズで使ってあげたい。

散々迷ったあげく初代5Dを中古で買い戻しました。
外観は結構キレイでミラー落ちの対策も施されています。

これも5DsRに付随する出費になるのかな?

ちなみに左下に写っているのはライカM3デジタル。
とは言ってもMINOXから出ているなんちゃってライカです。

こういうシャレの効いたカメラも好きですね。
遊びで撮る分には結構面白いですよ。





5DsRに付随した出費

2015-10-05 | OTHERS



発売前から言われていたことですが、
やはり5DsRは買い替えたらそれで良しというシロモノではありませんでした。

一番大きかったのはレンズを入れ替えたこと。
持っていたレンズ達の大部分を5D3と共に売却しました。

フイルム時代から愛用してきた単焦点レンズ達も、
気楽に撮影出来るサードパーティーの高倍率ズームもドナドナしました。

軽さと基本性能の高さで一番のお気に入りだったEF70-200mmF4L IS USMも、
断腸の思いで手放しました。

今現在僕の手元に残ったレンズは、
16-35mmF4L IS USMと24-70mmF2.8L 2 USM、
100-400mmF4.5-5.6L IS 2 USMと50mmF1.8 STMの4本だけ。

おかげで機材庫がスッカスカになりましたが、
いずれにせよこの4本があればほとんどの被写体をカバー出来、
撮影に困ることはありません。

あとはマクロをどうするかですが、
今のところ新・撒き餌レンズの50mmF1.8 STMに
エクステンションチューブをつけようと画策しています。

パソコンを買い替えることも考えたのですが、
Mac proを使っている知人は「あんなもん黒いポリバケツだ」と怒っていました。
期待していたほどサクサク動かないのだそうです。

もちろんMac proにも性能差がいろいろあって、
一概には言えないでしょうが、とりあえずメモリ増設にとどめました。

iMacに12GBのメモリを乗っけましたがまだモッサリしていますね。
まあでも我慢出来ないほどでもないのでこのまましばらくは使って行こうと思います。

その他にもライトルームのアップグレードや三脚を新たに購入するなど、
ちょっとした出費がボディブローの様に効いてきます(笑)

元を取れるぐらいの良い仕事ができれば、
どうということはありませんけど・・・